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提供:MoodleDocs
2006年6月27日 (火) 19:55時点におけるMitsuhiro Yoshida (トーク | 投稿記録)による版
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テンプレート:Moodleとは

Moodleは日々発達している開発進行中のシステムです。開発は現在もプロジェクトリーダーであるMartin Dougiamasによって開始されました:

数年の間、私は何とかMoodleに取り組んできました。Moodleへの取り組みは、私がカーティン工科大学にウェブマスターおよびWebCTのシステム管理者として勤務していた頃に始まりました。私は、WebCTで少なからずフラストレーションを感じていましたし、痒さで掻き毟りたいような思いに駆られました。他の方法があるのではないかと ( いいえ、Blackboardではありません :-)

私はまた学校や小規模の施設 ( いくつかは大規模! ) でインターネットを効率良く利用したいと考えている人々を知っていました。彼らはテクノロジーと教育学の迷路の中でどこからスタートすれば良いのか分かりませんでした。彼らの教育スキルをオンライン環境に活かすことができて、無料で利用可能な代わりのシステムがあればと、私は常に思っていました。

未だ実現されていないインターネットをベースとした教育の可能性に対する私の強い信念が、教育において修士課程、博士課程の修了およびそれ以前のキャリアである情報工学 ( 学習と共同作業の本質に関して新たに構築された知識 ) との融合を可能にしました。特に、私は社会的構成論の認識論に著しく影響を受けました。社会的構成論の認識論では、学習を社会活動としてのみ扱うのではなく、他の人が見たり使ったりする人工物 ( テキストのような ) を活動的に製作する過程で発生する学びにも注意を向けます。

私にとって、このソフトウェアの使いやすさは重要な部分であり、実際に可能な限り直感的に使用できるようにしています。

私は、Moodleの継続的な開発およびMoodleをオープンかつ無料にすることに対して全力を傾けています。私は、制限の無い教育および力を与えられた授業の重要性を深く信じていますし、私にとってMoodleはこの考え方を実現するための主要な方法なのです。

2002年8月20日にバージョン1.0が世に送り出されるまで、数多くの初期のプロトタイプが開発され、そして破棄されました。このバージョンは、小規模かつ親密な大学レベルのクラスをターゲットとしていました。また、綿密に分析された、小規模な成人の参加者グループ内における、協同学習と内省の本質のケーススタディーに関する研究をテーマとしていました。

それ以来、新機能を追加しつつ、より良い拡張性およびパフォーマンスを改善した安定したシリーズが新たにリリースされてきました。

Moodle が広まり、コミュニティーが成長するにつれ、さらに異なる教育環境にいる様々な方からの情報が寄せられました。例えば、現在Moodleは大学で使用されるだけでなく、高校、小学校、非営利団体、会社における教師や自宅学習の保護者にも使用されています。増加しつつある世界中のユーザが様々な方法で Moodleに貢献しています。詳細は謝辞をご覧ください。

Moodleプロジェクトの重要な特徴は、moodle.orgにあります。このサイトは、情報を提供したり、システム管理者、教師、研究者、教育デザイナー、コース開発者を含むMoodleユーザの共同作業や議論の場となる中心的な存在です。Moodleのように、このサイトはコミュニティーの必要に応じて常に進化していますし、Moodleのように常に無料で利用できます。

2003年、付加的な有償サポート、管理ホスティング、コンサルティングおよびその他のサービスを提供するために、会社組織moodle.comが設立されました。

Moodleに関する今後の計画は未来をご覧ください。