「インストールクイックガイド」の版間の差分
Toshihiro KITA (トーク | 投稿記録) 編集の要約なし |
Mitsuhiro Yoshida (トーク | 投稿記録) 編集の要約なし |
||
(2人の利用者による、間の11版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
{{ | {{Moodleのインストール}} | ||
''このページは、Webサーバーアプリケーションのインストールの経験があり、急いで立ち上がって実行する管理者を対象としています。それ以外の場合は、[[Moodleのインストール]]を参照してください。'' | ''このページは、Webサーバーアプリケーションのインストールの経験があり、急いで立ち上がって実行する管理者を対象としています。それ以外の場合は、[[Moodleのインストール]]を参照してください。'' | ||
==基本要件== | ==基本要件== | ||
*動作するWebサーバー([[Apache]]など)、データベース([[MySQL]]、[[MariaDB]]、[[PostgreSQL]]など)が必要で、[[PHP]]が構成されている必要があります。ソフトウェア要件については、開発ドキュメントの[{{リリースノート}}リリースノート]をご覧ください。 | *動作するWebサーバー([[Apache]]など)、データベース([[MySQL]]、[[MariaDB]]、[[PostgreSQL]]など)が必要で、[[PHP]]が構成されている必要があります。ソフトウェア要件については、開発ドキュメントの[{{リリースノート}} リリースノート]をご覧ください。 | ||
* Moodleはいくつかの[[PHP]]拡張を必要とします。ただし、Moodleはインストールプロセスの早い段階でチェックし、不足している場合は問題を修正してインストールスクリプトを再起動できます。 | * Moodleはいくつかの[[PHP]]拡張を必要とします。ただし、Moodleはインストールプロセスの早い段階でチェックし、不足している場合は問題を修正してインストールスクリプトを再起動できます。 | ||
* Moodleにメールを送信させたい場合(おそらくそうするでしょう)、サーバー上でSendmail(Unix / Linux)が機能するか、SMTPメールサーバーにアクセスする必要があります。 | * Moodleにメールを送信させたい場合(おそらくそうするでしょう)、サーバー上でSendmail(Unix / Linux)が機能するか、SMTPメールサーバーにアクセスする必要があります。 | ||
16行目: | 17行目: | ||
git clone -b MOODLE_38_STABLE git://git.moodle.org/moodle.git | git clone -b MOODLE_38_STABLE git://git.moodle.org/moodle.git | ||
</pre> | </pre> | ||
... | ...これにより、Moodleリポジトリの完全なコピーが取得され、3.8のStableブランチに切り替わります。 | ||
Goodleを使用してMoodleコードをインストールする詳細については、[[ | Goodleを使用してMoodleコードをインストールする詳細については、[[管理者用Git | 管理者用Git]]を参照してください。 | ||
注:moodle.orgソースの1つからのみMoodleをダウンロードしてください。その他のバージョン(たとえば、コントロールパネルベースのインストーラー、Linuxディストリビューションリポジトリ、その他の「ワンクリック」インストーラー)は、正常に動作すること、アップグレード可能であること、またはサポート可能であることを保証できません。 | 注:moodle.orgソースの1つからのみMoodleをダウンロードしてください。その他のバージョン(たとえば、コントロールパネルベースのインストーラー、Linuxディストリビューションリポジトリ、その他の「ワンクリック」インストーラー)は、正常に動作すること、アップグレード可能であること、またはサポート可能であることを保証できません。 | ||
26行目: | 27行目: | ||
*選択したデータベースサーバーを使用して、新しい空のデータベースを作成します。デフォルトのエンコーディングはUTF8である必要があります。たとえば、MySQLを使用する場合: | *選択したデータベースサーバーを使用して、新しい空のデータベースを作成します。デフォルトのエンコーディングはUTF8である必要があります。たとえば、MySQLを使用する場合: | ||
<pre> | <pre> | ||
CREATE DATABASE | CREATE DATABASE moodle DEFAULT CHARACTER SET utf8mb4 COLLATE utf8mb4_unicode_ci; | ||
</pre> | </pre> | ||
*データベースに適切な権限を持つユーザー/パスワードの組み合わせを作成します。たとえば(再びMySQL): | *データベースに適切な権限を持つユーザー/パスワードの組み合わせを作成します。たとえば(再びMySQL): | ||
<pre> | <pre> | ||
mysql> GRANT | mysql> GRANT SELECT,INSERT,UPDATE,DELETE,CREATE,CREATE TEMPORARY TABLES,DROP,INDEX,ALTER ON moodle.* TO 'moodleuser'@'localhost' IDENTIFIED BY 'yourpassword'; | ||
</pre> | </pre> | ||
37行目: | 38行目: | ||
==データディレクトリを作成== | ==データディレクトリを作成== | ||
* Moodleファイルを保持するための空のディレクトリを作成します。これは、Webサーバーがサービスを提供する領域にある必要はありません。また、Webサーバーのユーザーが書き込みできるように、アクセス許可が必要です。それ以外はどこにでも置くことができます。通常は、Webサーバーユーザーが所有するようにするか、「全員」に書き込み権限を付与します。それが共有/NFSドライブ上にある場合は、[[ | * Moodleファイルを保持するための空のディレクトリを作成します。これは、Webサーバーがサービスを提供する領域にある必要はありません。また、Webサーバーのユーザーが書き込みできるように、アクセス許可が必要です。それ以外はどこにでも置くことができます。通常は、Webサーバーユーザーが所有するようにするか、「全員」に書き込み権限を付与します。それが共有/NFSドライブ上にある場合は、[[キャッシング]]を読んでください-デフォルトでこのディスク領域にMoodleキャッシュを読み込み、遅い共有はひどいパフォーマンスを意味します。 | ||
== Moodleコードをインストール== | == Moodleコードをインストール== | ||
61行目: | 62行目: | ||
== cronをセットアップする== | == cronをセットアップする== | ||
定期的に実行するには、cronジョブが必要です。 [[ごみ箱|ごみ箱]] | 定期的に実行するには、cronジョブが必要です。 [[ごみ箱|ごみ箱]]を使用する場合の非同期活動の削除に必要な「毎分cronを実行する」ことをお勧めします。典型的なUnix cronエントリは次のとおりです。 | ||
<pre> | <pre> | ||
* * * * * /usr/bin/php/path/to/moodle/admin/cli/cron.php>/dev/null | * * * * * /usr/bin/php /path/to/moodle/admin/cli/cron.php >/dev/null | ||
</pre> | </pre> | ||
cronが定期的に実行されていない限り、サイトは「正しく機能しません」。このステップをスキップしないことが非常に重要です。 | cronが定期的に実行されていない限り、サイトは「正しく機能しません」。このステップをスキップしないことが非常に重要です。 | ||
74行目: | 75行目: | ||
問題が発生した場合は、[[インストールFAQ]]を確認し、[http://moodle.org/mod/forum/view.php?id=28 インストールヘルプフォーラム]にアクセスしてください。 | 問題が発生した場合は、[[インストールFAQ]]を確認し、[http://moodle.org/mod/forum/view.php?id=28 インストールヘルプフォーラム]にアクセスしてください。 | ||
==関連情報== | |||
* [[Moodleのインストール]] | |||
* [https://www.internalpointers.com/post/right-folder-permission-website The right folder permissions for a website on a Linux server] | |||
* [[パフォーマンスの推奨]] | |||
* [[Redisキャッシュストア]] | |||
[[カテゴリ:クイックガイド]] | [[カテゴリ:クイックガイド]] |
2023年11月7日 (火) 15:03時点における最新版
このページは、Webサーバーアプリケーションのインストールの経験があり、急いで立ち上がって実行する管理者を対象としています。それ以外の場合は、Moodleのインストールを参照してください。
基本要件
- 動作するWebサーバー(Apacheなど)、データベース(MySQL、MariaDB、PostgreSQLなど)が必要で、PHPが構成されている必要があります。ソフトウェア要件については、開発ドキュメントのリリースノートをご覧ください。
- MoodleはいくつかのPHP拡張を必要とします。ただし、Moodleはインストールプロセスの早い段階でチェックし、不足している場合は問題を修正してインストールスクリプトを再起動できます。
- Moodleにメールを送信させたい場合(おそらくそうするでしょう)、サーバー上でSendmail(Unix / Linux)が機能するか、SMTPメールサーバーにアクセスする必要があります。
Moodleを入手する
2つの基本的なオプションがあります。
- http://moodle.org/downloads から必要なバージョンをダウンロードしてください...または
- Gitリポジトリからコードをプルします(開発者に推奨され、アップグレードも非常に簡単になります):
git clone -b MOODLE_38_STABLE git://git.moodle.org/moodle.git
...これにより、Moodleリポジトリの完全なコピーが取得され、3.8のStableブランチに切り替わります。
Goodleを使用してMoodleコードをインストールする詳細については、 管理者用Gitを参照してください。
注:moodle.orgソースの1つからのみMoodleをダウンロードしてください。その他のバージョン(たとえば、コントロールパネルベースのインストーラー、Linuxディストリビューションリポジトリ、その他の「ワンクリック」インストーラー)は、正常に動作すること、アップグレード可能であること、またはサポート可能であることを保証できません。
データベースを作成する
- 選択したデータベースサーバーを使用して、新しい空のデータベースを作成します。デフォルトのエンコーディングはUTF8である必要があります。たとえば、MySQLを使用する場合:
CREATE DATABASE moodle DEFAULT CHARACTER SET utf8mb4 COLLATE utf8mb4_unicode_ci;
- データベースに適切な権限を持つユーザー/パスワードの組み合わせを作成します。たとえば(再びMySQL):
mysql> GRANT SELECT,INSERT,UPDATE,DELETE,CREATE,CREATE TEMPORARY TABLES,DROP,INDEX,ALTER ON moodle.* TO 'moodleuser'@'localhost' IDENTIFIED BY 'yourpassword';
注意:裸のデータベース名だけでなく、'.*'を含むデータベース名としてmoodle.*をGRANT ONすることが重要です。後でインストールで必要になるため、Moodleユーザーに使用するこのパスワードを保存します。
データディレクトリを作成
- Moodleファイルを保持するための空のディレクトリを作成します。これは、Webサーバーがサービスを提供する領域にある必要はありません。また、Webサーバーのユーザーが書き込みできるように、アクセス許可が必要です。それ以外はどこにでも置くことができます。通常は、Webサーバーユーザーが所有するようにするか、「全員」に書き込み権限を付与します。それが共有/NFSドライブ上にある場合は、キャッシングを読んでください-デフォルトでこのディスク領域にMoodleキャッシュを読み込み、遅い共有はひどいパフォーマンスを意味します。
Moodleコードをインストール
- 以前にzipまたはtgzファイルをダウンロードした場合は、Moodleコード(上記で取得)をunzip/untar/move/copyして、Webサーバーで提供されるようにします(たとえば、DebianベースのLinuxでは、/var/www/に移動します)html/moodle)
- パーミッションを確認し、Moodleコードディレクトリ(ハッキングされているサイトの非常に一般的な根本原因)内のファイルのいずれかに書き込むためのパーミッションがウェブサーバーに「 ない 」ことを確認してください。
- 必要な場合は、選択したURLでMoodleサイトを提供するようにWebサーバーを設定してください。
Moodleを設定する
- Moodleコードディレクトリで、ファイル「config-dist.php」を見つけ、それを「config.php」という新しいファイルにコピーします(ただし、最初に「Moodleのインストール」を読んでください)。
- お気に入りのエディターでconfig.phpを編集し、サイト、ディレクトリ、データベースを指すように適切な設定を変更します。 注:Moodleインストールスクリプトはconfig.phpが存在しない場合は自動的に作成しますが、後で適切にアクセス許可を(再)設定してください
Moodleをインストール
- ブラウザでmoodleサイトのURLに移動するか(インストールは自動的に完了します)、次の場所でコマンドラインバージョンを実行します(PHPのCLIバージョンが必要です)。
/usr/bin/php /path/to/moodle/admin/cli/install.php
CLIはconfig.phpを作成し、前のステップで作成した場合は実行されません。
- インストールの完了後、Moodleプログラムファイル(ウェブサーバーから書き込み不可)とMoodleデータファイル(ウェブサーバーから書き込み可能)に対するファイル権限が適切であることを確認してください。
cronをセットアップする
定期的に実行するには、cronジョブが必要です。 ごみ箱を使用する場合の非同期活動の削除に必要な「毎分cronを実行する」ことをお勧めします。典型的なUnix cronエントリは次のとおりです。
* * * * * /usr/bin/php /path/to/moodle/admin/cli/cron.php >/dev/null
cronが定期的に実行されていない限り、サイトは「正しく機能しません」。このステップをスキップしないことが非常に重要です。
詳細については、Cronを参照してください。
おめでとうございます!
これでMoodleサイトを使用する準備が整いました。
問題が発生した場合は、インストールFAQを確認し、インストールヘルプフォーラムにアクセスしてください。