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Moodleのアクセシビリティ適合レポート

WCAG版

(VPAT®バージョン2.5に基づく)

製品名/バージョン Moodle LMS
レポート日付 2025年10月
製品説明 世界で最もカスタマイズ性が高く、信頼されているオープンソースの学習管理システムです。

Moodle LMSは、ユーザが作成したコンテンツを学生に配信し、評価を管理するよう設計されたオープンソースの学習管理システムです。

連絡先 Moodleお問い合わせページ

改訂履歴

改訂 日付 備考
バージョン4 2025-10-10 2025年のWCAG 2.2レベルAA認定に合わせた更新。
バージョン3 2024-06-20

WCAG 2.xレポートセクションの達成基準を、WCAGの原則である知覚可能、操作可能、理解可能および堅牢(POUR)に従ってグループ化。

バージョン2 2024-06-06
  • 適合レポートの表のアクセシビリティを改善。
  • 達成基準3.3.6(AAA)を「部分的にサポート」に格下げ。
バージョン1 2024-02-02 初版

注

  • このアクセシビリティ適合レポートは、Moodle HQの外部デジタルアクセシビリティコンサルタントであるGrackleDocsによるMoodle LMSの監査、ならびに内部テストおよびコミュニティによる監査に基づいています。
  • GrackleDocsは、2025年10月にWCAG 2.2レベルAAのアクセシビリティ適合声明を発行しました。
  • 今回の監査では、Moodle WorkplaceとLMSを合わせて監査しました。監査にはMoodle Workplace 4.5のデモサイトを使用し、LMSの代表的なページ20ページとWorkplaceの代表的なページ20ページを選んで実施しました。
  • 監査で特定された問題はすべて、サポート対象のすべてのMoodleバージョンで修正済みです。

使用した評価方法

この適合レポートは、GrackleDocsがMoodle LMSに対して実施したアクセシビリティ監査に基づいています。評価はWCAG評価方法(WCAG-EM)に従って実施しました。監査のテストは手作業で実施し、提示した結果およびコメントが妥当かつ包括的であることを確かめるため、GrackleDocsのアクセシビリティ監査担当者チームによるクロスチェックを行いました。

また、システムの網羅範囲を広げるため、アクセシビリティのニーズを持つトレーニングを受けたテスタのグループによって、Moodle LMSの外部テストも別途実施されています。

監査では、以下のツールおよびアプリケーションを使用しました:

  • デスクトップブラウザ
    • Google Chrome
    • Firefox
  • スクリーンリーダ
    • JAWS
    • NVDA
  • その他のツール
    • WAVE

適用される標準規格およびガイドライン

このレポートは、以下のアクセシビリティ標準規格/ガイドラインへの適合の程度を対象としています:

標準規格/ガイドライン レポートに含まれるか
Web Content Accessibility Guidelines 2.0

レベルA(はい)

レベルAA(はい)

レベルAAA(はい)

Web Content Accessibility Guidelines 2.1

レベルA(はい)

レベルAA(はい)

レベルAAA(はい)

Web Content Accessibility Guidelines 2.2

レベルA(はい)

レベルAA(はい)

レベルAAA(はい)

用語

適合レベルの情報で使用している用語は、以下のように定義されています:

  • サポート:製品の機能に、既知の欠陥なしに達成基準を満たす方法、または同等の手段で満たす方法が少なくとも1つあります。
  • 部分的にサポート:製品の一部の機能が達成基準を満たしていません。

WCAG 2.xレポート

表1:達成基準、知覚可能

注:

表1:達成基準、知覚可能
達成基準 適合レベル 備考および説明
1.1.1 非テキストコンテンツ

レベルA

サポート Moodleでは、すべての非テキストコンテンツにアクセシブルな名前が付けられています。
1.2.1 音声だけ及び映像だけ(収録済み)

レベルA

サポート Moodleには収録済みの音声や映像は含まれていませんが、コンテンツ作成者が動画/音声コンテンツをアップロードできます。

Moodleでは、コンテンツ作成者がアップロードした動画/音声コンテンツに代替フォーマットを提供するためのオプションを用意しています。

1.2.2 キャプション(収録済み)

レベルA

サポート Moodleには収録済みの音声や映像は一切含まれていませんが、コンテンツ作成者がユーザ作成の動画および音声コンテンツにキャプションを添付するためのオプションを用意しています。
1.2.3 音声解説、又はメディアに対する代替(収録済み)

レベルA

サポート Moodleには収録済みの音声や映像は一切含まれていませんが、コンテンツ作成者が音声/動画に音声解説を追加したり、代替フォーマットを提供したりするためのオプションを用意しています。
1.2.4 キャプション(ライブ)

レベルAA

サポート Moodleにはライブストリーミング機能は含まれていません。この機能はサードパーティのツールによってのみ提供されます。
1.2.5 音声解説(収録済み)

レベルAA

サポート Moodleには収録済みの音声や映像は一切含まれていませんが、コンテンツ作成者が音声/動画コンテンツに音声解説を追加するためのオプションを用意しています。
1.2.6 手話(収録済み)

レベルAAA

サポート Moodleには音声や映像のコンテンツは含まれていませんが、コンテンツ作成者は手話通訳付きの収録済み動画コンテンツをアップロードできます。
1.2.7 拡張音声解説(収録済み)

レベルAAA

サポート Moodleには音声や映像のコンテンツは含まれていません。コンテンツ作成者は、拡張音声解説付きの収録済みマルチメディアコンテンツをアップロードできます。
1.2.8 メディアに対する代替(収録済み)

レベルAAA

サポート Moodleには音声や映像のコンテンツは含まれていません。コンテンツ作成者は、収録済みマルチメディアコンテンツに対するメディア代替を提供できます。
1.2.9 音声だけ(ライブ)

レベルAAA

サポート Moodleは音声のみのライブストリームをサポートしていません。利用可能な場合、これはサードパーティのソフトウェアによって提供されます。
1.3.1 情報及び関係性

レベルA

サポート Moodleのページは、支援技術が意図された読み上げ順序およびページ構造をプログラムによって判断できるように構成されています。
1.3.2 意味をなすシーケンス

レベルA

サポート Moodleのページは、順序が重要な場合に、支援技術が意図された読み上げ順序をプログラムによって判断できるように構成されています。
1.3.3 感覚による特性  

レベルA

サポート Moodleは、情報を伝えるために感覚的な特徴だけに頼ってはいません。感覚的な特徴を使用する場合は、適切なテキストやその他の情報でユーザに補足しています。
1.3.4 向き(orientation)

レベルAA

サポート Moodleのユーザインタフェース(UI)はレスポンシブであり、画面の向きを固定したり、製品の使用をどちらか一方のレイアウトに制限したりしません。
1.3.5 入力目的の特定

レベルAA

サポート システム全体の入力フィールドは、その目的によって明確に識別されており、支援技術から利用できます。
1.3.6 目的の特定

レベルAAA

部分的にサポート 支援技術がUI要素の目的を識別できるよう、MoodleではARIAランドマークおよびロールを広範に使用しています。

ただし、最近のアクセシビリティ監査では、オートコンプリートフォームウィジェットに問題が見つかりました。選択リストからアイテムを削除したことが視覚的にしか伝えられず、支援技術のユーザにはわからないというものです。

1.4.1 色の用途

レベルA

サポート Moodleでは、情報を示す唯一の手段として色を使用していません。場合によっては、テキストや特徴的なアイコンなど、他のUI要素を補うために色を使用しています。
1.4.2 音声の制御

レベルA

サポート Moodleには収録済みの音声は一切含まれていません。

ユーザがアップロードした音声および動画コンテンツは、デフォルトでは自動再生されません。音量のコントロールは常にユーザに提供されます。

1.4.3 コントラスト(最低限)

レベルAA

サポート MoodleのUIのすべての要素は、WCAGレベルAAの最低限のコントラストおよびサイズの要件を満たしています。
1.4.4 テキストのサイズ変更

レベルAA

サポート MoodleのUIはさまざまな画面サイズでレスポンシブになるよう設計されているため、コントロールやコンテンツを崩すことなくテキストサイズのズームをサポートしています。

場合によっては、これに対応するため、UI要素が移動したり、より適切な要素に置き換えられたりします。

1.4.5 文字画像

レベルAA

サポート 機能の一部として必要な場合を除き、システムのどの部分においても、重要な情報を伝えるために文字画像は使用していません。
1.4.6 コントラスト(高度)  

レベルAAA

部分的にサポート Moodleのテキストの色は、ほとんどの箇所でデフォルトの背景に対して7:1を超えるコントラスト比を持っています。

ごく一部のテキストの色は、WCAG 2.2レベルAAの最低限のコントラスト比4.5:1は満たしていますが、WCAG 2.2レベルAAAの高度な色のコントラスト要件である7:1は満たしていません。

1.4.7 背景音の小さい又はない音声

レベルAAA

サポート Moodleには収録済みの背景音は一切含まれていません。
1.4.8 視覚的提示

レベルAAA

サポート Moodleは、ブラウザの機能を使用して、必要な視覚的提示に合わせてコンテンツの提示を変更できるよう設計されています。
1.4.9 文字画像(例外なし)

レベルAAA

サポート 機能の一部として必要となるごく少数の場合を除き、システムのどの部分においても、重要な情報を伝えるために文字画像は使用していません。
1.4.10 リフロー

レベルAA

サポート コンテンツのリフローはMoodle全体でサポートされています。

評定者レポートのような横幅の広い表形式のコンテンツを除き、コンテンツはレスポンシブに表示されます。これにより、特に小さな画面やページをズームしている場合に、ページのコンテンツを閲覧する際に横スクロールする必要がなくなります。

1.4.11 非テキストのコントラスト

レベルAA

サポート Moodle内のすべての非テキスト要素は、必要なコントラスト比3:1を上回っています。
1.4.12 テキストの間隔

レベルAA

サポート Moodle内のすべてのデフォルトのフォントおよびレイアウトは、WCAGのテキストの間隔の要件に準拠しています。
1.4.13 ホバー時又はフォーカス時のコンテンツ

レベルAA

サポート ヘルプアイコンなど、ホバーまたはフォーカスで追加のコンテンツを表示する要素は、フォーカス時にポップオーバーを表示します。このコンテンツは、フォーカスが別の場所に移動するか、Escキーが押されない限り消えません。ポップオーバーのコンテンツが表示されている間、マウスをその上にホバーさせることができます。

表2:達成基準、操作可能

注:

表2:達成基準、操作可能
達成基準 適合レベル 備考および説明
2.1.1 キーボード

レベルA

サポート Moodleのインタフェースは、ユーザにタイミングの要件を課すことなく、完全にキーボードでアクセスできます。
2.1.2 キーボードトラップなし

レベルA

サポート Moodleはキーボードトラップがないように設計されており、完全にナビゲート可能です。
2.1.3 キーボード(例外なし)

レベルAAA

サポート どの場合でも、システム全体のすべての機能に対してキーボードのみで操作できる手段が用意されています。
2.1.4 文字キーによるショートカット

レベルA

サポート キーボードショートカットをサポートしているのは、Moodleのリッチテキストエディタだけです。これらのショートカットはユーザが編集エリアにいる場合にのみ有効になり、アクセシビリティソフトウェアを妨げないよう設計されています。システム内にその他のキーボードショートカットはありません。
2.2.1 期限調節可能

レベルA

サポート Moodleは一般的に、コンテンツや操作に時間制限を設けていません。ただし、ユーザセッションの有効期限や時間制限のある小テストなど、少数の例外があります。

ユーザセッションは、ユーザが無期限に延長できます。  

小テスト/課題の制限時間は不可欠なものであり、ユーザが延長することはできません。ただし、インストラクタが個々の学生に対して配慮を行うことができます。

2.2.2 一時停止・停止・非表示

レベルA

サポート Moodleには、動く、点滅する、またはスクロールするコンテンツは含まれていません。
2.2.3 期限なし

レベルAAA

サポート 小テストなど、時間制限が設定される可能性のある活動については、配慮を必要とするユーザに対して時間制限を無効にできます。

セキュリティのため、Moodleサイトでは設定可能なセッションタイムアウトが実装されており、ユーザがセッションを延長するための手段が用意されています。

このような配慮を必要とするユーザがいるMoodleサイトでは、セッションタイムアウトをサイト全体で無効にすることもできます。

2.2.4 割込み

レベルAAA

サポート Moodleは、ユーザの操作なしにコンテンツを自動的に更新することはありません。ただし、メッセージングツールは例外で、受信メッセージを取得するために一定間隔でサーバをポーリングします。
2.2.5 再認証

レベルAAA

部分的にサポート ほとんどの場合、課題や小テストなどでは、ユーザの進捗状況が保存されます。ただし、これをサポートしていないページもあり、その場合はデータを再入力する必要があります。
2.2.6 タイムアウト

レベルAAA

部分的にサポート タイムアウトはセッションタイムアウトのみであり、システムで設定できます。ユーザはログアウトされる前に、セッションを更新するよう警告されます。ほとんどの場合、すでに入力された下書きデータは保存され、ユーザが活動を再開したときに復元されます。
2.3.1 3回の閃光、又は閾値以下

レベルA

サポート Moodleには点滅するコンテンツは含まれていません。
2.3.2 3回の閃光

レベルAAA

サポート Moodleには点滅するコンテンツは含まれていません。
2.3.3 インタラクションによるアニメーション

レベルAAA

部分的にサポート Moodleには、インタラクションによるアニメーションのコンテンツはほとんど含まれていません。

ただし、以下のような一部の機能は、ユーザの操作によって表示される際にアニメーションします:

  • コースインデックス
  • 通知ポップオーバー
  • メッセージングドロワ
  • ブロックドロワ
2.4.1 ブロックのバイパス

レベルA

サポート ユーザがMoodleを効率的にナビゲートできるよう、スキップリンクが用意されています。
2.4.2 ページタイトル

レベルA

サポート Moodle内のすべてのページには、ナビゲーションを助け、システム内でのユーザの位置把握を助けるための詳細なページタイトルがあります。
2.4.3 フォーカス順序

レベルA

サポート Moodleのページは、論理的なフォーカス順序をサポートするよう注意深く設計されており、各ページの構造の理解を助けます。
2.4.4 リンクの目的(文脈内)

レベルA

サポート Moodle内のすべてのリンクのリンクテキストは、その目的を示しています。実用的な場合には、アクセシビリティソフトウェアがこれをプログラムによって判断するのを助けるため、追加のヒントを加えています。
2.4.5 複数の経路

レベルAA

サポート Moodleでは、該当する場合は検索やページインデックスなど、Moodle内のコンテンツ構造をナビゲートし理解するための複数の手段を提供しています。
2.4.6 見出し及びラベル

レベルAA

サポート すべてのページで、ユーザがページとその目的を理解できるよう、見出しおよびラベルを適切に使用しています。
2.4.7 フォーカスの可視化

レベルAA

サポート すべてのページでキーボードフォーカスが表示されるため、ユーザはページのコンテンツ内を移動する際に、自分の位置を簡単に判断できます。
2.4.8 現在位置

レベルAAA

サポート Moodleでは、システム内での現在位置をユーザが理解しやすいよう、ブレッドクラムを提供し、ページタイトルに現在のページの位置を表示しています。
2.4.9 リンクの目的(リンクだけ)

レベルAAA

部分的にサポート ほとんどのリンクは、リンクテキストだけで一意に識別できます。

ただし、リンクテキストだけではリンクの目的を明らかにできない既知の箇所がいくつかあります。例:

  • フォーラムディスカッション内の投稿一覧にある「編集」、「削除」および「返信」リンク
  • ユーザ一覧を名または姓で絞り込むための文字リンクは、文脈から切り離すと意味をなしません。
2.4.10 セクション見出し

レベルAAA

サポート すべてのページにセクション見出しがあるため、ユーザはコンテンツ構造の中で自分の位置を把握できます。  

Moodleは、コンテンツ作成者がユーザ作成コンテンツをアクセシブルな方法で作成できるようにするためのツールを提供しています。

2.4.11 隠されないフォーカス(最低限)(2.2のみ)

レベルAA

サポート ユーザが開いたコンテンツが、キーボードフォーカスを受け取っているユーザインタフェースコンポーネントを覆い隠すことはありません。
2.4.12 隠されないフォーカス(高度)(2.2のみ)

レベルAAA

部分的にサポート 特定の状況では、キーボードフォーカスが部分的に隠れる場合があります。

既知の例は以下のとおりです:

  • コースページで上部のアイテムを過ぎてすでにスクロールしている状態で、「メインコンテンツへスキップする」リンクを使用した場合
  • 編集モードでコースページまたは評定表ページの下部までタブ移動すると、フッタがフォーカスを覆い隠すことがあります。
  • ページネーションコントロールで、他のページネーションリンクが現在選択されているアイテムのフォーカスを部分的に覆い隠すことがあります。
2.4.13 フォーカスの外観(2.2のみ)

レベルAAA

サポート ほとんどの箇所で、フォーカス可能なユーザインタフェースコンポーネントの周囲の青いハイライトがキーボードを示しており、これは達成基準を満たしています。  

場合によっては古いスタイルがまだ残っており、フォーカスインジケータが背景色の変化とリンクの下線で構成されています。

2.5.1 ポインタジェスチャ

レベルA

サポート Moodleでは、UI内でマルチポイントやパスベースのジェスチャを一切使用していません。
2.5.2 ポインタキャンセル

レベルA

サポート ポインタのキャンセルは、Internet Explorerを除くすべての主要ブラウザでサポートされています。

MicrosoftがInternet Explorerのサポートを終了したことに伴い、MoodleはMoodle 3.10以降、このブラウザのサポートを終了しました。

2.5.3 ラベルを含む名前(name)

レベルA

サポート Moodle全体で、ボタンおよびリンクのアクセシブルな名前は、表示されている名前と一致しています。
2.5.4 動きによる起動

レベルA

サポート Moodleには、入力手段として動きを必要とする機能はありません。
2.5.5 ターゲットのサイズ

レベルAAA

部分的にサポート ほとんどのコントロールおよびクリック可能なターゲットは、44×44 CSSピクセルより大きくなっています。ただし、例外もあります。
2.5.6 入力メカニズムの共存

レベルAAA

サポート Moodleは、複数の入力モダリティを同時に使用することを制限していません。
2.5.7 ドラッグ動作(2.2のみ)

レベルAA

サポート ドラッグ&ドロップを必要とするすべての操作には、ドラッグ動作を必要としない代替の操作方法があります。
2.5.8 ターゲットのサイズ(最低限)(2.2のみ)

レベルAA

サポート ポインタ入力のすべてのターゲットは、必要な最低限のサイズを満たしているか、代替の手段でアクセスできます。

表3:達成基準、理解可能

注:

表3:達成基準、理解可能
達成基準 適合レベル 備考および説明
3.1.1 ページの言語

レベルA

サポート Moodleは複数の言語をサポートしています。これは、HTMLのlang属性を使用してプログラムによって伝えられます。
3.1.2 一部分の言語

レベルAA

サポート Moodleのページは、ユーザのプレファレンスに基づく言語で表示されます。

言語選択メニューのオプションにはlang属性があり、各メニューオプションの言語を支援技術に伝えます。

Moodle内のユーザ作成コンテンツには、そのコンテンツの適切な言語をタグ付けでき、これは部分ごとに行うこともできます。

3.1.3 一般的ではない用語

レベルAAA

サポート Moodleでは、なじみのない用語や一般的ではない用語をユーザが理解できるよう、コンテクストヘルプを提供しています。

また、Moodleには組み込みの用語集機能があり、ユーザ作成コンテンツから定義への自動リンクが可能です。

3.1.4 略語

レベルAAA

部分的にサポート Moodleでは、システムのコンテクストにおいてなじみのない略語をユーザが理解できるよう、コンテクストヘルプを提供しています。

また、Moodleには組み込みの用語集機能があり、ユーザ作成コンテンツから定義への自動リンクが可能です。

システムで使用されている略語の中には、説明されていないものもあります。いくつか例を挙げると、以下のとおりです:

  • AI
  • AICC
  • AM/PM
  • H5P
  • SCORM
3.1.5 読解レベル

レベルAAA

サポート Moodleは、できるだけ直感的に使えるよう設計されています。年少のユーザを対象とした言語パックも提供していますが、これは主にシステムの学習者ユーザのニーズに対応するものです。

Moodleは、ユーザ作成コンテンツがこの達成基準に適合するための機能を提供しています。

3.1.6 発音

レベルAAA

部分的にサポート Moodleのコアシステムは、ほとんどの場合、発音のサポートを提供していません。ただし、Moodleはマークアップ、用語集の自動リンク、ユーザが追加のコンテンツを加える機能など、ユーザ作成コンテンツがこの達成基準に準拠するための機能を提供しています。
3.2.1 フォーカス時

レベルA

サポート Moodleでは、ユーザがインタフェース内のフォーカス可能なアイテムに移動したときに、どこであってもコンテクストやフォーカスが変化することはありません。代替手段が実用的な場合には、新しいウィンドウやタブでリンクを開くことを避けています。
3.2.2 入力時

レベルA

サポート Moodleは、ユーザが明示的な操作を開始しない限り、利用のコンテクストを変化させません。
3.2.3 一貫したナビゲーション

レベルAA

サポート Moodleは一貫したナビゲーションのレイアウトおよび方法を使用しており、要素はページ間で同じ順序で表示されます。
3.2.4 一貫した識別性

レベルAA

サポート Moodleは、システム全体で共通の用語を使用する一貫したコンポーネントのセットを使って設計されています。
3.2.5 要求による変化

レベルAAA

サポート Moodleは、ユーザの明示的な操作なしに、ユーザにとってのコンテクストを変化させることはありません。
3.2.6 一貫したヘルプ(2.2のみ)

レベルA

サポート Moodleは、一貫したヘルプメニューを使用して、各ページにコンテクストヘルプを提供しています。このメニューの構造と順序は、システム全体で一貫しています。
3.3.1 エラーの特定

レベルA

サポート エラーはユーザに説明され、適切なARIAロールおよび属性でマークアップされます。
3.3.2 ラベル又は指示

レベルA

サポート システムでは、ユーザが適切な値を入力できるよう、期待されるデータフォーマットを含む豊富なラベルおよび説明を提供しています。  
3.3.3 エラーの修正提案

レベルAA

サポート データの検証はシステム全体で広範に行われており、エラーメッセージはデータのエラーを修正する方法をユーザに説明します。
3.3.4 誤り防止(法的・金融・データ)

レベルAA

サポート Moodleには、エラーの発生を防ぐためのさまざまな仕組みがあります。例えば、小テストを送信する前の確認ページ、ユーザを削除する前やユーザの登録を解除する前の確認ダイアログなどです。
3.3.5 ヘルプ サポート コンテクストに応じたヘルプがすべてのページで提供されており、ユーザが利用できます。さらに、複雑なフォームの説明や特定のフィールドの豊富なツールチップによって、ユーザに追加のヘルプリソースが提供されます。
3.3.6 誤り防止(全て)

レベルAAA

部分的にサポート フォームの検証の仕組みにより、ユーザはフォームの入力中に入力内容を修正できます。

また、ユーザが誤って元に戻せない操作(データの削除など)を行わないよう、確認ダイアログまたは確認ページも用意されています。 ただし、学生に課題の別の提出を許可する場合など、元に戻せない操作の前に確認プロンプトが表示されない既知の例もあります。

3.3.7 冗長な入力項目(2.2のみ)

レベルA

サポート 不可欠な場合を除き、データはユーザのためにあらかじめ入力されているか、妥当なデフォルト値が提供されます。
3.3.8 アクセシブルな認証(最低限)(2.2のみ)

レベルAA

サポート Moodleは、デフォルトのユーザ名とパスワードの代替手段として、サードパーティのOAuthやその他のSSO認証の仕組みを提供しています。さらに、デフォルトのログインフォームは、アクセシブルな認証体験のために正しくマークアップされています。
3.3.9 アクセシブルな認証(高度)(2.2のみ)

レベルAAA

サポート Moodleは、デフォルトのユーザ名とパスワードの代替手段として、サードパーティのOAuthやその他のSSO認証の仕組みを提供しています。さらに、デフォルトのログインフォームは、アクセシブルな認証体験のために正しくマークアップされています。

表4:達成基準、堅牢

注:

表4:達成基準、堅牢
達成基準 適合レベル 備考および説明
4.1.1 構文解析

レベルA

サポート
  • WCAG 2.2:この達成基準は廃止され、削除されています。
  • WCAG 2.0および2.1:Moodleのユーザインタフェースは、適切なレンダリングを確保するために正しいHTML要素で構築されています。
4.1.2 名前(name)・役割(role)・値(value)

レベルA

サポート Moodle内のすべてのコンポーネントの名前およびロールは、ネイティブのセマンティックHTMLタグや適切なARIAロールおよび属性を使用して、プログラムによって判断できます。
4.1.3 ステータスメッセージ

レベルAA

サポート すべてのステータスメッセージおよびアラートは適切なARIAロールおよび属性でマークされており、支援技術がプログラムによってそれらを判断できます。

法的免責事項

本書の情報は、アクセシビリティ監査時点のMoodle LMSに基づいて誠実に提供されているものであり、法的拘束力のある主張を表すものではありません。アクセシビリティのエラーや適合に関する主張の誤りを報告し、必要に応じて再評価および修正を受けるには、Moodle Pty Ltdにお問い合わせください。