クイックメールブロック
提供:MoodleDocs
クイックメール ( Quickmail ) ブロックでは、コース内のすべての学生一覧のチェックボックスおよびメール作成エリアを提供するツールへのリンクを追加します。あなたは学生を選択して、その学生のみにメール送信することができます。クイックメールは、教師が学生の一部を選択できることで、Moodle既存のメッセージングシステム ( 1ユーザ ) およびメール購読フォーラム ( すべての購読者 ) の機能を拡張します。クイックメールは、ハンボルトのMichael Penneyチームによって開発されています。
インストール
このページのリンクセクションのリンクよりクイックメール ( Quickmail ) をダウンロードしてください。ファイルの解凍後、block_quickmail_1.5/blocks/のquickmailディレクトリを確認してください。このquickmailディレクトリを、あなたのMoodleのblocksディレクトリにコピーしてください。Moodleの管理ページにアクセスすると、クイックメールが自動的にインストールされます。インストール後、すべてのコースにクイックメールブロックを追加することができるようになります。
ブロック表示
右側のイメージは、クイックメールがコースに追加された状態をハードコピーしたものです。3つのリンクの意味は下記のとおりです:
- メールの作成: クイックメール作成ページへ移動します。
- クイックメール履歴: 現在のコースで、クイックメール送信したすべてのメールの履歴ページへ移動します。
- 設定: クイックメール設定ページへ移動します。このリンクは教師および管理者のみに表示されます。「編集モードの開始」ボタンを押してブロック編集ボタンが表示されるように、教師および管理者には同じクイックメール設定ページが表示されます。
ブロック設定
クイックメールには下記の2つの設定があります:
- 学生 にクイックメールの使用を許可する: Yes が選択された場合、コース内で学生にクイックメールブロックが表示され、メールを送信することができます。No が選択された場合、クイックメールは学生から隠されます。
- グループモード: クイックメールにグループモードを設定します。強制グループモードが On にされている場合、この設定は無効になります。
メールの作成
メールを作成する場合、下記のフィールドを設定してください:
- To: このエリアでは、各コースユーザを選択するためのチェックボックスが表示されます。チェックボックスが「チェック」されたユーザにはメール送信されます。また、ユーザの「すべてを選択」または「すべての選択を解除」する便利なボタンもあります。クイックメール設定でグループモードが選択されるか、強制グループモードが有効な場合、ユーザおよびチェックボックスの表示方法が変更されます。それぞれのグループモードが、表示にどのように影響するか下記のとおり:
- 可視グループ: ユーザおよびチェックボックスは、グループによりグループ分けされ、各グループには「すべてを選択」および「すべての選択を解除」ボタンが表示されます。
- 分離グループ: あなたのグループに属しているユーザのみ表示されます。教師はグループに属さないため、常に「可視グループ」の表示がなされます。
- 両方のグループモードの類似点: それぞれのグループ名および写真が表示されます。グループに属していないすべてのユーザは、下の「グループ外」に表示されます。
- 題名: ここに入力した内容は、送信されるメールのメール件名に表示されます。
- メッセージ: このエリアは、メールメッセージ本文を作成するために使用します。あなたがユーザプロフィール画面の「テキスト編集」で、「HTMLエディタを使用します」にしている場合、HTMLエディタを使用することができます。
- 添付: これは任意フィールドで、学生と教師では異なる動きをします。
- 学生は、使用しているパソコンからファイルを選択して、メールに添付することができます。このファイルは、一時的にサーバに保存され、メール送信後に削除されます。
- 教師は標準的なコースファイルインターフェースを使用することができます。これらのファイルはコースファイルに保存され、クイックメールで削除されることはありません。
クイックメール履歴
このページでは、送信したメールの情報をテーブルに表示します。カラムの内容は下記のとおりです:
- 日時: メールが送信された日時です。
- 題名: メールの件名です。
- 添付: メールに添付された添付ファイル名です。
- 操作: 操作ボタンを含みます。ルーペのようなボタンをクリックすることで、「メールの作成」ページに戻ります。しかし、送信済みメールの値が入力されています。これは特定のユーザに、似たような内容のメールを送信する場合に便利です。「X」印の形をしたもう一つのイメージは、送信されたメールを削除する場合に使用します。すべてのカラムでは、折りたたみおよびソートすることができます。10件以上のメールが履歴にある場合、ページングメカニズムにより、すべての送信済みメールがページ分割されます。
テーブル下部に、下記の2つのリンクも表示されます:
- 新しいメールの作成: 「メールの作成」ページへ移動します。
- すべての履歴をクリア: あなたのすべてのメール履歴を削除します。
謝辞==
- Original developer: Mark Nielsen
- Project Manager: Michael Penney at Humboldt State University
- Postgres7 contribution: Rubens Ribeiro
- Language Translations:
- Japanese: Mitsuhiro Yoshida
- Spanish: Rubens Ribeiro
- French: Yves Dufour
- German: Andy Tagliani
- Slovak: Miroslav Fikar
- Hungarian: Császár-Cs. Péter