ロードマップ
提供:MoodleDocs
このロードマップでは、次期バージョンのMoodle機能に関する最良の情報をまとめています。この情報は、100%確かなものではありません - Moodleに追加される機能は、利用可能な財源および開発者によって変更される場合もあります。
Version 2.0
2009年上旬を予定しています。
主要な機能
- いくつかのエリアでコードをクリーンアップするため、Moodle 2.0では最小要件としてPHP 5.2を必要とします。詳細は、gophp5.org.をご覧ください。
ファイルハンドリングの改善
- ファイルAPI - Moodle.com
- 内部リポジトリのファイルを保持し、ファイルへのアクセスを管理します。
- リポジトリAPI - Moodle.com
- ユーザに対して、外部リポジトリの閲覧およびリポジトリからのMoodleへのファイル選択を許可します。
- ポートフォリオAPI - Moodle.com
- Moodleコンテンツを取得し、外部リポジトリに登録できるようにします。
- 上記3システムは分かれていますが、補完的な役割を果たすため、同時に開発されます。
コース構成の改善
- 条件付き活動 - Open University (Sam Marshall)
- 活動において、依存関係および強制パスを可能にします: 例) 「あなたは、Aを完了するまで、Bを実行できません。」
- 進捗トラッキング - Moodle.com, Catalyst and Google Summer of Code
- コンピテンシートラッキング (Proper competency tracking) として知られています。コースの完了時点で更新される、アウトカム/コースに一覧表示される学習計画を各ユーザが持つことができます。
- コンテンツを使用するブロックおよびページがMoodle内のどこにでも移動できるよう、コントロールしやすく改善します。
- 各ユーザに対して、コース終了を教師が明確に指定できるようにするインターフェースです。
活動モジュールの変更
- 新しいWikiモジュール (nwiki) - DFWikiteam-UPC
- 開発完了後、Moodleコアモジュールに内蔵します。
- フィードバックモジュール - Andreas Grabs
- 改善後、Moodleコアモジュールに内蔵しました。
- 小テストレポート機能強化 - Jamie Pratt, contracted by The Open University
- 小テストに関する広範囲の改善、特に再評定およびアイテム分析。
- 小テストインターフェース改善 - Tim Hunt, The Open University
Moodleに関する他の細かな改善
- 多くのブラウザで動作、厳密なXHTML準拠、ファイルAPIと統合できるよう、古いHTMLareaを新しいバージョンに交換します。
- ブログにコメントシステムを追加します (MDL-8776)。同時に外部ブログをサポートします。
- インプットおよびアウトプットプラグインを使用できるよう、メッセージングシステムをリファクタリングします。ユーザがコントロールできるようにします。
- プライベートキーを使用して、RSSフィードのURIを隠します。ユーザがコントロールできるようにします。
- さらなるタギング
- コース、活動および他の場所に関してタグ付けできるようにします。
- 評定表ユーザインターフェースのAJAX
- ユーザビリティおよびスピードを強化するよう、ユーザインターフェースを改善します。
- 全般的なユーザビリティのレビュー
- Moodle Trackerの最も人気の高い問題に関して取り組みます。
管理に関する改善
- コミュニティハブインターフェース - Moodle.com and others
- 様々な方法でMoodleネットワークを残したまま、ユーザに他のシステムおよび外部Moodleリポジトリを探しやすくします。
- 標準ウェブサービスレイヤー - UPC and moodle.com
- SOAPおよびXML-RPCを通して、コアAPI機能のスタンダードセットを利用できるようにします。
- グループの同期も含めたユーザ登録の改善 - moodle.com (skodak)
- ゲストアクセス、コース受講登録、メタコースおよびグループ同期 (グローバルグループ) に関して、いくつかの全面的な改善を施します。
内部のクリーンアップ
- DBレイヤー2.0 - Moodle.com
- MDL-14679 データベースに関するコードをを次のように書き換えました: セキュリティを向上させるため、準備された命令文をすべての場所で使用します。ユニットテストを改善するため (mock db)、クラスにdatalib関数を置きました。ユーザスペースでスラッシュを使用する必要性を取り除きました。このことにより、サードーパーティのモジュールが動作しなくなります (しかし、プログラムの修正は非常に難しいということではありません)。
- 古いDBインストール/アップグレードシステムの削除 - Moodle.com
- Moodle 1.7で導入された新しいXMLデータベーススキーマのみサポートして、Moodle 1.7以前のシステムで廃止予定のインストールおよびデータベースのアップグレードシステムを完全に取り除きました。
願わくば
- 学生情報を管理するための外部システムとの統合に関するAPI
- Moodleボイスは、Moodleコアでサポートされる埋め込みボイスXMLです。
- Learning Designエクスポート? - Moodle.com and Open University of The Netherlands
- 私たちは、概念実証 (proof of concept) およびコミュニティがIMS LDの学習を開始することを考えて、すべてのMoodleコースを非常にシンプルな形でIMS LDフォーマットにエクスポートできるシステムの開発を計画しています。
- Turnitinインテグレーション - Dan Marsden (Catalyst NZのサポートを受けて)