「キャッシュ定義」の版間の差分

提供:MoodleDocs
移動先:案内検索
(done.)
 
(同じ利用者による、間の351版が非表示)
1行目: 1行目:
{{パフォーマンス}}
{{パフォーマンス}}


作成中です - [[利用者:Mitsuhiro Yoshida|Mitsuhiro Yoshida]] ([[利用者・トーク:Mitsuhiro Yoshida|トーク]])
このページにはコアのキャッシュ定義に関する情報が含まれます。この情報はMoodleのキャッシングシステムを最大限活用したい管理者に有用です。それぞれのキャッシュに関する情報はどのバックエンドがどの定義を使用するのか決定するのに役立ちます。


このページにはコアのキャッシュ定義に関する情報を含みます。この情報はMoodleのキャッシングシステムを最大限活用したい管理者に有用です。それぞれのキャッシュに関する情報はどのバックエンドがどの定義を使用するのか決定するのに役立ちます。
規模の小さなサイトまたは単一バックエンドが適用されている単一サーバの場合、memcache等によりパフォーマンスをすぐに改善できます。<br />
しかし、少しの計画と注意深いマッピングにより、あなたはさらにパフォーマンスを改善できます。


規模の小さなサイトまたは単一バックエンドが適用されている単一サーバの場合、memcache等によりパフォーマンスをすぐに改善することができます。<br />
==このドキュメントの内容==
しかし、少しの計画と注意深いマッピングにより、あなたはさらにパフォーマンスを改善することができます。
コアの各キャッシュ定義にはヘッディングおよびキャッシュ説明を含みます。<br />
 
==このドキュメントの内容 What you will find in this document==
コア内の各キャッシュ定義にはヘッディングおよびキャッシュ説明を含みます。<br />
名称および説明と同じく以下の情報も詳述されます:
名称および説明と同じく以下の情報も詳述されます:


'''時期:'''このキャッシュ定義が最初にMoodleに導入された時期です。
'''時期:'''このキャッシュ定義が最初にMoodleに導入された時期です。
<br />'''コンポーネントエリア:''' このコードが属するコードコンポーネントおよび割り当てられたエリア (ユニークな単純な名称) です。
<br />'''コンポーネントエリア:''' このコードが属するコードコンポーネントおよび割り当てられたエリア (ユニークで単純な名称) です。
<br />'''増加:''' このキャッシュが固定サイズになる場合、またはサイトデータの増加に伴い増加できる場合に宣言します。恐らく、どのようにキャッシュが増加するかに関する情報です。
<br />'''増加:''' このキャッシュが固定サイズになる場合、またはサイトデータの増加に伴い増加できる場合に宣言します。恐らく、どのようにキャッシュが増加するかに関する情報です。
<br />'''誰:''' どのユーザがキャッシュから恩恵を受けるか。
<br />'''誰:''' どのユーザがキャッシュから恩恵を受けるか。
<br />'''Priority:''' An indication of the anticipated cache use on a site. A value between 1 and 5. If the cache is of fixed size and is accessed expected to be utilised on every page it will be given a 5 for priority as it can be expected that assigning that cache to the fastest backend available would be the good idea. In contrast a priority of 1 would be given to a cache that is expected to grow quickly, is only accessed on specific pages, and only applies to some users (e.g. teachers, or the admin). This cache should be the least of your concerns when deciding upon how to implement caching on your site.
<br />'''優先度:''' サイトでの予想されるキャッシュの使用に関する表示です。値は1から5の間です。キャッシュが固定サイズであり、アクセスされた場合にすべてのページでの使用が期待できる場合、利用できる最速のバックエンドへの割り当てが得策であると考えられるため、優先度に5が割り当てられます。反対に急速に増加すると予想され特定のページのみでアクセスされるキャッシュには優先度1が与えられます。これは特定のユーザのみ (例 教師または管理者) に適用されます。あなたのサイトにキャッシングを実装する方法を決定する場合、少なくともこのキャッシュに配慮すべきです。
<br />'''優先度:''' サイトでの予想されるキャッシュの使用に関する表示です。値は1から5の間です。キャッシュが固定サイズであり、アクセスされた場合にすべてのページでの使用が期待できる場合、利用できる最速のバックエンドへの割り当てが得策であると考えられるため、優先度に5が割り当てられます。反対に急速に増加すると予想され特定のページのみでアクセスされるキャッシュには優先度1が与えられます。これは特定のユーザのみ (例 教師または管理者) に適用されます。あなたのサイトにキャッシングを実装する方法を決定する場合、あなたは少なくともこのキャッシュを配慮する必要があります。This cache should be the least of your concerns when deciding upon how to implement caching on your site.
 
==大規模サイトのキャッシュ設定に関するメモ A note about cache configuration on large sites==
Each different cache can be configured independently, allowing admins to "tune" their setup for particular systems.<br />
By default these caches are all set to use the file system, which is usually fine on a small one-server system.
 
On a cluster, however, these defaults can cause problems because shared filesystems are slow, so in these cases we recommend you use a faster shared caching backend like memcached instead. Note that most of these caches operating under the assumption that they are shared.<br />
In some cases you can choose to use a non-shared cache like the local filesystem however in these instances you be careful to purge caches MANUALLY as part of system administration.
 
==アプリケーションキャッシュ Application caches==
Application caches are shared caches.
 
===Accumulated information about modules and sections for each course===
 
Accumulated information about course modules, and sections used to print the course page as well as in calls to ''get_fast_modinfo()''.<br />
This cache gets forcefully reset within ''rebuild_course_cache()''.
 
This is an excellent cache to optimise caching for on a production site.<br />
It is accessed primarily for the course view page, and very frequently hit and often expensive page and it is utilised within ''get_fast_modinot()'' a function that is called often in Moodle when querying or displaying information on a course, section or activity.


'''Since:''' Moodle 2.6
==大規模サイトのキャッシュ設定に関するメモ==
<br />'''Component/Area:''' core, coursemodinfo
<br />'''Growth:''' exponential, the number of courses, sections within those courses, and activities within each section will determine the size of this cache.
<br />'''Who:''' everyone. This cache isn't accessed on every page, however as its associated with courses you can expect its accces to still be high.
<br />'''Priority:''' 4


===カレンダー購読 Calendar subscriptions===
それぞれの異なるキャッシュは個別に設定できます。また、管理者は特定のシステムのために独自に「チューニング」できます。<br />
デフォルトではこれらのキャッシュすべてはファイルシステムを使用するよう設定されています。通常、これは小さな単一サーバのシステムに適しています。


Caches calendar subscriptions.<br />
しかし、クラスタでは共有ファイルシステムが遅いため、これらのデフォルトでは問題が発生する可能性があります。そのため、この場合、代わりにmemcachedのような速い共有キャッシュバックエンドの使用をお勧めします。多くの場合、これらのキャッシュは共有の下に動作することを前提とされている点に留意してください。<br />
This is a very simple cache that stores the calendar subscription records from the database for quick, specific access.
あなたは場合によってはローカルファイルシステムのような非共有キャッシュの使用を選択できます。しかし、これらのインスタンスではシステム管理の一環として、忘れずに手動でキャッシュをクリアしてください。


This should be considered a low priority cache unless your users are likely to be creating many calendar subscriptions.<br />
==アプリケーションキャッシュ==
The actual data being stored is going to be very small, should you have lots of calendar subscriptions mapping this cache definition to a fast, but small backend would be ideal.
アプリケーションキャッシュは共有キャッシュです。


'''Since:''' Moodle 2.5
===コースのモジュールおよセクションに関する累積情報===
<br />'''Component/Area:'''  core, calendar_subscriptions
コースモジュールに関する累積情報、「get_fast_modinfo()」と同様にコースページを表示するために使用されるセクション。<br />
<br />'''Growth:''' determined by the number of calendar subscriptsion created by users. Entirely dependent on your users.
このキャッシュは「rebuild_course_cache()」内で強制的にリセットされます。
<br />'''Who:''' everyone who has a calendar subscript, on calendar pages, or pages where the calendar block is being displayed.
<br />'''Priority:''' 1


'''Notes for advanced, multi-server sites'''
これは実運用サイトのキャッシングを最適化できる素晴らしいキャッシュです。<br />
主にコースページおよび非常に頻繁にアクセスされる費用のかかるページのためにアクセスされます。また、コース、セクションまたは活動で情報を検索または表示する時にMoodle内で頻繁に呼ばれる関数「get_fast_modinot()」内で利用されます。


* What is cached:- Record entries from 'event_subscriptions' table, representing various calendar subscriptions.
Moodle 2.6以降
* When the cache is updated:- When a calendar subscription is updated or deleted.
<br />'''コンポーネント/エリア:''' core, coursemodinfo
* How often it is hit:- Everytime a calendar subscription detail is fetched.
<br />'''成長:''' 指数、コース数、コース内のセクション数およびセクション内の活動数がキャッシュサイズを決定します。
* When should the cache be purged completely:- This should not be needed.
<br />'''誰:''' 全員。このキャッシュはすべてのページでアクセスされるわけではありませんが、コースと関連付けられているため、キャッシュへのアクセスはまだ高いと予想できます。
<br />'''優先度:''' 4


===用語リンク Concept linking [mod_glossary]===
===カレンダー購読===


Caches concepts for the glossary filter.
カレンダー購読をキャッシュします。<br />
これは特定の場所に素早くアクセスするためにデータベースからカレンダー購読レコードを保存するための非常に極めてシンプルなキャッシュです。


Concepts are cached in relation to either the site or a course. The course ID is used as the key if they are for a course, 0 is used as the key for site concepts.<br />
あなたのユーザが多くのカレンダーを購読しそうにない限り、これは優先度の低いキャッシュであると考えるべきです。<br />
Each entry in the cache is an array consisting of two items, the first is an array of glossaries, the second an array of concepts.<br />
保存される実データは非常に小さなものとなります。あなたに多くのカレンダー購読マッピングがある場合、このキャッシュ定義は速く小さなバックエンドにすることが理想的です。
The actual data being stored is minimal, even on a large site the storage requirement for this cache should be relatively small.


'''Important''' This cache CANNOT be a local cache, it must be shared.
Moodle 2.5以降
<br />'''コンポーネント/エリア:''' core, calendar_subscriptions
<br />'''成長:''' ユーザに作成されたカレンダー購読数により決定されます。あなたのユーザに完全に依存します。
<br />'''誰:''' カレンダーページのカレンダーを購読している人すべて、カレンダーが表示されるブロック
<br />'''優先度:''' 1


'''Since:''' Moodle 2.7 (MDL-44366)
'''高度な複数サーバサイトに関するメモ'''
<br />'''Component/Area:''' mod_glossary, concepts
<br />'''Growth:''' exponential, the number of glossaries, and the number of terms within those glossaries will determine the size of this cache.
<br />'''Who:''' everyone when the glossary filter is enabled.
<br />'''Priority:''' 3


===設定 Config settings===
* キャッシュとは - 「event_subscriptions」テーブルのレコードエントリです。様々なカレンダー購読に対応します。
* キャッシュが更新されるタイミング - カレンダー購読が更新または削除される時
* アクセス頻度 - カレンダー投稿詳細が取得されるたび
* いつキャッシュが完全に削除されるか -  これは不要です。


Caches the configuration for the site. This is the administration settings in both core and all plugins.
===用語リンク [mod_glossary]===


This cache is going to be accessed on every single page within Moodle, regradless of the users state or what is being done.<br />
用語集フィルタの用語をキャッシュします。
You should map this cache to the fastest backend you've got available.


'''Since:''' Moodle 2.4
用語はサイトまたはコースに関してキャッシュされます。コースIDがコースのキーとして使用される場合、「0」はサイト用語のキーとして使用されます。<br />
<br />'''Component/Area:''' core, config
キャッシュ内のそれぞれのアイテムは2つのアイテムにより構成される配列です。最初の配列は用語集、2番目の配列は用語です。<br />
<br />'''Growth:''' fixed, the number of items is the number of settings in core and all installed plugins. This will only increase as settings are introduced or removed.
実際に保存されるデータは最小となります。仮に大きなサイトであっても、このキャッシュに必要なストレージは比較的小さなものとなります。
<br />'''Who:''' everyone, on every page, without fail.
<br />'''Priority:''' 5


'''Notes for advanced, multi-server sites'''
'''重要''' このキャッシュをローカルキャッシュにはできません。共有キャッシュにしてください。


* Requires shared cache.
Moodle 2.7 (MDL-44366) 以降
* This cache is hit quite often for getting config settings.
<br />'''コンポーネント/エリア:''' mod_glossary, concepts
<br />'''成長:''' 実験的、用語集数および用語集内のアイテム数がこのキャッシュのサイズを決定します。
<br />'''誰:''' 用語集フィルタが有効にされた場合、誰でも。
<br />'''優先度:''' 3


===コースカテゴリツリー Course categories tree===
===設定===
サイト設定をキャッシュします。これはコアおよびすべてのプラグインのための管理設定です。


This cache stores the full course categories tree.
このキャッシュはMoodle内のすべてのページおいてユーザの状況および作業完了に関わらず毎回アクセスされます。<br />
あなたが利用できる最も速いバックエンドにこのキャッシュをマッピングしてください。


It is often used when navigating the course category structure and you can expect it to be hit in situations where either the full tree, or part of the tree is displayed.<br />
Moodle 2.4以降
This includes some elements that can be configured to display on the front page.<br />
<br />'''コンポーネント/エリア:''' core, config
Its use will be determinent on how you have configured Moodle and what is set to be displayed.
<br />'''成長:''' 固定、アイテム数はコアの設定数およびインストール済みプラグインすべてとなります。これは設定の導入時または削除時のみ増減します。
<br />'''誰:''' 誰でも、エラーなしですべてのページ。
<br />'''優先度:''' 5


'''Since:''' Moodle 2.5 (MDL-38147)
'''高度な複数サーバサイトに関するメモ'''
<br />'''Component/Area:''' core, coursecattree
<br />'''Growth:''' fixed, will be limited to the number of course categories on your site. During course creation this site will obviously grow, but in day to day use it should remain static.
<br />'''Who:''' everyone.
<br />'''Priority:''' 3


'''Notes for advanced, multi-server sites'''
* 共有キャッシュ必須
* 設定を取得するため、このキャッシュは頻繁にアクセスされます。


* Requires shared cache.
===コースカテゴリツリー===
* Gets invalidated when changesincoursecat event is triggered.
これは完全なコースカテゴリツリーをキャッシュします。


===コースグループ情報 Course group information===
多くの場合、これはコースカテゴリ構造の操作時に使用されます。完全なツリーまたはツリーの一部が表示される状況でのアクセスを期待できます。<br />
これにはフロントページで表示するよう設定できるエレメントを含みます。<br />
あなたがMoodleでどのように設定したか、何を表示するように設定したかにより使われ方が決定されます。


Caches grouping information for courses.
Moodle 2.5 (MDL-38147) 以降
<br />'''コンポーネント/エリア:''' core, coursecattree
<br />'''成長:''' 固定、あなたのサイトのコースカテゴリに制限されます。コース作成中、このサイトは顕著に大きくなりますが、日々の利用で変化することはありません。
<br />'''誰:''' 誰でも.
<br />'''優先度:''' 3


Information is cached in relation to a course and is very simple. It is only used in situations where a course has defined groups and those groups are being used.<br />
'''高度な複数サーバサイトに関するメモ'''
This cache can be expected to save 1 - 2 queries per page.<br />


'''Since:''' Moodle 2.5 (MDL-34398)
* 要共有キャッシュ
<br />'''Component/Area:''' core, groupdata
* changesincoursecatイベントがトリガーされた場合、無効にされます。
<br />'''Growth:''' fixed, the number of courses and groups within those courses determines the size of this cache.
<br />'''Who:''' all users accessing a course in which groups are used.
<br />'''Priority:''' 2


'''Notes for advanced, multi-server sites'''
===コースグループ情報===
コースのグルーピング情報をキャッシュします。


* Gets updated when groups data is fetched for a course.
コースに関する情報が非常にシンプルな形でキャッシュされます。コースにグループが設定されて使用される場合のみ使用されます。<br />
* Requires shared cache.
このキャッシュは1ページあたり1~2クエリの保存を期待できます。<br />


===データベースメタ情報 Database meta information===
Moodle 2.5 (MDL-34398) 以降
<br />'''コンポーネント/エリア:''' core, groupdata
<br />'''成長:''' 固定、コース数およびコース内のグループ数がキャッシュサイズを決定します。
<br />'''誰:''' コース内グループにアクセスするユーザすべてが使用されます。
<br />'''優先度:''' 2


Caches meta information on database tables including information about columns.
'''高度な複数サーバサイトに関するメモ'''


This cache is a priority cache, it is accessed on nearly every page within Moodle and its operation can be expensive.<br />
* コースのグループデータの取得時に更新されます。
Each entry uses the table name as the key and the cached data is the structure of the database table.
* 共有キャッシュに必要です。


'''Since:''' Moodle 2.4 (MDL-25290)
===データベースメタ情報===
<br />'''Component/Area:''' core, databasemeta
カラムに関する情報を含むデータベーステーブルのメタ情報をキャッシュします。
<br />'''Growth:''' fixed, the number of database tables determines the size of this cache and may only change during upgrade and installation/deletion of plugins.
<br />'''Who:''' everyone
<br />'''Priority:''' 5


'''Notes for advanced, multi-server sites'''
このキャッシュは優先キャッシュです。Moodle内のほとんどのページでアクセスされるため、その運用は高価なものとなる可能性があります。<br />
* Requires shared cache
それぞれのエントリはキーとしてテーブル名を使用します。また、キャッシュデータはデータベーステーブルの構造です。
* If not shared, caches need to be invalidated after any DB structure change including creation of temporary tables.


===Event invalidation===
Moodle 2.4 (MDL-25290) 以降
<br />'''コンポーネント/エリア:''' core, databasemeta
<br />'''成長:''' 固定、データベーステーブル数がキャッシュサイズを決定します。プラグインのアップグレードおよびインストール・削除時のみ変更できます。
<br />'''誰:''' 誰でも
<br />'''優先度:''' 5


This cache is used to manage event invalidation for the MUC API. This is an internal API and has no relation what so ever to the Event API introduced in 2.7.
'''高度な複数サーバサイトに関するメモ'''
* 共有キャッシュに必要です。
* 共有しない場合、一時テーブルの作成を含むデータベース構造変更後にキャッシュを無効にする必要があります。


This is not often used within Moodle and when it is used occurs when editing happens and multiple caches need to purged, not all of which may be shared and some which may be cleared when the user next touches the cache.
===イベント無効化===
The overall cache size should be relatively small, and as checking often occurs for these caches on page access it is recommended to map this cache to a fast backend.
このキャッシュはMoodle 2.7で導入されたMUC APIのイベント無効化を管理するため使用されます。


'''Since:''' Moodle 2.4 (MDL-25290)
これはMoodle内で頻繁に使用されるものではありません。編集時および複数キャッシュの削除が必要な場合に使用されます。複数キャッシュすべてが共有されるものではなく、次回ユーザがキャッシュに接触した時点で削除できます。全体のキャッシュサイズは相対的に大きくありません。また、これらのキャッシュはページアクセス時に頻繁にチェックされるため、キャッシュを速いバックエンドにマップすることをお勧めします。
<br />'''Component/Area:''' core, eventinvalidation
<br />'''Growth:''' fixed, events are subscribed to by definitinos and will only change during upgrade and the installation and deletion of plugins.
<br />'''Who:''' everyone, events get triggered by action and in disconnected caches this be not be reflected until the user next hits the page.
<br />'''Priority:''' 4


'''Notes for advanced, multi-server sites'''
Moodle 2.4 (MDL-25290) 以降
* Whenever something is invalidated, it is purged immediately and an event record is created with the timestamp.
<br />'''コンポーネント/エリア:''' core, eventinvalidation
* Requires shared cache.
<br />'''成長:''' 固定、イベントは定義により購読されます。また、プラグインのアップグレード、インストールおよび削除中のみ変更されます。
<br />'''誰:''' 誰でも。操作によりイベントが発動されます。キャッシュが切断された場合、ユーザが次回ページにアクセスするまで反映されません。
<br />'''優先度:''' 4


===Event observers===
'''高度な複数サーバサイトに関するメモ'''
* 無効なものが発生した場合、すぐに削除されるのと同時にタイムスタンプ付きのイベントレコードが作成されます。
* 共有キャッシュを必要とします。


This cache is used for storing list of event observers.
===イベントオブザーバ===
このキャッシュはイベントオブザーバのリストを保存するため使用されます。


It is updated on install/update while initialising list of event observers.<br />
インストールおよび更新でイベントオブザーバリストの初期化中に更新されます。<br />
This cache is accessed, when event is trigged.
このキャッシュはイベント発生時にアクセスされます。


'''Since:''' Moodle 2.6 (MDL-39846)
Moodle 2.6 (MDL-39846) 以降
<br />'''Component/Area:''' core, observers
<br />'''コンポーネント/エリア:''' core, observers
<br />'''Growth:''' ?
<br />'''成長:''' ?
<br />'''Who:''' ?
<br />''':''' ?
<br />'''Priority:''' ?
<br />'''優先度:''' ?


'''Notes for advanced, multi-server sites'''
'''高度な複数サーバサイトに関するメモ'''
* 共有キャッシュを必要とします。


* Requires shared cache.
===特定ユーザの外部バッジ===


===External badges for particular user===
外部バッジの保存に使用されます。


Used to store external badges.
Moodle 2.5.2, 2.6 (MDL-40924) 以降
<br />'''コンポーネント/エリア:''' core, externalbadges
<br />'''成長:''' ?
<br />'''誰:''' ?
<br />'''優先度:''' ?


'''Since:''' Moodle 2.5.2, 2.6 (MDL-40924)
===条件付き利用制限の評価のための評定アイテムキャッシュ [availability_grade, items]===
<br />'''Component/Area:''' core, externalbadges
<br />'''Growth:''' ?
<br />'''Who:''' ?
<br />'''Priority:''' ?


===Grade items cached for evaluating conditional availability [availability_grade, items]===
条件付き利用の目的でコース評定アイテムのキャッシュに使用されます。


Used to cache course grade items for conditional availability purposes.
'''注意:''' このキャッシュでは3600秒 (1時間) のTTL (Time To Live 生存期間) を設定します。


'''Note:''' This cache sets a TTL (Time To Live) of 3600 (1 hour).
'Moodle 2.7 (MDL-44070) 以降
<br />'''コンポーネント/エリア:''' availability_grade, items
<br />'''成長:''' ?
<br />''':''' ?
<br />'''優先度:''' ?


'''Since:''' Moodle 2.7 (MDL-44070)
===HTML Purifier - クリーニング済みコンテンツ===
<br />'''Component/Area:''' availability_grade, items
<br />'''Growth:''' ?
<br />'''Who:''' ?
<br />'''Priority:''' ?


===HTML Purifier - cleaned content===
これは問題の可能性のあるデータをクリーニングした後のMoodleすべての部分のテキスト (フォーラム、リソース、説明等) キャッシュです。


This is a cache of texts (forum posts, resources, intros etc etc) from all parts of Moodle, after it has been cleaned of possible malicious data.
キャッシュはユーザに関連するテキストおよびテキストのコンテクストをクリーニングします。


Caches cleaned text in relation to user + context of the text being cleaned.
'''ヒント:''' このデータはクラスタノードのローカルキャッシュに安全に保存できます。


'''Tip:''' This data may be safetly stored in local caches on clusted nodes.
Moodle 2.4.2, 2.5 (MDL-36297) 以降
<br />'''コンポーネント/エリア:''' core, htmlpurifier
<br />'''成長:''' 急激、通常はユーザ+コンテクストの組み合わせでクリーニングされたコンテンツが1回保存されます。
<br />'''誰:''' 誰でも
<br />'''優先度:''' 3


'''Since:''' Moodle 2.4.2, 2.5 (MDL-36297)
<br />'''Component/Area:''' core, htmlpurifier
<br />'''Growth:''' exponential, cleaned content is usually stored once for each user + context combination.
<br />'''Who:''' everyone
<br />'''Priority:''' 3


'''高度な複数サーバサイトに関するメモ'''
Moodle 2.5
* これは共有キャッシュを要求します。
* 共有されない場合、すべてのアップグレード後または「$CFG->allowobjectembed」設定の変更後、手動で削除する必要があります。


'''Notes for advanced, multi-server sites'''
Moodle 2.6およびそれ以降において
* これはローカルまたはストアノードキャッシュで正常に動作します。あなたは特別に何かする必要はありません。


In Moodle 2.5,
===言語ストリングキャッシュ===
* This expects a shared cache
* If not shared, must be manually purged after every upgrade or change of $CFG->allowobjectembed setting


In Moodle 2.6 and later,
言語ストリングキャッシュはMoodle内で最も重要なキャッシュの1つであり、Moodleで使用される言語ファイルすべてをキャッシュします。<br />
* This works fine with local or shared node caches, you don't have to do anything special.


===Language string cache===
有限個の言語および言語ファイルがあり、ほとんどすべてのMoodle内ページでアクセスされるため、言語ストリングキャッシュはサイズを固定します。<br />
これは設定の中でも最も重要なキャッシュであり、あなたが利用できる最速のバックエンドにマップしてください。


The language string cache is one of the most essential caches within Moodle, it caches each and every language file used within Moodle.<br />
言語ストリングは改訂版、言語および言語コンポーネントのハッシュをキーとして使用します。付随するファイル内の配列にあるのがデータです。<br />
Its of fixed size as there are a finite number of languages and language files and as it is accessed one pretty much every page within Moodle.<br />
後に続く言語ファイル内のストリング読み込みをスピードアップするため、このキャッシュでは静的アクセラレーションが使用されます。通常、ストリングのリクエストは1つずつであり、しばしば少ない数の言語ファイルからのみリクエストされるため、これは重要な点です。
This is a prime cache to configure, map it to the fastest backend you've got available.


The string cache uses the a hash of the revision, language, and component of a language file as the key, and the array found within the corrosponding file is the data.<br />
'''ヒント:''' キャッシュの使用は「管理者 + マネージャ」および「教師 + 学生間」で大きく異なります。より多くの操作および異なるコンポーネントおよびプラグインに関わることのできる管理者およびマネージャは教師または学生が必要とする言語ファイル数以上にページにアクセスするための言語を必要とします。<br />
Static acceleration is used on this cache to speed up subsequent request for a string within a given language file. This is essential as string are usually requested one by one and often only from a handful of language files.
キャッシュ設定をテストする場合、あなたが学生ロールとしてテストしていることを確認してください。


'''Tip:''' Cache usage differs greatly between Admins + managers and teacher + students. Admins and managers being able to complete more actions and often across difference components and plugins often require that many more language files be accessed for a page than a user such as a teacher or student require.<br />
Moodle 2.4 (MDL-25290) 以降
When testing your cache configuration ensure you test as a student.
<br />'''コンポーネント/エリア:''' core, string
<br />'''成長:''' 固定サイズ。それぞれの言語ストリングはここでキャッシュされます。キャッシュサイズは固定されますが、あなたのサイトで利用可能な言語数により決定されます。
<br />'''誰:''' 誰でも、Moodle内の閲覧可能なページすべて。
<br />'''優先度:''' 5


'''Since:''' Moodle 2.4 (MDL-25290)
'''高度な複数サーバサイトに関するメモ'''
<br />'''Component/Area:''' core, string
<br />'''Growth:''' fixed size, each language string file is cached here, its size will be fixed but will be determined by the number of languages available on your site.
<br />'''Who:''' everyone, on every browsable page within Moodle.
<br />'''Priority:''' 5


'''Notes for advanced, multi-server sites'''
* サイト間で共有された場合、言語の修正も共有されてしまうことに留意してください。


* If shared between sites please be aware that any language customisations will also be shared.
Moodle 2.4およびMoodle 2.6:
* 共有キャッシュを推奨します。
* キャッシュが共有されていない場合、ローカル言語パックの編集、アップグレード中の言語パックの更新、言語のインストールまたはアンインストール等の言語ストリング変更後に手動でキャッシュをクリアしてください。


In Moodle 2.4 and Moodle 2.6:
Moodle 2.6およびそれ以降:
* Expects shared cache.
* ローカルおよび共有ノードキャッシュが十分に動作するため、あなたが特別にする必要のあることはありません。
* If not shared it must be manually purged after any language string change such as editing of local lang packs, updating of lang packs during upgrade, installation or uninstallation of languages.


In Moodle 2.6 and later:
===利用可能な言語一覧===
* Works fine with local or shared node caches, you don't have to do anything special.


===List of available languages===
利用可能な言語一覧をキャッシュします。


Caches a list of available languages.
この言語一覧は言語一覧がページでリクエストされるたびに使用されます。<br />


This list of languages is used every time the list of languages is requested in a page.<br />
このため、キャッシュは1つ以上の言語がインストールされたMoodle内の多くのページでアクセスされます。
Because of this the cache will be hit by on many pages within Moodle on any site with more than one language installed.
複数の言語がインストールされているサイトの場合でも固定サイズの小さなキャッシュであるため、あなたは利用可能な速いバックエンドにマッピングしても良いでしょう。
As its a small, fixed size cache on a site with multiple languages installed its a good idea to map this to the fastest backend you've got available.


'''Since:''' Moodle 2.6 (MDL-41019)
'''Since:''' Moodle 2.6 (MDL-41019)
<br />'''Component/Area:''' core, langmenu
<br />'''コンポーネント/エリア:''' core, langmenu
<br />'''Growth:''' fixed, determined by the number of languages installed on the site.
<br />'''成長:''' 固定、サイトにインストールされている言語数により決定されます。
<br />'''Who:''' everyone
<br />''':''' 誰でも
<br />'''Priority:''' 4
<br />'''優先度:''' 4


===List of course contacts===
===コース連絡先一覧===


Used to cache course contacts.
コース連絡先をキャッシュするため使用されます。


Course contacts are displayed in several places throughout Moodle, they are in most situations considered public information (like course names) and can be seeing by all users.<br />
コース連絡先はMoodle全体のいくつかの場所に表示されます。これは多くの場合、公開情報だと考えられ、すべてのユーザが閲覧できます。.<br />
The process of listing these course contacts can be expensive, however the course contacts are shown only on select pages.
コースの連絡先一覧の処理は高価ですが、コース連絡先一覧は選択されたページでのみ表示されます。


'''Since:''' Moodle 2.5 (MDL-38596)
Moodle 2.5 (MDL-38596) 以降
<br />'''Component/Area:''' core, coursecontacts
<br />'''コンポーネント/エリア:''' core, coursecontacts
<br />'''Growth:''' the number of courses and the number of users with course contact roles determines this size of this cache.
<br />'''成長:''' コース数およびコース連絡先ロールのユーザ数により、このキャッシュのサイズが決定されます。
<br />'''Who:''' everyone, course contacts are public information and may be displayed in several places throughout Moodle that can be accessed by anyone.
<br />''':''' 誰でも。コース連絡先は公開情報であり、Moodle内の誰でもアクセスできる数箇所に表示されます。
<br />'''Priority:''' 3
<br />'''優先度:''' 3


'''Notes for advanced, multi-server sites'''
'''高度な複数サーバサイトに関するメモ'''


* This is accessed while rendering/searching course
* これはコース表示および検索時にアクセスされます。
* Requires shared cache.
* 要共有キャッシュ


===Plugin info manager===
===プラグイン情報マネージャ===


Caches information on installed plugins, enabled plugins, and present plugins.
インストール済みプラグインのキャッシュ情報、有効にされているプラグインおよび現在のプラグインが表示されます。


This cache is heavily used when managing plugins for site through the admin interfaces.<br />
管理インターフェースでサイトのプラグインを管理する場合、このキャッシュは頻繁に使用されます。<br />
Primarily people accessing this page benefit from the existence of this cache.
主にこのページにアクセスする人がこのキャッシュの存在に恩恵を受けます。


'''Note:''' This must be a shared cache.
'''注意:''' これは共有キャッシュである必要があります。


'''Since:''' Moodle 2.5 (MDL-34401)
'''Since:''' Moodle 2.5 (MDL-34401)
<br />'''Component/Area:''' core, plugin_manager
<br />'''コンポーネント/エリア:''' core, plugin_manager
<br />'''Growth:''' fixed, the number of plugins determines the size of this cache.
<br />'''成長:''' 固定、プラグイン数がキャッシュのサイズを決定します。
<br />'''Who:''' Administrators primarily.
<br />''':''' 主に管理者
<br />'''Priority:''' 2
<br />'''優先度:''' 2


====Plugin info - base====
====プラグイン情報 - ベース ====
* This cache is used by plugininfo_base class and stores plugin information.
* このキャッシュはplugininfo_baseクラスで使用されプラグイン情報を保持します。
* This is accessed while loading/checking plugin versions from disk.
* これはディスクからプラグインを読み込み/チェックする際にアクセスされます。
* Requires shared cache.
* 共有キャッシュを必要とします。


====Plugin info - activity modules====
====プラグイン情報 - 活動モジュール====
* This cache is used by plugininfo_mod class and provide access to records in modules table.
* このキャッシュはplugininfo_modで使用されモジュールテーブルへのアクセスを提供します。
* This is accessed while loading/checking modules.
* これはモジュールを読み込み/チェックする際にアクセスされます。
* Requires shared cache.
* 共有キャッシュを必要とします。


====Plugin info - blocks====
====プラグイン情報 - ブロック====
* This cache is used by plugininfo_block class and provide access to records in block table.
* このキャッシュはplugininfo_blockクラスで使用されブロックテーブル内レコードへのアクセスを提供します。
* This is accessed while loading/checking blocks.
* 共有キャッシュを必要とします。
* Requires shared cache.


====Plugin info - filters====
====プラグイン情報 - フィルタ====
* This cache is used by plugininfo_filter class and stores names of all filters installed.
* このキャッシュはplugininfo_filterクラスで使用されインストール済みフィルタすべてのフィルタ名を保持します。
* This is accessed while loading/checking installed filters.
* これはインストール済みフィルタの読み込み/チェックする際にアクセスされます。
* Requires shared cache.
* 共有キャッシュを必要とします。


====Plugin info - repositories====
====プラグイン情報 - リポジトリ====
* This cache is used by plugininfo_repositories class and provide access to records in repository table.
*このキャッシュはplugininfo_repositoriesクラスで使用されリポジトリテーブルのレコードアクセスを提供します。
* This is accessed while loading enabled repositories.
* これは有効にされたリポジトリの読み込み中にアクセスされます。
* Requires shared cache.
* 共有キャッシュを必要とします。


====Plugin info - portfolios====
====プラグイン情報 - ポートフォリオ====
* This cache is used by plugininfo_portfolio class and stores list of enabled portfolio plugins.
* このキャッシュはplugininfo_portfolioクラスで使用され有効化されたポートフォリオプラグインの一覧を保存します。
* This is accessed while checking if portfolio is enabled.
* このキャッシュはポートフォリオが有効にされているかどうかの確認時にアクセスされます。
* Requires shared cache.
* 共有キャッシュを必要とします。


===Question definitions===
===問題定義===


Caches question definitions. This is used by the question bank class.
問題定義をキャッシュします。これは問題バンククラスに使用されます。


'''Since:''' Moodle 2.4 (MDL-34399)
Moodle 2.4 (MDL-34399) 以降
<br />'''Component/Area:''' core, questiondata
<br />'''コンポーネント/エリア:''' core, questiondata
<br />'''Growth:''' ?
<br />'''成長:''' ?
<br />'''Who:''' ?
<br />''':''' ?
<br />'''Priority:''' ?
<br />'''優先度:''' ?


'''Notes for advanced, multi-server sites'''
'''高度な複数サーバサイトに関するメモ'''
* This gets updated when question is loaded or edited.
* これは問題の読み込みおよび編集時に更新されます。
* Doesn't require data guarantee.
* データ保証を必要としません。
* Requires shared cache.
* 共有キャッシュを必要とします。


===User grades cached for evaluating conditional availability===
===条件による利用可否を評価するためのユーザ評定キャッシュ===


'''Since:'''
<br />'''コンポーネント/エリア:''' core, gradecondition
<br />'''Component/Area:''' core, gradecondition
<br />'''成長:'''  
<br />'''Growth:'''  
<br />''':'''  
<br />'''Who:'''  
<br />'''優先度:'''
<br />'''Priority:'''  


===User grades cached for evaluating conditional availability [availability_grade, scores]===
===条件による利用可否を評価するためのユーザ評定キャッシュ [availability_grade, scores]===


Used to cache user grades for conditional availability purposes.
条件による利用可否のユーザ評定をキャッシュする目的で使用されます。


'''Note:''' This cache sets a TTL (Time To Live) of 3600 (1 hour).
''注意:''' このキャッシュでは3600 (1時間) のTTL (Time To Live 生存時間) を設定します。


'''Since:''' Moodle 2.7 (MDL-44070)
Moodle 2.7 (MDL-44070) 以降
<br />'''Component/Area:''' availability, scores
<br />'''コンポーネント/エリア:''' availability, scores
<br />'''Growth:''' ?
<br />'''成長:''' ?
<br />'''Who:''' ?
<br />''':''' ?
<br />'''Priority:''' ?
<br />'''優先度:''' ?


===YUI Module definitions===
===YUIモジュール定義===


Caches information on shifter YUI modules used within Moodle when JS caching is enabled.
JSキャッシングが有効にされた場合、Moodle内で使用されるシフタYUIモジュールの情報をキャッシュします。


'''Since:''' Moodle 2.5 (MDL-38391)
Moodle 2.5 (MDL-38391) 以降
<br />'''Component/Area:''' core, yuimodules
<br />'''コンポーネント/エリア:''' core, yuimodules
<br />'''Growth:''' fixes, the number of Moodle  YUI modules within core and plugins. This will only change during upgrade, or installation/removal of plugins.
<br />'''成長:''' 固定、Moodle数、コアおよびプラグイン内のYUIモジュール。これはプラグインのアップグレード、インストールまたは削除時に変更されます。
<br />'''Who:''' everyone, this is used when ever Moodle YUI modules are used on a page and that is most pages as of 2.8.
<br />''':''' 誰でも。Moodle 2.8現在、Moodle YUIモジュールが使用されるページのほとんどで使用されます。
<br />'''Priority:''' 5
<br />'''優先度:''' 5


'''Notes for advanced, multi-server sites'''
'''高度な複数サーバサイトに関するメモ'''


* Requires shared cache.
* 共有キャッシュを必要とします。


==Session caches==
==セッションキャッシュ==
Data cached here belongs to the user browsing the site.
このデータキャッシュはサイトを閲覧しているユーザに属します。


===Course categories lists for particular user===
===特定ユーザのためのコースカテゴリ一覧===


Used to store data for course categories visible to current user. Helps to browse list of categories.<br />
現在のユーザに表示されるコースカテゴリデータを保持するため使用されます。カテゴリ一覧の表示に役立ちます。<br />
This is also used during course category management.
これはコースカテゴリ管理中にも使用されます。


'''Since:''' Moodle 2.5 (MDL-38147)
Moodle 2.5 (MDL-38147) 以降
<br />'''Component/Area:''' core, coursecat
<br />'''コンポーネント/エリア:''' core, coursecat
<br />'''Growth:''' the number of categories and courses on the site that the user can see will determine the size of this for the current user.
<br />'''成長:''' ユーザの閲覧可能なサイトのカテゴリ数およびコース数が現在のユーザのキャッシュサイズを決定します。
<br />'''Who:''' everyone, it is used within several front page elements.
<br />''':''' 誰でも。複数のフロントページエレメントで使用されます。


'''Notes for advanced, multi-server sites'''
'''高度な複数サーバサイトに関するメモ'''


* Requires shared cache.
* 共有キャッシュを必要とします。
* Is invalidated when changesincoursecat or changesincourse event is trigged.
* 「changesincoursecat」または「changesincourse」イベントが発生した時点で無効にされます。


===Data used to persist user selections throughout Moodle===
===Moodle内でユーザの選択を保持するために使用されるデータ===


Caches user selections that should persist for the lifetime of the users log in. This includes things like which categories the user has expanded in the course category management page.<br />
ユーザのログイン中に保持する必要のある選択をキャッシュします。これにはユーザがコースカテゴリ管理ページで「どのカテゴリを広げたのか」のような状態を含みます。<br />
Think of them like user preferences but with limited lifetime.
存在期間に制限のあるユーザプリファレンスのようなものであると考えてください。


'''Since:''' Moodle 2.6 (MDL-42299)
Moodle 2.6 (MDL-42299) 以降
<br />'''Component/Area:''' core, userselections
<br />'''コンポーネント/エリア:''' core, userselections
<br />'''Growth:''' exponential, depends upon how much the user interacts with things like expading categories.
<br />'''成長:''' 急激。「カテゴリを広げる」のような機能にどれだけユーザが関係を持ったかに依存します。
<br />'''Who:''' logged in users.
<br />''':''' ログイン済みユーザ


===Folder name cache [repository_skydrive]===
===フォルダ名キャッシュ [repository_skydrive]===


?
?


'''Since:''' Moodle 2.6 (MDL-30740)
Moodle 2.6 (MDL-30740) 以降
<br />'''Component/Area:''' repository_skydrive, foldername  
<br />'''コンポーネント/エリア:''' repository_skydrive, foldername  
<br />'''Growth:''' ?
<br />'''成長:''' ?
<br />'''Who:''' ?
<br />''':''' ?
<br />'''Priority:''' ?
<br />'''優先度:''' ?


==Request caches==
==リクエストキャッシュ==
Caches here last only for the life time of the request and are only available to the browsing user.
ここのキャッシュはリクエストの生存期間のみ存在します。また、閲覧しているユーザのみ利用できます。


===Course categories records===
===コースカテゴリレコード===


Caches a list of course categories visible to the user.
ユーザの閲覧可能なコースカテゴリ一覧をキャッシュします。


'''Since:''' Moodle 2.5 (MDL-38147)
Moodle 2.5 (MDL-38147) 以降
<br />'''Component/Area:''' core, coursecatrecords
<br />'''コンポーネント/エリア:''' core, coursecatrecords
<br />'''Growth:''' fixes, the number of categories on the site visible to the user will determine this.
<br />'''成長:''' 固定。ユーザが閲覧可能なサイトのコースカテゴリ数がコースカテゴリレコードを決定します。
<br />'''Who:''' everyone
<br />''':''' 誰でも


'''Notes for advanced, multi-server sites'''
'''高度な複数サーバサイトに関するメモ'''


* This is accessed while rendering course category.
* これはコースカテゴリを表示する際にアクセスされます。
* Is invalidated when changesincoursecat event is triggered.
* changesincoursecatイベントが発動された場合、無効にされます。
* Require local cache.
* 要ローカルキャッシュ


===Helper caching [tool_uploadcourse]===
===ヘルパキャッシング [tool_uploadcourse]===


'''Since:''' Moodle 2.6 (MDL-13114)
Moodle 2.6 (MDL-13114) 以降
<br />'''Component/Area:''' tool_uploadcourse, helper
<br />'''コンポーネント/エリア:''' tool_uploadcourse, helper
<br />'''Growth:''' ?
<br />'''成長:''' ?
<br />'''Who:''' Administrators
<br />''':''' Administrators
<br />'''Priority:''' ?
<br />'''優先度:''' ?


===Repositories instances data===
===リポジトリインスタンスデータ===


Used to cache data on configured repositories to avoid repetitive database calls to load repositories.
リポジトリ読み込み時、繰り返しのデータベースコールを避けるため、設定済みリポジトリのデータをキャッシュする目的で使用されます。


'''Since:''' Moodle 2.5 (MDL-34346)
Moodle 2.5 (MDL-34346) 以降
<br />'''Component/Area:''' core, repositories
<br />'''コンポーネント/エリア:''' core, repositories
<br />'''Growth:''' ?
<br />'''成長:''' ?
<br />'''Who:''' logged in users with one or more accessible repositories.
<br />''':''' 1つまたはそれ以上のリポジトリにアクセスできるログイン済みユーザ
<br />'''Priority:''' ?
<br />'''優先度:''' ?


'''Notes for advanced, multi-server sites'''
'''高度な複数サーバサイトに関するメモ'''


* Requires local cache.
* 要ローカルキャッシュ


==More information==
==詳細情報==
* [[Cache definitions]] Information on the cache definitions found within Moodle.
* [[キャッシュ定義]] Moodle内のキャッシュ定義に関する情報
* [[:dev:Cache API|Cache API]] Details of the Cache API.
* [[:開発:キャッシュAPI|キャッシュAPI]] キャッシュAPI詳細
* [[:dev:Cache API - Quick reference|Cache API - Quick reference]] A short, code focused page of on the Cache API.
* [[:開発:キャッシュAPI - クイックリファレンス|キャッシュAPI - クイックリファレンス]] キャッシュAPIのページに焦点を置いた短いコード
* [[:dev:The Moodle Universal Cache (MUC)|The Moodle Universal Cache (MUC)]] The original cache specification.
* [[:開発:Moodleユニバーサルキャッシュ (MUC)|Moodleユニバーサルキャッシュ (Moodle Universal Cache MUC)]] オリジナルキャッシュ仕様


==関連情報==
==関連情報==


* MDL-59142 - Cache post-processed CSS in MUC
* MDL-59142 - MCUの後処理CSSのキャッシュ Cache post-processed CSS in MUC


[[en:Cache_definitions]]
[[en:Cache_definitions]]

2020年2月26日 (水) 15:01時点における最新版


このページにはコアのキャッシュ定義に関する情報が含まれます。この情報はMoodleのキャッシングシステムを最大限活用したい管理者に有用です。それぞれのキャッシュに関する情報はどのバックエンドがどの定義を使用するのか決定するのに役立ちます。

規模の小さなサイトまたは単一バックエンドが適用されている単一サーバの場合、memcache等によりパフォーマンスをすぐに改善できます。
しかし、少しの計画と注意深いマッピングにより、あなたはさらにパフォーマンスを改善できます。

このドキュメントの内容

コアの各キャッシュ定義にはヘッディングおよびキャッシュ説明を含みます。
名称および説明と同じく以下の情報も詳述されます:

時期:このキャッシュ定義が最初にMoodleに導入された時期です。
コンポーネントエリア: このコードが属するコードコンポーネントおよび割り当てられたエリア (ユニークで単純な名称) です。
増加: このキャッシュが固定サイズになる場合、またはサイトデータの増加に伴い増加できる場合に宣言します。恐らく、どのようにキャッシュが増加するかに関する情報です。
誰: どのユーザがキャッシュから恩恵を受けるか。
優先度: サイトでの予想されるキャッシュの使用に関する表示です。値は1から5の間です。キャッシュが固定サイズであり、アクセスされた場合にすべてのページでの使用が期待できる場合、利用できる最速のバックエンドへの割り当てが得策であると考えられるため、優先度に5が割り当てられます。反対に急速に増加すると予想され特定のページのみでアクセスされるキャッシュには優先度1が与えられます。これは特定のユーザのみ (例 教師または管理者) に適用されます。あなたのサイトにキャッシングを実装する方法を決定する場合、少なくともこのキャッシュに配慮すべきです。

大規模サイトのキャッシュ設定に関するメモ

それぞれの異なるキャッシュは個別に設定できます。また、管理者は特定のシステムのために独自に「チューニング」できます。
デフォルトではこれらのキャッシュすべてはファイルシステムを使用するよう設定されています。通常、これは小さな単一サーバのシステムに適しています。

しかし、クラスタでは共有ファイルシステムが遅いため、これらのデフォルトでは問題が発生する可能性があります。そのため、この場合、代わりにmemcachedのような速い共有キャッシュバックエンドの使用をお勧めします。多くの場合、これらのキャッシュは共有の下に動作することを前提とされている点に留意してください。
あなたは場合によってはローカルファイルシステムのような非共有キャッシュの使用を選択できます。しかし、これらのインスタンスではシステム管理の一環として、忘れずに手動でキャッシュをクリアしてください。

アプリケーションキャッシュ

アプリケーションキャッシュは共有キャッシュです。

コースのモジュールおよセクションに関する累積情報

コースモジュールに関する累積情報、「get_fast_modinfo()」と同様にコースページを表示するために使用されるセクション。
このキャッシュは「rebuild_course_cache()」内で強制的にリセットされます。

これは実運用サイトのキャッシングを最適化できる素晴らしいキャッシュです。
主にコースページおよび非常に頻繁にアクセスされる費用のかかるページのためにアクセスされます。また、コース、セクションまたは活動で情報を検索または表示する時にMoodle内で頻繁に呼ばれる関数「get_fast_modinot()」内で利用されます。

Moodle 2.6以降
コンポーネント/エリア: core, coursemodinfo
成長: 指数、コース数、コース内のセクション数およびセクション内の活動数がキャッシュサイズを決定します。
誰: 全員。このキャッシュはすべてのページでアクセスされるわけではありませんが、コースと関連付けられているため、キャッシュへのアクセスはまだ高いと予想できます。
優先度: 4

カレンダー購読

カレンダー購読をキャッシュします。
これは特定の場所に素早くアクセスするためにデータベースからカレンダー購読レコードを保存するための非常に極めてシンプルなキャッシュです。

あなたのユーザが多くのカレンダーを購読しそうにない限り、これは優先度の低いキャッシュであると考えるべきです。
保存される実データは非常に小さなものとなります。あなたに多くのカレンダー購読マッピングがある場合、このキャッシュ定義は速く小さなバックエンドにすることが理想的です。

Moodle 2.5以降
コンポーネント/エリア: core, calendar_subscriptions
成長: ユーザに作成されたカレンダー購読数により決定されます。あなたのユーザに完全に依存します。
誰: カレンダーページのカレンダーを購読している人すべて、カレンダーが表示されるブロック
優先度: 1

高度な複数サーバサイトに関するメモ

  • キャッシュとは - 「event_subscriptions」テーブルのレコードエントリです。様々なカレンダー購読に対応します。
  • キャッシュが更新されるタイミング - カレンダー購読が更新または削除される時
  • アクセス頻度 - カレンダー投稿詳細が取得されるたび
  • いつキャッシュが完全に削除されるか - これは不要です。

用語リンク [mod_glossary]

用語集フィルタの用語をキャッシュします。

用語はサイトまたはコースに関してキャッシュされます。コースIDがコースのキーとして使用される場合、「0」はサイト用語のキーとして使用されます。
キャッシュ内のそれぞれのアイテムは2つのアイテムにより構成される配列です。最初の配列は用語集、2番目の配列は用語です。
実際に保存されるデータは最小となります。仮に大きなサイトであっても、このキャッシュに必要なストレージは比較的小さなものとなります。

重要 このキャッシュをローカルキャッシュにはできません。共有キャッシュにしてください。

Moodle 2.7 (MDL-44366) 以降
コンポーネント/エリア: mod_glossary, concepts
成長: 実験的、用語集数および用語集内のアイテム数がこのキャッシュのサイズを決定します。
誰: 用語集フィルタが有効にされた場合、誰でも。
優先度: 3

設定

サイト設定をキャッシュします。これはコアおよびすべてのプラグインのための管理設定です。

このキャッシュはMoodle内のすべてのページおいてユーザの状況および作業完了に関わらず毎回アクセスされます。
あなたが利用できる最も速いバックエンドにこのキャッシュをマッピングしてください。

Moodle 2.4以降
コンポーネント/エリア: core, config
成長: 固定、アイテム数はコアの設定数およびインストール済みプラグインすべてとなります。これは設定の導入時または削除時のみ増減します。
誰: 誰でも、エラーなしですべてのページ。
優先度: 5

高度な複数サーバサイトに関するメモ

  • 共有キャッシュ必須
  • 設定を取得するため、このキャッシュは頻繁にアクセスされます。

コースカテゴリツリー

これは完全なコースカテゴリツリーをキャッシュします。

多くの場合、これはコースカテゴリ構造の操作時に使用されます。完全なツリーまたはツリーの一部が表示される状況でのアクセスを期待できます。
これにはフロントページで表示するよう設定できるエレメントを含みます。
あなたがMoodleでどのように設定したか、何を表示するように設定したかにより使われ方が決定されます。

Moodle 2.5 (MDL-38147) 以降
コンポーネント/エリア: core, coursecattree
成長: 固定、あなたのサイトのコースカテゴリに制限されます。コース作成中、このサイトは顕著に大きくなりますが、日々の利用で変化することはありません。
誰: 誰でも.
優先度: 3

高度な複数サーバサイトに関するメモ

  • 要共有キャッシュ
  • changesincoursecatイベントがトリガーされた場合、無効にされます。

コースグループ情報

コースのグルーピング情報をキャッシュします。

コースに関する情報が非常にシンプルな形でキャッシュされます。コースにグループが設定されて使用される場合のみ使用されます。
このキャッシュは1ページあたり1~2クエリの保存を期待できます。

Moodle 2.5 (MDL-34398) 以降
コンポーネント/エリア: core, groupdata
成長: 固定、コース数およびコース内のグループ数がキャッシュサイズを決定します。
誰: コース内グループにアクセスするユーザすべてが使用されます。
優先度: 2

高度な複数サーバサイトに関するメモ

  • コースのグループデータの取得時に更新されます。
  • 共有キャッシュに必要です。

データベースメタ情報

カラムに関する情報を含むデータベーステーブルのメタ情報をキャッシュします。

このキャッシュは優先キャッシュです。Moodle内のほとんどのページでアクセスされるため、その運用は高価なものとなる可能性があります。
それぞれのエントリはキーとしてテーブル名を使用します。また、キャッシュデータはデータベーステーブルの構造です。

Moodle 2.4 (MDL-25290) 以降
コンポーネント/エリア: core, databasemeta
成長: 固定、データベーステーブル数がキャッシュサイズを決定します。プラグインのアップグレードおよびインストール・削除時のみ変更できます。
誰: 誰でも
優先度: 5

高度な複数サーバサイトに関するメモ

  • 共有キャッシュに必要です。
  • 共有しない場合、一時テーブルの作成を含むデータベース構造変更後にキャッシュを無効にする必要があります。

イベント無効化

このキャッシュはMoodle 2.7で導入されたMUC APIのイベント無効化を管理するため使用されます。

これはMoodle内で頻繁に使用されるものではありません。編集時および複数キャッシュの削除が必要な場合に使用されます。複数キャッシュすべてが共有されるものではなく、次回ユーザがキャッシュに接触した時点で削除できます。全体のキャッシュサイズは相対的に大きくありません。また、これらのキャッシュはページアクセス時に頻繁にチェックされるため、キャッシュを速いバックエンドにマップすることをお勧めします。

Moodle 2.4 (MDL-25290) 以降
コンポーネント/エリア: core, eventinvalidation
成長: 固定、イベントは定義により購読されます。また、プラグインのアップグレード、インストールおよび削除中のみ変更されます。
誰: 誰でも。操作によりイベントが発動されます。キャッシュが切断された場合、ユーザが次回ページにアクセスするまで反映されません。
優先度: 4

高度な複数サーバサイトに関するメモ

  • 無効なものが発生した場合、すぐに削除されるのと同時にタイムスタンプ付きのイベントレコードが作成されます。
  • 共有キャッシュを必要とします。

イベントオブザーバ

このキャッシュはイベントオブザーバのリストを保存するため使用されます。

インストールおよび更新でイベントオブザーバリストの初期化中に更新されます。
このキャッシュはイベント発生時にアクセスされます。

Moodle 2.6 (MDL-39846) 以降
コンポーネント/エリア: core, observers
成長: ?
誰: ?
優先度: ?

高度な複数サーバサイトに関するメモ

  • 共有キャッシュを必要とします。

特定ユーザの外部バッジ

外部バッジの保存に使用されます。

Moodle 2.5.2, 2.6 (MDL-40924) 以降
コンポーネント/エリア: core, externalbadges
成長: ?
誰: ?
優先度: ?

条件付き利用制限の評価のための評定アイテムキャッシュ [availability_grade, items]

条件付き利用の目的でコース評定アイテムのキャッシュに使用されます。

注意: このキャッシュでは3600秒 (1時間) のTTL (Time To Live 生存期間) を設定します。

'Moodle 2.7 (MDL-44070) 以降
コンポーネント/エリア: availability_grade, items
成長: ?
誰: ?
優先度: ?

HTML Purifier - クリーニング済みコンテンツ

これは問題の可能性のあるデータをクリーニングした後のMoodleすべての部分のテキスト (フォーラム、リソース、説明等) キャッシュです。

キャッシュはユーザに関連するテキストおよびテキストのコンテクストをクリーニングします。

ヒント: このデータはクラスタノードのローカルキャッシュに安全に保存できます。

Moodle 2.4.2, 2.5 (MDL-36297) 以降
コンポーネント/エリア: core, htmlpurifier
成長: 急激、通常はユーザ+コンテクストの組み合わせでクリーニングされたコンテンツが1回保存されます。
誰: 誰でも
優先度: 3


高度な複数サーバサイトに関するメモ Moodle 2.5

  • これは共有キャッシュを要求します。
  • 共有されない場合、すべてのアップグレード後または「$CFG->allowobjectembed」設定の変更後、手動で削除する必要があります。

Moodle 2.6およびそれ以降において

  • これはローカルまたはストアノードキャッシュで正常に動作します。あなたは特別に何かする必要はありません。

言語ストリングキャッシュ

言語ストリングキャッシュはMoodle内で最も重要なキャッシュの1つであり、Moodleで使用される言語ファイルすべてをキャッシュします。

有限個の言語および言語ファイルがあり、ほとんどすべてのMoodle内ページでアクセスされるため、言語ストリングキャッシュはサイズを固定します。
これは設定の中でも最も重要なキャッシュであり、あなたが利用できる最速のバックエンドにマップしてください。

言語ストリングは改訂版、言語および言語コンポーネントのハッシュをキーとして使用します。付随するファイル内の配列にあるのがデータです。
後に続く言語ファイル内のストリング読み込みをスピードアップするため、このキャッシュでは静的アクセラレーションが使用されます。通常、ストリングのリクエストは1つずつであり、しばしば少ない数の言語ファイルからのみリクエストされるため、これは重要な点です。

ヒント: キャッシュの使用は「管理者 + マネージャ」および「教師 + 学生間」で大きく異なります。より多くの操作および異なるコンポーネントおよびプラグインに関わることのできる管理者およびマネージャは教師または学生が必要とする言語ファイル数以上にページにアクセスするための言語を必要とします。
キャッシュ設定をテストする場合、あなたが学生ロールとしてテストしていることを確認してください。

Moodle 2.4 (MDL-25290) 以降


コンポーネント/エリア: core, string
成長: 固定サイズ。それぞれの言語ストリングはここでキャッシュされます。キャッシュサイズは固定されますが、あなたのサイトで利用可能な言語数により決定されます。
誰: 誰でも、Moodle内の閲覧可能なページすべて。
優先度: 5

高度な複数サーバサイトに関するメモ

  • サイト間で共有された場合、言語の修正も共有されてしまうことに留意してください。

Moodle 2.4およびMoodle 2.6:

  • 共有キャッシュを推奨します。
  • キャッシュが共有されていない場合、ローカル言語パックの編集、アップグレード中の言語パックの更新、言語のインストールまたはアンインストール等の言語ストリング変更後に手動でキャッシュをクリアしてください。

Moodle 2.6およびそれ以降:

  • ローカルおよび共有ノードキャッシュが十分に動作するため、あなたが特別にする必要のあることはありません。

利用可能な言語一覧

利用可能な言語一覧をキャッシュします。

この言語一覧は言語一覧がページでリクエストされるたびに使用されます。

このため、キャッシュは1つ以上の言語がインストールされたMoodle内の多くのページでアクセスされます。 複数の言語がインストールされているサイトの場合でも固定サイズの小さなキャッシュであるため、あなたは利用可能な速いバックエンドにマッピングしても良いでしょう。

Since: Moodle 2.6 (MDL-41019)
コンポーネント/エリア: core, langmenu
成長: 固定、サイトにインストールされている言語数により決定されます。
誰: 誰でも
優先度: 4

コース連絡先一覧

コース連絡先をキャッシュするため使用されます。

コース連絡先はMoodle全体のいくつかの場所に表示されます。これは多くの場合、公開情報だと考えられ、すべてのユーザが閲覧できます。.
コースの連絡先一覧の処理は高価ですが、コース連絡先一覧は選択されたページでのみ表示されます。

Moodle 2.5 (MDL-38596) 以降
コンポーネント/エリア: core, coursecontacts
成長: コース数およびコース連絡先ロールのユーザ数により、このキャッシュのサイズが決定されます。
誰: 誰でも。コース連絡先は公開情報であり、Moodle内の誰でもアクセスできる数箇所に表示されます。
優先度: 3

高度な複数サーバサイトに関するメモ

  • これはコース表示および検索時にアクセスされます。
  • 要共有キャッシュ

プラグイン情報マネージャ

インストール済みプラグインのキャッシュ情報、有効にされているプラグインおよび現在のプラグインが表示されます。

管理インターフェースでサイトのプラグインを管理する場合、このキャッシュは頻繁に使用されます。
主にこのページにアクセスする人がこのキャッシュの存在に恩恵を受けます。

注意: これは共有キャッシュである必要があります。

Since: Moodle 2.5 (MDL-34401)
コンポーネント/エリア: core, plugin_manager
成長: 固定、プラグイン数がキャッシュのサイズを決定します。
誰: 主に管理者
優先度: 2

プラグイン情報 - ベース

  • このキャッシュはplugininfo_baseクラスで使用されプラグイン情報を保持します。
  • これはディスクからプラグインを読み込み/チェックする際にアクセスされます。
  • 共有キャッシュを必要とします。

プラグイン情報 - 活動モジュール

  • このキャッシュはplugininfo_modで使用されモジュールテーブルへのアクセスを提供します。
  • これはモジュールを読み込み/チェックする際にアクセスされます。
  • 共有キャッシュを必要とします。

プラグイン情報 - ブロック

  • このキャッシュはplugininfo_blockクラスで使用されブロックテーブル内レコードへのアクセスを提供します。
  • 共有キャッシュを必要とします。

プラグイン情報 - フィルタ

  • このキャッシュはplugininfo_filterクラスで使用されインストール済みフィルタすべてのフィルタ名を保持します。
  • これはインストール済みフィルタの読み込み/チェックする際にアクセスされます。
  • 共有キャッシュを必要とします。

プラグイン情報 - リポジトリ

  • このキャッシュはplugininfo_repositoriesクラスで使用されリポジトリテーブルのレコードアクセスを提供します。
  • これは有効にされたリポジトリの読み込み中にアクセスされます。
  • 共有キャッシュを必要とします。

プラグイン情報 - ポートフォリオ

  • このキャッシュはplugininfo_portfolioクラスで使用され有効化されたポートフォリオプラグインの一覧を保存します。
  • このキャッシュはポートフォリオが有効にされているかどうかの確認時にアクセスされます。
  • 共有キャッシュを必要とします。

問題定義

問題定義をキャッシュします。これは問題バンククラスに使用されます。

Moodle 2.4 (MDL-34399) 以降
コンポーネント/エリア: core, questiondata
成長: ?
誰: ?
優先度: ?

高度な複数サーバサイトに関するメモ

  • これは問題の読み込みおよび編集時に更新されます。
  • データ保証を必要としません。
  • 共有キャッシュを必要とします。

条件による利用可否を評価するためのユーザ評定キャッシュ


コンポーネント/エリア: core, gradecondition
成長:
誰:
優先度:

条件による利用可否を評価するためのユーザ評定キャッシュ [availability_grade, scores]

条件による利用可否のユーザ評定をキャッシュする目的で使用されます。

注意:' このキャッシュでは3600 (1時間) のTTL (Time To Live 生存時間) を設定します。

Moodle 2.7 (MDL-44070) 以降
コンポーネント/エリア: availability, scores
成長: ?
誰: ?
優先度: ?

YUIモジュール定義

JSキャッシングが有効にされた場合、Moodle内で使用されるシフタYUIモジュールの情報をキャッシュします。

Moodle 2.5 (MDL-38391) 以降
コンポーネント/エリア: core, yuimodules
成長: 固定、Moodle数、コアおよびプラグイン内のYUIモジュール。これはプラグインのアップグレード、インストールまたは削除時に変更されます。
誰: 誰でも。Moodle 2.8現在、Moodle YUIモジュールが使用されるページのほとんどで使用されます。
優先度: 5

高度な複数サーバサイトに関するメモ

  • 共有キャッシュを必要とします。

セッションキャッシュ

このデータキャッシュはサイトを閲覧しているユーザに属します。

特定ユーザのためのコースカテゴリ一覧

現在のユーザに表示されるコースカテゴリデータを保持するため使用されます。カテゴリ一覧の表示に役立ちます。
これはコースカテゴリ管理中にも使用されます。

Moodle 2.5 (MDL-38147) 以降
コンポーネント/エリア: core, coursecat
成長: ユーザの閲覧可能なサイトのカテゴリ数およびコース数が現在のユーザのキャッシュサイズを決定します。
誰: 誰でも。複数のフロントページエレメントで使用されます。

高度な複数サーバサイトに関するメモ

  • 共有キャッシュを必要とします。
  • 「changesincoursecat」または「changesincourse」イベントが発生した時点で無効にされます。

Moodle内でユーザの選択を保持するために使用されるデータ

ユーザのログイン中に保持する必要のある選択をキャッシュします。これにはユーザがコースカテゴリ管理ページで「どのカテゴリを広げたのか」のような状態を含みます。
存在期間に制限のあるユーザプリファレンスのようなものであると考えてください。

Moodle 2.6 (MDL-42299) 以降
コンポーネント/エリア: core, userselections
成長: 急激。「カテゴリを広げる」のような機能にどれだけユーザが関係を持ったかに依存します。
誰: ログイン済みユーザ

フォルダ名キャッシュ [repository_skydrive]

?

Moodle 2.6 (MDL-30740) 以降
コンポーネント/エリア: repository_skydrive, foldername
成長: ?
誰: ?
優先度: ?

リクエストキャッシュ

ここのキャッシュはリクエストの生存期間のみ存在します。また、閲覧しているユーザのみ利用できます。

コースカテゴリレコード

ユーザの閲覧可能なコースカテゴリ一覧をキャッシュします。

Moodle 2.5 (MDL-38147) 以降
コンポーネント/エリア: core, coursecatrecords
成長: 固定。ユーザが閲覧可能なサイトのコースカテゴリ数がコースカテゴリレコードを決定します。
誰: 誰でも

高度な複数サーバサイトに関するメモ

  • これはコースカテゴリを表示する際にアクセスされます。
  • changesincoursecatイベントが発動された場合、無効にされます。
  • 要ローカルキャッシュ

ヘルパキャッシング [tool_uploadcourse]

Moodle 2.6 (MDL-13114) 以降
コンポーネント/エリア: tool_uploadcourse, helper
成長: ?
誰: Administrators
優先度: ?

リポジトリインスタンスデータ

リポジトリ読み込み時、繰り返しのデータベースコールを避けるため、設定済みリポジトリのデータをキャッシュする目的で使用されます。

Moodle 2.5 (MDL-34346) 以降
コンポーネント/エリア: core, repositories
成長: ?
誰: 1つまたはそれ以上のリポジトリにアクセスできるログイン済みユーザ
優先度: ?

高度な複数サーバサイトに関するメモ

  • 要ローカルキャッシュ

詳細情報

関連情報

  • MDL-59142 - MCUの後処理CSSのキャッシュ Cache post-processed CSS in MUC