Moodleには、標準で「ゲストアカウント」が組み込まれています。ユーザは、ログイン画面の「ゲストとしてログインする」ボタンをクリックしてゲストログインすることが可能です。 ( このボタンは、管理 > ユーザ > 認証オプション で有効・無効に設定できます。)
各コースでは、教師はゲストアクセスを許可するかどうか設定できます。
ゲストは、常に「read-only - 閲覧専用」アクセスです。コースが混乱する可能性があるため、ゲストはフォーラム投稿や小テスト等の受験をすることができません。
ゲストは次のことができません:
- フォーラムに投稿する
- Wikiページを編集する
- 小テストを受験する
- 課題を提出する
- 用語集エントリまたはコメントを投稿する
- SCORMコンテンツを閲覧する ( ゲストでは進捗が記録されないため )
- 得点や評点を受ける ( 閲覧専用アクセスのため )
この機能は、同僚にあなたの仕事を見てもらう場合や、受講登録前に学生にコースを見学させる場合に便利です。
あなたは、「登録キーあり」「登録キーなし」の2タイプのゲストアクセスを選択することができます。登録キーを持っているゲストにアクセスを許可する場合、( 学生が1回だけ登録キーを入力するのに対して ) ゲストは毎回登録キーを入力する必要があります。これは、どのゲストがコースに入ることができるか制限します。登録キーなしでゲストアクセスできる場合、誰でもあなたのコースに入ることができます。
自分で受講登録させる
前もって、あなたが受講者を登録せず、ユーザ本人に自分の意思で受講登録して欲しい場合もあることでしょう。この場合、コース管理ブロック > 設定 にある「コース登録可能」を「Yes」にすることで、あなたのコースへユーザが自分で受講登録することができます。この設定で、あなたのMoodleサーバに登録されているユーザは、誰でもあなたのコースへ自分で受講登録することができます。ゲストアクセスと同様に、コースの受講登録をキーが与えられたユーザだけに受講登録を制限する登録キーを設定することもできます。