グループ
グループ管理
グループ管理画面では、コースグループの教師および学生を割り当て・管理することができます。グループ管理画面には、3つのカラムがあります:
- コースに属する人 - グループに「割り当てられた参加者」と「割り当てられていない参加者」の両方の参加者です。
- グループ - このコースで利用できるグループ一覧です。
- 選択したグループのメンバー - グループを選択した場合、そのグループのメンバーがこのカラムに表示されます。
それぞれのカラム下部には、そのカラムのオプションボタンがあります。
新しいグループを作成するには、テキストボックスにグループ名を入力して「新しいグループを追加する」ボタンをクリックしてください。「グループ設定を編集する」ボタンを使用して、このグループに説明を追加することができます。
グループに参加者を追加するには、最初のカラムで参加者名を選択してください。参加者を複数選択するには、shiftまたはctrlボタンを併用してください。あなたが参加者を追加したいグループを中央のカラムで選択して、「選択した人をグループに追加する ->」ボタンをクリックしてください。
参加者をグループから削除するには、メンバーを表示するためグループを中央のカラムで選択して、削除したいメンバーを右側のカラム選択してください。「選択したメンバーを削除する」ボタンをクリックすると選択したメンバーが削除されます。
複数グループ
Moodle 1.6
Moodle 1.6では、参加者は複数のグループに属することができます。
グループモード
下記の2つのレベルで、グループモードを設定することができます:
- コースレベル - コースレベルで設定されたグループモードは、そのコースで定義される全活動に関するデフォルトモードです。コース設定にて設定することができます。
- 活動レベル - グループに対応している活動では、それぞれ独自のグループモードを設定することもできます。 コースが「強制グループモード」に設定された場合、活動ごとに設定したグループモードは無視されます。この場合、コースページに設置された活動の隣に表示されるグループアイコン
は、表示されません。
下記の3種類からグループモードを選択することができます:
- グループなし
- サブグループはありません。全員が、1つの大きなコミュニティの一員です。
- 分離グループ
- それぞれのグループのメンバーは、そのグループ内のみ閲覧できます。他のグループを閲覧することはできません。
- 可視グループ
- それぞれのグループのメンバーは、そのグループ内で作業しますが、他のグループを閲覧することもできます。
Moodle 1.8のグループ
Moodle 1.8
Moodle 1.8で、様々なグループを階層構造で組織化する管理する「グルーピング」のコンセプトが導入されました。また、このアプローチはさらにパワフルで、グループを使用することは、もはや直感的なものだけではなくなることでしょう。例えば、教師は同じクラスを4つに分割して教えることができます。教師は4つのグルーピングを設定することができます (例 それぞれのセクションに1つ)。それぞれのセクションでは、教師はグルーピングの中のグループに様々な学生を割り当てることができます。学生をグループに割り当てるには、最初に教師はグルーピングの作成をして、グルーピングの中でグループを作成する必要があります。そして、ユーザをグループに割り当てます。
ユーザが「ユーザをグループに追加/削除」ボタンをクリックした場合、グループに追加することのできる潜在的ユーザが一覧表示された「ユーザをグループに割り当て」ページに移動します。「グループに戻る」ボタンをクリックすることにより、元のページに戻ることができます。
迷子グループ
グループでは、グループ外のグループを作成することができます。擬似的なグループは「グルーピング未登録」と表示され、グルーピングに属していないすべてのグループが含まれます( 例 迷子グループ)。この機能は、前のバージョンまたは他のMoodleからのグループを処理するために提供されます。このインターフェースを使用して作成されたすべてのグループは、「グルーピング未登録」の中に作成されます。