「LTIツールとして公開」の版間の差分
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* [http://lti.tools/saltire/ saLTIre-LTIのテストシステム] | * [http://lti.tools/saltire/ saLTIre-LTIのテストシステム] |
2020年11月9日 (月) 05:08時点における版
LTIプロバイダーとしてのMoodle
'LTIツールとして公開' 登録プラグインは、LTI認証プラグインとともに、別のサイト(LTIコンシューマーと呼ばれる)のリモートユーザが選択したコースや活動にアクセスできるようにします。言い換えれば、MoodleはLTIツールプロバイダーとして機能します。評定はリモートシステムに送り返されます。デモについては、スクリーンキャストLTIツールとして公開を参照してください。
moodleインスタンスがHTTP(HTTPSではなく)を使用している場合、HTTP(HTTPSではなく)も使用しているサイトでのみツールを使用できます。 moodleインスタンスでHTTPSを使用することをお勧めします。 HTTPSへの移行を参照してください
注:LTI2はMoodle3.2でサポートされているため、他の人があなたの共有コンテンツに簡単にアクセスできます。
サイトレベルで 'LTIツールとして公開' を有効にする
管理者は、'LTIツールとして公開' をサイト全体で使用できるようにすることができます。
- サイト管理 > プラグイン > 認証 > 認証管理 に移動し、LTIを有効にします
- サイト管理 > プラグイン > 登録 > 登録プラグイン管理 に移動し、 LTIツールとして公開する を有効にします。
ツールが新しいウィンドウではなくフレーム内に表示されるように、サイト管理設定の 'フレーム内埋め込みを許可する' を有効にすることをお勧めします(サイト管理 > セキュリティ > HTTPセキュリティ)。
コースまたは活動へのアクセスを共有する
- '登録方法' ページに移動し、登録方法として 'LTIツールとして公開する' を追加します
- '公開されるツール' で、共有するコースまたは活動を選択します
- '登録方法を追加する' ボタンをクリックします
- コース管理 > LTIツールとして公開する ページ(/enrol/lti/index.php?courseid=n)に移動し、LTIコンシューマーサイトの起動の詳細または登録URLをメモします。 (選択する情報については、以下を参照してください)。 URLは次の形式になります: .../enrol/lti/...
- また、LTIコンシューマーサイトにコンシューマーキーを与える必要があります。これは、必要なものであれば何でもかまいません。
LTIコンシューマーは、別のMoodleサイトまたはSakaiなどの他のLTIコンシューマー準拠のLMSにすることができます。 LTIコンシューマーの要件に応じて、カートリッジURL(構成URLとも呼ばれる)とシークレット、または起動URL(Moodle 3.5.2の新機能)または登録URLのいずれかを提供できます。
評定とユーザの同期(必要な場合)は、'LTIツールとして公開する' '評定の同期' と 'LTIツールのユーザとして公開' スケジュールされたタスクを介して実行されます。これらはデフォルトで30分ごとに実行されます。
ユーザ同期がyesに設定されている場合、リモートシステムに登録されているユーザはコースの登録と同期され、必要に応じてリモートユーザごとにアカウントが作成され、ユーザは必要に応じて登録または登録解除されます。 noに設定すると、リモートユーザがツールにアクセスした時点で、アカウントが作成され、自動的に登録されます。
LTI1またはLTI2?
LTI 1は、実際には起動URLを意味します(LTI1またはLTI2準拠のコンシューマーと互換性があります)。 LTI 2は、実際にはプロキシを意味します(LTI 2準拠のコンシューマと互換性があります)。
IMS Spec | Moodle | Canvas | Edu app center (Canvas) | Desire2Learn | Blackboard | Sakai | Chamilo |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Tool consumer | External Tool | External App | App | Link | LTI Tool provider* | Sakai Basic LTI portlet | IMS/LTI Plugin |
Launch URL | Tool URL | Launch URL | n/a | URL | Provider Domain | Remote Tool URL | Launch URL |
Secret | Secret | Secret | Secret | Secret | Tool Provider Secret | Remote tool secret | Secret |
Cartridge URL | Tool URL | Paste XML | Configuration URL | n/a | n/a | Tool registration file? | n/a |
Proxy URL | Registration URL/Tool URL | LTI 2 Registration URL | n/a | n/a | n/a | - | n/a |
LTI消費者サイト上
- コースにアクセスします。
- LTI活動を追加し、LTIプロバイダーサイトのURLとシークレットを使用して、必要なコンシューマキーを入力します。
- 教師のブロックを表示したくない場合は、カスタムパラメータ force_embed = 1 を渡すことができます。これにより、教師と管理者が利用できる機能が制限される場合があります。ブロックを元に戻すには、パラメータを削除するだけです。
- 学生としてログインします。
- コースにアクセスして、LTI活動をクリックします。
- 活動が期待どおりに表示されることを確認します。
一般的な問題
LTIの設定は難しい場合があります。これらはMoodleユーザによって最も頻繁に報告される問題のいくつかです。いつものように、デバッグ情報を有効にすると、問題の原因を追跡するのに役立ちます。
必要なパラメーター(oauth_consumer_key)がありません
この例外は、ツールコンシューマにコンシューマキーパラメーターがない場合に発生します。上記のように、消費者キーは、フィールドが空のままでない限り、任意のものにすることができます。ただし、特殊文字を使用せずにシンプルに保つことをお勧めします。
ユーザはサイト全体に無料でアクセスでき、コースには含まれていません
これは、コースコンテンツが埋め込まれていない場合に発生する可能性があります。サイト管理 > セキュリティ > HTTPセキュリティ で フレーム内埋め込みを許可する を有効にし、コンシューマサイトのLTIツール設定で カスタムパラメータ 設定に force_embed = 1 を追加します。
このXMLファイルにはスタイル情報が関連付けられていないようです。
一部のツールコンシューマーは、SakaiやChamiloなどのカートリッジURLをサポートしていません。その場合は、起動URLを使用することをお勧めします。
無効なリクエスト
この例外はさまざまな理由で発生する可能性があるため、問題の原因を追跡するのが難しい場合があります。可能性の1つは、ツールコンシューマで ディープリンク が有効になっていることです。これを無効にすると、ChamiloやCanvasのようなLMSで役立ちます。
関連項目
- LTIとMoodle
- LTI認証が機能しないフォーラムディスカッション
- saLTIre-LTIのテストシステム
他に質問はありますか?
moodle.orgのLTI and Moodleフォーラムに投稿してください。