ロールの割り当て
提供:MoodleDocs
ロケーション
- システムコンテクスト: サイト管理 > ユーザ > パーミッション > システムロールの割り当て
- サイトコンテクスト: サイト管理 > フロントページ > フロントページロール
- コースコンテクスト: コース管理ブロック内の「ロールの割り当て」リンク
- モジュールコンテクスト: 活動編集ページのロールタブ
- ブロックコンテクスト: - コースブロック内の「ロールの割り当て」アイコン (編集モード)
- ユーザコンテクスト: ユーザプロフィールページのロールタブ
コンテクスト
特定のコンテクストの中でユーザにロールを割り当てることで、ユーザの現在のコンテクストおよびすべての低いコンテクストに対して、割り当てるロールに含まれたパーミッションを与えることができます。
コンテクストの階層的順序は下記のとおりです:
- System (親なし)
- Site (親= system)
- Course category (親 = system)
- Course (親= course category または system)
- Module (親= コース)
- Block (親= system または course)
- User (親= system)
ロールが高いレベルに割り当てられた場合、継承が作動します。例えば、ユーザに特定カテゴリの教師ロールが割り当てられた場合、そのカテゴリ配下にあるすべてのコースでも教師ロールが割り当てられます。
正しいコンテクストでロールが割り当てられた場合のみ、ロールは正常に動作します。例えば、教師ロールはコースまたはコースカテゴリコンテクストで、特定フォーラムのフォーラムモデレータロールはモジュールコンテクストで割り当てられる必要があります。
システムコンテクストのロール割り当て例として監査ロールが、モジュールコンテクストの割り当て例としてフォーラムモデレータロールがあります。また、ユーザコンテクストのロール割り当て例として親ロールがあります。
グローバルロール
サイトコンテクスト (1.7) またはシステムコンテクスト (1.8) に割り当てられるロールは、グローバルロールと呼ばれ、フロントページを含むサイト全体に適用されます。例えば、教師のグローバルロールが割り当てられたユーザは、サイトのすべてのコースで教師ロールを持つことになります。
多くのサイトでは、管理者およびコース作成者のみ、グローバルロールが割り当てられます。
デモ教師ロールは、制限されたユーザに対するグローバルロールの例です。
ロールの割り当て
- あなたが割り当てたいタイプのロールを選択してください。例えば、ユーザに「コース作成者ロール (Course Creator)」を割り当てたい場合、コース管理ブロックの「ロールの割り当て」をクリックして、ロール一覧より「コース作成者」を選択します。(「コース作成者」は、Moodle で事前に定義されるロールタイプです。あなたの Moodle には独自のロールを設定することができます。)
- あなたがロールを選択すると、現在ロールが割り当てられているユーザ一覧 (割り当て済みユーザ) および割り当てられていないユーザ一覧 (潜在的なユーザ) が表示されます。右側の「潜在的なユーザ」よりユーザを選択して、左矢印ボタンをクリックすることで左側の「割り当て済みユーザ」にコース作成者として追加することができます。複数のユーザを選択するには、Apple キーまたは Ctrl キーを押しながらユーザ名をクリックしてください。
割り当ての非表示
- ロールが割り当てられたユーザを隠すには、ロールを割り当てる前に「割り当て非表示」チェックボックスをチェックしてください。
- この機能は、例えば教師権限を持ったユーザ全員をコース説明に表示したくない場合に便利です。
- 注意: ロールの割り当ては、管理者または教師 (例 viewhiddenassigns ケイパビリティのあるユーザ) に隠されることはありません。
関連情報
- ロールの管理 - 管理者
- Using Moodle 「割り当てロールリスト」と「参加者リスト」の食い違い フォーラムディスカッション - 英語
- Using Moodle コースで複数のロールをユーザに割り当てたら? フォーラムディスカッション - 英語