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翻訳中です - [[利用者:Mitsuhiro Yoshida|Mitsuhiro Yoshida]] 2006年8月10日 (木) 00:37 (WST)
== 良い先生 ==
== 良い先生 ==


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それでも、すべての良い先生のように、彼女はさらに良い先生になりたいと思っていました。
それでも、すべての良い先生のように、彼女はさらに良い先生になりたいと思っていました。


彼女は同僚と話して、同僚は彼女に多くの有用なヒントを与えました ( 同僚の何人かは、本当のことを言っていないと彼女は疑っていましたが )。
彼女は同僚と話して、同僚は彼女に多くの有用なヒントを与えました ( 彼女は、同僚の何人かは本当のことを言っていないと感じていましたが )。


彼女は彼女の生徒に話しかけ、生徒たちの洞察はしばしば極めて興味深く、示唆に富むものでした。
彼女は生徒たちに話しかけ、彼女の生徒たちの洞察はしばしば極めて興味深く、示唆に富むものでした。


彼女は、校長のところに行き、校長は彼女にいくつかの良いアドバイスを与えました。( 本当に、彼は与えました。)
彼女は校長のところに行き、校長は彼女にいくつかの良いアドバイスを与えました。( 彼は本当にそうしました。)


彼女は専門雑誌と本を読み、ListServr ( メーリングリスト ) に参加し、ウェブサイトを訪問し、コースに参加し、ワークショップとカンファレンスに参加し、彼女が一般的に見つけることができる知識はどこからでも探しました。彼女には、とてもやる気がありました。
彼女は専門雑誌と本を読み、ListServ ( メーリングリスト ) に参加し、ウェブサイトを訪問し、コースに参加し、ワークショップとカンファレンスに参加し、一般的に見つけることができる知識はどこからでも探しました。彼女には、とてもやる気がありました。


少しずつ、彼女は新しい方法とテクニックを彼女の教室で試してみることにしました。例えば:
少しずつ、彼女は新しい方法とテクニックを彼女の教室で試してみることにしました。例えば:
*彼女は、複数の情報を授業計画に入れるように配慮しました。
*彼女は、複数の情報を授業計画に入れるよう配慮しました。
*彼女は、彼女の教室での協調学習を始めました。
*彼女は、授業で協調学習を始めました。
*彼女は、さらにプロジェクトベースの学習を彼女のインストラクションに組み入れました。
*彼女は、さらにプロジェクトベースの学習をインストラクションに組み入れました。
*彼女は、LCDプロジェクターの利用も開始しました。
*彼女は、データプロジェクターの利用も始めました。


時々、それはちょっとだけ大変でした。実際、疲れ果ててしまうような作業でした。彼女が意図していたものが、すべて実現するわけではありませんでした。しかし、彼女の生徒たちに少しでも学んで欲しかったため、彼女は粘り強く取り組みました。
時々、それはちょっとだけ大変でした。実際、疲れ果ててしまうような作業でした。彼女が意図していたものが、すべて実現するわけではありませんでした。しかし、生徒たちに少しでも学んで欲しかったため、彼女は粘り強く取り組みました。


それでも、彼女は何かが欠けていると感じました。彼女は、かつてできなかったことを彼女の生徒たちと実現してみたいと思いました。楽しいこと、ワクワクすること、生徒が本当に楽しんでやれること。大部分は、彼女の生徒たちに学びたいと思わせることです。
それでも、彼女は何かが欠けていると感じました。彼女は、かつてできなかったことを生徒たちと実現してみたいと思いました。楽しいこと、ワクワクすること、生徒たちが本当に楽しんでやれること。大部分は、彼女の生徒たちに学びたいと思わせることです。


しかし、彼女はそれが何なのか言うことができませんでした。
しかし、彼女は欠けているものが何なのか述べることができませんでした。


=== Act 2: かなり良い先生は、Mr. Dougisに会います。 ===
=== Act 2: かなり良い先生は、Mr. Dougisに会いに行きます。 ===


ある日、彼女は、インターネットで生徒と素晴らしいことをやっている教師、Mr. Dougisに関する記事を地方紙の記事で読みました。彼女にとって、それは刺激的なものに見え、これがずっと自分が探していたものではないかと思いました。
ある日、彼女は、インターネットで生徒と素晴らしいことをやっている教師、Mr. Dougisに関する記事を地元紙で読みました。彼女にとって、それは刺激的なものに見え、これがずっと自分が探していたものではないかと思いました。


She knew the school where he taught, and she left him a telephone message. Would he mind her dropping by one day to chat?
彼女は、彼が教えている学校を知っていましたので、彼の留守番電話にメッセージを残しました。彼女が、いつか立ち寄って彼と話すことができるのでしょうか?


The next day, she received an answer. She could drop by any Thursday to see what was up. But it had to be a Thursday.
次の日、彼女は返事をもらいました。木曜日ならいつでも立ち寄って、何が起こっているのか見ることができるとのことです。しかし、それは木曜日でなければなりませんでした。


She went to her principal and explained to him that she needed a substitute teacher for next Thursday. She told him why and he gladly gave her a professional day in order investigate. Really, he did.
彼女は、校長のところに行き、次の木曜日に代わりの先生が必要だと説明しました。彼女は、校長にその理由を説明し、校長は調査のための専門の日を彼女に与えました。彼は、本当にそうしました。


She went to see Mr. Dougis. He greeted her with a friendly smile.
彼女は、Mr. Dougisに会いに行きました。 彼は、人懐っこい笑顔で彼女を迎えました。


"Welcome," he said, and smiled. "It's good that you came today. Thursdays, we Moodle."
彼は言いました「ようこそ」、そして微笑みながら「今日お越し頂いて良かったです。毎週木曜日に私たちはMoodleやってますから」


The Pretty Good Teacher looked around. There were about twenty-five students sitting at computers. They looked about thirteen years old. Most did not notice her, because they were engrossed in what they were doing.
かなり良い先生は、周囲に目を配りました。約25名の生徒たちがコンピュータの前に座っていました。13歳くらいの年齢です。自分がやることに没頭しているためか、ほとんどの生徒が彼女に気付きませんでした。


"What are they working on?" she asked.
彼女はたずねました。「生徒たちは何をやっているのですか?


"Well," said Mr. Dougis, "a couple of things. Some of them are working together to create a glossary of terms used in the current events articles we read each week."
「そうですね」、Mr. Dougisは言いました。「生徒の何人かは、私たちが毎週読むイベント記事の用語集を一緒に作っています」


"They know how to do that?" she asked. She thought that creating an online glossary must be a bit complicated for this age.
「生徒たちは、やり方を知っているのですか?」、彼女はたずねました。この年齢でオンライン用語集を作るのは、少々難しいと彼女は思ったからです。


"Sure," said Mr. Dougis. "It's not hard to do that in Moodle."
「もちろん」、Mr. Dougisは言いました。「Moodleでオンライン用語集を作るのは難しくありませんよ」


"Oh yes, Moodle," she said, "I read about Moodle in the newspaper article. What is it?"
「ああ、Moodleですか」、彼女は言いました。「新聞記事でMoodleに関して読んだことがあります。それは何でしょうか?


"It's the software we use in our virtual classroom", he said, as he guided her to a monitor.
「私たちのバーチャルクラスルームで使用しているソフトウェアです」、彼は彼女にモニタを見せながら言いました。


"See how the students are simply filling in a form to create entries in the glossary?" he asked. "That's Moodle."
「生徒たちがフォームに入力して、簡単に用語集エントリを作っているところを見てください」、彼は言いました。「これがMoodleです」


It did not look like the students were having any trouble.
生徒たちは、困っているようではありません。


"And some of the other students," he said, "are having an online debate about the way the current war on terrorism is being conducted. It's turning into a pretty heated discussion," he chuckled.
「それから、他の学生の何人かは」、彼が言いました。「現在のテロ行為に対して行われている、戦争の状況について議論しています。とても白熱した議論になっています」、彼は含み笑いをしました。


"How do you have an online debate?" she asked.
「どうやってオンライン上で議論するのですか?」、彼女はたずねました。


"They are using a discussion forum to talk with each other and are even rating each others' posts according to criteria we developed together," he said.
「生徒たちは、お互い話すためフォーラムを使っていますし、私たちが作成した評価基準を基に、お互いの投稿を評価し合ったりしています」、彼は言いました。


"Can they really handle that at such a young age?" she asked.
「生徒たちは、その若さで本当に対応できるのですか?」、彼女はたずねました。


"Some are still learning about how to deal with constructive criticism and how not to take everything that is posted personally," he relpied. "But we are getting there. With a little guidance and encouragement..."
「何人かはまだ建設的な批判に対処することを、個人的に投稿された内容を何でも受け入れないようにすることを学んでいます」、彼は答えました。「でも私たちはそこにいるんです。少しのガイダンスと勇気づけで ...


"No, I mean the technology," she interrupted.
「いいえ、私がお聞きしたのは技術的なことです」、彼女が言葉をさえぎりました。


"Of course!"  replied Mr. Dougis. "In Moodle, forums are easy to use."
「もちろん!」、Mr. Dougisは答えました。「Moodleでは、フォーラムは簡単に使えますから」


And throughout the day, that is how it went. Moodle this and Moodle that. The Pretty Good Teacher had to admit that even the younger students seemed to be proficient Moodlers. And almost all the students seemed engaged and interested in their work.
その日をとおして、このようなやりとりが続きました。これがMoodleで、それがMoodleで。かなり良い先生は、年少の生徒でさえ熟練したMoodlerだと認めざるを得ませんでした。そして、ほとんどの生徒たちがMoodleを利用した課題に興味を持ちながら没頭しているようでした。


She was impressed, but wondered if all were really as it seemed.
彼女は感心しましたが、本当に生徒たちすべてがそうなのか不思議に思いました。


During Mr. Dougis' break, they talked over a cup of coffee and a piece of cake.
Mr. Dougisの休み時間中、彼らはコーヒーとケーキを食べながら話しました。


"Tell me more about Moodle," she said.
「もっとMoodleについてお話ください」、彼女は言いました。


"Well," he began, "I use Moodle to compliment and enhance my classroom instruction. I might, for example, just upload a Power Point presentation to the site for my students to review or post links to a good web site. Or we might do something more social, more collaborative, as you have seen today."
「そうですね」、彼は話し始めました。「私は、教室でのインストラクションを更に良くするためMoodleを使っています。例えば、生徒がレビューするPower Pointプレゼンテーションをサイトにアップロードしたり、役に立つウェブサイトのリンクを投稿するため使います。または、今日ご覧頂いたように、何かもっと社会的なこと、もっと協力的なことを行うこともできます」


"So, Moodle helps you do some things differently?" she asked.
「それでは、Moodleは何か違ったことをするための助けとなっているのですか?」、彼女はたずねました。


"Not just different," he emphatically corrected, "better."
「いいえ、単に違ったことをするためではなく」、彼は強く訂正しました。「良くするためです」


"How so?" She really wanted to know.
「では、どのように?」、彼女は本当に知りたいと思いました。


"Let's say," said Mr. Dougis, "that we are discussing the effects of global warming. I can send my students to the library to do traditional research and we can discuss what they find out in class. And I can have the students make posters to display what they have learned. We can break into groups create lists of top ten easy ways to fight global warming. And we can have a debate in class about the effects of global warming, too."
「例えば」、Mr. Dougisは言いました。「私たちが地球温暖化について議論しているとしましょう。旧来の調査を行わせるため、生徒たちを図書館に連れて行って、何を見つけることができたか授業で話し合うことができます。そして、何を学んだのか展示するため、生徒たちにポスターを作らせることができます。そして、生徒たちをグループ分けして、地球温暖化と戦うための簡単な方法トップ10リストを作成することができます。そして、私たちは地球温暖化の影響に関して、授業でディベートすることもできます」


"That sounds fine," said the Pretty Good Teacher. "What is wrong with that?"
「素晴らしいですね」、かなり良い先生は言いました。「何かまずい点がありますでしょうか?


"There is nothing wrong with that," replied Mr. Dougis, "but we can, for example, also go to Moodle and create a survey about global warming to administer to students here at our school and to students at our online partner schools in Canada and South Africa in order to see to what extent we all agree on the issue. We can design the survey together, invite our partners to take it, and have a discussion with them about where we see eye to eye and where we don't. And that is potentially a rich, valuable educational experience that we could not have without Moodle, don't you agree?"
「何も間違っていませんよ」、Mr. Dougisは答えました。「しかし、例えば私たちは、地球温暖化対策に関して、私たちの学校の生徒たちと、カナダと南アフリカのオンラインパートナーの学校の生徒たちの意見がどの程度まとまるか調べるため、Moodle上で調査することもできます。私たちは共同で調査を設計することができますし、調査を受けるため私たちのパートナーを招待して、私たちが実際に見ることができるもの、できないものに関して議論することもできます。そして、これはMoodleなしでは享受できない、豊かで価値ある教育経験の可能性を秘めています。そう思いませんか?


The Pretty Good Teacher did agree. She wanted this Moodle thing for her students.
かなり良い先生は、強く同意しました。かなり良い先生は、このMoodleというものを彼女の生徒たちと使いたいと思いました。


Mr. Dougis showed her how to go to any one of several sites and set up a Moodle classroom. That weekend, the Pretty Good Teacher started learning the basics of Moodle. She even got in touch with the moodle comunity at moodle.org where she found other teachers like herself and lots of people interested in the moodle thing.
Mr. Dougisは、彼女にいくつかのサイトへのアクセス方法と、Moodleクラスルームのセットアップ方法を見せました。その週末、かなり良い先生はMoodleの基本的な使い方を学び始めました。彼女は、Moodleというものに興味を持っている自分のような教師や多くの人たちがいるmoodle.orgのMoodleコミュニティに参加することも始めました。


=== Act 3: かなり良い先生は、Moodlingし始めます。 ===
=== Act 3: かなり良い先生は、Moodlingし始めます。 ===


By the next Friday, she and her students were in the school computer lab. She showed them how to use a discussion forum and urged the students to discuss the novel they were currently reading.
次の金曜日までに、彼女と彼女の生徒たちは学校のコンピュータ室にいました。彼女はディスカッションフォーラムの使い方を教えて、現在読んでいる小説に関してフォーラムで話し合うよう生徒たちに要請しました。


Some students had a good bit to say about it. Others had very little to say. Some comments were insightful. Others were quite foolish.
何人かの生徒は非常に良く投稿できました。他の生徒は少しだけ投稿しました。いくつかのコメントは、洞察に満ちたものでした。他のコメントは、非常に愚かなものでした。


The Pretty Good Teacher was disappointed. Was Moodle not really all Mr. Dougis had claimed?
かなり良い先生は、がっかりしました。Moodleは、本当にMr. Dougisが主張していたものとは違うのかしら?


A few days later, she tried again. She set up a chat room and told the students to chat about anything, but to pretend they were characters from the novel. A few students did a really good job, but many students did not seem to take the assignment seriously. And the chat room became very confusing when everyone spoke at the same time. Frankly, the lesson was a flop.
数日後、彼女は再度試みました。彼女は、チャットルームをセットアップして、生徒たちにどのようなことでも良いから、しかし自分たちが読んでいる小説の登場人物のふりをしてチャットするよう伝えました。数名の生徒は本当に良くやりましたが、多くの生徒たちはこの課題をまじめにに考えていないようでした。そして、すべての生徒が同時に話すとき、チャットルームは非常に混乱したものになりました。実際のところ、授業は失敗でした。


Some of her students must have been talking about Moodle in a less than complimentary way, because the Pretty Good Teacher had to endure some snide comments about it in the staff room. Some of her so-called colleagues actually seemed happy to see her struggle a little. It was incomprehensible to her, but it was undeniable. And she didn't like looking foolish.
彼女の生徒の何人かは、Moodleのことを良く言っていなかったはずです。なぜなら、かなり良い先生は職員室で、いくつかの悪意に満ちたコメントに耐えなければなりませんでした。いわゆる同僚と呼ばれる人たちは、彼女が苦心していることを少しだけ喜んでいるようでした。それは、彼女にとって理解し難いことでしたが、否定できないことです。彼女は、自分が愚かに見えることが好きではありませんでした。


Now the Pretty Good Teacher was quite sure that Moodle was not as wonderful as Mr. Dougis seemed to think it was. Annoyed, she sent him an email, telling him so.
かなり良い先生は、Mr .Dougisが思っているほどMoodleは素晴らしいものではないと強く確信しました。悩んだ末、彼女は彼にそのことを伝えるためメールを送りました。


=== Act 4: Mr Dougis、メールが届きました。 ===
=== Act 4: Mr Dougis、メールが届きました。 ===


She received a quick reply. "You sound upset," wrote Mr. Dougis.
彼女はすぐに返事を受信しました。「あなたは動揺しているようですね」、Mr. Dougisは書きました。


The Pretty Good Teacher returned, "I am upset. I am not so sure that Moodle is right for my students."
かなり良い先生は返信しました。「動揺しています。Moodleが私の生徒たちに適しているのか確信が持てないのです」


An exchange of emails ensued.
メールのやり取りが続きました。


"Maybe," he responded. "But let me ask you this: Did your students do what you asked them to do?"
「恐らくそうだと思います」、彼は返答しました。「しかし、質問させてください。あなたの生徒たちは、あなたが求めたことをやりましたか?


"What do you mean?" asked the Pretty Good Teacher.
「どういうことですか?」、かなり良い先生はたずねました。


"Well, when you asked them to discuss the novel in the forum, did they do that?" he asked.
「そうですね、生徒たちにフォーラムで小説に関して議論するよう求めたとき、生徒たちは議論しましたか?」、彼はたずねました。


"Yes, I suppose most of them did," she replied.
「はい、生徒のほとんどは議論したと思います」、彼女は返答しました。


"And when you asked them to chat about the novel," he continued, "did they do that?"
「それから、生徒たちにチャットで小説に関して議論するよう求めたとき」、彼は続けました。「生徒たちは議論しましたか?


"The majority of them did," she answered."
「生徒のほとんどは議論しました」、彼女は返答しました。


"So, why are you unhappy?" asked Mr. Dougis.
「では、なぜあなたは不満なんですか?」、Mr. Dougisはたずねました。


It was a good question.
これは良い質問でした。


"Well," she wrote, "the students did not seem very excited about the lessons and I am not sure that they learned much, either."
「そうですね」、彼女は書きました。「授業にとてもワクワクしていたようではありませんでしたし、生徒たちが多くのことを学んだかどうか自信がありません」


"Does that ever happen in your traditional classroom?" asked Mr. Dougis.
「それは旧来の授業でも起きたことですか?」、Mr. Dougisがたずねました。


Now she was offended. "Almost never," came her indignant response.
彼女は気分を害しました。「ほとんどありません」、彼女の憤慨した返答です。


"Why not?" asked Mr. Dougis playing with fire.
「どうして?」、Mr. Dougisは火遊びをしています。


First she planned a very icy and angry response. But after 5 minutes or so, she cooled down and started thinking about it seriously. Normally, her lessons had something like a beginning, a middle and an end. They were well thought out and the students understood just what she expected of them. So that is what she wrote in her response to Mr. Dougis' question.
最初、彼女は非常に冷たく怒った返事を出そうと考えました。しかし、5分かそこらで、彼女はクールダウンして、そのことを真剣に考え始めました。通常、彼女の授業は始まり、中間、終了のような流れになります。授業は、良く考え抜かれ、生徒たちは彼女が望むことを理解できます。これが、Mr. Dougisの質問に対して、彼女が返答した内容です。


"Can you honestly say the same of your two Moodle lessons?" he wrote back. Mr. Dougis was definitively a daredevil.  
「あなたは、2つのMoodleの授業について本当に同じことが言えますか?」、彼は返事を書きました。Mr. Dougisは、決定的に向こう見ずな人です。


She knew he was right. She had expected Moodle to work some sort of magic on her students, but she had not really designed the kind of good, effective lessons she normally planned.
彼女は、彼が正しいと理解しました。彼女は、Moodleが魔法のように生徒たちに働くことを望んでいましたが、いつものように素晴らしく、効果的な授業をデザインすることはできませんでした。


"What would you advise your students to do in a situation like this?" asked Mr. Dougis.
「そのような状況で、あなたは生徒たちにどのようにアドバイスしましたか?」、Mr. Dougsはたずねました。


She decided to give Moodle another chance.
彼女は、Moodleにもう一度チャンスを与えることにしました。


=== Act 5: かなり良い先生は、反撃します。 ===
=== Act 5: かなり良い先生は、反撃します。 ===


今回は、彼女が自分自身に問いました。「私は生徒たちに何を学んで欲しいの?」 そして自分の目標を書き留めました。


This time, she asked herself, "What do I want my students to learn?" And she wrote down her objectives.
それから、彼女は自分自身に問いました。「授業をするため、どのようなリソースが必要なの?」 そして、彼女はリソースを集めて整理しました。
 
Then she asked herself, "What resources will we need to make the lesson work?" and she collected and organized her resources.


Finally, she asked herself, "What is it I want my students to actually do in order to be successful?" And she designed her activities.
最後に、彼女は自分自身に問いました。「成功するため、私は生徒たちに本当は何をやってもらいたいのかしら?」 そして彼女は、活動をデザインしました。


The Pretty Good Teacher wanted her students to recognize and identify the importance of conflict in the novel.
かなり良い先生は、彼女の生徒たちに小説の中での論争の重要性を認識し、確認して欲しいと思いました。


She located a couple of good online resources to give students the information they needed to do this and she posted her own notes to help them better understand what they found on the web sites.
これをやるための必要な情報を生徒たちに与えるため、彼女は2、3のオンラインリソースを置きました。そして、生徒たちがウェブサイトで見つけたことに関するより良い理解のため、彼女は自分のノートを投稿しました。


In addition, she wanted them to create a web page for each major conflict in the novel, describing the conflict and suggesting several possible ways the conflict could be resolved. Then she set up a wiki where her students could do this.
加えて、生徒たちに小説のそれぞれ主要な論争に関して、論争およびいくつかの可能な解決方法を説明したウェブページを作成して欲しいと思いました。それから、彼女は生徒たちがそのことを実現できるwikiをセットアップしました。


Before going to the lab, she discussed the lesson with her students and showed them how to work in a wiki. She used her cool, new LCD projector for that.
コンピュータ室に行く前、彼女は生徒たちと授業について話し合って、wikiをどのように使うか教えました。そのために彼女は、彼女のクールな新しいLCDプロジェクタを使用しました。


She posted clear instructions about the lesson to the web site, reinforcing what she had said in class (and unconsciously stating a contract with her students).
彼女は、授業に関する明快なインストラクションをウェブサイトに掲載して、彼女が授業で言ったことを強化しました ( そして、無意識のうちに生徒たちの学びにコミットした形になりました。 )


The next day, they went to the lab.
次の日、生徒たちはコンピュータ室に行きました。


The Pretty Good Teacher was gratified to see how much better the lesson went. While a few of the students did have a little trouble the first few minutes getting used to the wiki, most of them actually caught on very quickly, and it was a pleasure to see how they helped each other get up and running.
かなり良い先生は、どれほど授業が良くなったか見て、胸がスッとしました。少数の生徒たちは最初の数分、wikiに慣れるのに少しだけ苦労しましたが、ほとんどは本当にすぐに追いつきました。そして、生徒たちがお互い助け合って作業を進めていることは、彼女にとって嬉しいことでした。


After about forty-five minutes, almost all students had contributed to the wiki. Some of their web pages were surpisingly good.
およそ45分後、ほとんどの生徒たちは、wikiに寄稿していました。生徒の何名かのウェブページは驚くほど素晴らしいものでした。


As the Pretty Good Teacher circulated around the lab, she encouraged the students and complimented their work. Of course, she also had to remind a couple of students that playing card games on the computer was not part of the lesson.
かなり良い先生はコンピュータ室を回って、生徒たちを励まし、生徒たちの作品を褒めました。もちろん、何名かの生徒たちはコンピュータのカードゲームをして、授業に参加していなかったことを、彼女は把握する必要はありました。


While she could not say that the lesson was perfect, the Pretty Good Teacher was pleased. The students had not only learned a lot, they seemed to enjoy doing so.
その授業は完璧なものとは言えませんが、かなり良い先生は嬉しく思いました。生徒たちは多くを学んだだけではなく、授業を楽しんでいるようでした。


That evening, she went back to the wiki to reread some of the pages. She was surprised to see that some students had continued to work on their pages from home. They had added graphics and links and some shocking, but enthusiastic, text formatting. She had not assigned this as homework, they just wanted to do it.
その日の午後、彼女はwikiに戻って、いくつかのページを読み直しました。何名かの生徒たちが、自宅から自分のwikiページを編集していることに驚きました。生徒たちは、画像、リンク、そしていくつかのショッキングですが楽しいテキストフォーマットを追加していました。彼女は、これを宿題としていませんでしたが、生徒たちは自分でwikiの編集を続けたかったようです。


And the Pretty Good Teacher smiled a little.
そして、かなり良い先生は少しだけ微笑みました。


=== Act 6: 次の日 ===
=== Act 6: 次の日 ===


When class met the next day, several of the students were quite excited about Moodle. One said, "When my father asked me what we had done in school, I showed him the wiki. He thought it was great!" It was obvious that she was proud of the work she and her classmates had done.
次の日の授業では、数名の生徒たちはMoodleにすっかり興奮していました。1人の生徒が言いました、「お父さんが学校で何をしたのと聞いたので、wikiを見せたの。お父さんは素晴らしいと思ったみたい!」 明らかに彼女は、自分とクラスメートがやった作業に満足のようでした。


The Pretty Good Teacher was feeling pretty good.
かなり良い先生は、とても心地良く感じました。


"Can we go back to the lab today?" one student asked.
「今日はコンピュータ室に行けるんですか?」、1人の生徒がたずねました。


"No," she replied, "not today, but we can go back next week. Do you all want to do that?"
「いいえ」、彼女は答えました。「今日は無理だけど、次の週に行くことができるから。みんな、この前のことをやってみたい?


When they said yes, she was not very surprised.
生徒たちが「はい」と言ったとき、彼女はそれほど驚きませんでした。


"In the meantime," she suggested, "maybe we should think of a name for our online classroom."
「そのうち」、彼女は提案しました。「私たちのオンラインクラスルームの名前を考えた方が良いわね」


They thought of several good posibilities and decided to vote to pick the best one. The Pretty Good Teacher said, "We do not have to vote right now. I will post a choice to our new web site and you can take a few days to decide."
生徒たちは、いくつかの良い可能性を考えて、最高の名前を選ぶため投票することにしました。かなり良い先生は言いました、「いますぐ投票する必要はありません。私たちの新しいウェブサイトに投票用のプログラムを置きますから、決めるまで何日か考えましょう」


Almost everyone agreed that this was a sensible idea. But a couple of students looked unhappy about it.
ほとんどの生徒たちは、これが賢明な考え方だと賛成しました。しかし、何名かの生徒は、それに関して不満なようでした。


"What's wrong?" the Pretty Good Teacher asked one of them as the class was leaving.
「どうしたの?」、かなり良い先生は授業が終わった後、生徒の1人にたずねました。


"We don't have the Internet at my house, so I can't vote," said the student.
「私のうちにはインターネットがないんです。ですから投票できません」、生徒は言いました。


The Pretty Good Teacher hadn't thought of that. But she had an Internet connection in her classroom. And there were quite a few online computers in the school's media center.
かなり良い先生は、そのことを考えもしませんでした。しかし、彼女の教室にインターネット接続があります。そして、かなりの数のオンラインコンピュータが、学校のメディアセンターにあります。


"Why don't you stop here right after school and use our computer when you want to Moodle?" she suggested. "Or I can write you a pass to the media center during class one day when we have a few extra minutes."
「学校が終わった後ここにいて、あなたがMoodleしたい時は、私たちのコンピュータを使ってはどうかしら?」、彼女は提案しました。「それか、私たちに時間の余裕があるときは、授業中にメディアセンターを使えるよう、あなたにパスを作ることもできるわ」


The student smiled. "Thanks! I'll stop by after school", she said and headed to her next class.
生徒は微笑みました。「ありがとうございます! 学校の後で使ってみます」、彼女はそう言って、次の授業に向かいました。


When she returned at the end of the day, she had a friend with her. "You're not in my class," teased the Pretty Good Teacher. "I know," said the friend, "but it sounds like fun."
その日の終わりに彼女が戻ってきた時、友達と一緒でした。「あなたは私のクラスにいないわね」、かなり良い先生はからかいました。「はい」、友達は言いました。「でも、楽しそうなんです」


And the Pretty Good Teacher was pretty happy.
そして、かなり良い先生はとても幸せでした。


=== Act 7: 彼女は、moodlingし続けました。 ===
=== Act 7: 彼女は、moodlingし続けました。 ===


And so it went. Over time, Moodle came to be an important part of the class. Soon, the Pretty Good Teacher was posting lesson plans to Moodle. Not very exciting, but the parents seemed to appreciate it. After a while, she began setting up little practice quizzes to help students prepare for tests. Together with another class, the students collaborated on articles for the school newspaper. They submitted rough drafts of papers for peer review and discussed class matters online. Some students even used the chat room for occasional online study sessions. And once they discovered instant messaging and blogs, things really got crazy.
そして、時は過ぎました。やがてMoodleは、クラスの重要な一部となりました。まもなく、かなり良い先生は授業プランをMoodleに投稿するようになりました。非常にエキサイティングなことではありませんが、保護者は感謝しているようでした。しばらくして、彼女はテストの準備をする生徒たちの助けとなる、小さなオンライン練習問題を作成し始めました。他のクラスと一緒に、生徒たちは学校新聞の記事を共同で作りました。生徒たちは相互評価のため、新聞の草稿を投稿し、クラスの問題に関してオンラインで議論しました。何名かの生徒たちは、臨時のオンライン勉強会のため、チャットルームさえ使用しました。そして、インスタントメッセージとブログを発見するとすぐに、生徒たちは本当に夢中になりました。


After a few months, Moodling became second nature to them. It felt natural. It was fun.
数ヵ月後、Moodleを使うことは生徒たちにとって、第2の天性になっていました。それは、自然なことであり、楽しいことでもありました。


And other teachers at the school began to Moodle. Sometimes, they met with their wireless laptops at a local cafe for "Moodle and Coffee" sessions. The teachers began to look forward to spending this time together--even a couple of the teachers who had made negative remarks in the staff room.
そして、学校の他の教師たちもMoodleを始めました。時々教師たちは自分のワイヤレスラップトップを持参して、カフェで「Moodle and Coffee」セッションを開きました。教師たちは、一緒にこの時間を過ごすことを楽しみにし始めました -- 2、3の教師たちは職員室で否定的な意見を述べていましたが。


=== Act 8: 意外な役割の逆転 ===
=== Act 8: 意外な役割の逆転 ===


One day, the Pretty Good Teacher ran into Mr. Dougis at the grocery store. She told him how well things were going. And she thanked him for Moodle.
ある日、かなり良い先生は、食料品店でMr. Dougsと思いがけなく出会いました。彼女は、彼にいかに良く物事が進んでいるか話しました。そして、彼女はMoodleを紹介してもらえたことに感謝しました。


"Glad to share," he said, and smiled.
「体験を共有できて嬉しいですね」、そう言って彼は微笑みました。


"Know what I like best?" she said. "It is cool that we can do a weekly podcast for our new partner class in Australia! My students love that podcasting module!"
「私が一番好きなものをご存知ですか?」、彼女は言いました。「素晴らしいことに、私たちはオーストラリアの新しいパートナークラスと毎週ポッドキャストすることができるんです! 私の生徒たちは、ポッドキャスティング・モジュールが大好きなんです!


"So there's a podcasting module? I didn't know that," said her Moodle mentor.
「そうですか、ポッドキャスティング・モジュールがあるんですか? 知りませんでした」、彼女のMoodleメンター ( mentor: 良き師 ) は言いました。


"Really, well, we should set up a forum where we can share on a regular basis," she replied, secretly thrilled at this unexpected role-reversal.
「本当ですか、そうですね、私たちが定期的に情報共有するためのフォーラムを作成してはいかがでしょうか」、ひそかにこの意外な役割の逆転に興奮しながら、彼女は言いました。


"Yes, that's a great idea. Let's do that," answered Mr. Dougis, who was clearly pleased. "You know, it sounds like you have become a Very Good Teacher."
「ええ、それは素晴らしいアイディアですね。やりましょう」、明らかに喜んでいるMr. Dougisは答えました。「ところで、あなたはとても良い先生になったようですね」


And he was right. She had, indeed, become a Very Good Teacher.
そして、彼は正しかったのです。彼女は、本当にとても良い先生になりました。


=== エピローグ===
=== エピローグ===


She had to convince the school faculty council and the school director, but she finally succeeded in getting some free days for her trip to the next MoodleMoot. Her school administrators even covered the expenses of her trip, writing it off as "professional development" and wishing her well as she represented them to other schools attending the Moot. Once there she, the Good Teacher, gave a speech to other Moodlers about her Moodling experiences. 
彼女は、学校の職員会および校長を納得させる必要がありましたが、次のMoodleMootへ出席するため、数日の自由な日程を獲得することに成功しました。校長は、彼女の出張のための費用も「専門的能力の開発」という名目でカバーしてくれました。校長は、彼女が学校の代表としてMootに参加することで、他の学校の参加者たちに自分たちのことを伝えて欲しいとも思いました。そして、MoodleMootで彼女、良い先生は、他のMoodlerたちに彼女のMoodle利用に関する体験を発表したのです。


[[Category:教師]]
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[[en:The_Good_Teacher]]
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2008年12月25日 (木) 17:13時点における最新版

良い先生

Act 1: かなり良い先生は、より良い先生でありたいと思います。

昔々、かなり良い先生がいました。彼女の生徒と同僚は、彼女がかなり良い先生だと認識していました。彼女は謙虚な人でしたが、自分がかなり良い先生であると感じていましたし、それを誇りに思っていました。

それでも、すべての良い先生のように、彼女はさらに良い先生になりたいと思っていました。

彼女は同僚と話して、同僚は彼女に多くの有用なヒントを与えました ( 彼女は、同僚の何人かは本当のことを言っていないと感じていましたが )。

彼女は生徒たちに話しかけ、彼女の生徒たちの洞察はしばしば極めて興味深く、示唆に富むものでした。

彼女は校長のところに行き、校長は彼女にいくつかの良いアドバイスを与えました。( 彼は本当にそうしました。)

彼女は専門雑誌と本を読み、ListServ ( メーリングリスト ) に参加し、ウェブサイトを訪問し、コースに参加し、ワークショップとカンファレンスに参加し、一般的に見つけることができる知識はどこからでも探しました。彼女には、とてもやる気がありました。

少しずつ、彼女は新しい方法とテクニックを彼女の教室で試してみることにしました。例えば:

  • 彼女は、複数の情報を授業計画に入れるよう配慮しました。
  • 彼女は、授業で協調学習を始めました。
  • 彼女は、さらにプロジェクトベースの学習をインストラクションに組み入れました。
  • 彼女は、データプロジェクターの利用も始めました。

時々、それはちょっとだけ大変でした。実際、疲れ果ててしまうような作業でした。彼女が意図していたものが、すべて実現するわけではありませんでした。しかし、生徒たちに少しでも学んで欲しかったため、彼女は粘り強く取り組みました。

それでも、彼女は何かが欠けていると感じました。彼女は、かつてできなかったことを生徒たちと実現してみたいと思いました。楽しいこと、ワクワクすること、生徒たちが本当に楽しんでやれること。大部分は、彼女の生徒たちに学びたいと思わせることです。

しかし、彼女は欠けているものが何なのか述べることができませんでした。

Act 2: かなり良い先生は、Mr. Dougisに会いに行きます。

ある日、彼女は、インターネットで生徒と素晴らしいことをやっている教師、Mr. Dougisに関する記事を地元紙で読みました。彼女にとって、それは刺激的なものに見え、これがずっと自分が探していたものではないかと思いました。

彼女は、彼が教えている学校を知っていましたので、彼の留守番電話にメッセージを残しました。彼女が、いつか立ち寄って彼と話すことができるのでしょうか?

次の日、彼女は返事をもらいました。木曜日ならいつでも立ち寄って、何が起こっているのか見ることができるとのことです。しかし、それは木曜日でなければなりませんでした。

彼女は、校長のところに行き、次の木曜日に代わりの先生が必要だと説明しました。彼女は、校長にその理由を説明し、校長は調査のための専門の日を彼女に与えました。彼は、本当にそうしました。

彼女は、Mr. Dougisに会いに行きました。 彼は、人懐っこい笑顔で彼女を迎えました。

彼は言いました「ようこそ」、そして微笑みながら「今日お越し頂いて良かったです。毎週木曜日に私たちはMoodleやってますから」

かなり良い先生は、周囲に目を配りました。約25名の生徒たちがコンピュータの前に座っていました。13歳くらいの年齢です。自分がやることに没頭しているためか、ほとんどの生徒が彼女に気付きませんでした。

彼女はたずねました。「生徒たちは何をやっているのですか?」

「そうですね」、Mr. Dougisは言いました。「生徒の何人かは、私たちが毎週読むイベント記事の用語集を一緒に作っています」

「生徒たちは、やり方を知っているのですか?」、彼女はたずねました。この年齢でオンライン用語集を作るのは、少々難しいと彼女は思ったからです。

「もちろん」、Mr. Dougisは言いました。「Moodleでオンライン用語集を作るのは難しくありませんよ」

「ああ、Moodleですか」、彼女は言いました。「新聞記事でMoodleに関して読んだことがあります。それは何でしょうか?」

「私たちのバーチャルクラスルームで使用しているソフトウェアです」、彼は彼女にモニタを見せながら言いました。

「生徒たちがフォームに入力して、簡単に用語集エントリを作っているところを見てください」、彼は言いました。「これがMoodleです」

生徒たちは、困っているようではありません。

「それから、他の学生の何人かは」、彼が言いました。「現在のテロ行為に対して行われている、戦争の状況について議論しています。とても白熱した議論になっています」、彼は含み笑いをしました。

「どうやってオンライン上で議論するのですか?」、彼女はたずねました。

「生徒たちは、お互い話すためフォーラムを使っていますし、私たちが作成した評価基準を基に、お互いの投稿を評価し合ったりしています」、彼は言いました。

「生徒たちは、その若さで本当に対応できるのですか?」、彼女はたずねました。

「何人かはまだ建設的な批判に対処することを、個人的に投稿された内容を何でも受け入れないようにすることを学んでいます」、彼は答えました。「でも私たちはそこにいるんです。少しのガイダンスと勇気づけで ...」

「いいえ、私がお聞きしたのは技術的なことです」、彼女が言葉をさえぎりました。

「もちろん!」、Mr. Dougisは答えました。「Moodleでは、フォーラムは簡単に使えますから」

その日をとおして、このようなやりとりが続きました。これがMoodleで、それがMoodleで。かなり良い先生は、年少の生徒でさえ熟練したMoodlerだと認めざるを得ませんでした。そして、ほとんどの生徒たちがMoodleを利用した課題に興味を持ちながら没頭しているようでした。

彼女は感心しましたが、本当に生徒たちすべてがそうなのか不思議に思いました。

Mr. Dougisの休み時間中、彼らはコーヒーとケーキを食べながら話しました。

「もっとMoodleについてお話ください」、彼女は言いました。

「そうですね」、彼は話し始めました。「私は、教室でのインストラクションを更に良くするためMoodleを使っています。例えば、生徒がレビューするPower Pointプレゼンテーションをサイトにアップロードしたり、役に立つウェブサイトのリンクを投稿するため使います。または、今日ご覧頂いたように、何かもっと社会的なこと、もっと協力的なことを行うこともできます」

「それでは、Moodleは何か違ったことをするための助けとなっているのですか?」、彼女はたずねました。

「いいえ、単に違ったことをするためではなく」、彼は強く訂正しました。「良くするためです」

「では、どのように?」、彼女は本当に知りたいと思いました。

「例えば」、Mr. Dougisは言いました。「私たちが地球温暖化について議論しているとしましょう。旧来の調査を行わせるため、生徒たちを図書館に連れて行って、何を見つけることができたか授業で話し合うことができます。そして、何を学んだのか展示するため、生徒たちにポスターを作らせることができます。そして、生徒たちをグループ分けして、地球温暖化と戦うための簡単な方法トップ10リストを作成することができます。そして、私たちは地球温暖化の影響に関して、授業でディベートすることもできます」

「素晴らしいですね」、かなり良い先生は言いました。「何かまずい点がありますでしょうか?」

「何も間違っていませんよ」、Mr. Dougisは答えました。「しかし、例えば私たちは、地球温暖化対策に関して、私たちの学校の生徒たちと、カナダと南アフリカのオンラインパートナーの学校の生徒たちの意見がどの程度まとまるか調べるため、Moodle上で調査することもできます。私たちは共同で調査を設計することができますし、調査を受けるため私たちのパートナーを招待して、私たちが実際に見ることができるもの、できないものに関して議論することもできます。そして、これはMoodleなしでは享受できない、豊かで価値ある教育経験の可能性を秘めています。そう思いませんか?」

かなり良い先生は、強く同意しました。かなり良い先生は、このMoodleというものを彼女の生徒たちと使いたいと思いました。

Mr. Dougisは、彼女にいくつかのサイトへのアクセス方法と、Moodleクラスルームのセットアップ方法を見せました。その週末、かなり良い先生はMoodleの基本的な使い方を学び始めました。彼女は、Moodleというものに興味を持っている自分のような教師や多くの人たちがいるmoodle.orgのMoodleコミュニティに参加することも始めました。

Act 3: かなり良い先生は、Moodlingし始めます。

次の金曜日までに、彼女と彼女の生徒たちは学校のコンピュータ室にいました。彼女はディスカッションフォーラムの使い方を教えて、現在読んでいる小説に関してフォーラムで話し合うよう生徒たちに要請しました。

何人かの生徒は非常に良く投稿できました。他の生徒は少しだけ投稿しました。いくつかのコメントは、洞察に満ちたものでした。他のコメントは、非常に愚かなものでした。

かなり良い先生は、がっかりしました。Moodleは、本当にMr. Dougisが主張していたものとは違うのかしら?

数日後、彼女は再度試みました。彼女は、チャットルームをセットアップして、生徒たちにどのようなことでも良いから、しかし自分たちが読んでいる小説の登場人物のふりをしてチャットするよう伝えました。数名の生徒は本当に良くやりましたが、多くの生徒たちはこの課題をまじめにに考えていないようでした。そして、すべての生徒が同時に話すとき、チャットルームは非常に混乱したものになりました。実際のところ、授業は失敗でした。

彼女の生徒の何人かは、Moodleのことを良く言っていなかったはずです。なぜなら、かなり良い先生は職員室で、いくつかの悪意に満ちたコメントに耐えなければなりませんでした。いわゆる同僚と呼ばれる人たちは、彼女が苦心していることを少しだけ喜んでいるようでした。それは、彼女にとって理解し難いことでしたが、否定できないことです。彼女は、自分が愚かに見えることが好きではありませんでした。

かなり良い先生は、Mr .Dougisが思っているほどMoodleは素晴らしいものではないと強く確信しました。悩んだ末、彼女は彼にそのことを伝えるためメールを送りました。

Act 4: Mr Dougis、メールが届きました。

彼女はすぐに返事を受信しました。「あなたは動揺しているようですね」、Mr. Dougisは書きました。

かなり良い先生は返信しました。「動揺しています。Moodleが私の生徒たちに適しているのか確信が持てないのです」

メールのやり取りが続きました。

「恐らくそうだと思います」、彼は返答しました。「しかし、質問させてください。あなたの生徒たちは、あなたが求めたことをやりましたか?」

「どういうことですか?」、かなり良い先生はたずねました。

「そうですね、生徒たちにフォーラムで小説に関して議論するよう求めたとき、生徒たちは議論しましたか?」、彼はたずねました。

「はい、生徒のほとんどは議論したと思います」、彼女は返答しました。

「それから、生徒たちにチャットで小説に関して議論するよう求めたとき」、彼は続けました。「生徒たちは議論しましたか?」

「生徒のほとんどは議論しました」、彼女は返答しました。

「では、なぜあなたは不満なんですか?」、Mr. Dougisはたずねました。

これは良い質問でした。

「そうですね」、彼女は書きました。「授業にとてもワクワクしていたようではありませんでしたし、生徒たちが多くのことを学んだかどうか自信がありません」

「それは旧来の授業でも起きたことですか?」、Mr. Dougisがたずねました。

彼女は気分を害しました。「ほとんどありません」、彼女の憤慨した返答です。

「どうして?」、Mr. Dougisは火遊びをしています。

最初、彼女は非常に冷たく怒った返事を出そうと考えました。しかし、5分かそこらで、彼女はクールダウンして、そのことを真剣に考え始めました。通常、彼女の授業は始まり、中間、終了のような流れになります。授業は、良く考え抜かれ、生徒たちは彼女が望むことを理解できます。これが、Mr. Dougisの質問に対して、彼女が返答した内容です。

「あなたは、2つのMoodleの授業について本当に同じことが言えますか?」、彼は返事を書きました。Mr. Dougisは、決定的に向こう見ずな人です。

彼女は、彼が正しいと理解しました。彼女は、Moodleが魔法のように生徒たちに働くことを望んでいましたが、いつものように素晴らしく、効果的な授業をデザインすることはできませんでした。

「そのような状況で、あなたは生徒たちにどのようにアドバイスしましたか?」、Mr. Dougsはたずねました。

彼女は、Moodleにもう一度チャンスを与えることにしました。

Act 5: かなり良い先生は、反撃します。

今回は、彼女が自分自身に問いました。「私は生徒たちに何を学んで欲しいの?」 そして自分の目標を書き留めました。

それから、彼女は自分自身に問いました。「授業をするため、どのようなリソースが必要なの?」 そして、彼女はリソースを集めて整理しました。

最後に、彼女は自分自身に問いました。「成功するため、私は生徒たちに本当は何をやってもらいたいのかしら?」 そして彼女は、活動をデザインしました。

かなり良い先生は、彼女の生徒たちに小説の中での論争の重要性を認識し、確認して欲しいと思いました。

これをやるための必要な情報を生徒たちに与えるため、彼女は2、3のオンラインリソースを置きました。そして、生徒たちがウェブサイトで見つけたことに関するより良い理解のため、彼女は自分のノートを投稿しました。

加えて、生徒たちに小説のそれぞれ主要な論争に関して、論争およびいくつかの可能な解決方法を説明したウェブページを作成して欲しいと思いました。それから、彼女は生徒たちがそのことを実現できるwikiをセットアップしました。

コンピュータ室に行く前、彼女は生徒たちと授業について話し合って、wikiをどのように使うか教えました。そのために彼女は、彼女のクールな新しいLCDプロジェクタを使用しました。

彼女は、授業に関する明快なインストラクションをウェブサイトに掲載して、彼女が授業で言ったことを強化しました ( そして、無意識のうちに生徒たちの学びにコミットした形になりました。 )。

次の日、生徒たちはコンピュータ室に行きました。

かなり良い先生は、どれほど授業が良くなったか見て、胸がスッとしました。少数の生徒たちは最初の数分、wikiに慣れるのに少しだけ苦労しましたが、ほとんどは本当にすぐに追いつきました。そして、生徒たちがお互い助け合って作業を進めていることは、彼女にとって嬉しいことでした。

およそ45分後、ほとんどの生徒たちは、wikiに寄稿していました。生徒の何名かのウェブページは驚くほど素晴らしいものでした。

かなり良い先生はコンピュータ室を回って、生徒たちを励まし、生徒たちの作品を褒めました。もちろん、何名かの生徒たちはコンピュータのカードゲームをして、授業に参加していなかったことを、彼女は把握する必要はありました。

その授業は完璧なものとは言えませんが、かなり良い先生は嬉しく思いました。生徒たちは多くを学んだだけではなく、授業を楽しんでいるようでした。

その日の午後、彼女はwikiに戻って、いくつかのページを読み直しました。何名かの生徒たちが、自宅から自分のwikiページを編集していることに驚きました。生徒たちは、画像、リンク、そしていくつかのショッキングですが楽しいテキストフォーマットを追加していました。彼女は、これを宿題としていませんでしたが、生徒たちは自分でwikiの編集を続けたかったようです。

そして、かなり良い先生は少しだけ微笑みました。

Act 6: 次の日

次の日の授業では、数名の生徒たちはMoodleにすっかり興奮していました。1人の生徒が言いました、「お父さんが学校で何をしたのと聞いたので、wikiを見せたの。お父さんは素晴らしいと思ったみたい!」 明らかに彼女は、自分とクラスメートがやった作業に満足のようでした。

かなり良い先生は、とても心地良く感じました。

「今日はコンピュータ室に行けるんですか?」、1人の生徒がたずねました。

「いいえ」、彼女は答えました。「今日は無理だけど、次の週に行くことができるから。みんな、この前のことをやってみたい?」

生徒たちが「はい」と言ったとき、彼女はそれほど驚きませんでした。

「そのうち」、彼女は提案しました。「私たちのオンラインクラスルームの名前を考えた方が良いわね」

生徒たちは、いくつかの良い可能性を考えて、最高の名前を選ぶため投票することにしました。かなり良い先生は言いました、「いますぐ投票する必要はありません。私たちの新しいウェブサイトに投票用のプログラムを置きますから、決めるまで何日か考えましょう」

ほとんどの生徒たちは、これが賢明な考え方だと賛成しました。しかし、何名かの生徒は、それに関して不満なようでした。

「どうしたの?」、かなり良い先生は授業が終わった後、生徒の1人にたずねました。

「私のうちにはインターネットがないんです。ですから投票できません」、生徒は言いました。

かなり良い先生は、そのことを考えもしませんでした。しかし、彼女の教室にインターネット接続があります。そして、かなりの数のオンラインコンピュータが、学校のメディアセンターにあります。

「学校が終わった後ここにいて、あなたがMoodleしたい時は、私たちのコンピュータを使ってはどうかしら?」、彼女は提案しました。「それか、私たちに時間の余裕があるときは、授業中にメディアセンターを使えるよう、あなたにパスを作ることもできるわ」

生徒は微笑みました。「ありがとうございます! 学校の後で使ってみます」、彼女はそう言って、次の授業に向かいました。

その日の終わりに彼女が戻ってきた時、友達と一緒でした。「あなたは私のクラスにいないわね」、かなり良い先生はからかいました。「はい」、友達は言いました。「でも、楽しそうなんです」

そして、かなり良い先生はとても幸せでした。

Act 7: 彼女は、moodlingし続けました。

そして、時は過ぎました。やがてMoodleは、クラスの重要な一部となりました。まもなく、かなり良い先生は授業プランをMoodleに投稿するようになりました。非常にエキサイティングなことではありませんが、保護者は感謝しているようでした。しばらくして、彼女はテストの準備をする生徒たちの助けとなる、小さなオンライン練習問題を作成し始めました。他のクラスと一緒に、生徒たちは学校新聞の記事を共同で作りました。生徒たちは相互評価のため、新聞の草稿を投稿し、クラスの問題に関してオンラインで議論しました。何名かの生徒たちは、臨時のオンライン勉強会のため、チャットルームさえ使用しました。そして、インスタントメッセージとブログを発見するとすぐに、生徒たちは本当に夢中になりました。

数ヵ月後、Moodleを使うことは生徒たちにとって、第2の天性になっていました。それは、自然なことであり、楽しいことでもありました。

そして、学校の他の教師たちもMoodleを始めました。時々教師たちは自分のワイヤレスラップトップを持参して、カフェで「Moodle and Coffee」セッションを開きました。教師たちは、一緒にこの時間を過ごすことを楽しみにし始めました -- 2、3の教師たちは職員室で否定的な意見を述べていましたが。

Act 8: 意外な役割の逆転

ある日、かなり良い先生は、食料品店でMr. Dougsと思いがけなく出会いました。彼女は、彼にいかに良く物事が進んでいるか話しました。そして、彼女はMoodleを紹介してもらえたことに感謝しました。

「体験を共有できて嬉しいですね」、そう言って彼は微笑みました。

「私が一番好きなものをご存知ですか?」、彼女は言いました。「素晴らしいことに、私たちはオーストラリアの新しいパートナークラスと毎週ポッドキャストすることができるんです! 私の生徒たちは、ポッドキャスティング・モジュールが大好きなんです!」

「そうですか、ポッドキャスティング・モジュールがあるんですか? 知りませんでした」、彼女のMoodleメンター ( mentor: 良き師 ) は言いました。

「本当ですか、そうですね、私たちが定期的に情報共有するためのフォーラムを作成してはいかがでしょうか」、ひそかにこの意外な役割の逆転に興奮しながら、彼女は言いました。

「ええ、それは素晴らしいアイディアですね。やりましょう」、明らかに喜んでいるMr. Dougisは答えました。「ところで、あなたはとても良い先生になったようですね」

そして、彼は正しかったのです。彼女は、本当にとても良い先生になりました。

エピローグ

彼女は、学校の職員会および校長を納得させる必要がありましたが、次のMoodleMootへ出席するため、数日の自由な日程を獲得することに成功しました。校長は、彼女の出張のための費用も「専門的能力の開発」という名目でカバーしてくれました。校長は、彼女が学校の代表としてMootに参加することで、他の学校の参加者たちに自分たちのことを伝えて欲しいとも思いました。そして、MoodleMootで彼女、良い先生は、他のMoodlerたちに彼女のMoodle利用に関する体験を発表したのです。