「データレジストリの管理」の版間の差分

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2020年7月3日 (金) 07:33時点における版


概要

GDPRの下でデータ主体が要求できるデータ要求の基本的なタイプの1つは、保持期間を含む、すべての処理とその背後にある理由のリストです。このエリアは、Moodle内でその概念データを管理します。

これらの各タイプのデータは、データ管理者がユーザー(データ主体)との関わりで使用する分類法に分類できます。

データを処理する法的根拠ごとに異なる目的を定義し、目的ごとにデータを保持する期間を定義することもできます。重要なこととして、削除要求がこの保持設定を上書きしないように設定することもできます。一部のデータコントローラーは、ユーザー要求(試験結果、成績、成績証明書など)よりも長く情報を保持するための完全に有効な法的根拠を持っている場合があります。大学がこのデータの一部を現在無期限に保持することは珍しくありません。

カテゴリと目的の違いを理解することが重要です。カテゴリは、データを整理するために使用されます。レポート用であり、データの使用法(法的理由および保持期間)は記述されていません。これは目的によって制御されます。

Data registry

プライバシー担当者は、データレジストリのMoodleに保存されたデータの保持期間とカテゴリを使用して目的(組織がデータを処理する理由)を設定できます。

デフォルトを設定

Data registry defaults

デフォルトの目的と保持期間は、コースカテゴリ、コース、アクティビティモジュール、ブロックに設定できます。保持期間は、アクティビティが含まれるコースのコース終了日から測定されます。ユーザーの場合、これは、登録されていない(または既に削除されている)ユーザーの最後のログイン時間からです。

  1. サイト管理の「データレジストリ」で、「デフォルトに設定」ボタンをクリックします。
  2. サイトのデフォルトのカテゴリと目的を選択し、必要に応じてユーザー、コースカテゴリ、コース、アクティビティモジュール、ブロックを選択します。
  3. 変更内容を保存。

プライバシーのカテゴリと目的は、デフォルトとして設定する前に作成する必要があります(以下を参照)。デフォルトのデータレジストリカテゴリと目的は、そのタイプのすべての「 新しく作成されたインスタンス 」にのみ適用されることに注意してください(コースなど)。これらのデフォルトが設定される前に作成されたコンテンツは影響を受けません。

カテゴリを追加または編集

データレジストリカテゴリ

各Moodleサイトは、その機関のニーズに合わせて定義された独自のデータレジストリカテゴリを持つことができます。データレジストリカテゴリを作成または編集するには:

  1. サイト管理の「データレジストリ」に移動します。
  2. [編集]メニューで[カテゴリ]を選択します。
  3. [カテゴリの編集]ページで、[+]ボタンをクリックして新しいカテゴリを追加します。
  4. カテゴリ名と説明を入力し、[保存]ボタンをクリックします。

データレジストリカテゴリの例

  • 管理:市民の身分、身元、識別データ、画像…
  • 個人の生活(ライフスタイル、家族の状況など)
  • 経済および財務情報(所得、財務状況、税務状況など)
  • 接続データ(IPアドレス、ログなど)
  • 教育データ(評価されたコースワーク、試験スクリプトなど)
  • 学歴記録(試験結果、評価、授与資格など)
  • 位置データ(旅行、GPSデータ、GSMなど)

目的を追加または編集

データレジストリの新しい目的

教育機関は、同様のタイプのデータに対して異なる目的を持っている可能性があるため、その記録保持ポリシーに応じて、異なるデータセットを適切に説明および管理できる必要があります。

データレジストリページで新しい目的を追加するには

  1. [編集]をクリックします
  2. 目的を選択
  3. +ボタンをクリックします
  4. 意味のある目的の名前を入力します
  5. 目的が説明の下にあることを説明する
  6. このデータを処理するための1つ以上の合法的な根拠を選択します
  7. 機密データが機密である場合は、その取り扱いの基準を選択します
  8. この目的で処理されたデータの保持期間を定義する
  9. このデータがデータ主体による消去から保護されるかどうかを設定します。
  10. 変更内容を保存

既存のコンテキストのカテゴリと目的の設定

個々のコースのデータレジストリ

データレジストリインターフェイスは、サイトのコンテキストをナビゲートしてカテゴリと目的を設定し、そのコンテキストのデータ保持期間を設定するために使用されます。

少なくとも、サイト管理者はサイトレベルでカテゴリと目的を設定する必要があります。これが保存されると、すべての下位コンテキストはそのレベルから継承されます。

管理者は、特定のコースの保持期間を長くしたり短くしたりして、継承された値を上書きするなど、さまざまなレベルのコンテキストに異なるカテゴリと目的を設定することを選択できます。

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