「メタコース使用例」の版間の差分

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[[メタコース]]は学生の登録に関して特別な必要性を満たすために利用することができます。以下、あなたがメタコースに関して、どのように動くのか理解するためのシナリオ例です。


[[メタコース]]は学生の登録に関して、特別な必要性を満たすために利用することができます。以下、あなたがメタコースに関して、どのように動くのか理解するためのシナリオ例です。
==年次受け入れ==


==年次受け入れ==
この例ではその年の「コース掲示板」への年ごとの学生受け入れにLDAP登録を使用しています。そして、それぞれのモジュールメタコースを作成して「子」をその年の「コース掲示板」に割り当てることにより、学習者は必要なモジュールすべてに自動的に登録されます。
この例ではその年の「コース掲示板」への年ごとの学生受け入れにLDAP登録を使用しています。そして、それぞれのモジュールメタコースを作成して、「子」をその年の「コース掲示板」に割り当てることで、学習者は必要なモジュールすべてに自動的に登録されます。


学士号コース (2009入学) [コースカテゴリ]
学士号コース (2009入学) [コースカテゴリ]
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==1つのコースから他の4つのコースに登録済みユーザを送る ==
==1つのコースから他の4つのコースに登録済みユーザを送る ==
メタコース1-4それぞれに通常のコース「Y」に「子」リンクを作成しています。コース「Y」に登録した学生は自動的にメタコース1-4に登録されます。
メタコース1-4それぞれに通常のコース「Y」に「子」リンクを作成しています。コース「Y」に登録した学生は自動的にメタコース1-4に登録されます。


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==1つのコースが他の4つのコースから登録済みユーザを取得する==
==1つのコースが他の4つのコースから登録済みユーザを取得する==
Xはメタコースであり、コース1、2、3、4は標準的な学生登録による通常のコースです。これらのコースにはコース特有のリソースおよび活動を含むことはできますが、登録だけを含むこともできます。コースがメタコースXの子コースとして関連付けられている場合、コース1、2、3、4に登録された学生は自動的にメタコースXに登録されます。メタコースはそれぞれの非メタコース、子コースからの登録に依存します。The meta course is dependent upon its enrolments from each of the non-meta courses, the child courses. 
Xはメタコースであり、コース1、2、3、4は標準的な学生登録による通常のコースです。これらのコースにはコース特有のリソースおよび活動を含むことはできますが、登録だけを含むこともできます。コースがメタコースXの子コースとして関連付けられている場合、コース1、2、3、4に登録された学生は自動的にメタコースXに登録されます。メタコースはそれぞれの非メタコース、子コースからの登録に依存します。


[[Image:Metacourses1_en.jpg|Standard Meta course usage|center]]
[[Image:Metacourses1_en.jpg|標準的なメタコース利用 Standard Meta course usage|center]]


For example, a math teacher has 2 algebra and 2 geometry courses and wants a "home room" to place things of interest for all of their students. The teacher creates a meta course called "Teacher's home room" and links the algebra and geometry courses as the "child" courses.
例えば、数学の教師が2つの代数学および2つの幾何学のコースを持っており、「ホームルーム」の中に学生すべてに対して面白い内容を置きたいと考えたとします。教師は「教師のホームルーム」というメタコースを作成して代数学および幾何学コースを「子」コースとしてリンクします。


==「コース結合」 複数の他のコースの受講登録者を1コースに結合する "Merged course" / 1 course that consolidates enrollment from multiple other courses==
==「結合コース」 複数の他のコースの受講登録者を1コースに結合する==
For a course with multiple sections - that is, a course where the same material is taught to students enrolled in several separate sections/courses - it is sometimes desirable to create a "merged course" that is used by students across all sections. This assumes that there is no section-specific information.


To create a "merged course," select one existing course/section that will become the merged metacourse. In that course:
複数セクションのあるコース - それぞれに分けられたセクション/コースで同じコンテンツが学生に教えられるコース - これはすべてのセクションをとおして学生に使用させる「結合コース」の理想的な形です。ここではセクション固有の情報はないものと仮定します。


#In the Settings module, navigate to Course administration -> Users -> Enrollment methods.
「結合コース」を作成するにはコース内で結合メタコースになる既存のコース/セクションの1つを選択してください。コース内で次の手順に従ってください:
#Use the Add method drop-down menu to select Course meta link.
#Use the Link course drop-down menu to choose one of the other sections/courses you wish to merge into the metacourse.
#Repeat the preceding steps as necessary for additional sections/courses.


To make it clear which course is the merged metacourse, go to that course and:
#「管理 > コース管理 > ユーザ > 登録方法」に移動してください。
#コースメタリンクを選択するには「登録方法を追加する」ドロップダウンメニューを使用してください。
#あなたがメタコースに結合したい他のセクション/コースを「コースにリンクする」ドロップダウンメニューから選択してください。
#セクション/コースを追加するために必要に応じて前のステップを繰り返してください。


#In the Settings module, navigate to Course administration -> Edit settings.
どのコースが結合メタコースか明確にするため、そのコースに移動して:
#Change the Course full name appropriately (consider "[Course Number] - [Course Name] - [Course Date]" e.g. "CSSE101 - Introduction to Computer Science - 201210")
#Click Save changes.


To hide the unused sections/courses, go to each course and:
#「管理」ブロック内の「コース管理 > 設定を編集する」に移動してください。
#長いコース名を適切に変更してください (次の記述方法をお考えください: [コースナンバー] -[コース名] - [コース開講] 例) CSSE101 - コンピュータサイエンス入門 - 201210)。
#「変更を保存する」をクリックしてください。


#In the Settings module, navigate to Course administration -> Edit settings.
未使用のセクション/コースを隠すにはそれぞれのコースに移動して:
#Use the Availability drop-down menu to select This course is not available for students.
#Click Save changes.


==メタコースを図書館として使用する Meta course(s) used as libraries==
#「管理」ブロック内の「コース管理 > 設定を編集する」に移動してください。
One or more meta courses are used as a library of resources and activities. 
#「利用可能」ドロップダウンメニューで次を選択してください: 学生はこのコースを利用できない。
#「変更を保存する」をクリックしてください 。


For example, the English department has collected material useful in writing papers, these are set up as meta courses, with links to their regular courses. Teachers can direct or embed a link to a specific reference about citations, or how to select a topic for a paper or suggested reading compiled by students. Thus an English 101 course should be one of the links in the "Writing Papers" meta course.  This Meta course holds a resource called "Citations made easy", a Lesson "Select a topic" and a Wiki or database called "Suggested readings from classmates".
==メタコースを図書館として使用する==
1つまたはそれ以上のメタコースをリソースおよび活動の図書館として使用することができます。


==図書館の概念を拡張する Expanding the library concept==
例えば、英語学科は論文執筆に有用なコンテンツを収集していますが、それらをメタコースとして設置して、通常のコースにリンクすることができます。教師は引用の参考文献、論文のテーマ選択方法または学生が情報収集する推奨資料に関して、直接または埋め込みリンクすることができます。そして、英語101コースは「論文執筆」メタコース内のリンクの1つになります。このメタコースにはリソース「簡単な引用方法」、レッスン「テーマの選択方法」およびWikiまたはデータベース「クラスメートからの推奨参考文献」を含みます。
I teach 4 sections  of the same course and use a metacourse as the repository for materials used in the 4 sections.  What I did was create the resource in the metacourse and then link that resource to the sections.  For instance, I created a web page in the metacourse that included course notes.  These course notes are in the form of 17 pdf files.  The web page has links to the 17 files that were uploaded to the metacourse.  Thus, the files and the web page that students will use to get to the files all exist in the metacourse.


Next I created a link to the web page in my normal courses.  To do this I had to execute the web page in the metacourse and copy the address from my browser into the link I created in the normal course.
==図書館の概念を拡張する==
私は同一コースの4つのセクションを教えています。そして、メタコースを4つのセクション内で使用するコンテンツのリポジトリとして使用しています。私がやったことはメタコース内にリソースを作成して、そのリソースをセクションにリンクしたことです。例えば、私はメタコース内にコースノートを含むウェブページを作成しました。これらのコースノートは17個のPDFファイルで構成されます。ウェブページにはメタコースにアップロードされた17個ファイルへのリンクがあります。従って、ファイルおよび学生がファイルを取得するためのウェブページがメタコース内に存在しています。


When the student is in the normal section course, they simply click on the link and the web page in the metacourse appears.  The only minor problem is that the student navigation might leave them in the metacourse instead of the normal section course.  To lessen this effect, I always launch links to the metacourse in a new window.  Normally students understand that they need to close the popup window when they are finished with it.
次に私の通常コースのウェブページへのリンクを作成しました。このために私はメタコース内のウェブページを開いて通常コース内に作成したリンクに私のブラウザからアドレスをコピーする必要がありました。


There are several advantages to using metacourses in this way.  First, it saves having to upload the same materials more than once.  I can change a file in the metacourse and know that it is changed in all section courses.  Second, it saves storage space.  Third, it provides the possibility of developing learning objects or mini courses that can be quickly linked to create a new course.  Finally, it would allows several teachers to pick and choose what materials to include in their section courses.
学生が通常のセクションコースにいる場合、リンクをクリックすることにより、メタコースのウェブページが表示されます。学生ナビゲーションが学生を通常のセクションコースではなくメタコース内に誘導してしまうことのみが小さな問題です。この問題を減らすため、私はいつもメタコースへのリンクを新しいウィンドウで開くようにしています。通常、学生は終了した場合にウィンドウを閉じる必要があることを理解しています。


One hint, I put all activities (assignments, forums, journals, etc) in the child course, not in the metacourse.  This keeps grading segregated and allows me to adjust assignments for a particular section (child).
このようにメタコースを使用することにはいくつかの利点があります。まず最初に同じコンテンツの1回以上アップロードすることを省くことができます。私はメタコース内のファイルを変更することができます。また、変更することにより、すべてのセクションコースでも変更されることを理解しています。次にストレージスペースを節約することができます。そして、新しいコースの作成時にすぐにリンクすることのできる学習コンテンツまたはミニコースを提供することができます。最後にそれぞれの教師は自分のセクションコースに含みたいコンテンツを選択することができます。
 
ひとつのヒントとして、私はすべての活動 (課題、フォーラム、日誌等) をメタコースではなく子コースに置きました。これにより評点を分離したままにすることができます。また、特定のセクション () の課題を調整することができます。


Harold Kime [http://moodle.org/mod/forum/discuss.php?d=39438 Teaching strategies forum thread].
Harold Kime [http://moodle.org/mod/forum/discuss.php?d=39438 Teaching strategies forum thread].


== 一般部署エリア Common department area==
== 一般部署エリア==
Here is how we use metacourses for our district. Lets take a math teacher for example who teaches algebra 1, algebra 2 and geometry. This teacher wants a space (Moodle course) for each of their main subject areas. But they also want a generic space where they can post things for all of the students in all of their classes. This is where a meta course comes into play.


We create a Moodle course for algebra 1, another course for algebra 2 and a 3rd course for geometry. Now we enroll all of the appropriate students into each of these courses. Next we create a meta course and to the meta course we assign the first three courses created. Now by default, all of the students in the first three courses are automatically enrolled in the meta course. Now anything posted in the metacourse is available to all the students in the other three courses.
以下、私たちの地区でのメタコースの使用例です。代数学1、代数学2および幾何学を教える数学の教師を取り上げてみましょう。この教師はそれぞれの主要科目の場所 (Moodleコース) を必要としています。しかし、すべてのクラスの学生すべてに対して投稿できるような包括的なスペースも必要としています。ここでメタコースの出番となります。
私たちはMoodleコースの代数学1,、もうひとつのコース代数学2、それから3番めに幾何学コースを作成します。そして、私たちは適切な学生すべてをそれぞれのコースに受講登録します。次に私たちはメタコースを作成して最初に作成した3コースを割り当てます。デフォルトで最初の3コースすべての学生が自動的にメタコースに登録されるようになりました。また、メタコースに登録されるすべてのコンテンツは他の3コースの学生すべてが利用できます。


Randy Orwin [http://moodle.org/mod/forum/discuss.php?d=39438 Teaching strategies forum thread].
Randy Orwin [http://moodle.org/mod/forum/discuss.php?d=39438 Teaching strategies forum thread].


==受講登録者をメタコースに送るディプロマコース A Diploma course sends its enrolment to meta courses==
==受講登録者をメタコースに送るディプロマコース==
A Diploma program  involves courses D1, D2, D3, and D4.  In this case, you would create a "Diploma" course as a normal course (non-meta course).  You would then designate programs D1 through D4 as meta courses and each would show the Diploma course as the "child" course.  When a student enrolls in "Diploma", he or she will be automatically enrolled in courses D1 through D4.
ディプロマコースにはコースD1、D2、D3およびD4が含まれます。この場合、あなたは「ディプロマ」コースを通常コース (非メタコース) として作成します。そして、あなたはD1からD4をメタコースとして指定して、それぞれのコースはディプロマを「子」コースとして表示します。学生が「ディプロマ」に登録した場合、自動的にコースD1からD4に登録されます。
 
==コースグルーピングに基づいた有料の主要三科目 Core subjects with fees based upon course groupings==
You have 3 course subjects and want to offer them for sale in different packages.  The meta courses will contain your subjects.  A normal (non-Meta course) course will be the gateways to the meta course(s).  Course 1 is your gold package.  Meta course A, Meta course B and Meta course C all link to Course 1.  The silver package is Course 2.  Meta courses A and B link to Course 2.  You have also set up individual courses that have a link from a specific Meta Course to them.  Thus you can offer and charge for each meta course separately or in some combination.


==1つのコース、異なる学生授業料 One course, different student fees==
==コースグルーピングに基づいた有料の主要三科目==
You have one "Wizbang" course but want to charge a different rate based upon the type of user.  The "Wizbang" meta course is the one that holds the content.  You create a courses for "Wizbang for Large Corporation users" and "Wizbang for Small Business users". The Wizbang meta course is linked to "Introduction to Wizbang for Large Corporation users" and "Introduction to Wizbang for Small Business users" courses.  You can charge a different fee for the non-meta courses, maybe brand or put some unique material in each "Introduction" course but the students will be able to take the same "Wizbang" course.
あなたには3つのコース科目があり、異なるパッケージとして販売したいと考えています。メタコースにはあなたの科目が含まれます。通常 (非メタコース) のコースはメタコースへのゲートウェイ (出入り口) となります。コース1はあなたのゴールドパッケージです。メタコースA、メタコースBおよびメタコースCはすべてコース1にリンクされます。シルバーパッケージはコース2です。メタコースAおよびBはコース2にリンクします。あなたは特定のメタコースからリンクされた個別のコースもセットアップしています。このようにして、あなたはそれぞれのメタコースごとに、または組み合わせてコースを提供したり課金することができます。


==2つのコース、教える場所の結合 Two courses, combined teaching space==
==1つのコース、異なる学生授業料==
We have automatic enrolment into Moodle using a custom enrolment plugin.  We often have two or more courses that are taught together by the same teacher, in the same classroom with the same lectures.  We create a metacourse for both courses and add the two individual courses as child courses.
あなたには1つの「Wizbang」コースがあり、ユーザのタイプにより異なる料金を課金したいと考えています。「Wizbang」メタコースはコンテンツを保持するコースです。あなたはコース「大企業ユーザ向けWizbang」および「スモールビジネス向けWizbang」を作成します。「Wizbang」メタコースは「大企業ユーザ向けWizbangのイントロダクション」および「スモールビジネス向けWizbangのイントロダクション」にリンクされます。例えばブランドやユニークなコンテンツをそれぞれの「イントロダクション」コースに置くことにより、あなたは非コースに異なる料金を課金することができますが、学生は同じ「Wizbang」コースを受講することもできます。


== 学位のための学生サポートスペース Student Support Space for degree programme==
==2つのコース、教える場所の結合==
We have a programme which is fully online.  We have created a metacourse as a support space which includes information for the programme, specific forums for groups of students (using groups & groupings) and Social Forums to allow students to interact with each other.
私たちはカスタム登録プラグインを使用してMoodleに自動登録しています。私たちには同じ教室で同じ教師によって教えられている2つまたはそれ以上のコースがあります。私たちは両方のコース用のメタコースを作成して、2つのコースを子コースとして追加します。


[[Category:使用例]]
== 学位のための学生サポートスペース==
私たちには完全にオンラインのプログラム (課程) があります。私たちはプログラムの情報、グループおよびグルーピングを使用した学生グループ用のフォーラム、学生交流用のソーシャルフォーラムを含むサポートスペースとしてのメタコースを作成しました。
[[カテゴリ:使用例]]


[[en: Metacourse_examples_of_use]]
[[en:Metacourse_examples_of_use]]

2022年1月28日 (金) 04:36時点における最新版


メタコースは学生の登録に関して特別な必要性を満たすために利用することができます。以下、あなたがメタコースに関して、どのように動くのか理解するためのシナリオ例です。

年次受け入れ

この例ではその年の「コース掲示板」への年ごとの学生受け入れにLDAP登録を使用しています。そして、それぞれのモジュールメタコースを作成して「子」をその年の「コース掲示板」に割り当てることにより、学習者は必要なモジュールすべてに自動的に登録されます。

学士号コース (2009入学) [コースカテゴリ] コース2009掲示板 (2009の学生の登録にLDAPを使用) 1年次 [コースカテゴリ]

モジュール1 (2009掲示板にリンクされたメタコース)
モジュール2 (2009掲示板にリンクされたメタコース)
モジュール3 (2009掲示板にリンクされたメタコース)

学士号コース (2010入学) [コースカテゴリ] コース2010掲示板 (2010の学生の登録にLDAPを使用) 1年次 [コースカテゴリ]

モジュール1 (2010掲示板にリンクされたメタコース)
モジュール2 (2010掲示板にリンクされたメタコース)
モジュール3 (2010掲示板にリンクされたメタコース)

Jerome Di Pietro in Teaching with Moodle forum

1つのコースから他の4つのコースに登録済みユーザを送る

メタコース1-4それぞれに通常のコース「Y」に「子」リンクを作成しています。コース「Y」に登録した学生は自動的にメタコース1-4に登録されます。

反対方向のメタコース使用 Upsidedown Meta course Usage

例えば、これは全く同じ学生を5つすべてのコースに登録させる場合に使用することができます。

1つのコースが他の4つのコースから登録済みユーザを取得する

Xはメタコースであり、コース1、2、3、4は標準的な学生登録による通常のコースです。これらのコースにはコース特有のリソースおよび活動を含むことはできますが、登録だけを含むこともできます。コースがメタコースXの子コースとして関連付けられている場合、コース1、2、3、4に登録された学生は自動的にメタコースXに登録されます。メタコースはそれぞれの非メタコース、子コースからの登録に依存します。

標準的なメタコース利用 Standard Meta course usage

例えば、数学の教師が2つの代数学および2つの幾何学のコースを持っており、「ホームルーム」の中に学生すべてに対して面白い内容を置きたいと考えたとします。教師は「教師のホームルーム」というメタコースを作成して代数学および幾何学コースを「子」コースとしてリンクします。

「結合コース」 複数の他のコースの受講登録者を1コースに結合する

複数セクションのあるコース - それぞれに分けられたセクション/コースで同じコンテンツが学生に教えられるコース - これはすべてのセクションをとおして学生に使用させる「結合コース」の理想的な形です。ここではセクション固有の情報はないものと仮定します。

「結合コース」を作成するにはコース内で結合メタコースになる既存のコース/セクションの1つを選択してください。コース内で次の手順に従ってください:

  1. 「管理 > コース管理 > ユーザ > 登録方法」に移動してください。
  2. コースメタリンクを選択するには「登録方法を追加する」ドロップダウンメニューを使用してください。
  3. あなたがメタコースに結合したい他のセクション/コースを「コースにリンクする」ドロップダウンメニューから選択してください。
  4. セクション/コースを追加するために必要に応じて前のステップを繰り返してください。

どのコースが結合メタコースか明確にするため、そのコースに移動して:

  1. 「管理」ブロック内の「コース管理 > 設定を編集する」に移動してください。
  2. 長いコース名を適切に変更してください (次の記述方法をお考えください: [コースナンバー] -[コース名] - [コース開講] 例) CSSE101 - コンピュータサイエンス入門 - 201210)。
  3. 「変更を保存する」をクリックしてください。

未使用のセクション/コースを隠すにはそれぞれのコースに移動して:

  1. 「管理」ブロック内の「コース管理 > 設定を編集する」に移動してください。
  2. 「利用可能」ドロップダウンメニューで次を選択してください: 学生はこのコースを利用できない。
  3. 「変更を保存する」をクリックしてください 。

メタコースを図書館として使用する

1つまたはそれ以上のメタコースをリソースおよび活動の図書館として使用することができます。

例えば、英語学科は論文執筆に有用なコンテンツを収集していますが、それらをメタコースとして設置して、通常のコースにリンクすることができます。教師は引用の参考文献、論文のテーマ選択方法または学生が情報収集する推奨資料に関して、直接または埋め込みリンクすることができます。そして、英語101コースは「論文執筆」メタコース内のリンクの1つになります。このメタコースにはリソース「簡単な引用方法」、レッスン「テーマの選択方法」およびWikiまたはデータベース「クラスメートからの推奨参考文献」を含みます。

図書館の概念を拡張する

私は同一コースの4つのセクションを教えています。そして、メタコースを4つのセクション内で使用するコンテンツのリポジトリとして使用しています。私がやったことはメタコース内にリソースを作成して、そのリソースをセクションにリンクしたことです。例えば、私はメタコース内にコースノートを含むウェブページを作成しました。これらのコースノートは17個のPDFファイルで構成されます。ウェブページにはメタコースにアップロードされた17個ファイルへのリンクがあります。従って、ファイルおよび学生がファイルを取得するためのウェブページがメタコース内に存在しています。

次に私の通常コースのウェブページへのリンクを作成しました。このために私はメタコース内のウェブページを開いて通常コース内に作成したリンクに私のブラウザからアドレスをコピーする必要がありました。

学生が通常のセクションコースにいる場合、リンクをクリックすることにより、メタコースのウェブページが表示されます。学生ナビゲーションが学生を通常のセクションコースではなくメタコース内に誘導してしまうことのみが小さな問題です。この問題を減らすため、私はいつもメタコースへのリンクを新しいウィンドウで開くようにしています。通常、学生は終了した場合にウィンドウを閉じる必要があることを理解しています。

このようにメタコースを使用することにはいくつかの利点があります。まず最初に同じコンテンツの1回以上アップロードすることを省くことができます。私はメタコース内のファイルを変更することができます。また、変更することにより、すべてのセクションコースでも変更されることを理解しています。次にストレージスペースを節約することができます。そして、新しいコースの作成時にすぐにリンクすることのできる学習コンテンツまたはミニコースを提供することができます。最後にそれぞれの教師は自分のセクションコースに含みたいコンテンツを選択することができます。

ひとつのヒントとして、私はすべての活動 (課題、フォーラム、日誌等) をメタコースではなく子コースに置きました。これにより評点を分離したままにすることができます。また、特定のセクション (子) の課題を調整することができます。

Harold Kime Teaching strategies forum thread.

一般部署エリア

以下、私たちの地区でのメタコースの使用例です。代数学1、代数学2および幾何学を教える数学の教師を取り上げてみましょう。この教師はそれぞれの主要科目の場所 (Moodleコース) を必要としています。しかし、すべてのクラスの学生すべてに対して投稿できるような包括的なスペースも必要としています。ここでメタコースの出番となります。 私たちはMoodleコースの代数学1,、もうひとつのコース代数学2、それから3番めに幾何学コースを作成します。そして、私たちは適切な学生すべてをそれぞれのコースに受講登録します。次に私たちはメタコースを作成して最初に作成した3コースを割り当てます。デフォルトで最初の3コースすべての学生が自動的にメタコースに登録されるようになりました。また、メタコースに登録されるすべてのコンテンツは他の3コースの学生すべてが利用できます。

Randy Orwin Teaching strategies forum thread.

受講登録者をメタコースに送るディプロマコース

ディプロマコースにはコースD1、D2、D3およびD4が含まれます。この場合、あなたは「ディプロマ」コースを通常コース (非メタコース) として作成します。そして、あなたはD1からD4をメタコースとして指定して、それぞれのコースはディプロマを「子」コースとして表示します。学生が「ディプロマ」に登録した場合、自動的にコースD1からD4に登録されます。

コースグルーピングに基づいた有料の主要三科目

あなたには3つのコース科目があり、異なるパッケージとして販売したいと考えています。メタコースにはあなたの科目が含まれます。通常 (非メタコース) のコースはメタコースへのゲートウェイ (出入り口) となります。コース1はあなたのゴールドパッケージです。メタコースA、メタコースBおよびメタコースCはすべてコース1にリンクされます。シルバーパッケージはコース2です。メタコースAおよびBはコース2にリンクします。あなたは特定のメタコースからリンクされた個別のコースもセットアップしています。このようにして、あなたはそれぞれのメタコースごとに、または組み合わせてコースを提供したり課金することができます。

1つのコース、異なる学生授業料

あなたには1つの「Wizbang」コースがあり、ユーザのタイプにより異なる料金を課金したいと考えています。「Wizbang」メタコースはコンテンツを保持するコースです。あなたはコース「大企業ユーザ向けWizbang」および「スモールビジネス向けWizbang」を作成します。「Wizbang」メタコースは「大企業ユーザ向けWizbangのイントロダクション」および「スモールビジネス向けWizbangのイントロダクション」にリンクされます。例えばブランドやユニークなコンテンツをそれぞれの「イントロダクション」コースに置くことにより、あなたは非コースに異なる料金を課金することができますが、学生は同じ「Wizbang」コースを受講することもできます。

2つのコース、教える場所の結合

私たちはカスタム登録プラグインを使用してMoodleに自動登録しています。私たちには同じ教室で同じ教師によって教えられている2つまたはそれ以上のコースがあります。私たちは両方のコース用のメタコースを作成して、2つのコースを子コースとして追加します。

学位のための学生サポートスペース

私たちには完全にオンラインのプログラム (課程) があります。私たちはプログラムの情報、グループおよびグルーピングを使用した学生グループ用のフォーラム、学生交流用のソーシャルフォーラムを含むサポートスペースとしてのメタコースを作成しました。