LTI外部ツールとは?
LTI外部ツールは、インタラクティブコンテンツ、活動、評価など、コースに統合できるアドオンアプリです。教師はMoodleのコースページ内からこれらの活動にリンクでき、学生はMoodleのコースを離れることなく、また別のシステムにログインすることなく、これらにアクセスできます。利用可能な場合は、ツールに応じて、教師は評点をMoodleに送り返すこともできます。
Moodleとこれらのツールの連携は、Learning Tools Interoperability(LTI)標準規格によって実現されます。LTIは、学習プラットフォームと学習ツールを統合して、より豊かでシームレスな学習体験を生み出す標準規格です。基本的に、LTI標準規格により、Moodleと外部の学習ツールとの間で安全かつ双方向の情報交換が可能になります。
LTI外部ツールは、Moodleで活動として使用できます。
このページでは、コースで利用可能なLTI外部ツールを確認できる「LTI外部ツール」ページについて説明します。また、コースに新しいLTIツールを追加する方法と、管理者がサイトにLTIツールを追加する方法についても説明します。
LTI外部ツールの表示および管理
コースで利用可能なLTI外部ツールを表示するには、コースナビゲーション > さらに > LTI外部ツールに移動します。
管理者または他の教師がコース用のツールをすでに設定している場合は、このページに表示されます。
このページの表には、コースで利用可能なLTIツールに関する次の情報が含まれています:
- 名称
- 説明
- 使用回数: コース内でツールが使用されている回数
- 活動チューザに表示する: コース内で活動として使用できるように、ツールを活動チューザに表示するかどうか。
- コンテクストメニュー(···)には、ツールに対して実行できるアクションが含まれています。たとえば、設定の編集、削除、登録詳細の表示(LTI 1.3ツールのみ)などです。実行できるアクションは、管理者から付与されたパーミッションによって異なります。
- 3点メニューの代わりにロックアイコンが表示されている場合は、管理者がサイト全体に対してツールを設定しているため、編集できないことを意味します。
コースレベルでのLTI外部ツールの追加
管理者からLTI外部ツールを管理するパーミッションを付与されている場合は、「LTI外部ツール」ページの「ツールを追加する」ボタンを使用して、コースに新しいツールを追加できます。
コースレベルで追加したツールは、デフォルトで活動チューザに表示されます。コースページ > さらに > LTI外部ツールに移動し、「活動チューザに表示する」列でツールをオフに切り替えると、活動チューザから削除できます。
ツール設定
「ツール設定」では、ツールに名前(および、必要に応じて説明)を付けます。LTIバージョンを含め、このセクションの残りのフィールドに入力するには、ツールプロバイダの指示に従ってください。ツールがこれらの設定の一部について情報を提供していない場合は、空白のままでも構いません。
- ツールURL - サイトに接続するためのURLです。MoodleサイトがSSLを使用している(HTTPS上にある)場合は、同じくSSLを使用しているツールのみ使用できます。ツールを使用する前に、ツールURLがHTTPSになっていることを確認してください。そうしないと、空白のページが表示される場合があります。
- LTIバージョン - 追加するツールのLTIバージョンです。
- コンシューマキー - 接続先のLTI準拠サイトに対して、このMoodleが接続を許可されていることを伝えます。「ツールプロバイダ」、すなわち接続先のLTI準拠サイトの管理者がこのキーを発行します。セキュアなアクセスや評定表の共有を伴わずにツールにリンクするだけであれば、コンシューマキーは必要ありません。別のMoodleサイトのコースまたは活動にリンクする場合は、任意のコンシューマキーを追加できます。
- 共有シークレット - ツール(LTI準拠サイト)に接続するための「パスワード」です。
- カスタムパラメータ - ほとんどの場合、空白のままで構いません。ツールプロバイダは、特定のリソースを表示できるようにするためにこれを使用する場合があります。
- デフォルト起動コンテナ - 外部ツールの表示方法です。
- 埋め込み - コンテンツは、ツールが使用されている活動ページ内に表示されます。ユーザはページから移動しませんが、コースにあるブロックはすべて非表示になります。
- 埋め込み (ブロックなし) - コンテンツは既存のタブまたはウィンドウに表示されます。ユーザは、操作が終わったら「戻る」ボタンを使用してコースに戻る必要があります。
- 既存のウィンドウ - コンテンツは既存のタブまたはウィンドウに表示されます。ユーザは、操作が終わったら「戻る」ボタンを使用してコースに戻る必要があります。
- 新しいウィンドウ - 外部ツールが新しいウィンドウで開きます。(外部ツールが新しいウィンドウまたはタブで開き、コースページを含む元のブラウザウィンドウは変わりません。)
- コンテンツ選択URL - コンテンツ選択URLは、ツールプロバイダのコンテンツ選択ページを起動するために使用されます。空の場合は、ツールURLが使用されます。
次の設定は、「さらに表示する」をクリックすると利用できます:
- アイコンURL - ここにアイコンのURLを入力すると、デフォルトの外部ツールアイコンとは異なるアイコンを表示できます。
- セキュアアイコンURL - 学生がSSL経由でセキュアにMoodleにアクセスしている場合は、ここに別のアイコンのURLを入力します。
サービス
ツールで使用するサービスを選択します。
プライバシー
- ランチャ名をツールと共有する - 学生の名前が接続先のサイトに表示されます(この例のように)。
- ランチャのメールをツールと共有する - 学生のメールアドレスが接続先のサイトに表示されます(この例のように)。
- ツールからの評定を受け付ける - これがチェックされている場合、接続先のサイトはMoodleの評定表に評点を送り返します。詳細は、外部ツールの使用を参照してください。
「変更を保存する」をクリックすると、ツールがコースページ > さらに > LTI外部ツールのツールリストに追加されます。
サイト管理設定
サイト全体へのツールの追加
管理者は、サイト管理 > プラグイン > 活動モジュール > 外部ツール > ツールを管理するで外部ツールを手動で設定し、サイト全体で利用できるようにできます。

管理者は、教師がコースに追加するツールとして選択できるように、(外部ツール活動に加えて)ツールを活動チューザに表示するよう設定できます。ツールに説明がある場合は、その説明が活動チューザに表示されます。
特定のコースカテゴリへのツールの提供
LTI外部ツールを設定する際、管理者はツール設定の過程で「カテゴリに制限する」セクションで目的のカテゴリを選択することにより、ツールを利用できる範囲を特定のコースカテゴリに制限できます。
LTI Advantageツールの登録
Moodleでは、LTI Advantageツールを簡単にデプロイできます。ツールプロバイダがこのフローをサポートしている場合は、登録URLを受け取っているはずです。そのURLを「ツールURL」に入力し、「LTIアドバンテージを追加する」をクリックするだけです。
ツール登録UIが開き、登録の手順が案内されます。完了すると登録パネルが閉じ、ツールのリストが更新されます。登録が成功した場合は、新しく追加されたツールが保留状態で表示されます。
保留状態では、ツール設定、付与されたプライバシーおよびサービスを確認し、必要に応じて変更(たとえば、活動チューザでのツールの表示方法)を加えてから、ツールを有効にして利用可能にできます。
登録を開始しようとしてエラーが発生した場合は、その登録URLが非推奨のLTI 2登録用ではなく、LTI Advantage登録用であることをツールのベンダに確認してください。
| LTI Advantageツールの自動登録をサポートしたいツール開発者向けに、実装ガイドが用意されています。登録プロセスは、IMS GlobalのLTIワーキンググループによる標準化も進められています。また、このフローを実演して説明するYoutube動画もあります。 |
カートリッジを使用したLTI 1.1ツールの登録
カートリッジを使用してLTI 1.1ツールタイプを登録できます。カートリッジにより、起動URL、ツール名と説明、アイコンなどのすべての情報が自動的に設定されます。
これを行うには、ツールのカートリッジのURLを「ツールURL」に入力し、「レガシLTIを追加する」をクリックするだけです。キーおよびシークレットの入力を求められます。これらがない場合は、空白のままにして「変更を保存する」をクリックできます。

外部LTI 2.0外部ツールの登録
LTI 2仕様はIMS Globalによって非推奨とされており、Moodleに外部ツールを統合する推奨の方法ではなくなりました。
詳細の表示
「ツールを管理する」ページでは、「事前設定ツールを管理する」にアクセスして、事前設定ツールを表形式で表示することもできます。
外部ツールを追加するタブ、保留中のツールを表示するタブ、拒否されたツールを表示するタブがあります:
「外部ツール登録を管理する」にアクセスして、ツール登録を表形式で表示したり、限定されたケイパビリティで外部登録を追加したりすることもできます。 限定されたケイパビリティでツールを追加するには: 1. 「新しい外部ツール登録を設定する」をクリックします。

2. 設定ページで詳細を設定します:

「メンバシップ」では、指定したコンテクストで特定のロールを持つユーザのリスト(例:コースに登録されたユーザ)を外部ツールがリクエストできるようにします。 3. チェックマークをクリックして登録します:

4. 成功メッセージが表示されたら、クリックしてプロセスを完了します:

5. すべての要件を満たしている場合は、自動的に登録できます。
6. 次に、サイト管理 > プラグイン > 活動モジュール > 外部ツール > 外部ツールタイプを管理するに移動し、「保留」タブをクリックします。
7. チェックマークをクリックして有効にします:

外部ツールのケイパビリティ
- コース個別ツール設定を追加する
- 新しい外部ツール活動を追加する
- 事前設定ツールを追加する
- ツールがサイト全体に設定されるようリクエストする
- ツール起動時に管理者になる
- ツール起動時、インストラクタになる(外部ツール活動の編集)
- 外部ツール活動を起動する(外部ツール活動の閲覧)
