Boostは、Moodleに含まれているテーマです。コース間のナビゲーションを簡素化し、コンテンツのためのスペースを広げ、Moodle LMSとMoodleモバイルアプリの外観を統一します。
Boost設定へのアクセス
Boostを設定するには、サイト管理 > アピアランス > テーマに移動し、Boostカードの設定歯車アイコンをクリックします。

一般設定

「一般設定」タブには、次のオプションがあります:
- 不要ブロック:ここに表示されているブロックは、「ブロックを追加する」メニューに表示されません。
- テーマプリセット:テーマの外観を大きく変更するプリセットを選択します。デフォルトは
default.scssです。 - 追加テーマプリセットファイル:カスタムSCSSプリセットファイルをアップロードして、テーマの外観をさらに変更します。
- 背景イメージ:サイト全体の背景として表示する画像をアップロードします。これは、テーマプリセットファイル内の背景イメージをオーバーライドします。
- ログインページ背景イメージ:ログインページの背景として表示する画像をアップロードします。ログインページのカスタマイズの詳細は、ログインページをご覧ください。
- ブランド色:テーマの強調色を設定します。
高度な設定
「高度な設定」タブでは、生SCSSを使用してさらにカスタマイズできます。
Classicテーマからの移行
Moodle 5.3ではClassicテーマがコアから削除されたため、BoostがMoodleに含まれる唯一のテーマになりました。Classicを使用していたサイトは、アップグレード時にBoostに切り替わります。
Classicからコピーされる設定
Classicを使用していたサイトをアップグレードすると、カスタマイズされていたClassicの設定がBoostにコピーされます。Classicのデフォルトのままだった設定については、Boostの設定が維持されます。
- ブランド色
- 背景イメージおよびログインページ背景イメージ
- 「高度な設定」タブの生SCSS。Classic用に書かれたコードはBoostでは動作しない場合があるため、アップグレード後に確認してください。
- 不要ブロック:Classicのリストがコピーされ、Boostのデフォルトの不要ブロックがそれに追加されます。
テーマプリセットと、Classicのダークナビゲーションバー設定はコピーされません。サイトでカスタムのClassicプリセットを使用していた場合は、Boost用に同等のプリセットを作成してください。
Classicの右側の列にあったブロックはBoostのブロックドロワの最後に表示されるため、重要なページのブロックの順序を確認してください。Classicを使用するよう設定されていたコース、カテゴリ、ユーザ、コーホートは、サイトのテーマを使用するように戻ります。
config.phpに$CFG->theme = 'classic';が含まれている場合は、アップグレード後に変更してください。
Classicを引き続き使用するには、アップグレードする前に、Classicテーマのリポジトリから追加テーマとしてインストールしてください。これにより、設定が維持されます。アップグレード後にインストールした場合は、デフォルト設定から始まります。
Classicのナビゲーションブロックにあったページの見つけ方
Classicのナビゲーションブロックにあった、サイト全体のページへのリンクがBoostに追加されました:
- サイト参加者:サイト管理 > コース > サイト参加者。参加者をご覧ください。
- ユーザノートを管理する:サイト管理 > ユーザ > アカウント > ユーザノートを管理する。ノートをご覧ください。
- サイトコンテンツバンク:サイト管理 > コース > サイトコンテンツバンク。コンテンツバンクをご覧ください。
- サイトブログ:ユーザプロファイルの「その他」セクションにある「サイトブログエントリを表示する」。ブログをご覧ください。
- サイトバッジ:ユーザプロファイルの「バッジ」セクションにある「サイトバッジ」。バッジをご覧ください。
- タグ:ユーザプロファイルの「その他」セクションにある「タグ」。タグをご覧ください。
各リンクは、そのページを使用するパーミッションを持つユーザにのみ表示されます。
Boostテーマでのダークモードの設定
最も要望の多かった改善の1つであるダークモードが、Moodle 5.3でついにBoostテーマに導入されました。この導入は、プラットフォームをより使いやすくする、さまざまなビジュアルおよびナビゲーションの改善の一部です。
ナビゲーションバーの新しい「ライト / ダーク / システム」オプションにより、ユーザはサイトのテーマをデバイスまたはブラウザの設定に(再読み込みなしで)合わせることができ、より見やすく目に優しい表示で読みやすさが向上します。
このリリースでは、オプトイン方式の実験的な機能で、サイト管理 > アピアランス > テーマ > Boostの新しい「実験的設定」タブから有効にします。

デフォルトのインタフェースフォント
Moodle 5.3では、新しい外観の一環として、デフォルトのインタフェースフォントが変更されました。
Noto Sansがデフォルトのインタフェースフォントに
デフォルトのインタフェースフォントがNoto Sansになり、デバイスやプラットフォームを問わず、Moodleの外観が統一されます。選択した言語をNoto Sansがカバーしていない場合、インタフェースはシステムフォントにフォールバックします。
追加のフォントサブセット
- Noto Sansにキリル文字が含まれるようになりました。
- 日本語では、別のフォントであるNoto Sans JPが使用されます。このフォントは、サイトまたはコンテンツの言語が日本語の場合に適用されます。
- TinyMCEエディタでも、同じインタフェースフォントが使用されるようになりました。