「OAuth 2認証」の版間の差分

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# Moodleはこのアクセストークンをサービスプロバイダのリソース (例えばリポジトリのファイルへのリンク) を必要とする内部サービスに使用します。いくつかの内部サービスでは接続するためにシステムアカウントを必要とします。
# Moodleはこのアクセストークンをサービスプロバイダのリソース (例えばリポジトリのファイルへのリンク) を必要とする内部サービスに使用します。いくつかの内部サービスでは接続するためにシステムアカウントを必要とします。


==OAuth 2認証をセットアップする Setting up OAuth 2 authentication==
==OAuth 2認証をセットアップする==
OAuth 2認証を使用する場合、管理者は以下の手順に従ってください:
OAuth 2認証を使用する場合、管理者は以下の手順に従ってください:
# OAuth 2サービスを設定する: '''サイト管理 > サーバ > OAuth 2サービス'''に移動して、 [[OAuth 2サービス]]ページのインストラクションに従ってください。
# OAuth 2サービスを設定する: '''サイト管理 > サーバ > OAuth 2サービス'''に移動して、 [[OAuth 2サービス]]ページのインストラクションに従ってください。
# Enable OAuth 2: Go to '''Site administration > Plugins > Authentication''', enable '''OAuth 2'''.
# OAuth 2を有効にする: '''サイト管理 > プラグイン > 認証'''に移動して'''OAuth 2'''を有効にしてください。
# OAuth 2を有効にする: '''サイト管理 > プラグイン > 認証'''に移動して'''OAuth 2'''を有効にしてください。
# OAuth 2ロックユーザフィールドを設定する: 特定のユーザデータフィールドにどのように入力されるか制御するには'''設定'''リンクをクリックして'''ユーザフィールドのロック'''で設定してください。
# OAuth 2ロックユーザフィールドを設定する: 特定のユーザデータフィールドにどのように入力されるか制御するには'''設定'''リンクをクリックして'''ユーザフィールドのロック'''で設定してください。
# アカウント作成を禁止する: デフォルトではアカウント作成が有効にされています。アカウントの作成を防止したい場合、'''サイト管理 > プラグイン > 認証'''に移動して、設定「authpreventaccountcreation」を有効にしてください。
# アカウント作成を禁止する: デフォルトではアカウント作成が有効にされています。アカウントの作成を防止したい場合、'''サイト管理 > プラグイン > 認証'''に移動して、設定「authpreventaccountcreation」を有効にしてください。
# Testing, testing, testing: To verify that your OAuth 2 configuration is working, go to '''Site administration > Plugins > Authentication''' and click on the '''Test settings''' link in the '''OAuth 2''' row. Here, you can select a service and test its connection.
OAuth 2 authentication is supported by the following Moodle features:
# テスト、テスト、テスト: OAuth 2の設定が機能していることを確認するには''サイト管理 > プラグイン > 認証'''に移動して'''OAuth 2'''行の'''テスト設定'''リンクをクリックしてください。ここであなたはサービスを選択して接続をテストできます。
# テスト、テスト、テスト: OAuth 2の設定が機能していることを確認するには''サイト管理 > プラグイン > 認証'''に移動して'''OAuth 2'''行の'''テスト設定'''リンクをクリックしてください。ここであなたはサービスを選択して接続をテストできます。
OAuth 2 authentication is supported by the following Moodle features:
OAuth 2認証は以下のMoodle機能でサポートされます:
OAuth 2認証は以下のMoodle機能でサポートされます:
* Repositories: [[Dropbox repository]], [[Google Drive repository]], Microsoft [[OneDrive repository]], and [[Nextcloud repository]]
* リポジトリ: [[Dropboxリポジトリ]], [[Googleドライブリポジトリ]], Microsoft [[OneDriveリポジトリ]], [[Nextcloudリポジトリ]]
* リポジトリ: [[Dropboxリポジトリ]], [[Googleドライブリポジトリ]], Microsoft [[OneDriveリポジトリ]], [[Nextcloudリポジトリ]]
* Portfolios: [[Google Drive portfolio]]
* ポートフォリオ: [[Googleドライブポートフォリオ]]
* ポートフォリオ: [[Googleドライブポートフォリオ]]
* Badges: [[Backpacks|Open Badges 2.1]]
* バッジ: [[バックパック|オープンバッジ2.1]]
* バッジ: [[バックパック|オープンバッジ2.1]]
* Mail: Incoming and outgoing [[Mail configuration|mail configuration]]
* メール: 受信および送信[[メール設定]]
* メール: 受信および送信[[メール設定]]
* Document converters: [[Google Drive converter]]
* ドキュメントコンバータ: [[Googleドライブコンバータ]]
* ドキュメントコンバータ: [[Googleドライブコンバータ]]
==関連情報 See also==
==関連情報 See also==

2023年12月3日 (日) 09:29時点における版


概要 Overview

OAuth 2.0はユーザ認証のための事実上標準プロトコルです。ユーザはOAuth 2認証でGoogle、Microsoft、FacebookおよびLinkedIn等の一般的なサービスプロバイダからの認証情報を使用してログインページのボタンからMoodleにアクセスできます。

OAuth Login.png

以下のハイレベルな対話プロセスではOAuth 2認証がMoodleコンテクストでどのように動作するか示しています:

OAuth - Service Provider Authentication.png

OAuthサービスプロバイダはクライアント (Moodle) にOAuthアクセストークンを発行することで認証サーバを経由してIDおよび (リソースサーバ経由) APIアクセスを提供するための「クラウド内」の 外部システムです。それでは詳しい相互作用を見ていきましょう:

  1. ユーザが認証リクエストを送信します。つまり、ユーザはクライアント経由でサービスプロバイダにログインします。このステップはMoodleログイン画面のサービスプロバイダボタンから開始されます。
  2. 入力された認証情報が有効である場合、認証サーバは認証コードを発行します。アカウント作成が有効である場合 (認証時にアカウント作成を防止する設定)、新しいアカウントが作成されます。そうでない場合、ユーザは同じメールアドレスを持つ既存のアカウントに認証をリンクするよう促されます。エントリはユーザプレファレンスの連携ログインセクションにあります。
  3. 保存された認証コードを使用してユーザがログインした時点でアクセストークンが発行されます。定期的にOAuth 2トークンを更新するスケジュールタスクが存在します (\core\oauth2\refresh_ system_tokens_task)。
  4. Moodleはこのアクセストークンをサービスプロバイダのリソース (例えばリポジトリのファイルへのリンク) を必要とする内部サービスに使用します。いくつかの内部サービスでは接続するためにシステムアカウントを必要とします。

OAuth 2認証をセットアップする

OAuth 2認証を使用する場合、管理者は以下の手順に従ってください:

  1. OAuth 2サービスを設定する: サイト管理 > サーバ > OAuth 2サービスに移動して、 OAuth 2サービスページのインストラクションに従ってください。
  2. OAuth 2を有効にする: サイト管理 > プラグイン > 認証に移動してOAuth 2を有効にしてください。
  3. OAuth 2ロックユーザフィールドを設定する: 特定のユーザデータフィールドにどのように入力されるか制御するには設定リンクをクリックしてユーザフィールドのロックで設定してください。
  4. アカウント作成を禁止する: デフォルトではアカウント作成が有効にされています。アカウントの作成を防止したい場合、サイト管理 > プラグイン > 認証に移動して、設定「authpreventaccountcreation」を有効にしてください。
  5. テスト、テスト、テスト: OAuth 2の設定が機能していることを確認するにはサイト管理 > プラグイン > 認証に移動してOAuth 2'行のテスト設定リンクをクリックしてください。ここであなたはサービスを選択して接続をテストできます。

OAuth 2認証は以下のMoodle機能でサポートされます:

関連情報 See also