OpenAI API プロバイダ

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新機能
Moodle 4.x!


Moodle LMSとOpenAIの統合により、テキスト生成、画像生成、コースコンテンツ要約などのAIアクションにアクセスすることができます。

OpenAIに関する詳細は、https://platform.openai.com をご覧ください。

必要条件:

有料APIキーにアクセスできるOpenAIアカウント。Moodle LMS 4.5.0では、OpenAI APIキーとOpenAI組織IDの両方が必要ですが、4.5.1から組織IDはオプションになります。

APIキーでOpenAIアカウントを設定する場合、キーは無料および有料アカウントの両方で生成できますが、APIの利用はアカウントで利用可能な有料トークンに基づいて制限されます。Moodle LMS統合で使用されるAPIへのアクセスには、OpenAIの有料APIプランへの加入が必要です。アクセス、利用制限および価格設定は利用するモデルによって異なりますので、最新の情報は OpenAI API 価格設定ページ を確認してください。

OpenAI APIプロバイダの設定

  1. サイト管理 -> 一般 -> AI -> AIプロバイダにアクセスします。
  2. "OpenAI APIプロバイダ" を "有効化" トグルをクリックして有効にします。
  3. "OpenAI APIプロバイダ" の "設定" リンクをクリックします。
  4. "設定" エリアでは以下の設定を行います:
    • OpenAI APIキー:OpenAIアカウント/APIキー (OpenAI APIキー) から取得できます。
    • OpenAI組織ID:あなたのOpenAIアカウント/組織設定ページ (OpenAIアカウント) にあります。(Moodle LMS 4.5.0では必須項目ですが、4.5.1からは任意項目となります)
    • グローバルレート制限を設定にする:OpenAI APIプロバイダが1時間ごとにサイト全体で受信できるリクエスト数を制限するオプション機能です。
    • "グローバルレート制限を設定にする" を有効にすると、サイト全体の最大リクエスト数を設定できます。
    • ユーザレート制限を設定にする:各ユーザがこのプロバイダに対して毎時リクエストできるAI数を制限するオプション機能です。
    • "ユーザレート制限を設定にする" を有効にすると、、1ユーザあたりの最大リクエスト数を設定できます。
  5. "アクション" エリアでは、どのアクションを有効にするかをコントロールし、さらにアクションの設定を行うことができます。

OpenAI APIプロバイダのアクションを設定する

OpenAI アクション

OpenAIプロバイダでは、以下のアクション設定が可能です。

テキストを生成する: 以下の設定が可能です:

  • AI モデル:OpenAI APIは、異なる機能と価格帯を持つ多様なモデル群によって支えられています。詳しくはOpenAI モデルをご覧ください。デフォルトでは、モデルは "GPT-4o" に設定されていますが、これは他の互換性のあるモデルに設定することができます。詳しくは、あなたの組織の設定と制限情報を参照してください。
  • API エンドポイント: APIエンドポイントが選択したモデルと互換性があることを確認してください。詳細については、モデルのエンドポイントの互換性をご覧ください。
  • システムインストラクション:AIから期待される応答形式を指示するのに役立つデフォルトのシステム指示がありますが、お客様の特定のニーズに合わせてカスタマイズすることができます。これらは、敬語やリクエストの繰り返しなどがなく、リクエストされたテキスト生成のみが返されるスムーズなユーザエクスペリエンスを確保するために使用されます。したがって、変更が絶対に必要であると確信できない限り、これらを変更しないことをお勧めします。


テキストを要約する: 必要な設定はテキストを生成すると同様です。

イメージを生成する: 以下の設定が可能です:

  • AI モデル:デフォルトは "dall-e-3" に設定されていますが、他のイメージ生成対応モデルに変更することも可能です。 詳しくは DALL-Eモデルをご覧ください。
  • AI エンドポイント:APIエンドポイントが選択したモデルと互換性があることを確認してください。

上記のすべてを有効にし、設定することで、OpenAIプロバイダはあなたのMoodle LMSインスタンスで利用可能なすべてのAI配置、コースアシスタンス および HTMLテキストエディタ 配置に使用することができます。また、AI配置設定を有効にし、設定することを忘れないでください。

OpenAIプロバイダ - テキスト生成の設定
OpenAIプロバイダ - イメージ生成の設定