Azure AI API プロバイダ
提供:MoodleDocs
新機能
Moodle 4.x!
Moodle LMSのAzure AIとの統合は、テキスト生成、イメージ生成、コースコンテンツ要約などのAIアクションへのアクセスを提供します。
Azure AIに関する詳細は、https://learn.microsoft.com/en-us/azure/ai-services/openai をご覧ください。
必要条件
有効なAzureアカウント。お持ちでない場合は、Azureポータルから作成できます。
アクセスするには、有効なサブスクリプションが必要です。Azure AIサービス。リクエストを認証するために、AzureポータルからAPIキーとエンドポイントを取得します(これはリソースの "キーおよびエンドポイント" セクションにあります)。
Azure AI APIプロバイダの設定
- サイト管理 -> 一般 -> AI -> AIプロバイダにアクセスします。
- "Azure AI APIプロバイダ" を "有効化" トグルをクリックして有効にします。
- "Azure AI APIプロバイダ" の "設定" リンクをクリックします。
- "設定" エリアでは以下の設定を行います:
- Azure AI APIキー:キーはAzure AIアカウントにあります。
- Azure AI APIエンドポイント:Azure AI APIのエンドポイントURLを以下の形式で入力します: https://YOUR_RESOURCE_NAME.openai.azure.com.
- サイト全体のレート制限を設定する:Azure AI APIプロバイダが1時間ごとにサイト全体で受信できるリクエスト数を制限するオプション機能です。
- "サイト全体のレート制限を設定する" を有効にすると、サイト全体の最大リクエスト数を設定できます。
- ユーザレート制限を設定する:各ユーザが1時間にこのプロバイダに対して行えるAIリクエストの数を制限するオプション機能です。
- "ユーザレート制限を設定にする" を有効にすると、、1ユーザあたりの最大リクエスト数を設定できます。
- "アクション" エリアでは、どのアクションを有効にするかをコントロールし、さらにアクションの設定を行うことができます。
Azure AI APIプロバイダのアクションを設定する
Azure AI APIプロバイダでは、以下のアクション設定が可能です。
テキストを生成する: 以下の設定が可能です:
- デプロイメントID:特定のモデルのデプロイメントに割り当てられた一意の識別子で、AzureポータルのAzure OpenAIリソースの "デプロイメント" セクションにあります。
- APIバージョン:APIのバージョンは、Azure OpenAI リソースの "API管理" セクションで確認できます。
- システムインストラクション:AIから期待される応答形式を指示するのに役立つデフォルトのシステム指示がありますが、お客様の特定のニーズに合わせてカスタマイズすることができます。これらは、敬語やリクエストの繰り返しなどがなく、リクエストされたテキスト生成のみが返されるスムーズなユーザエクスペリエンスを確保するために使用されます。したがって、変更が絶対に必要であると確信できない限り、これらを変更しないことをお勧めします。
テキストを要約する: 必要な設定はテキストを生成すると同様です。
イメージを生成する: 以下の設定が可能です:
- デプロイメントID:特定の DALL-E モデルのデプロイメントに割り当てられた一意の識別子で、Azureポータル の Azure OpenAIリソースの "デプロイメント" セクションにあり、APIリクエスト 経由でイメージを生成できます。
- APIバージョン:APIのバージョンは、Azure OpenAI リソースの "API 管理" セクションで確認できます。
上記のすべてを有効にし、設定することで、Azure AI APIプロバイダはあなたのMoodle LMSインスタンスで利用可能なすべてのAI配置; コースアシスタンス および HTMLテキストエディタ 配置に使用することができます。また、AI配置設定を有効にし、構成することを忘れないでください。