「活動完了設定」の版間の差分
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==活動設定== | ==活動設定== | ||
活動のタイプに応じて、完了要件は異なります。たとえば、[[ページ|ページ]] | 活動のタイプに応じて、完了要件は異なります。たとえば、[[ページ|ページ]]には、''閲覧を要求する'' という要件がある場合があります。 [[小テスト | 小テスト]]には ''評点を要求する ''要件があり、[[フォーラム |フォーラム]]には ''投稿/ディスカッション/返信を要求する ''要件があるかもしれません。 | ||
<gallery widths = "300px"> | <gallery widths = "300px"> | ||
File:Activity_completion_settings_common.png | | File:Activity_completion_settings_common.png |ほとんどの評定活動の活動完了設定 | ||
File:Forumactivitycompletion.png |フォーラム活動完了設定 | File:Forumactivitycompletion.png |フォーラム活動完了設定 | ||
File:24assignmentsubmit.png | | File:24assignmentsubmit.png |課題活動の完了設定 | ||
File:quizpassinggrade.png | | File:quizpassinggrade.png |小テスト活動完了設定 | ||
</gallery> | </gallery> | ||
=== | ===完了トラッキング === | ||
3つのオプションがあります。 | 3つのオプションがあります。 | ||
* | * ''活動完了を表示しない''-活動の横にチェック（ティック）を表示しません | ||
* | * ''ユーザが手動で活動を完了マークできる'' - 学生がチェック（ティック）を押して変更します。(注：活動を行わなくても、これは可能です！) | ||
* '' | * ''条件を満たした場合、活動完了を表示する'' - チェック（チェックマーク）がスタイルを変更する前に、選択した完了基準を満たしている必要があります。 | ||
=== | ===閲覧を必要とする === | ||
このオプションがチェックされた場合、学生は活動を完了するために、リンクをクリックするなど、活動を閲覧する必要があります。他の条件がある場合、'閲覧' 条件をオンにするべきではありません。これはサーバに余分な仕事をさせ、学生が活動を閲覧せずに他の条件を満たすことはまずありません。 | |||
=== | ===評定を必要とする=== | ||
このオプションがチェックされている場合、学生は活動を完了するために、その活動の評点を取得する必要があります。例えば、小テストはユーザが提出するとすぐに完了と表示されます (作文問題を含まない限り)。 | |||
学生がどれだけうまくできたかは重要ではありません。どんな評点を取っても、その活動が完了したことになります。 | |||
==== | ====小テストに合格点を設定する==== | ||
'合格' と '不合格' を区別して、小テストが単に '完了' ではなく '完了、合格' または '完了、不合格' となるようにすることができます。これらの結果は、[[活動完了の使用|活動完了レポート]]で異なるアイコンと代替テキストを表示します。 | |||
[[File:quizpassfail.png | thumb | 400px | center]] | [[File:quizpassfail.png|thumb|400px|center]] | ||
これを設定するには、小テスト活動の個々の評点に合格値を指定する必要があります。 | |||
# | # 小テストの設定に移動し、「評点」のセクションで '合格点' フィールドを探します。 | ||
# | # 評点の値を入力します（例：5.0）。 | ||
# | # '変更を保存する' ボタンをクリックします。 | ||
'完了、合格' は緑色のチェックマークを示し、'完了、不合格' は赤い十字を示します。 | |||
あなたがこれを行った後、小テストを提出した人は合格または不合格の完了アイコンを受け取ります。小テストが複数回受験できる場合、評点が更新されるたびに完了アイコンが自動的に更新されます。 | |||
1つの制限があります: この機能は評点が学生にすぐに表示される場合のみ動作します。評点は恒久的に非表示にしたり、特定の日付まで非表示にしたりしてはいけません。評点が隠されている場合、標準の '完了' 状態のみが表示されます。 | |||
==== | ====合格点を必要とする==== | ||
小テストに合格点が設定されている場合、学生がこの評点を取得すると、完了と表示されます。 | |||
一定の受験回数が許可されている場合、学生がすべて受験した場合、小テストは完了とみなされます (例えば、合格点に達していない場合でも)。 | |||
"合格点を必要とする" と同様に "評定を必要とする" にもチェックを入れてください。 | |||
===レッスン完了設定=== | ===レッスン完了設定=== | ||
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[[File:newlessonconditions.png]] | [[File:newlessonconditions.png]] | ||
==== | ====最終到達必須==== | ||
レッスンが完了したと評価されるためには、学生はレッスンの最後のページに進まなければなりません。 | |||
==== | ====必要滞在時間==== | ||
レッスンが完了したと評価されるためには、学生はここで教師が指定した時間、レッスンページ内に留まらなければなりません。時間は数秒から数週間の範囲で指定できます。これより早くレッスンを終了した場合、許容される最低時間に達していないというアラートが表示され、レッスンを繰り返す必要があります。 | |||
[[File:lessonstudentviewrequiretimespent.png | thumb | 400px | center | | [[File:lessonstudentviewrequiretimespent.png | thumb | 400px | center |条件が満たされない場合の学生へのメッセージ]] | ||
=== | ===課題完了の設定=== | ||
===== | =====完了するには学生はこの活動を送信する必要があります===== | ||
この設定は、学生が課題を提出しても、教師が評定する前に課題が完了したとみなされることを意味します。 | |||
===フォーラム完了設定=== | ===フォーラム完了設定=== | ||
==== | ====必須投稿数==== | ||
フォーラムが "完了" として分類されるためには、学生はディスカッションを開始するか、ディスカッションに返信する必要があります。学生が行うべき合計投稿数はボックスで指定することができます。 | |||
==== | ====必須ディスカッション数==== | ||
フォーラムが "完了" として分類されるためには、学生はディスカッショントピックを開始する必要があります。学生が行うべき投稿数はボックスで指定することができます。''注意: この要件は "トピック1件のシンプルなディスカッション" および "Q&A" フォーラムタイプでは満たすことができません。なぜなら、学生はこれら2つのタイプでディスカッションを作成することができないからです。'' | |||
==== | ====必須返信数==== | ||
フォーラムが "完了" として分類されるためには、学生はディスカッションに返信しなければなりません。投稿数はボックスで指定することができます。 | |||
=== | ===期待される完了日=== | ||
フォーラム活動や、ページやフォルダなどのリソースに対して日付を入力すると、完了予定日が[[タイムラインブロック]]に表示されます。 | |||
[[File:expectedcompletion.png | center | thumb | 600px | | [[File:expectedcompletion.png|center|thumb|600px|学生に表示する日付を追加]] | ||
== | ==ロックされた完了オプション== | ||
少なくとも1人が活動を完了した場合、完了オプションは 'ロック' されます。これは、これらのオプションを変更すると、予期しない動作が発生する可能性があるためです。 例えば、誰かが活動を手動で完了するようにチェックした後、自動完了に設定すると、活動はチェックされない状態になり、既にチェックしていた学生は非常に混乱します。 | |||
:'' | :''ヒント:'' 問題が発生しないことが確認できない限り、オプションのロックを解除しない方が良いでしょう。例えば、学生がまだコースにアクセスしていないことがわかっている場合、テスト時に活動の完了をマークしたスタッフだけが、その活動にアクセスできるようになります。 | ||
== | ==ロックを解除するとどうなるか？== | ||
オプションのロックを解除してから '変更を保存する' をクリックすると、活動のすべての完了情報が削除され、可能であれば新しい設定に従って再生成されます。 | |||
* | * 新しい完了オプションが手動の場合、以前の設定にかかわらず、全員が '未完了' に設定されます。 | ||
* | * 自動の場合、選択されたオプションによっては、システムは全員の正しい現在値を作成することができない場合があります。 | ||
** | ** 学生が以前に活動を '閲覧' したことがあっても、再度閲覧するまでは完了と表示されません。 | ||
**他のほとんどのオプションは正常に再計算されます。 | ** 他のほとんどのオプションは正常に再計算されます。 | ||
学生がログインしている状態で完了オプションを変更した場合、数分間は変更内容が表示されないことがあります。 | |||
==必要なサイト設定== | ==必要なサイト設定== | ||
活動完了を使用するには、以下のように管理者がサイトでこの機能を有効にする必要があります。 | |||
* '' | * ''管理画面 > サイト管理 > [[拡張機能|拡張機能]]'' で、"完了トラッキングを有効にする" にチェックを入れます。 | ||
* | * 管理者は、新しい活動を追加する際に、'活動完了を表示しない' または '活動デフォルトを使用する' から選択して、デフォルトの完了トラッキング設定を設定することもできます。 | ||
{| | {| | ||
| [[File:26defaultactivtycompletion.png | thumb |デフォルトの完了トラッキング設定の選択]] | | [[File:26defaultactivtycompletion.png | thumb |デフォルトの完了トラッキング設定の選択]] | ||
|} | |} | ||
* | * '変更を保存する' ボタンをクリックします。 | ||
== | ==必要なコース設定== | ||
'' | ''管理 > コース管理 > 設定の編集'' で、''完了トラッキング'' の項目を探してください。 | ||
この設定を有効にする必要があります。 | この設定を有効にする必要があります。 | ||
| 122行目: | 122行目: | ||
==活動完了設定の一括変更== | ==活動完了設定の一括変更== | ||
コース内では、コース完了画面のタブから、活動完了のデフォルト設定を変更したり、複数の活動の完了設定を一度に更新することができます。 | |||
[[File:activitycompletiondefaultbulk.png]] | [[File:activitycompletiondefaultbulk.png]] | ||
''' | '''デフォルト活動完了''' では1つまたは複数のコース活動またはリソースを選択し、それらのデフォルト設定 (通常 '手動') をあなたの好みの設定に変更することができます。例えば、特定の合格点で常に小テストが完了するようにしたい場合、ここで指定することができます。また、課題を提出時に必ず完了させたい場合は、ここで指定することができます。変更された設定は変更後に追加された項目にのみ適用され、コースページの既存の項目には適用されませんのでご注意ください。 | ||
''' | '''活動完了バルク編集''' では、1つまたは複数の既存の活動の完了要件を1つのステップで変更することができます。例えば、手動で活動を完了させる小テストが4つある場合、それらを一括編集して、4つすべてが完了とマークされるために評点を必要とするようにすることができます。 | ||
{{MediaPlayer | url = https://youtu.be/q987DAm6sYM | desc = Moodle 3.3での活動完了の機能強化}} | {{MediaPlayer | url = https://youtu.be/q987DAm6sYM | desc = Moodle 3.3での活動完了の機能強化}} | ||
[[ | [[カテゴリ:完了]] | ||
[[en:Activity completion settings]] | [[en:Activity completion settings]] | ||
2022年1月25日 (火) 07:17時点における最新版
活動設定
活動のタイプに応じて、完了要件は異なります。たとえば、ページには、閲覧を要求する という要件がある場合があります。 小テストには 評点を要求する 要件があり、フォーラムには 投稿/ディスカッション/返信を要求する 要件があるかもしれません。
ほとんどの評定活動の活動完了設定
フォーラム活動完了設定
課題活動の完了設定
小テスト活動完了設定
完了トラッキング
3つのオプションがあります。
- 活動完了を表示しない-活動の横にチェック（ティック）を表示しません
- ユーザが手動で活動を完了マークできる - 学生がチェック（ティック）を押して変更します。(注：活動を行わなくても、これは可能です！)
- 条件を満たした場合、活動完了を表示する - チェック（チェックマーク）がスタイルを変更する前に、選択した完了基準を満たしている必要があります。
閲覧を必要とする
このオプションがチェックされた場合、学生は活動を完了するために、リンクをクリックするなど、活動を閲覧する必要があります。他の条件がある場合、'閲覧' 条件をオンにするべきではありません。これはサーバに余分な仕事をさせ、学生が活動を閲覧せずに他の条件を満たすことはまずありません。
評定を必要とする
このオプションがチェックされている場合、学生は活動を完了するために、その活動の評点を取得する必要があります。例えば、小テストはユーザが提出するとすぐに完了と表示されます (作文問題を含まない限り)。
学生がどれだけうまくできたかは重要ではありません。どんな評点を取っても、その活動が完了したことになります。
小テストに合格点を設定する
'合格' と '不合格' を区別して、小テストが単に '完了' ではなく '完了、合格' または '完了、不合格' となるようにすることができます。これらの結果は、活動完了レポートで異なるアイコンと代替テキストを表示します。
これを設定するには、小テスト活動の個々の評点に合格値を指定する必要があります。
- 小テストの設定に移動し、「評点」のセクションで '合格点' フィールドを探します。
- 評点の値を入力します（例：5.0）。
- '変更を保存する' ボタンをクリックします。
'完了、合格' は緑色のチェックマークを示し、'完了、不合格' は赤い十字を示します。
あなたがこれを行った後、小テストを提出した人は合格または不合格の完了アイコンを受け取ります。小テストが複数回受験できる場合、評点が更新されるたびに完了アイコンが自動的に更新されます。
1つの制限があります: この機能は評点が学生にすぐに表示される場合のみ動作します。評点は恒久的に非表示にしたり、特定の日付まで非表示にしたりしてはいけません。評点が隠されている場合、標準の '完了' 状態のみが表示されます。
合格点を必要とする
小テストに合格点が設定されている場合、学生がこの評点を取得すると、完了と表示されます。
一定の受験回数が許可されている場合、学生がすべて受験した場合、小テストは完了とみなされます (例えば、合格点に達していない場合でも)。
"合格点を必要とする" と同様に "評定を必要とする" にもチェックを入れてください。
レッスン完了設定
次の設定は、レッスン活動に固有のものです（標準の活動に加えて）。
最終到達必須
レッスンが完了したと評価されるためには、学生はレッスンの最後のページに進まなければなりません。
必要滞在時間
レッスンが完了したと評価されるためには、学生はここで教師が指定した時間、レッスンページ内に留まらなければなりません。時間は数秒から数週間の範囲で指定できます。これより早くレッスンを終了した場合、許容される最低時間に達していないというアラートが表示され、レッスンを繰り返す必要があります。
課題完了の設定
完了するには学生はこの活動を送信する必要があります
この設定は、学生が課題を提出しても、教師が評定する前に課題が完了したとみなされることを意味します。
フォーラム完了設定
必須投稿数
フォーラムが "完了" として分類されるためには、学生はディスカッションを開始するか、ディスカッションに返信する必要があります。学生が行うべき合計投稿数はボックスで指定することができます。
必須ディスカッション数
フォーラムが "完了" として分類されるためには、学生はディスカッショントピックを開始する必要があります。学生が行うべき投稿数はボックスで指定することができます。注意: この要件は "トピック1件のシンプルなディスカッション" および "Q&A" フォーラムタイプでは満たすことができません。なぜなら、学生はこれら2つのタイプでディスカッションを作成することができないからです。
必須返信数
フォーラムが "完了" として分類されるためには、学生はディスカッションに返信しなければなりません。投稿数はボックスで指定することができます。
期待される完了日
フォーラム活動や、ページやフォルダなどのリソースに対して日付を入力すると、完了予定日がタイムラインブロックに表示されます。
ロックされた完了オプション
少なくとも1人が活動を完了した場合、完了オプションは 'ロック' されます。これは、これらのオプションを変更すると、予期しない動作が発生する可能性があるためです。 例えば、誰かが活動を手動で完了するようにチェックした後、自動完了に設定すると、活動はチェックされない状態になり、既にチェックしていた学生は非常に混乱します。
- ヒント: 問題が発生しないことが確認できない限り、オプションのロックを解除しない方が良いでしょう。例えば、学生がまだコースにアクセスしていないことがわかっている場合、テスト時に活動の完了をマークしたスタッフだけが、その活動にアクセスできるようになります。
ロックを解除するとどうなるか？
オプションのロックを解除してから '変更を保存する' をクリックすると、活動のすべての完了情報が削除され、可能であれば新しい設定に従って再生成されます。
- 新しい完了オプションが手動の場合、以前の設定にかかわらず、全員が '未完了' に設定されます。
- 自動の場合、選択されたオプションによっては、システムは全員の正しい現在値を作成することができない場合があります。
- 学生が以前に活動を '閲覧' したことがあっても、再度閲覧するまでは完了と表示されません。
- 他のほとんどのオプションは正常に再計算されます。
学生がログインしている状態で完了オプションを変更した場合、数分間は変更内容が表示されないことがあります。
必要なサイト設定
活動完了を使用するには、以下のように管理者がサイトでこの機能を有効にする必要があります。
- 管理画面 > サイト管理 > 拡張機能 で、"完了トラッキングを有効にする" にチェックを入れます。
- 管理者は、新しい活動を追加する際に、'活動完了を表示しない' または '活動デフォルトを使用する' から選択して、デフォルトの完了トラッキング設定を設定することもできます。
- '変更を保存する' ボタンをクリックします。
必要なコース設定
管理 > コース管理 > 設定の編集 で、完了トラッキング の項目を探してください。
この設定を有効にする必要があります。
活動完了設定の一括変更
コース内では、コース完了画面のタブから、活動完了のデフォルト設定を変更したり、複数の活動の完了設定を一度に更新することができます。
デフォルト活動完了 では1つまたは複数のコース活動またはリソースを選択し、それらのデフォルト設定 (通常 '手動') をあなたの好みの設定に変更することができます。例えば、特定の合格点で常に小テストが完了するようにしたい場合、ここで指定することができます。また、課題を提出時に必ず完了させたい場合は、ここで指定することができます。変更された設定は変更後に追加された項目にのみ適用され、コースページの既存の項目には適用されませんのでご注意ください。
活動完了バルク編集 では、1つまたは複数の既存の活動の完了要件を1つのステップで変更することができます。例えば、手動で活動を完了させる小テストが4つある場合、それらを一括編集して、4つすべてが完了とマークされるために評点を必要とするようにすることができます。
