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ロケーション: 管理 > モジュール > フィルタ
ロケーション: 管理 > モジュール > フィルタ


フィルタは、入力されたテキストを、多くの場合複雑で異なる形に自動変換します。例えば、リソースのタイトルを関係するリソースにハイパーリンクできます。また、[[mp3]]ファイルを指したURIを、オーディオの停止や巻き戻しのできる[[フラッシュ]]コントロール埋め込みのウェブページに変換できます。可能性は無限大で、Moodleに含まれた数多くの標準フィルタおよびMoodle.org [http://moodle.org/mod/data/view.php?id=6009 Modules and plugins database]で利用できる多くの特別フィルタがあります。
フィルタは、入力されたテキストを、多くの場合複雑で異なる形に自動変換します。例えば、リソースのタイトルを関連するリソースにハイパーリンクできます。また、[[mp3]]ファイルを指したURIを、オーディオの停止や巻き戻しのできる[[フラッシュ]]コントロール埋め込みのウェブページに変換できます。可能性は無限大で、Moodleに含まれた数多くの標準フィルタおよびMoodle.org [http://moodle.org/mod/data/view.php?id=6009 Modules and plugins database]で利用できる多くの特別フィルタがあります。


==フィルタを有効にする==
==フィルタを有効にする==
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#管理 > モジュール > フィルタにアクセスしてください。
#管理 > モジュール > フィルタにアクセスしてください。
#フィルタ管理ページで、あなたが有効にしたいフィルタの反対側にある「閉じた目のアイコン」をクリックして「開いた目のアイコン」にしてください。
#フィルタ管理ページで、あなたが有効にしたいフィルタの反対側にある「閉じた目のアイコン」をクリックして「開いた目のアイコン」にしてください。
#上/下矢印を使用して、フィルタが適用される順番を並び替えてください。
#上/下の矢印を使用して、フィルタが適用される順番を並び替えてください。


いくつかのフィルタには、設定カラムのリンクでアクセス可能な付加的な設定があります。
いくつかのフィルタには、設定カラムのリンクでアクセス可能な付加的な設定があります。


メモ: 「管理 > アピアランス > [[フィルタ設定]]」で1つ以上のフィルタに適用される設定を変更することができます。
メモ: 「管理 > アピアランス > [[フィルタ設定]]」でフィルタに適用される設定を変更することができます。


==標準フィルタ==
==標準フィルタ==


標準的なMoodleに含まれるフィルタは:
標準的な Moodle に含まれるフィルタは:


*活動名オートリンク - テキストをスキャンして、同一コースにある活動タイトルへのリンクを作成します。
*活動名オートリンク - テキストをスキャンして、同一コースにある活動タイトルへのリンクを作成します。
*[[代数表記法フィルタ|代数表記法]] - このフィルタでは、代数表記をGIFイメージに変換します。Texフィルタがインストールされている必要があります ([[#Tex表記法|下記をご覧ください]])。あなたのシステムに次のPerlモジュールがインストールされている必要もありますので注意してください: HTML::Entities.pm
*[[代数表記法フィルタ|代数表記法]] - このフィルタでは、代数表記を GIF イメージに変換します。TeX フィルタがインストールされている必要があります ([[#Tex表記法|下記をご覧ください]])。あなたのシステムに次の Perl モジュールがインストールされている必要もありますので注意してください: HTML::Entities.pm
*データベースオートリンク - フィルタ名が示すように、このフィルタでは[[データベースモジュール]]エントリのオートリンクを有効にします。
*データベースオートリンク - フィルタ名が示すように、このフィルタでは[[データベースモジュール]]エントリのオートリンクを有効にします。
*メールプロテクション - このフィルタでは、テキスト内のすべてのメールアドレスをスキャンします。メールアドレスが発見された場合、そのメールアドレスが変更され、スパムリストに追加される可能性を減らします。
*メールプロテクション - このフィルタでは、テキスト内のすべてのメールアドレスをスキャンします。メールアドレスが発見された場合、そのメールアドレスが変更され、スパムリストに追加される可能性を減らします。
*用語集オートリンク - フィルタ名が示すように、このフィルタでは[[用語集モジュール]]エントリのオートリンクを有効にします。加えてこのフィルタでは、個々の用語集エントリで「エントリを自動的にリンクさせる」ボックスをチェックしてください。
*用語集オートリンク - フィルタ名が示すように、このフィルタでは[[用語集モジュール]]エントリのオートリンクを有効にします。このフィルタを使用する場合、個々の用語集エントリで「エントリを自動的にリンクさせる」ボックスをチェックしてください。
*[[多言語コンテンツ]] - このフィルタでは、リソースを多言語で作成できるようにします。フィルタは、テキストが多言語を含んでいることを示す<span lang="xx" class="multilang">...</span> タグを探します。そして、現在のユーザに最適な言語を選択して出力します。Moodle 1.8以前のバージョンでは、多言語コンテンツフィルタが <lang> タグをサポートしていましたが、その後、標準的なHTMLタグ <span> に変更しました。現在 <lang> の利用は廃止されていますので注意してください。
*[[多言語シンタックス]] - このフィルタでは、リソースを多言語で作成できるようにします。フィルタは、テキストが多言語を含んでいることを示す<span lang="xx" class="multilang">...</span> タグを探します。そして、現在のユーザに最適な言語を選択して出力します。Moodle 1.8 以前のバージョンでは、多言語コンテンツフィルタは <lang> 要素をサポートしていましたが、その後、標準的な HTML 要素 <span> に変更しました。現在 <lang> の利用は廃止されていますので注意してください。
*[[マルチメディアプラグイン]]
*[[マルチメディアプラグイン]]
*リソース名オートリンク - このフィルタでは、同一コース内で関連するリソースに対して、[[リソース]]のタイトルをリンクさせます。
*リソース名オートリンク - このフィルタでは、同一コース内で関連するリソースに対して、[[リソース]]のタイトルをリンクさせます。
*[[TeXフィルタ|Tex表記法]]
*[[TeXフィルタ|Tex表記法]]
*Tidy - 個のフィルタは、HTMLがXHTML準拠かどうかチェックして、必要に応じて整えます。このフィルタを動作させるには、libtidyオプションをつけてコンパイルする必要があります (http://www.php.net/tidy をご覧ください)。Using Moodleディスカッション [http://moodle.org/mod/forum/discuss.php?d=28418 Tidy Filter for Moodle 1.5] (英語) でさらに詳細な情報をご覧いただけます。
*Tidy - このフィルタは、HTML が XHTML 準拠かどうかチェックして、必要に応じて整えます。このフィルタを動作させるには、 libtidy オプションをつけて PHP をコンパイルする必要があります (http://www.php.net/tidy をご覧ください)。Using Moodle ディスカッション [http://moodle.org/mod/forum/discuss.php?d=28418 Tidy Filter for Moodle 1.5] (英語) でさらに詳細な情報をご覧いただけます。
*Wikiページオートリンク
*Wiki ページオートリンク
*[[ワードセンサーシップ]] - このフィルタでは、リストに登録した言葉が発見された場合、「黒塗り」にされます。
*[[ワードセンサーシップ]] - このフィルタでは、リストに登録した言葉が発見された場合、「黒塗り」にされます。


==非標準フィルタ==
==非標準フィルタ==


Filters are one of Moodle's pluggable resources and may be added or removed simply by using a file manager to add or remove them from the ''/filters'' directory.  Moodle detects those that are present and makes them available to use. 
フィルタは Moodle の脱着可能なリソースの1つで、「/filters」ディレクトリで追加または削除することにより、簡単に脱着することができます。Moodle は「/filters」ディレクトリ内に新たなフィルタがあるかどうか探して、利用できるようにします。


* [[Jmol filter|Jmol]] - for interactive 3D viewing of molecular structures
* [[Jmol filter|Jmol]] - 分子構造を表示するためのインタラクティブ 3D ビューアです。
* [[Code Syntax Highlighting]] - for more readable excerpts of programming languages including [[PHP]], [[HTML]], [[CSS]], and XML amongst many others
* [[Code Syntax Highlighting]] - [[PHP]][[HTML]][[CSS]]および XML 等、多くのプログラミング言語の部分を示して、コードをさらに読みやすくするフィルタです。


==関連情報==
==関連情報==


*[[フィルタ設定]]
*[[フィルタ設定]]
*[[Moodle.orgフォーラムで使用されているフィルタ]]
*[[開発:フィルタ]]
*[[開発:フィルタ]]
*Using Moodle [http://moodle.org/mod/forum/discuss.php?d=76206 Filter Demo's now online] フォーラムディスカッション - 英語
*Using Moodle [http://moodle.org/mod/forum/discuss.php?d=76206 Filter Demo's now online] フォーラムディスカッション - 英語
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[[en:Filters_%28administrator%29]]
[[en:Filters_%28administrator%29]]
[[es:Filtros (Administrador)]]

2010年9月9日 (木) 02:57時点における版

ロケーション: 管理 > モジュール > フィルタ

フィルタは、入力されたテキストを、多くの場合複雑で異なる形に自動変換します。例えば、リソースのタイトルを関連するリソースにハイパーリンクできます。また、mp3ファイルを指したURIを、オーディオの停止や巻き戻しのできるフラッシュコントロール埋め込みのウェブページに変換できます。可能性は無限大で、Moodleに含まれた数多くの標準フィルタおよびMoodle.org Modules and plugins databaseで利用できる多くの特別フィルタがあります。

フィルタを有効にする

Moodle 2.0のフィルタ管理

フィルタを有効にするには:

  1. 管理 > モジュール > フィルタにアクセスしてください。
  2. フィルタ管理ページで、あなたが有効にしたいフィルタの反対側にある「閉じた目のアイコン」をクリックして「開いた目のアイコン」にしてください。
  3. 上/下の矢印を使用して、フィルタが適用される順番を並び替えてください。

いくつかのフィルタには、設定カラムのリンクでアクセス可能な付加的な設定があります。

メモ: 「管理 > アピアランス > フィルタ設定」でフィルタに適用される設定を変更することができます。

標準フィルタ

標準的な Moodle に含まれるフィルタは:

  • 活動名オートリンク - テキストをスキャンして、同一コースにある活動タイトルへのリンクを作成します。
  • 代数表記法 - このフィルタでは、代数表記を GIF イメージに変換します。TeX フィルタがインストールされている必要があります (下記をご覧ください)。あなたのシステムに次の Perl モジュールがインストールされている必要もありますので注意してください: HTML::Entities.pm
  • データベースオートリンク - フィルタ名が示すように、このフィルタではデータベースモジュールエントリのオートリンクを有効にします。
  • メールプロテクション - このフィルタでは、テキスト内のすべてのメールアドレスをスキャンします。メールアドレスが発見された場合、そのメールアドレスが変更され、スパムリストに追加される可能性を減らします。
  • 用語集オートリンク - フィルタ名が示すように、このフィルタでは用語集モジュールエントリのオートリンクを有効にします。このフィルタを使用する場合、個々の用語集エントリで「エントリを自動的にリンクさせる」ボックスをチェックしてください。
  • 多言語シンタックス - このフィルタでは、リソースを多言語で作成できるようにします。フィルタは、テキストが多言語を含んでいることを示す<span lang="xx" class="multilang">...</span> タグを探します。そして、現在のユーザに最適な言語を選択して出力します。Moodle 1.8 以前のバージョンでは、多言語コンテンツフィルタは <lang> 要素をサポートしていましたが、その後、標準的な HTML 要素 <span> に変更しました。現在 <lang> の利用は廃止されていますので注意してください。
  • マルチメディアプラグイン
  • リソース名オートリンク - このフィルタでは、同一コース内で関連するリソースに対して、リソースのタイトルをリンクさせます。
  • Tex表記法
  • Tidy - このフィルタは、HTML が XHTML 準拠かどうかチェックして、必要に応じて整えます。このフィルタを動作させるには、 libtidy オプションをつけて PHP をコンパイルする必要があります (http://www.php.net/tidy をご覧ください)。Using Moodle ディスカッション Tidy Filter for Moodle 1.5 (英語) でさらに詳細な情報をご覧いただけます。
  • Wiki ページオートリンク
  • ワードセンサーシップ - このフィルタでは、リストに登録した言葉が発見された場合、「黒塗り」にされます。

非標準フィルタ

フィルタは Moodle の脱着可能なリソースの1つで、「/filters」ディレクトリで追加または削除することにより、簡単に脱着することができます。Moodle は「/filters」ディレクトリ内に新たなフィルタがあるかどうか探して、利用できるようにします。

  • Jmol - 分子構造を表示するためのインタラクティブ 3D ビューアです。
  • Code Syntax Highlighting - PHPHTMLCSSおよび XML 等、多くのプログラミング言語の部分を示して、コードをさらに読みやすくするフィルタです。

関連情報