Windows 7にApacheおよびMySQLを手動でインストールする

これは、ワンクリックのインストーラではなく、個々のコンポーネントを使用してWindows 7デスクトップにインストールするための手順です（セキュリティに配慮したサーバインストールにも役立つ場合があります）。これは、'ローカルホスト' 経由のテスト/評価用インストールとしてのみ意図されています。適切なサーバ設定とセキュリティは考慮されていません。

注意: これは、あなたがWindowsシステムの管理に慣れていて、コマンドラインを使用できることを前提にしています。私はWindowsを使ったことがく、何とかなりましたが、これは最も迅速で最も効率的な方法ではないかもしれません。Windowsのインストールがうまくいっていることを確認し、ジャンクや動作を遅くしているものをすべて取り除き（このサーバーソフトウェアをすべてインストールしても、動作を速くすることはできませんから！）、未解決の更新プログラムをインストールしておくことです。

その他の注意: 様々な段階で出てくる "このプログラムがあなたのコンピュータを制御することを望みますか" というイライラするウィンドウに気をつけてください。表示されなかったのに、タスクバーにシールドがぼんやりと点滅していることもあります。クリックして「はい」と答えてください。

ステップ1: MySQLのインストール

MySQLデータベースサーバをPCにインストールします。Windows用のワンクリックインストーラ 'MSI' を使って行います。http://dev.mysql.com/downloads/ にアクセスし、'MySQL Installer for Windows' をダウンロードします。これを書いている時点では、画面上部の非常にわかりやすいグラフィックからでした（1回目は見逃してしまいましたが）。
インストールを実行します。クリック...
- MySQL製品のインストール
- ライセンスを承認する
- バージョンチェックの許可(オプション)
- 'セットアップの種類を選択する' で "開発者の既定値" を選択し、「次へ」をクリックします。
- 必要なソフトウェアのダウンロードがいくつか表示される場合があります。「実行」をクリックし、画面の指示に従ってインストールを行います。
- 'インストールの進行状況' 画面で、「実行」をクリックすると、MySQLソフトウェアがインストールされます。
- '構成概要' で「次へ」をクリックし、基本設定画面へ移動します。
- 'MySQLサーバ構成' のデフォルトを全て受け入れ、「次へ」を押してください。
- パスワード画面で、'root'（主管理者）ユーザのパスワードを入力します。忘れないようなパスワードにしてください。あなたが望むなら、より制限されたアクセス権を持つ、Moodle専用の 'ユーザ' アカウントを作成することも可能です。これは公開サーバでの良い練習になりますが、テストには 'root' ユーザを使用するだけで十分です。
- サービスの詳細ページで、デフォルトを受け入れ、「次へ」、さらに「次へ」を2回押して設定を進めます。
- 「完了」をクリックします。作業完了です。
MySQL Workbenchが開きます。サーバ管理（右側の列）で、'Local MySQL56'（またはあなたがそれを呼んだもの）をダブルクリックします。rootパスワードを要求するボックスがポップアップします。提供されたパスワードを入力します。
サーバの管理画面が表示されるはずです。これはあまり気にする必要はありません。これは、インストールがうまくいっていることを示すだけです。

ステップ2: Apacheのインストール

PCにApacheのWebサーバをインストールします。http://www.apachelounge.com/download/ にアクセスします。ページをスクロールして、'Apache 2.4 win32 binaries' のダウンロードを見つけ、ダウンロードします。PHPのモジュールDllが、インストールしたApacheのバージョンと一致していることに注意する必要があります。そうでないとApacheがロードされません。
C:\. に解凍してください。ディレクトリ 'Apache24' (または最新のバージョン) ができるはずです。
スタート > すべてのプログラム > アクセサリ > コマンドプロンプト......を検索します。しかし、右クリックして、'管理者として実行' を選択します。
以下のコマンドを入力します。

   cd \Apache24\bin
   httpd -k install
   httpd -k start

...サーバ名に関する警告が表示されることがよくあります。気にしないでください。このウィンドウは閉じないでください、すぐにまた必要になります。

動作確認は、ブラウザに 'http://localhost' と入力してください。Apacheがインストールされ、動作していることを示す画面が表示されるはずです。

ステップ3: PHPのインストール

ここで、PCにスクリプト言語PHPをインストールします。http://www.php.net/download にアクセスします。現在の安定版セクションで、Windows 5.x.x のバイナリとソースのリンクをクリックします。最新の 'Zip' for VC14 x86 Thread Safe (非スレッドセーフにはApache dllがありません。VC版は異なるかもしれませんし、x64版が必要かもしれません) PHP (これも最新版にはありませんでしたが問題ないでしょう) をスクロールしてダウンロードしてください。*マイクロソフトのインストーラを使おうとは思わないでください*。
zipファイルを開き、C:\PHP\に解凍します。
コンソールウィンドウで、php -v と入力し、うまくいったかどうか確認します。(PATHを設定する必要があるかもしれません。エラーメッセージが出ない場合は、http://windows.php.net/ の左側にある "C++ Redistributable for Visual Studio" のインストールについて書かれている部分を読んでみてください)

ステップ4: ApacheとPHPの設定

ここで、Apacheのhttpd.confファイルを編集する必要があります。ファイルエクスプローラで、C:\Apache24\conf\httpd.conf に移動します。それをメモ帳で開きます。このファイルの最後（またはもっと整理したい場合は好きな場所）に、次の行を追加します。

   LoadModule php5_module "C:/PHP/php5apache2_4.dll"
   AddHandler application/x-httpd-php .php
   PHPIniDir C:/PHP

モジュールファイルのバージョンは重要です（この場合2_4）。インストールされている Apache のバージョンと一致しなければなりません。

同じファイルの中で DirectoryIndex で始まる行を探します。それを以下のように変更してください。

   DirectoryIndex index.php index.html

ここで、C: \PHP に移動し、php.ini-development を php.ini にコピーしてください。このファイルを編集し、以下の行を見つけ、以下のように修正します（すべてすでに存在しているはずです）。

   memory_limit = 256M
   post_max_size = 128M
   upload_max_filesize = 128M

Moodleに必要なエクステンションを指定する必要があります。'Dynamic Extensions' セクションを探し、以下の行を変更してください (コメントを解除し、正しいパスを追加してください)。

   extension=c:/php/ext/php_curl.dll
   extension=c:/php/ext/php_gd2.dll
   extension=c:/php/ext/php_intl.dll
   extension=c:/php/ext/php_mbstring.dll
   extension=c:/php/ext/php_mysqli.dll
   extension=c:/php/ext/php_openssl.dll
   extension=c:/php/ext/php_soap.dll
   extension=c:/php/ext/php_xmlrpc.dll

(これらは最低限です。特定の機能のためにLDAPなど、他のものが必要な場合もあります) ...そして保存します。

Apacheの 'cmd' ウィンドウに戻り、変更をロードするために再起動する必要があります...

   httpd -k restart

ステップ5: インストールのテスト

C:\Apache24\htdocs に移動して、'test.php' というファイルを作成します。.phpファイルを作成するには、ファイルエクスプローラの設定を変更する必要がありました - 整理整頓 > フォルダーと検索オプション > 表示の後、'既知のファイルタイプの拡張子を隠す' のチェックを外してください。

このファイルに一行だけ入力します...

   <?php phpinfo();

そして、ブラウザで http://localhost/test.php に移動します。大量の情報とPHPのロゴが上部に表示された画面が表示されるはずです。数行下の 'Loaded Configuration File' をチェックして、c:\phpphp.ini と書かれていることを確認します。

PHPとApacheが全て動作している状態です。

ステップ6: Gitのインストール

私たちはMoodleソフトウェアのロードおよびアップデートにGitバージョンコントロールシステムを使用します。もし、あなたが本当にこれをしたくないなら、最新のMoodle zipファイルをダウンロードして、c: \Apache24htdocs に解凍すればいいのですが、Gitは更新を非常に簡単にしてくれます。まず、Gitをインストールする必要があります...

http://msysgit.github.com にアクセスします。'ダウンロード' に移動し、最新のインストーラをダウンロード/実行します。
'PATH環境の調整' までデフォルトを受け入れます。この時点で 'WindowsコマンドプロンプトからGitを実行する' を選択します。
残りのデフォルトを受け入れて、インストールします。
ファイルエクスプローラでフォルダを右クリックすると、Git のコマンドが追加されているはずです。

ステップ7: Moodleのインストール

ファイルエクスプローラで C:\Apache24/htdocs に移動してください。
フォルダ内で右クリックし、Git GUI を選択します。
'既存リポジトリのクローン' を選択します。
クローンには、以下の設定を使用します。

   Source location: https://github.com/moodle/moodle.git
   Target directory: C:/Apache24/htdocs/moodle

(また、git://git.moodle.org/moodle.git も試すことができます。ファイアウォールの状況によって、一方はうまくいき、もう一方はうまくいかないかもしれません。コードは同じです)。

'クローン' をクリックします。あなたのネットワーク速度によりますが、Moodleの全履歴がダウンロードされるため、しばらく時間がかかる場合があります。
あなたは、'htdocs' 内に 'moodle' ディレクトリを持つ必要があります。右クリックして、再び 'Git GUI' を選択してください - より複雑な画面が表示されます。
'Branch' コマンドをクリックし、'Checkout...' をクリックします。
あなたが望むMoodleのバージョンをリストから選択してください。'Tracking branch' が選択されていることを確認して、Checkoutをクリックしてください。
Moodleのデータディレクトリを作成します。どこでもいいですが、私は C:\moodledata を使いました。空のフォルダを作るだけです。
http://localhost/moodle にアクセスしてください。言語選択ページが表示されたら完了です。インストール方法はここでは詳しく説明しませんが...
- データディレクトリは C:\moodledata (または作成したもの)です。
- データベースユーザは 'root'（より限定されたユーザを作成した場合を除く）。
- データベースパスワードは、MySQLをインストールする際に設定したものです。

そのはずです！お茶を飲む時間です。

Moodleのアップグレード

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