「教師がすべきでないこと」の版間の差分
Mitsuhiro Yoshida (トーク | 投稿記録) 編集の要約なし |
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はあ・・・生徒の中には不審な考えをするものもいます。どんなプロファイルを書くかわかりません。監視を怠らないことです。あなたの学校のしくみや、あなたの地域の法律や、あなた自身の信条に応じて、あなたが見つけたものに対し何もしないかもしれないし、何か対処するかもしれません。しかし、少なくともそこに何があるかを知っておくことは重要です。 | はあ・・・生徒の中には不審な考えをするものもいます。どんなプロファイルを書くかわかりません。監視を怠らないことです。あなたの学校のしくみや、あなたの地域の法律や、あなた自身の信条に応じて、あなたが見つけたものに対し何もしないかもしれないし、何か対処するかもしれません。しかし、少なくともそこに何があるかを知っておくことは重要です。 | ||
== | ==ユーザーがパワーポイントのプレゼンテーションをブラウザ上で実行してしまわないようにしてください。== | ||
教材をパワーポイントで作った教師は、手っ取り早くそれをそのままMoodle使いたいと考えるでしょう。そして生徒(ユーザー)たちは単にパワーポイントのプレゼンテーションをクリックしてブラウザ上で実行したいと思うでしょう。これは通常はとてもうまくいきますが、必ずしもそうではありません。ユーザーにはパワーポイントのプレゼンテーションをデスクトップにダウンロードしてそこから実行させれば、この件に関する苦情や問題はもっと少なくなります。ちなみに、これはMoodleの問題ではなく、ブラウザの問題です。 | |||
Moodleの容量が限られている場合は、大きなパワーポイントのファイルをアップロードしないでください。 | Moodleの容量が限られている場合は、大きなパワーポイントのファイルをアップロードしないでください。 | ||
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*Flashでパワーポイントを表示する | *Flashでパワーポイントを表示する | ||
== | ==冒険することを恐れないでください== | ||
Moodleはいろんなことが試せるように設計されています。ためしにコースをセットアップして別のモジュールを経験してください、壊れたりしませんから! | |||
または、自分のパソコン上にローカル上で動作するウェブサーバを構築してみてください。簡単にできますし、Moodleサーバーからのレスポンスよりも早く画面が切り替わります。 | |||
=='' | ==''派手な機能''に惑わされないでください== | ||
Moodleを使ってあることが''できる''からと言って、それを''やるべき''だとか''やらなければならない''という訳ではありません。 | |||
Moodleはとても高機能なソフトで、それらの機能をいろいろ試してみるのは確かに楽しいことです。これはすばらしいことですが、重要なのは斬新なWebサイトを作り上げること(これがまた楽しいんですけどね)ではなく、あくまで学習のためのサイトを作ることなのです。 | |||
* 生徒たちに何を知ってほしいのか? | * 生徒たちに何を知ってほしいのか? | ||
* | * 生徒たちに何ができるようになってほしいのか? | ||
Moodleを使う時には常にこのことを自分に問いかけながら行ってください。 | |||
==あまり心配しないでください== | |||
"Ignore"と"Explore"の頭文字I.E.を覚えておきましょう。必要ないことや、わからないことにぶつかった場合は無視(ignore)し、何か必要なものがあったら、自分で試して(explore)、発見してください。大きな過ちを犯すということはほとんどできないようになっていて、何かが壊れてしまうということも滅多にありません。例えば何かの情報を永久に削除してしまうような失敗を犯しそうになる場面では、ちゃんとそれとわかるような警告が表示され、何かを試そうとしても実際に大きな間違いを未然に防げるようになっています。たとえ失敗しても簡単に修正して元にもどせます。それでも心配なら管理者に"サンドボックス”(テスト用)コースを用意してもらって、そこで試して壊してまた試すを繰り返してください。コンピュータとソフトウェアはあなたが使うためにあるのであって、あなたがそれらに使われるためにあるのではないということをお忘れなく。 | |||
==関連情報== | ==関連情報== |
2010年9月30日 (木) 16:16時点における版
Moodleに圧倒されないでください
Moodleは大きいです。あなたはあらゆる種類の教育活動をMoodleを使って行うことができますが、その種類が多すぎるために、初心者は学ぶべきことが多すぎることに圧倒されてしまうかもしれません。しかしMoodleのすべてに習熟する必要があるのでしょうか?もちろん、そんなことはありません。
授業計画と便利なリソースへのリンクを投稿するといった適度な目標から始めてください。時間をかけて、根気良く続けましょう。もしより高度な内容についてどうしてもわからなければ、Moodleコミュニティにたずねてください。2,3ヶ月たてば、あなたは口笛を吹きながらMoodleしているでしょう!
議論を支配しないでください
フォーラムで生徒を少し導くことは時として必要なことです。あなたはちょっとだけはたらきかけて、ちょっとだけ議論が軌道修正される。これは良いことです。しかしあなた自身が投稿しすぎないようにしてみてください。議論を盛り上げようと介入したり、議論を支配しようとしたりすることです!
Moodleのクールさがあなたの生徒たちを刺激し動機付けるだろうと思い込まないでください
多くの教師はMoodleのできることに驚き魅せられます。仰天するかもしれません。生徒たちもこの興奮を分かち合ってくれるに違いないと教師たちは単純に思い込みます。まあ、ひょっとすると・・・しかし生徒たちを刺激するのは良い授業(オンラインでもそうでなくても)なのだということを覚えておいてください。その教師の仕事をMoodleがしてくれると期待しないでください。
著作権の法律を犯さないでください
もしあなたが不適切に他の人の成果を借りるようなことをしたら、あなたの生徒も同じことをするでしょう。それはあなたが生徒たちに教えようと思っていることではないはずです。
ユーザーのプロファイルをチェックすることを忘れないでください
はあ・・・生徒の中には不審な考えをするものもいます。どんなプロファイルを書くかわかりません。監視を怠らないことです。あなたの学校のしくみや、あなたの地域の法律や、あなた自身の信条に応じて、あなたが見つけたものに対し何もしないかもしれないし、何か対処するかもしれません。しかし、少なくともそこに何があるかを知っておくことは重要です。
ユーザーがパワーポイントのプレゼンテーションをブラウザ上で実行してしまわないようにしてください。
教材をパワーポイントで作った教師は、手っ取り早くそれをそのままMoodle使いたいと考えるでしょう。そして生徒(ユーザー)たちは単にパワーポイントのプレゼンテーションをクリックしてブラウザ上で実行したいと思うでしょう。これは通常はとてもうまくいきますが、必ずしもそうではありません。ユーザーにはパワーポイントのプレゼンテーションをデスクトップにダウンロードしてそこから実行させれば、この件に関する苦情や問題はもっと少なくなります。ちなみに、これはMoodleの問題ではなく、ブラウザの問題です。
Moodleの容量が限られている場合は、大きなパワーポイントのファイルをアップロードしないでください。
もしあなたが独自のプレゼンテーションを提供したいならば、配布資料や概要説明資料を付けると良いでしょう。生徒たちはもっとも自分に合ったオプションを選ぶことができます。
他にもいくつか方法があります:
- OpenOfficeを使ってパワーポイントのファイルを.swfファイルに変換する。欠点はアニメーションがなくなってしまうことです。
- パワーポイントの配布資料を.pdfファイルにして、それをリソースとして生徒たちにダウンロードさせ、見させる
- パワーポイントの代わりにMoodleのたくさんの機能の中の一つを使う
- プレゼンテーションや
- レッスンモジュールでもパワーポイントを取り込むことができます。
- スライドショーモジュールや
- Book_moduleはページを提供し、パワーポイントをインポートすることができます。
- Flashでパワーポイントを表示する
冒険することを恐れないでください
Moodleはいろんなことが試せるように設計されています。ためしにコースをセットアップして別のモジュールを経験してください、壊れたりしませんから! または、自分のパソコン上にローカル上で動作するウェブサーバを構築してみてください。簡単にできますし、Moodleサーバーからのレスポンスよりも早く画面が切り替わります。
派手な機能に惑わされないでください
Moodleを使ってあることができるからと言って、それをやるべきだとかやらなければならないという訳ではありません。 Moodleはとても高機能なソフトで、それらの機能をいろいろ試してみるのは確かに楽しいことです。これはすばらしいことですが、重要なのは斬新なWebサイトを作り上げること(これがまた楽しいんですけどね)ではなく、あくまで学習のためのサイトを作ることなのです。
- 生徒たちに何を知ってほしいのか?
- 生徒たちに何ができるようになってほしいのか?
Moodleを使う時には常にこのことを自分に問いかけながら行ってください。
あまり心配しないでください
"Ignore"と"Explore"の頭文字I.E.を覚えておきましょう。必要ないことや、わからないことにぶつかった場合は無視(ignore)し、何か必要なものがあったら、自分で試して(explore)、発見してください。大きな過ちを犯すということはほとんどできないようになっていて、何かが壊れてしまうということも滅多にありません。例えば何かの情報を永久に削除してしまうような失敗を犯しそうになる場面では、ちゃんとそれとわかるような警告が表示され、何かを試そうとしても実際に大きな間違いを未然に防げるようになっています。たとえ失敗しても簡単に修正して元にもどせます。それでも心配なら管理者に"サンドボックス”(テスト用)コースを用意してもらって、そこで試して壊してまた試すを繰り返してください。コンピュータとソフトウェアはあなたが使うためにあるのであって、あなたがそれらに使われるためにあるのではないということをお忘れなく。