「リポジトリの管理」の版間の差分

提供:MoodleDocs
移動先:案内検索
編集の要約なし
 
1行目: 1行目:
{{リポジトリ}}
{{リポジトリ}}
==リポジトリを有効にする==
==リポジトリを有効にする==


リポジトリは、「サイト管理 > プラグイン > リポジトリ > リポジトリの管理」で管理者が有効にできます。
リポジトリは管理者が「管理 > サイト管理 > プラグイン > リポジトリ > リポジトリを管理する」で有効にすることができます。


リポジトリプラグインは、次の3つのステータスのいずれかに設定される場合があります。
リポジトリは以下3つのステータスに設定することができます:
 
* 「有効 & 表示」は[[ファイルピッカ]]で使用できることを意味します。
*「有効かつ表示可能」とは、[[ファイルピッカ]]で使用できることを意味します
* 「有効 & 非表示」は[[ファイルピッカ]]では使用できないことを意味します。
*「有効および非表示」は、[[ファイルピッカ]]で使用できないことを意味します
* 「無効」は使用できないことを意味します。あなたのサイトにコンテンツが追加されている場合、次のような「続ける」「続けてダウンロードする」「キャンセル」のオプションのあるメッセージが表示されます:
*「無効」は使用できないことを意味し、コンテンツがサイトに追加されている場合は、次のメッセージが表示されます。
<pre>
<pre>
このリポジトリプラグイン、そのオプション、およびそのすべてのインスタンスを削除してもよろしいですか-[ここにリポジトリ名] 「続行してダウンロード」を選択すると、外部コンテンツへのファイル参照がMoodleにダウンロードされます。これには処理に時間がかかる場合があります。
本当にこのリポジトリプラグイン、オプションおよび<strong>すべてのインスタンス</strong>を削除してもよろしいですか - {ここにリポジトリ名が入ります}? あなたが「続けてダウンロードする」を選択した場合、外部コンテンツのファイル参照がMoodleにダウンロードされます。これには長時間を要する場合があります。
</pre>
</pre>
[続行]、[続行してダウンロード]、または[キャンセル]のオプションがあります。


リポジトリが[[ファイルピッカ| ファイルピッカ]]に表示される順序は、上下の矢印を使用して設定できます。
[[ファイルピッカ]]に表示されるリポジトリの表示順は上下矢印を使用して設定することができます。


==語彙==
==用語==
'''リポジトリプラグイン''':リポジトリタイプとも呼ばれます。 Box、Flickr、Mahara、Youtubeなどの名前を付けることができます...プラグインを追加すると、ユーザはこのプラグインのインスタンスを作成できます。インスタンスのみがファイルピッカーに表示されます。タイプは、Moodle管理者がワンクリックでタイプのすべてのインスタンスを非アクティブ化/削除できるようにするためにのみ存在します。
'''リポジトリプラグイン''': これは「リポジトリタイプ」とも呼ばれます。Flickr、Mahara、Youtube等のプラグインを追加することにより、ユーザはこれらのプラグインのインスタンスを作成できるようになります。ファイルピッカ内にはインスタンスのみ表示されます。管理者は存在するリポジトリタイプのみのインスタンスをワンクリックで無効および削除することができます。


'''リポジトリインスタンス''':インスタンスはファイルピッカーに表示され、外部リポジトリへのアクセスポイントです。インスタンスは特定の設定を持つことができます(たとえば、個人アカウントにリンクされています)。
'''リポジトリインスタンス''': インスタンスがファイルピッカに表示されて外部リポジトリへのアクセスポイントとなります。インスタンスには個別の設定 (例 パーソナルアカウントへのリンク) を持つことができます。
   
   
*最初のケース:プラグインを追加すると、インスタンスが自動的に作成され、編集できません。 Moodle管理者はインスタンス名を変更できません。ファイルピッカーに表示されるインスタンス名は、プラグイン名とまったく同じです。たとえば、YouTube、ボックス...
*最初のケース: あなたがプラグインを追加した場合、自動的にインスタンスが作成されて編集できないようになります。Moodle管理者はインスタンス名を変更できません。ファイルピッカに表示されるインスタンス名はプラグインと同一になります。例えば次のようになります: Youtube,Box...  
* 2番目のケース:プラグインにより、Moodle管理者は複数のインスタンスを追加できます。インスタンスには、Martinアカウント、Martin's MaharaなどのFlickrパブリックアクセスなどの名前があります... <br/>この2番目のケースでは、2つの異なる種類のインスタンスを識別することが重要です。
#共通インスタンス:これらの同じ管理ページでMoodle管理者が設定したインスタンスは、どのファイルピッカーでも利用できます。
#プライベートインスタンス:教師はコースでのみ使用できるインスタンスを設定でき、ユーザは自分でのみ使用できるインスタンスを設定できます。コースのインスタンスを設定するために、教師はコースページに移動し、個人用のインスタンスを設定するために、ユーザは自分のプロファイルページに移動します。管理者は、管理ページからプライベートインスタンスを追加/編集できません。


==一般的なリポジトリ設定==
*2番目のケース: プラグインはMoodle管理者が複数インスタンスを追加できるようにしています。インスタンスには例えば次のような名称が付けられています: Flickr Public access to Martin account, Martin's Mahara...<br/>2番目のケースでは2つの異なる種類のインスタンスの識別が重要です:
#共通インスタンス: 同じ管理ページでMoodle管理者によって設定されたインスタンスはすべてのファイルピッカで使用することができます。
#プライベートインスタンス: 教師はコースのみで利用できるインスタンスを設定することができます。また、ユーザは自分のみが利用できるインスタンスを設定することができます。コースのインスタンスを設定するには教師はコースページに移動する必要があります。また、個人利用のインスタンスを設定するにはユーザはプロファイルページに移動する必要があります。管理者は管理ページからプライベートインスタンスを追加および編集することができません。


共通リポジトリ設定は、管理者が ''サイト管理>プラグイン>リポジトリ>共通リポジトリ設定 ''で設定できます:
==リポジトリ共通設定==


===キャッシュの有効期限===
共通リポジトリは管理者により「サイト管理 > プラグイン > リポジトリ > 共通リポジトリ設定」で設定することができます。
外部リポジトリを参照するときに、ファイルリストがローカルにキャッシュされる時間を秒単位で指定できます。
 
===キャッシュ有効期限===
 
外部リポジトリを閲覧する場合、あなたはどれくらいの時間 (秒) ファイル一覧をローカルにキャッシュするか指定することができます。


===タイムアウト設定===
===タイムアウト設定===


リポジトリの使用時にユーザがタイムアウトを報告している場合、管理者はファイルのダウンロードまたは同期のタイムアウトを増やすことができます。
リポジトリ使用に関してユーザから問題報告があった場合、管理者はファイルのダウンロードおよび同期のためのタイムアウトを増やすことができます。
 
====ファイル取得タイムアウト====
 
外部ファイルをMoodleにダウンロードする場合のタイプアウト (秒) です。デフォルトは「30」です。


====ファイルのタイムアウトを取得====
====ファイル同期タイムアウト====
外部ファイルをMoodleにダウンロードする際のタイムアウト秒数。デフォルトは30です。
 
====同期ファイルのタイムアウト====
外部ファイルと同期する時のタイムアウト (秒) です。デフォルトは「1」です。
外部ファイルサイズを同期するためのタイムアウト(秒単位)。デフォルトは1です。
 
====同期イメージのタイムアウト====
====イメージ同期タイムアウト====
同期中に外部リポジトリからイメージファイルをダウンロードする場合のタイムアウト(秒単位)。デフォルトは3です。
 
同期中に外部リポジトリからイメージをダウンロードする場合のタイムアウト (秒) です。デフォルトは「3」です。


===外部リンクを許可する===
===外部リンクを許可する===


FlickrやWikimediaなどの一部のリポジトリでは、ユーザはメディアをMoodle(推奨されるソリューション)にコピーするか、代わりにMoodleへのリンクを作成するかを選択できます。
FlickrおよびWikimediaのようなリポジトリにおいて、ユーザはMoodle内にメディアをコピーするか (好ましい解決方法)、代わりにリンクするか選択することができます。


デフォルトは「はい」です。
デフォルトは「Yes」です。


===新しいコースのレガシーコースファイル===
===新しいコースのレガシーコースファイル===


このリポジトリは、アップグレードされた1.9コース用に設計されているため、通常、新しいコースでは使用できません。ただし、ここにチェックマークを付けると、新しいコースが作成されたときに表示されますが、特定のバックアップおよび復元機能はそれで機能しません。
アップグレードされた1.9のコース用に設計されているため、通常このリポジトリを使用することはできません。しかし、この設定が有効にされた場合、新しいコースの作成時に表示されますが、特定のバックアップおよびリストア機能とは連動しません。
 
詳細は[[レガシーコースファイル]]をご覧ください。Moodle 1.9からアップグレードされたサイトではない場合、これは有効にすべきではありません。


詳細については、[[従来のコースファイル]]を参照してください。これはもともとMoodle 1.9からアップグレードされていないサイトでは有効にすべきではありません。
デフォルトは「No」です。


デフォルトはNoです。
===レガシーコースファイルの追加を許可する===


===レガシーコースファイルへの追加を許可する===
コース内で「レガシーコースファイル」が利用できる場合、この設定ではユーザが新しいファイルをレガシーコースファイルに追加できるかどうかコントロールします。この設定を有効にした場合、ユーザはファイルおよびディレクトリを追加および削除することできます。無効にした場合、ユーザはファイルおよびディレクトリを追加することはできません。


コースで「レガシーコースファイル」が利用可能な場合、この設定は、ユーザが新しいファイルをコースに追加できるかどうかを制御します。有効にすると、ユーザはファイルやディレクトリを追加したり、削除したりできるようになります。無効にすると、ユーザはファイルとディレクトリを追加できなくなります。
==リポジトリケイパビリティ==


==リポジトリ機能==
認証済みユーザロール:


認証済みユーザの役割:
*[[Capabilities/repository/areafiles:view|埋め込みファイルを表示する]]
*[[Capabilities/repository/boxnet:view|Boxリポジトリを表示する]]
*[[Capabilities/repository/dropbox:view|Dropboxフォルダを表示する]]
*[[Capabilities/repository/flickr:view|Flickrリポジトリを表示する]]
*[[Capabilities/repository/flickr public:view|ファイルピッカ内Flickrパブリックリポジトリを使用する]]
*[[Capabilities/repository/googledocs:view|Googleドライブリポジトリを表示する]]
*[[Capabilities/repository/merlot:view|Merlotリポジトリを表示する]]
*[[Capabilities/repository/picasa:view|Picasaリポジトリを表示する]]
*[[Capabilities/repository/recent:view|最近のファイルを表示する]]
*[[Capabilities/repository/s3:view|Amazon s3リポジトリを表示する]]
*[[Capabilities/repository/skydrive:view|Microsoft OneDriveリポジトリを表示する]]
*[[Capabilities/repository/upload:view|ファイルピッカ内でアップロードを使用する]]
*[[Capabilities/repository/url:view|ファイルピッカ内でURLダウンローダを使用する]]
*[[Capabilities/repository/user:view|使用中のプライベートファイルを表示する]]
*[[Capabilities/repository/wikimedia:view|Wikimediaリポジトリを表示する]]
*[[Capabilities/repository/youtube:view|ファイルピッカ内でYouTubeを使用する]]


* [[Capabilities / repository / areafiles:view |埋め込みファイルを表示]]
マネージャ、コース作成者、教師、編集権限のない教師ロール:
* [[Capabilities / repository / boxnet:view | View Box repository]]
* [[Capabilities / repository / dropbox:view | Dropboxフォルダを表示]]
* [[Capabilities / repository / flickr:view | Flickrリポジトリを表示]]
* [[Capabilities / repository / flickr public:view |ファイルピッカでFlickrパブリックリポジトリを使用]]
* [[Capabilities / repository / googledocs:view | Googleドライブリポジトリを表示]]
* [[Capabilities / repository / merlot:view | Merlotリポジトリを表示]]
* [[Capabilities / repository / picasa:view | Picasaリポジトリを表示]]
* [[Capabilities / repository / recent:view |最近のファイルを表示]]
* [[Capabilities / repository / s3:view | Amazon s3リポジトリを表示]]
* [[Capabilities / repository / skydrive:view | Microsoft OneDriveリポジトリを表示]]
* [[Capabilities / repository / upload:view |ファイルピッカでアップロードを使用する]]
* [[Capabilities / repository / url:view |ファイルピッカでURLダウンローダーを使用する]]
* [[Capabilities / repository / user:view | View use Private files]]
* [[Capabilities / repository / wikimedia:view | Wikimediaリポジトリを表示]]
* [[Capabilities / repository / youtube:view |ファイルピッカでYouTubeを使用する]]


マネージャー、コース作成者、教師、非編集教師の役割:
*[[Capabilities/repository/coursefiles:view|レガシーコースファイルリポジトリを使用する]]
*[[Capabilities/repository/filesystem:view|ファイルシステムリポジトリを閲覧する]]
*[[Capabilities/repository/local:view|サーバリポジトリを閲覧する]]
*[[Capabilities/repository/webdav:view|WebDAVリポジトリを閲覧する]]


* [[Capabilities / repository / coursefiles:view |レガシーコースファイルリポジトリを使用]]
* [[Capabilities / repository / filesystem:view |ファイルシステムリポジトリの表示]]
* [[Capabilities / repository / local:view |サーバリポジトリの表示]]
* [[Capabilities / repository / webdav:view | WebDavリポジトリを表示]]


[[en:Managing repositories]]
[[en:Managing_repositories]]
[[de:Repositories verwalten]]
[[es:Gestionando repositorios]]
[[fr:Gestion desdépôts]]

2021年9月27日 (月) 05:02時点における最新版


リポジトリを有効にする

リポジトリは管理者が「管理 > サイト管理 > プラグイン > リポジトリ > リポジトリを管理する」で有効にすることができます。

リポジトリは以下3つのステータスに設定することができます:

  • 「有効 & 表示」はファイルピッカで使用できることを意味します。
  • 「有効 & 非表示」はファイルピッカでは使用できないことを意味します。
  • 「無効」は使用できないことを意味します。あなたのサイトにコンテンツが追加されている場合、次のような「続ける」「続けてダウンロードする」「キャンセル」のオプションのあるメッセージが表示されます:
本当にこのリポジトリプラグイン、オプションおよび<strong>すべてのインスタンス</strong>を削除してもよろしいですか - {ここにリポジトリ名が入ります}? あなたが「続けてダウンロードする」を選択した場合、外部コンテンツのファイル参照がMoodleにダウンロードされます。これには長時間を要する場合があります。

ファイルピッカに表示されるリポジトリの表示順は上下矢印を使用して設定することができます。

用語

リポジトリプラグイン: これは「リポジトリタイプ」とも呼ばれます。Flickr、Mahara、Youtube等のプラグインを追加することにより、ユーザはこれらのプラグインのインスタンスを作成できるようになります。ファイルピッカ内にはインスタンスのみ表示されます。管理者は存在するリポジトリタイプのみのインスタンスをワンクリックで無効および削除することができます。

リポジトリインスタンス: インスタンスがファイルピッカに表示されて外部リポジトリへのアクセスポイントとなります。インスタンスには個別の設定 (例 パーソナルアカウントへのリンク) を持つことができます。

  • 最初のケース: あなたがプラグインを追加した場合、自動的にインスタンスが作成されて編集できないようになります。Moodle管理者はインスタンス名を変更できません。ファイルピッカに表示されるインスタンス名はプラグインと同一になります。例えば次のようになります: Youtube,Box...
  • 2番目のケース: プラグインはMoodle管理者が複数インスタンスを追加できるようにしています。インスタンスには例えば次のような名称が付けられています: Flickr Public access to Martin account, Martin's Mahara...
    2番目のケースでは2つの異なる種類のインスタンスの識別が重要です:
  1. 共通インスタンス: 同じ管理ページでMoodle管理者によって設定されたインスタンスはすべてのファイルピッカで使用することができます。
  2. プライベートインスタンス: 教師はコースのみで利用できるインスタンスを設定することができます。また、ユーザは自分のみが利用できるインスタンスを設定することができます。コースのインスタンスを設定するには教師はコースページに移動する必要があります。また、個人利用のインスタンスを設定するにはユーザはプロファイルページに移動する必要があります。管理者は管理ページからプライベートインスタンスを追加および編集することができません。

リポジトリ共通設定

共通リポジトリは管理者により「サイト管理 > プラグイン > リポジトリ > 共通リポジトリ設定」で設定することができます。

キャッシュ有効期限

外部リポジトリを閲覧する場合、あなたはどれくらいの時間 (秒) ファイル一覧をローカルにキャッシュするか指定することができます。

タイムアウト設定

リポジトリ使用に関してユーザから問題報告があった場合、管理者はファイルのダウンロードおよび同期のためのタイムアウトを増やすことができます。

ファイル取得タイムアウト

外部ファイルをMoodleにダウンロードする場合のタイプアウト (秒) です。デフォルトは「30」です。

ファイル同期タイムアウト

外部ファイルと同期する時のタイムアウト (秒) です。デフォルトは「1」です。

イメージ同期タイムアウト

同期中に外部リポジトリからイメージをダウンロードする場合のタイムアウト (秒) です。デフォルトは「3」です。

外部リンクを許可する

FlickrおよびWikimediaのようなリポジトリにおいて、ユーザはMoodle内にメディアをコピーするか (好ましい解決方法)、代わりにリンクするか選択することができます。

デフォルトは「Yes」です。

新しいコースのレガシーコースファイル

アップグレードされた1.9のコース用に設計されているため、通常このリポジトリを使用することはできません。しかし、この設定が有効にされた場合、新しいコースの作成時に表示されますが、特定のバックアップおよびリストア機能とは連動しません。

詳細はレガシーコースファイルをご覧ください。Moodle 1.9からアップグレードされたサイトではない場合、これは有効にすべきではありません。

デフォルトは「No」です。

レガシーコースファイルの追加を許可する

コース内で「レガシーコースファイル」が利用できる場合、この設定ではユーザが新しいファイルをレガシーコースファイルに追加できるかどうかコントロールします。この設定を有効にした場合、ユーザはファイルおよびディレクトリを追加および削除することできます。無効にした場合、ユーザはファイルおよびディレクトリを追加することはできません。

リポジトリケイパビリティ

認証済みユーザロール:

マネージャ、コース作成者、教師、編集権限のない教師ロール: