「多肢選択問題タイプ」の版間の差分

提供:MoodleDocs
移動先:案内検索
 
(2人の利用者による、間の49版が非表示)
1行目: 1行目:
{{問題}}
{{問題}}  
Moodleではこの一般的な問題タイプを作成する際、教師に多くの柔軟性を提供します。あなたは1つの答えと複数の答えの問題を作成することができ、問題および/または答えのオプションに (HTMLを挿入することで) 写真、音声、またはその他のメディアを含めることができ、個々の答えに重みをつけることができます。なお、[[レッスンモジュール#複数選択|レッスンモジュール問題]]は異なる動作をします。


再作成中です - [[利用者:Mitsuhiro Yoshida|Mitsuhiro Yoshida]] 2008年5月11日 (日) 10:47 (CDT)
多肢選択問題には、単一解答と複数解答の2種類があります。


一般的な問題タイプの問題作成時、Moodleは教師に対して多くの柔軟性を提供します。HTMLを記述することによる、写真、音声、他のメディアを含んだ問題および答えの単一問題および重複解答問題を作成することができます。また、個々の答えには加重をかけることができます。[[多肢選択問題タイプ#レッスンモジュールの多肢選択問題|レッスンモジュールの問題]]は、小テストの多肢選択問題と異なる動きをすることを記憶に留めてください。
多肢選択問題では、学習者が選択した後、すべての答えを消去することができるようになりました。


===重複回答問題===
[[File:SmallClearChoice.png|center]]
小テストの多肢選択問題では、「単一または複数解答?」を選択することで、1つまたは複数の答えを選択することができます。それぞれの答えは、プラスまたはマイナスの評点を持つことができます。ですから、良い評点を得るためには、すべての答えを選択する必要はありません。評点合計がマイナスになった場合、この問題の評点合計はゼロに修正されます。


特定の答え、および問題全体に対してフィードバックを設定することができます。
===単一解答の問題===
これらの問題では答えの横にラジオボタンを用意し、1つだけの答えを選択することができます。それぞれの答えに対してマイナスまたは非マイナスの点数を指定することができます。通常、間違った答えにはゼロ点、正しい答えには最大点、部分的に正しい答えには部分点が与えられます。単一の答えの多肢選択問題は、その動作が遅延フィードバックに設定されている場合はマイナスの評価になりますが、他のモード(アダプティブモード、複数受験インタラクティブ、etc.)ではそうなりません。<sup>[https://moodle.org/mod/forum/discuss.php?d=383245#p1544671 ref]</sup>


==問題セットアップ==
===複数解答の問題===
教師は多肢選択問題のタイプで "複数解答を許可する" を選択することができます。小テストの "複数解答" 問題タイプでは、答えの横にチェックボックスを設けて、1つまたは複数の答えを選択することができます。それぞれの答えにはプラスまたはマイナスの評点がつきますので、すべての選択肢を選んでも必ずしも良い評点にはなりません。合計評点がマイナスの場合、この問題の合計評点はゼロとなります。


フィードバックは、特定の解答に関連づけることも、問題全体に関連づけることもできます。


==問題の設定==
#問題カテゴリを選択する
#問題に説明的な名前をつけます。この名前は後で問題を追跡するために使用しますので、"問題1" は良いアイデアではありません。この名前は小テスト編集ページの問題リスト、またはレッスン内のページタイトルとして使用されます。学生には表示されませんので、あなたや他の教師にとって意味のある名前を選択してください。
#問題文を作成します。HTMLエディタを使用している場合は、ワープロ文書のように問題をフォーマットすることができます。
#問題に画像を追加したい場合は、表示する画像を選択してください。利用可能なイメージはあなたが '''メイン''' Moodleファイルエリアにアップロードしたものです (フォルダには入れられません)。学生の場合、画像は問題文の直後および解答オプションの前に表示されます。
#*代わりに、HTMLエディタを使って問題文を作成した場合は、画像アイコンをクリックすることができます。すると、「画像の挿入」ウィンドウが表示されます。このウィンドウでは、ファイルエリアに画像をアップロードするか、ウェブ上の画像のURLを追加するかを選択することができます。ファイルエリアにファイルを追加した場合は、アップロード後にファイル名をクリックして、画面上部のURLテキスト入力欄にリンクを挿入します。その後、「OK」をクリックします。
#'デフォルト評点' (つまり、この問題の最大点数)を設定します。
#'それぞれの不正解に対するペナルティ' を設定します(下記の[[多肢選択問題タイプ#それぞれの不正解に対するペナルティ|それぞれの不正解に対するペナルティ]]を参照)。
#必要に応じて、一般的なフィードバックを追加してください。これは学生が問題に答えた後に表示されるテキストです。
#学生が1つの答えしか選択できないか、複数の答えを選択できるかを選択します。
#解答の選択肢をシャッフルするかどうかを選択してください。
#選択肢1のテキストフィールドに最初の答えを書きます。 この領域にHTMLを挿入することで、画像や音声ファイルを追加することも可能です。
#解答の評点率を選択します。これは、この解答を選択することに価値がある、問題の総得点に対する割合です。正のパーセンテージだけでなく、負のパーセンテージも選択できます。したがって、複数解答の問題で正しい解答を選択すると、可能なポイントの50%が与えられ、間違った解答を選択すると10%が減ります。複数解答の問題では、正の評点の合計が少なくとも100%にならなければならないことに注意してください。
#*複数解答を許可し、1つ以上の正しい選択肢を用意し、間違った解答に対してマイナスの評点率を使用しない場合、学生は単純にすべての選択肢にチェックを入れ、完全な評点を得ることができることに注意してください。
#必要に応じて、各解答に対してフィードバックを追加することができます。少し手間がかかるかもしれませんが、フィードバックエリアを使って、それぞれの答えがなぜ正しいのか、間違っているのかを学生に伝えることは良い方法です。学生が答えの正解・不正解の理由を知っていれば、自分の考えを分析し、答えが正しい理由を理解し始めることができます。あなたのフィードバックは、小テスト本体のオプションで「フィードバックを表示する」を選択した場合のみ表示されます。
#フォームの残りの部分に、解答の選択肢を記入してください。使われていない部分は無視されます。
#必要に応じて、[[多肢選択問題タイプ#総合フィードバック|総合フィードバック]]フィールドに記入してください。
#画面下の "変更を保存する" ボタンを選択してください。


{{新機能}}Moodle 3.9以降では、選択肢の前に標準的な指示 "select one: " または "select one or more: " を表示するかどうかを選択することができます。


#問題カテゴリを選択してください。
===それぞれの不正解に対するペナルティ===
#記述的な問題名を入力してください。後であなたの問題を識別しやすくしますので、「問題1」のような名前付けは、お勧めできません。問題名は、小テスト編集ページの問題一覧またはレッスンのページタイトルに使用されます。この問題名は学生に対して表示されませんので、あなたは自身、可能であれば他の教師にも分かりやすい問題名を選択してください。
#Create the question text. If you're using the HTML Editor, you can format the question just like a word processing document.
#Select an image to display if you want to add a picture to the question. The available images are those you have uploaded to the Moodle files area. For the student, the image appears immediately after the question text and before the answer options.
#*Alternatively, if you used the HTML editor to create the question text, you can click the image icon. This will pop up the Insert Image window. You can choose to upload an image into your files area from this window, or you can add the URL of an image on the web. If you add a file to your files area, click the name of the file after you upload it to insert the link into the URL text entry at the top of the screen. Then click OK.
#Set the 'default question grade' (i.e. the maximum number of marks for this question).
#Set the 'Penalty factor' (see [[Multiple_Choice_question_type#Penalty_factor|Penalty factor]] below).
#''Moodle 1.7+:'' If you wish, add general feedback. This is text that appears to the student after he/she has answered the question.
#Choose whether students can only select one answer or multiple answers
#Choose whether to shuffle the answer options
#Write your first answer in the Choice 1 text field.  Inserting HTML into this area also makes it possible to add an image or a sound file.
#Select a grade percentage for the answer. This is the percentage of the total points for the question that selecting this response is worth. You can select negative percentages as well as positive percentages. So, selecting a correct response in a multiple answer question may give you 50% of the possible points, while selecting a wrong answer may take away 10%. Note that in a multiple-answer question, the grades must add up to 100%.
#If you wish, you can add feedback for each response. It may be a bit more work, but it’s good practice to tell the students why each answer is right or wrong using the feedback area. If students know why an answer is right or wrong, they can analyse their own thinking and begin to understand why an answer is correct. Your feedback will only be displayed if you select Show Feedback in the quiz body options.
#Fill in the rest of the response choices in the rest of the form. Any unused areas will be ignored.
#''Moodle 1.7+:'' Fill in the [[Multiple_Choice_question_type#Overall_feedback|overall feedback]] fields if you wish.
#Select the "Save Changes" button at the bottom of the screen.


=== ペナルティ要素 ===
'それぞれの不正解に対するペナルティ' は問題がアダプティブモードを使用した小テストで使用された場合にのみ適用されます。つまり、学生が同じ小テストを受験しても、問題を複数回受験することが許されます。ペナルティ要素が0より大きい場合、学生は連続して受験するたびに '''最大''' 評点の割合を失うことになります。例えば、デフォルトの問題の評点が10で、ペナルティ係数が0.2の場合、最初の受験の後に連続して受験すると、それぞれ 0.2 x 10 = 2ポイントのペナルティが課せられます。


The 'penalty factor' only applies when the question is used in a quiz using adaptive mode - i.e. where the student is allowed multiple attempts at a question even within the same attempt at the quiz. If the penalty factor is more than 0, then the student will lose that proportion of the '''maximum''' grade upon each successive attempt. For example, if the default question grade is 10, and the penalty factor is 0.2, then each successive attempt after the first one will incur a penalty of 0.2 x 10 = 2 points.
==全般に対するフィードバック==
全般に対するフィードバックは問題を受験した後、学生に表示されるテキストです。答えのフィードバックは問題のタイプや学生がどのような解答をしたかによって異なりますが、全般に対するフィードバックはすべての学生に表示されます。


==全体のフィードバック==
小テスト編集フォームの "レビューオプション" チェックボックスを使用して、全般に対するフィードバックを学生に表示するタイミングをコントロールすることができます。
{{Moodle 1.7}}Moodle 1.7 includes options for adding ''overall feedback'' for correct/partially correct/incorrect responses. This is particularly useful for multiple-response questions, where it is difficult to control what feedback students see just using the answer-specific feedback.


So, when the student submits the question, they will see the answer-specific feedback next to the option(s) they selected, the overall feedback in a box below the options, and if applicable, the general feedback underneath everything else.
全般に対するフィードバックを使用して、問題がどのような知識を問うているか、学生に背景を説明することができます。また、問題を理解できなかった場合、より多くの情報を得るためのリンクを学生に与えることもできます。


==レッスンモジュールの多肢選択問題==
==総合フィードバック==
This page was created for the Quiz module.  A multiple choice or multianswer question type in the Lesson module looks the same to the student but is very different in the teacher's edit mode.  [[Lesson_module#Multiple_choice_and_multianswer_option|Lesson Multiple Choice]] and multianswer questions are handled differently by a teacher. 
正解/準正解/不正解の解答に対する ''総合フィードバック'' オプションは、解答固有のフィードバックだけでは学生に表示されるフィードバックをコントロールすることが難しい、複数解答形式の問題に特に役立ちます。


Some examples: Quiz has a more robust scoring system that is similar to "Custom Scoring" in the Lesson module.  Even with custom scoring turned on, Lesson will not give percentage credit of a question's score for an answer. And students must select all the correct answers to receive any credit for the multianswer question in the Lesson module. 
従って、学生が問題を提出するとき、選択したオプションの横には解答固有のフィードバックが表示され、オプションの下のボックスには総合フィードバックが表示され、該当する場合は他のすべての下に全般に対するフィードバックが表示されます。


==関連情報==
==サイト管理の設定==
*Using Moodle [http://moodle.org/mod/forum/discuss.php?d=58615 Mathematical questions] forum discussion
*[[MP3_player#Inserting_sounds_into_questions|Adding sound to question]]
*Using Moodle [http://moodle.org/mod/forum/discuss.php?d=65382 New MCQ Overall feedback options in Moodle 1.8] and [http://moodle.org/mod/forum/discuss.php?d=69050 Why do we have a. b. c. next to multiplechoice answers?] forum discussions


管理者は、サイト管理の '問題タイプ管理' にある「設定」リンクから、多肢選択の設定のデフォルト値を指定することができます。


---------------------------------------------------------------------
==レッスンモジュールの多肢選択問題==
 
このページは小テストモジュールのために作成されました。 [[レッスンモジュール#多肢選択|レッスン多肢選択]] や [[複数解答問題タイプ]] は、学生にとっては同じように見えますが、教師の編集モードでは全く異なります。  レッスン問題では、教師は学生の答えを評定し、フィードバックを与え、さらに学生の選択に基づいて、学生を別の特定のページに送ることができます。
■■■ 以下、再作成前のコンテンツです。 ■■■
 
Moodleは、共通する質問タイプを作る際、大変優れた柔軟性を提供します。教師は、単一解答の問題でも複数解答の問題でも作ることができ、質問の中に画像を表示することができ、それぞれの答えに重み付けすることができます。
 
多肢選択問題には2タイプあります:単一解答の場合と複数解答の場合です。


;単一解答
他にも違いがあります。 小テストには、レッスンモジュールの "カスタムスコア" に似た、より強固なスコアリングシステムがあります。 カスタムスコアがオンになっていても、レッスンでは答えに対して問題のスコアのパーセンテージクレジットを与えることはありません。また、レッスンモジュールの複数解答の問題では、学生はすべての正しい解答を選択しなければ、クレジットを受け取ることができません。
:この質問によってラジオボタンと選択肢が表示され、それらのうち一つだけを選ぶことができます。あなたはそれぞれの答えに負でない印を付けます。間違った選択肢には普通「0」の印を付け、正しい選択肢には最大の印、部分的に正しい選択肢には部分的な印を付けます。


;複数解答
==オールオアナッシング多肢選択問題タイプ (プラグイン)==
:これらの質問では、チェックボックスと選択肢が表示され、1つかそれ以上の選択肢を選ぶことができます。それぞれの選択肢は正か負の評価を持つため、すべての選択肢を選択することは必ずしも良い評価につながるとは限りません。すべての評価をあわせたものが負であった場合は、この質問についての評価は0になります。注意:100%を越す点数の問題を作ることは可能です
[[オールオアナッシング多肢選択問題タイプ]] プラグインは既存の多肢選択問題を応用したものです。標準的なMoodleの多肢選択問題タイプとの主な違いは、評定の動作方法です。


複数解答の質問を作るには、以下のようにします:
問題を作成する際、教師はどの選択肢が正しいかを示すだけなので、教師の編集インターフェースは若干変更されます。
オールオアナッシングの多肢選択問題では、解答者は1つまたは複数の答えを選択することができます。選択された答えが、問題で定義された正しい選択肢と完全に一致する場合、解答者は100%を獲得します。不適切な選択肢を選択した場合、または正しい選択肢をすべて選択しなかった場合、評定は0%となります。


#質問の説明やタイトルを作ることから取り掛かりましょう。あとで質問を探すことがあるでしょうから、「質問1」などという名前の付け方は良くありません。名前は小テスト編集ページの質問リストやレッスンの中でページのタイトルとして使われます。質問の名前が生徒に見えることはありませんから、あなたや他の教師にとってわかりやすい、どんな名前でも付けることができます。
オールオアナッシングの問題タイプを使用する前に、教師はこの評定が自分たちの望むものかどうかをよく考えなければなりません。


#質問文を作りましょう。HTMLエディタを使っていれば、ワードプロセッサーのように質問の書式を整えることができます。
==多肢選択計算問題タイプ==
#画像を加えたい場合、2つの選択肢があります。
[[多肢選択計算問題タイプ]]は多肢選択問題に似ていますが、選択する要素に、小テストが行われたときにセットからランダムに選択された数値の計算結果を含めることができるという特性が加わります。これらは計算問題と同じワイルドカードを使用し、ワイルドカードは他の多肢選択計算問題または通常の計算問題と共有することができます。
##もしあなたがすでに画像をファイル領域(詳細は4章を参照)にアップロードしているのならば、質問文エリアの下のドロップダウンメニューからその質問に追加することができます。
##もしあなたがHTMLエディタを使っているのならば、画像アイコンをクリックします。これにより画像挿入ウィンドウがポップアップします。このウィンドウからファイル領域にアップロードする画像を選ぶことができます。また、web上の画像のURLを追加することもできます。ファイル領域にファイルを追加した場合、画面の一番上に表示されているURL文を入力箇所にリンクを挿入するため、ファイルの名前をクリックしてください。そして、「OK」をクリックしてください。
#単一解答か複数解答か、選んでください。
#選択肢1の文章入力箇所に最初の選択肢を書いてください。
#その選択肢の評価のパーセンテージを選んでください。これは、その質問の合計点に対して、その選択肢を選ぶことの価値を意味するパーセンテージです。正負いずれのパーセンテージを選ぶこともできます。例えば10点の複数解答の質問があったとして、正しい選択肢を一つだけ選ぶと点数の50%しか得られないようにしたり、誤った選択肢を一つだけ選ぶと点数の10%を減点することができます。
#それぞれの選択肢にフィードバックを追加することも可能です。これは骨が折れる作業かもしれませんが、生徒たちにそれぞれの選択肢がなぜ正しいのかや間違っているのかをフィードバックエリアを使って教えることは良い教育です。もし生徒がある選択肢が正しいのか間違っているのかを知れば、生徒は自分の考えを分析して、なぜある選択肢が正しいのかを理解するでしょう。小テスト本体のオプションの「フィードバックを表示する」をオンにしたときのみ、フィードバックは表示されます。
#残りの選択肢を埋めます。使われていないところはすべて無視されます。
#画面の一番下にある「変更を保存する」ボタンを押してください。


これで質問カテゴリに多肢選択問題が追加されます。
主な違いは、数式が{=...}として解答の選択肢に含まれていることです。


==関連情報==
==関連項目==
*Using Moodle [http://moodle.org/mod/forum/discuss.php?d=58615 数学問題] フォーラムディスカッション - 英語


[[Category:教師]]
*[[Quizventure活動]] 多肢選択問題を用いた 'スペースインベーダ' のようなMoodle 2.7+ゲーム
[[Category:問題]]
* [https://moodle.org/mod/forum/discuss.php?d=368129 アラビア語で書かれていないアラビア語の選択肢]
[[Category:小テスト]]


[[en:Multiple_Choice_question_type]]
[[en:Multiple Choice question type]]
[[fr:Question à choix multiple]]
<!--[[ca:Tipus_de_pregunta_de_opcions_múltiples]]-->
[[de:Fragetyp Multiple-Choice]]
[[es:Tipo de Pregunta de Opción Múltiple]]

2022年11月4日 (金) 09:08時点における最新版


Moodleではこの一般的な問題タイプを作成する際、教師に多くの柔軟性を提供します。あなたは1つの答えと複数の答えの問題を作成することができ、問題および/または答えのオプションに (HTMLを挿入することで) 写真、音声、またはその他のメディアを含めることができ、個々の答えに重みをつけることができます。なお、レッスンモジュール問題は異なる動作をします。

多肢選択問題には、単一解答と複数解答の2種類があります。

多肢選択問題では、学習者が選択した後、すべての答えを消去することができるようになりました。

SmallClearChoice.png

単一解答の問題

これらの問題では答えの横にラジオボタンを用意し、1つだけの答えを選択することができます。それぞれの答えに対してマイナスまたは非マイナスの点数を指定することができます。通常、間違った答えにはゼロ点、正しい答えには最大点、部分的に正しい答えには部分点が与えられます。単一の答えの多肢選択問題は、その動作が遅延フィードバックに設定されている場合はマイナスの評価になりますが、他のモード(アダプティブモード、複数受験インタラクティブ、etc.)ではそうなりません。ref

複数解答の問題

教師は多肢選択問題のタイプで "複数解答を許可する" を選択することができます。小テストの "複数解答" 問題タイプでは、答えの横にチェックボックスを設けて、1つまたは複数の答えを選択することができます。それぞれの答えにはプラスまたはマイナスの評点がつきますので、すべての選択肢を選んでも必ずしも良い評点にはなりません。合計評点がマイナスの場合、この問題の合計評点はゼロとなります。

フィードバックは、特定の解答に関連づけることも、問題全体に関連づけることもできます。

問題の設定

  1. 問題カテゴリを選択する
  2. 問題に説明的な名前をつけます。この名前は後で問題を追跡するために使用しますので、"問題1" は良いアイデアではありません。この名前は小テスト編集ページの問題リスト、またはレッスン内のページタイトルとして使用されます。学生には表示されませんので、あなたや他の教師にとって意味のある名前を選択してください。
  3. 問題文を作成します。HTMLエディタを使用している場合は、ワープロ文書のように問題をフォーマットすることができます。
  4. 問題に画像を追加したい場合は、表示する画像を選択してください。利用可能なイメージはあなたが メイン Moodleファイルエリアにアップロードしたものです (フォルダには入れられません)。学生の場合、画像は問題文の直後および解答オプションの前に表示されます。
    • 代わりに、HTMLエディタを使って問題文を作成した場合は、画像アイコンをクリックすることができます。すると、「画像の挿入」ウィンドウが表示されます。このウィンドウでは、ファイルエリアに画像をアップロードするか、ウェブ上の画像のURLを追加するかを選択することができます。ファイルエリアにファイルを追加した場合は、アップロード後にファイル名をクリックして、画面上部のURLテキスト入力欄にリンクを挿入します。その後、「OK」をクリックします。
  5. 'デフォルト評点' (つまり、この問題の最大点数)を設定します。
  6. 'それぞれの不正解に対するペナルティ' を設定します(下記のそれぞれの不正解に対するペナルティを参照)。
  7. 必要に応じて、一般的なフィードバックを追加してください。これは学生が問題に答えた後に表示されるテキストです。
  8. 学生が1つの答えしか選択できないか、複数の答えを選択できるかを選択します。
  9. 解答の選択肢をシャッフルするかどうかを選択してください。
  10. 選択肢1のテキストフィールドに最初の答えを書きます。 この領域にHTMLを挿入することで、画像や音声ファイルを追加することも可能です。
  11. 解答の評点率を選択します。これは、この解答を選択することに価値がある、問題の総得点に対する割合です。正のパーセンテージだけでなく、負のパーセンテージも選択できます。したがって、複数解答の問題で正しい解答を選択すると、可能なポイントの50%が与えられ、間違った解答を選択すると10%が減ります。複数解答の問題では、正の評点の合計が少なくとも100%にならなければならないことに注意してください。
    • 複数解答を許可し、1つ以上の正しい選択肢を用意し、間違った解答に対してマイナスの評点率を使用しない場合、学生は単純にすべての選択肢にチェックを入れ、完全な評点を得ることができることに注意してください。
  12. 必要に応じて、各解答に対してフィードバックを追加することができます。少し手間がかかるかもしれませんが、フィードバックエリアを使って、それぞれの答えがなぜ正しいのか、間違っているのかを学生に伝えることは良い方法です。学生が答えの正解・不正解の理由を知っていれば、自分の考えを分析し、答えが正しい理由を理解し始めることができます。あなたのフィードバックは、小テスト本体のオプションで「フィードバックを表示する」を選択した場合のみ表示されます。
  13. フォームの残りの部分に、解答の選択肢を記入してください。使われていない部分は無視されます。
  14. 必要に応じて、総合フィードバックフィールドに記入してください。
  15. 画面下の "変更を保存する" ボタンを選択してください。

新機能
Moodle 3.x!
Moodle 3.9以降では、選択肢の前に標準的な指示 "select one: " または "select one or more: " を表示するかどうかを選択することができます。

それぞれの不正解に対するペナルティ

'それぞれの不正解に対するペナルティ' は問題がアダプティブモードを使用した小テストで使用された場合にのみ適用されます。つまり、学生が同じ小テストを受験しても、問題を複数回受験することが許されます。ペナルティ要素が0より大きい場合、学生は連続して受験するたびに 最大 評点の割合を失うことになります。例えば、デフォルトの問題の評点が10で、ペナルティ係数が0.2の場合、最初の受験の後に連続して受験すると、それぞれ 0.2 x 10 = 2ポイントのペナルティが課せられます。

全般に対するフィードバック

全般に対するフィードバックは問題を受験した後、学生に表示されるテキストです。答えのフィードバックは問題のタイプや学生がどのような解答をしたかによって異なりますが、全般に対するフィードバックはすべての学生に表示されます。

小テスト編集フォームの "レビューオプション" チェックボックスを使用して、全般に対するフィードバックを学生に表示するタイミングをコントロールすることができます。

全般に対するフィードバックを使用して、問題がどのような知識を問うているか、学生に背景を説明することができます。また、問題を理解できなかった場合、より多くの情報を得るためのリンクを学生に与えることもできます。

総合フィードバック

正解/準正解/不正解の解答に対する 総合フィードバック オプションは、解答固有のフィードバックだけでは学生に表示されるフィードバックをコントロールすることが難しい、複数解答形式の問題に特に役立ちます。

従って、学生が問題を提出するとき、選択したオプションの横には解答固有のフィードバックが表示され、オプションの下のボックスには総合フィードバックが表示され、該当する場合は他のすべての下に全般に対するフィードバックが表示されます。

サイト管理の設定

管理者は、サイト管理の '問題タイプ管理' にある「設定」リンクから、多肢選択の設定のデフォルト値を指定することができます。

レッスンモジュールの多肢選択問題

このページは小テストモジュールのために作成されました。 レッスン多肢選択複数解答問題タイプ は、学生にとっては同じように見えますが、教師の編集モードでは全く異なります。 レッスン問題では、教師は学生の答えを評定し、フィードバックを与え、さらに学生の選択に基づいて、学生を別の特定のページに送ることができます。

他にも違いがあります。 小テストには、レッスンモジュールの "カスタムスコア" に似た、より強固なスコアリングシステムがあります。 カスタムスコアがオンになっていても、レッスンでは答えに対して問題のスコアのパーセンテージクレジットを与えることはありません。また、レッスンモジュールの複数解答の問題では、学生はすべての正しい解答を選択しなければ、クレジットを受け取ることができません。

オールオアナッシング多肢選択問題タイプ (プラグイン)

オールオアナッシング多肢選択問題タイプ プラグインは既存の多肢選択問題を応用したものです。標準的なMoodleの多肢選択問題タイプとの主な違いは、評定の動作方法です。

問題を作成する際、教師はどの選択肢が正しいかを示すだけなので、教師の編集インターフェースは若干変更されます。 オールオアナッシングの多肢選択問題では、解答者は1つまたは複数の答えを選択することができます。選択された答えが、問題で定義された正しい選択肢と完全に一致する場合、解答者は100%を獲得します。不適切な選択肢を選択した場合、または正しい選択肢をすべて選択しなかった場合、評定は0%となります。

オールオアナッシングの問題タイプを使用する前に、教師はこの評定が自分たちの望むものかどうかをよく考えなければなりません。

多肢選択計算問題タイプ

多肢選択計算問題タイプは多肢選択問題に似ていますが、選択する要素に、小テストが行われたときにセットからランダムに選択された数値の計算結果を含めることができるという特性が加わります。これらは計算問題と同じワイルドカードを使用し、ワイルドカードは他の多肢選択計算問題または通常の計算問題と共有することができます。

主な違いは、数式が{=...}として解答の選択肢に含まれていることです。

関連項目