「Autoattendance block」の版間の差分
Fumikazu Iseki (トーク | 投稿記録) |
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− | このブロックとモジュールは Dmitry Pupinin 氏の Attendance block/module (v1.0.8, 2007) を改造したものです. | + | このブロックとモジュールは Dmitry Pupinin 氏の [[Attendance block]]/module (v1.0.8, 2007) を改造したものです. |
元々の手動で出席をとる手動出欠モードに加えて,自動出欠モード(Moodleのアクセスログより),半自動出欠モード(ユーザがリンクをクリック)での点呼も可能で,これらのモードを組み合わせることにより,かなり柔軟に出席を取る事が可能です. | 元々の手動で出席をとる手動出欠モードに加えて,自動出欠モード(Moodleのアクセスログより),半自動出欠モード(ユーザがリンクをクリック)での点呼も可能で,これらのモードを組み合わせることにより,かなり柔軟に出席を取る事が可能です. | ||
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自動出欠モジュール([[Autoattendance module]]) との併用を強くお勧めします. | 自動出欠モジュール([[Autoattendance module]]) との併用を強くお勧めします. | ||
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* [[Autoattendance module]] もインストールしてください. | * [[Autoattendance module]] もインストールしてください. | ||
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+ | * 出席率: 既に出席が取られている授業での出席率 | ||
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− | * | + | ** 現在出席を取っている半自動モードの授業がある場合: 出席ボタンへのリンク |
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− | * | + | * 出席は直ぐには反映されません. |
− | * | + | * 授業開始時間前から,コースページを参照している場合は,ページがブラウザにキャッシュされているかもしれません.念のため ''Ctrl+F5'' でページをリロードしましょう. |
− | * | + | ** F5 を連打しないように!! |
− | * | + | * 友達のPCを借りてコースにログインした場合,すでに友達がそのPCでコースにアクセス済みの場合は,IP重複エラーで出席は取られません(教師がこの機能をOFFにしている場合を除く) |
− | * | + | ** 代返はやめましょう!! |
− | * | + | * IP制限されている場合は,自宅でコースにアクセスしても出席は取られません.IP制限されていない場合でも,接続元IPは記録されていますので,後で手動で欠席にされるかもしれません. |
− | * | + | ** ちゃんと授業に出ましょう!! |
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− | === | + | === 半自動モードで出席がとられている場合 === |
+ | * キーワードを確認して,出欠確認ページからキーワードを送信しましょう.(通常は先生が授業の中で教えてくれるはず) | ||
+ | ** キーワードは 英字のみです(数字や特殊記号は含まれません) | ||
+ | ** キーワードなしの場合もあります. | ||
+ | * 友達からキーワードを聞いて自宅から出席を取っても,IP情報が記録されていますので,後で手動で欠席にされるかもしれません. | ||
+ | ** キーワードを自宅でサボっている友達に教えるのは止めましょう. | ||
+ | * そもそもIP制限されている場合は,自宅からは出席は取れません. | ||
+ | ** 授業にはちゃんと出席しましょう!! | ||
+ | * 友達のPCを借りてキーワードを送信しても,すでに友達がそのPCでキーワードを送信済みの場合は,IP重複エラーで出席は取られません(教師がこの機能をOFFにしている場合を除く) | ||
+ | ** 代返はやめましょう!! | ||
+ | * 先生によっては,一回の授業で二回キーワードを入力させる場合があるかもしれません. | ||
+ | ** 最後まで授業を聞きましょう. | ||
− | * | + | === 出欠の記録について === |
− | * | + | * 出席の結果についてどうしても納得できない場合は,先生に相談してください.もしかすると,autoattend のバグかもしれません. |
+ | ** 貴方の行動イベントは全て Moodle に記録されれいますので,autoattend のバグの場合でも,Moodle のログをチェックれば詳細は判明します. | ||
+ | ** 自動,半自動モードで出席の結果が間違っていた場合,それは先生の責任ではありません.autoattend のバグです. | ||
+ | == 管理者用マニュアル == | ||
+ | === モード === | ||
+ | ==== 自動モード ==== | ||
+ | * ユーザがコースにアクセスした場合に自動で出席が取られます. | ||
+ | ** cronなどによりアクセスログをみて出席の確認を取るため,最新の情報を得たい場合などにはタイムラグが生じます. | ||
+ | ** 手動で 「''リフレッシュ''」ボタンをクリックして最新の情報を得ることも可能です. | ||
+ | ** IPアドレスによる制限を追加できます. | ||
+ | ** 同一のマシンからの出席を禁止することもできます. | ||
+ | ** Moodleのログさえ残っていれば,いつでも出席を取り直せます. | ||
− | == | + | ==== 半自動モード ==== |
− | === | + | * ユーザが''出席リンク''をクリックすることにより出欠を取ります. |
− | * | + | ** 学生が意識して出欠リンクをクリックする必要があります. |
− | + | ** リアルタイムで出席を確認できます. | |
− | * | + | ** IPアドレス,キーワードによる制限を追加できます. |
− | * | + | ** 同一のマシンからの出席を禁止することもできます. |
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− | + | * 出欠モジュール([[Autoattendance module]]) をインストールしていれば,それが''出席リンク''代わりになります. | |
− | + | * 出欠モジュールをインストールしていない場合は,''出席リンク''として以下のリンクを貼り付けて置くことが必要です | |
− | * | + | ** MOODLE_URL/blocks/autoattend/semiautobutton.php?course=[コースID] |
− | * | + | * ''出席リンク'' は,該当時間に出欠をとっている半自動モードの授業がなければ,出欠の詳細データを表示します. |
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− | === | + | ==== 手動モード ==== |
− | * | + | * 教師が手動で点呼を取って記録します.融通が利きますが面倒です. |
+ | ** コンピュータを使わない授業や自動・半自動モードで取った後の修正で使用すると便利でしょう. | ||
− | === | + | === ブロック表示 === |
− | * | + | * 出欠管理: 登録授業一覧(出欠表)へのリンク |
+ | * レポート: 学生の出席情報へのリンク | ||
+ | * クラス分け: 学生のクラス分けの設定画面へのリンク | ||
− | === | + | === コース別各ブロックの設定 === |
− | * | + | ==== 授業一覧 ==== |
− | * | + | * コースの出欠表を表示します.クラスが定義されていれば,表示クラスの選択も可能です. |
− | ** | + | * 「リフレッシュ」 ボタン |
− | ** | + | ** 出欠開始,終了などの情報をアップデートします.また自動モードでは,Moodleのログから出欠情報をアップデートします. |
− | ** | + | ** cron の実行時間の間で情報をアップデートしたい場合にクリックします. |
+ | * [全て選択], [選択の解除],「選択したものを削除」ボタン | ||
+ | ** チェックボックスで選択した授業を削除します. | ||
+ | * 「Excelフォーマットでダウンロードする」ボタン | ||
+ | ** 表示されている出欠表のデータを Excel形式でダウンロードします. | ||
+ | * 「Textフォーマットでダウンロードする」ボタン | ||
+ | ** 表示されている出欠表のデータを テキスト形式でダウンロードします. | ||
+ | * 操作ボタン | ||
+ | ** 授業アイコン : 各学生の出欠情報を表示し,必要なら編集します.(赤丸:授業がスタートしていない.橙の四角:授業中.緑の丸:授業は終了した.) | ||
+ | ** 編集アイコン : 授業情報を編集します. | ||
+ | ** チェックボックス : 削除する授業をチェックします. | ||
− | === | + | ==== 追加(1項目) ==== |
− | * | + | * 授業一つ追加します. |
− | * | + | ** ''遅刻許容時間'' : 自動・半自動モードにおいて,この時間以上遅れた学生は「遅刻」となります. |
+ | ** ''出欠キーワード'' : 半自動モードで出欠を取る場合,学生が入力すべきキーワード(アルファベット)を指定します. 「ランダムキー」にチェックを入れた場合は,5文字の小文字が自動生成されます.空白にした場合は,キーワードなしになります. | ||
+ | 自動モード・手動モードの場合は,設定しても無視されます. | ||
+ | ** ''教室のIP'' : 出欠(点呼)を許可するIPアドレスのリストを指定します.[[指定可能なIPの形式の詳細はここ>#tb18ea41]]. | ||
+ | ** ''同一IPの禁止'' : 既に出欠が取られたIPアドレスからの点呼を無視します.代返防止. | ||
− | === | + | ==== 追加(複数)==== |
− | * | + | * 複数の授業を追加します. |
+ | ** 設定項目は「追加(1項目)」とほぼ同じです. | ||
− | == | + | ==== レポート ==== |
− | * | + | * 学生全体の出欠レポートを表示します. |
+ | * 期間ごと,クラス毎の表示も可能です. | ||
+ | ==== クラス分け (学生のクラス分け)==== | ||
+ | * 学生をクラス分(グループ分け)けします. | ||
+ | * 特殊なクラス(?)として,「''クラスなし''」,「''出欠から除外''」 があります. | ||
+ | ** ''クラスなし'' : デフォルトのクラス.特にクラス分けを行わないのであれば,全員このクラスで問題ありません.「''クラスなし''」の学生は「全学生用」クラスにのみ所属可能です. | ||
+ | ** ''出欠から除外'' : コースをオープンにしている場合,履修者以外の学生もコース登録をする場合があります.「''出欠から除外''」の学生はどのクラスにも属することはなく,出欠データ中に現れることはありません. | ||
+ | ** ''クラス不明'' : 所属していた授業クラスが削除された場合,学生の所属クラスは「''クラス不明''」となります. | ||
− | == | + | ==== クラス定義 (授業のクラスを定義)==== |
+ | * 授業でクラス分けを行う場合に,クラスの名前を追加,編集,削除します. | ||
+ | * 既にクラス分けを行っている場合,クラス(名)を削除すると,そのクラスに属していた学生のクラスは「''クラス不明''」となります. | ||
+ | * 1度でも出席が取られたクラス(名)を削除すると,自動モード以外では元に戻すのは非常に複雑になります(根性があれば可能です).なお,削除したものと同じ名前のクラスを再登録しても,違うクラスとして扱われます. | ||
+ | * デフォルトで授業には「''全学生用''」クラスが用意されています.「''全学生用''」クラスはクラス定義ページには表示されません. | ||
− | * | + | ==== 評点定義 ==== |
+ | * 出席,遅刻,早退,欠席に関する評点を設定します. | ||
− | + | ==== 授業情報の編集 ==== | |
− | + | * 出欠表で,編集アイコンをクリックすることにより,授業情報を編集できます. | |
− | * | + | * 「''未了状態に戻る''」ボタン |
− | + | ** 授業が終了(出欠が完了)した授業に対し,授業開始前の状態に戻します.これは自動モードでの授業で,出欠を再点呼したい場合に有効です. | |
− | * | + | ** 手動,半自動モードでの出欠情報は,授業を未了状態に戻しても変化しません. |
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− | == | + | ==== 授業登録時,「教室のIP」 で指定する IPアドレスの形式 ==== |
− | + | * 出欠を許可する端末のIPアドレスの範囲を指定します. 基本的には「IPアドレス/サブネットマスク」の形式を空白またはカンマで区切って並べたものですが,以下の形式も使用することが可能です. | |
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− | == | + | ===== サブネットマスクの代わりにプレフィックス長表記も可能 ===== |
− | * | + | * 202.26.155.0/16 => 202.26.0.0/255.255.0.0 |
+ | ===== IPアドレスを一部省略した場合,省略された部分は 0 と見なされる ===== | ||
+ | * 202.26./255.255.255.0 => 202.26.0.0/255.255.255.0 | ||
+ | ===== サブネットマスクを一部省略した場合,省略された部分は 0 と見なされる ===== | ||
+ | * 202.26.100.2/255.255. => 202.26.0.0/255.255.0.0 | ||
+ | * 202.26./255.255.255. => 202.26.0.0/255.255.255.0 | ||
+ | ===== サブネットマスクを全て省略した場合,IPアドレスで省略された部分が 0 と見なされる ===== | ||
+ | * 202. => 202.0.0.0/255.0.0.0 | ||
− | + | ===== 設定例 ===== | |
− | + | * 192.168.100. 202.26.144.0/255.255.255. 202.26.148.122 | |
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− | + | ||
+ | === autoattend ブロック全体の設定 === | ||
+ | * タイムゾーン情報の使用 (管理者のみ) | ||
+ | ** Moodle のインストール状態によっては,管理者のみ表示日時がおかしくなる場合があります(2.4で確認).この場合に,管理者のタイムゾーン情報を使って日時を補正します. | ||
+ | ** 日時表示については「出欠表」の一番下の表示で確認できます.この日時が,現日時を正しく表示していない場合は,プロファイルのタイムゾーン情報を正しく設定し直して下さい. | ||
+ | ** 「出欠表」の一番下の日時表示が現日時を表示しているにも関わらず,ブロックの日時がおかしくなる場合はプログラムのバグですので,バグレポートをお願いします. | ||
+ | ** 通常はデフォルトのままでOKです. | ||
+ | #br | ||
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+ | === 表示 === | ||
+ | * 学生がコース登録を行う以前に点呼を取った授業があった場合,その出席は教師には「未(了)」と表示される場合があります. | ||
+ | * 「未(了)」の場合の評点は「欠(席)」と同じ扱いになります. |
2013年6月8日 (土) 14:21時点における版
このブロックとモジュールは Dmitry Pupinin 氏の Attendance block/module (v1.0.8, 2007) を改造したものです.
元々の手動で出席をとる手動出欠モードに加えて,自動出欠モード(Moodleのアクセスログより),半自動出欠モード(ユーザがリンクをクリック)での点呼も可能で,これらのモードを組み合わせることにより,かなり柔軟に出席を取る事が可能です.
自動出欠モジュール(Autoattendance module) との併用を強くお勧めします.
Version 2.x のデータは Version 1.x のデータベースのデータと互換性がありませんが,v2.1.4 以降では授業を登録しなおせば古いデータも正しく表示されるはずです.
目次
インストール
- ダウンロードページ: https://moodle.org/plugins/view.php?plugin=block_autoattend
- 他のブロックと同様にインストールします.
- Autoattendance module もインストールしてください.
学生用マニュアル
ブロック表示
- 出席率: 既に出席が取られている授業での出席率
- 出席点: 既に出席が取られている授業での出席点
- 詳細...: 詳細データへのリンク
- 出欠モジュール(autoattendmod)のリンク
- 現在出席を取っている半自動モードの授業がある場合: 出席ボタンへのリンク
- 現在出席を取っている半自動モードの授業がない場合: 詳細データへのリンク
自動モードで出欠が取られている場合
- 出席は直ぐには反映されません.
- 授業開始時間前から,コースページを参照している場合は,ページがブラウザにキャッシュされているかもしれません.念のため Ctrl+F5 でページをリロードしましょう.
- F5 を連打しないように!!
- 友達のPCを借りてコースにログインした場合,すでに友達がそのPCでコースにアクセス済みの場合は,IP重複エラーで出席は取られません(教師がこの機能をOFFにしている場合を除く)
- 代返はやめましょう!!
- IP制限されている場合は,自宅でコースにアクセスしても出席は取られません.IP制限されていない場合でも,接続元IPは記録されていますので,後で手動で欠席にされるかもしれません.
- ちゃんと授業に出ましょう!!
半自動モードで出席がとられている場合
- キーワードを確認して,出欠確認ページからキーワードを送信しましょう.(通常は先生が授業の中で教えてくれるはず)
- キーワードは 英字のみです(数字や特殊記号は含まれません)
- キーワードなしの場合もあります.
- 友達からキーワードを聞いて自宅から出席を取っても,IP情報が記録されていますので,後で手動で欠席にされるかもしれません.
- キーワードを自宅でサボっている友達に教えるのは止めましょう.
- そもそもIP制限されている場合は,自宅からは出席は取れません.
- 授業にはちゃんと出席しましょう!!
- 友達のPCを借りてキーワードを送信しても,すでに友達がそのPCでキーワードを送信済みの場合は,IP重複エラーで出席は取られません(教師がこの機能をOFFにしている場合を除く)
- 代返はやめましょう!!
- 先生によっては,一回の授業で二回キーワードを入力させる場合があるかもしれません.
- 最後まで授業を聞きましょう.
出欠の記録について
- 出席の結果についてどうしても納得できない場合は,先生に相談してください.もしかすると,autoattend のバグかもしれません.
- 貴方の行動イベントは全て Moodle に記録されれいますので,autoattend のバグの場合でも,Moodle のログをチェックれば詳細は判明します.
- 自動,半自動モードで出席の結果が間違っていた場合,それは先生の責任ではありません.autoattend のバグです.
管理者用マニュアル
モード
自動モード
- ユーザがコースにアクセスした場合に自動で出席が取られます.
- cronなどによりアクセスログをみて出席の確認を取るため,最新の情報を得たい場合などにはタイムラグが生じます.
- 手動で 「リフレッシュ」ボタンをクリックして最新の情報を得ることも可能です.
- IPアドレスによる制限を追加できます.
- 同一のマシンからの出席を禁止することもできます.
- Moodleのログさえ残っていれば,いつでも出席を取り直せます.
半自動モード
- ユーザが出席リンクをクリックすることにより出欠を取ります.
- 学生が意識して出欠リンクをクリックする必要があります.
- リアルタイムで出席を確認できます.
- IPアドレス,キーワードによる制限を追加できます.
- 同一のマシンからの出席を禁止することもできます.
- 出欠モジュール(Autoattendance module) をインストールしていれば,それが出席リンク代わりになります.
- 出欠モジュールをインストールしていない場合は,出席リンクとして以下のリンクを貼り付けて置くことが必要です
- MOODLE_URL/blocks/autoattend/semiautobutton.php?course=[コースID]
- 出席リンク は,該当時間に出欠をとっている半自動モードの授業がなければ,出欠の詳細データを表示します.
手動モード
- 教師が手動で点呼を取って記録します.融通が利きますが面倒です.
- コンピュータを使わない授業や自動・半自動モードで取った後の修正で使用すると便利でしょう.
ブロック表示
- 出欠管理: 登録授業一覧(出欠表)へのリンク
- レポート: 学生の出席情報へのリンク
- クラス分け: 学生のクラス分けの設定画面へのリンク
コース別各ブロックの設定
授業一覧
- コースの出欠表を表示します.クラスが定義されていれば,表示クラスの選択も可能です.
- 「リフレッシュ」 ボタン
- 出欠開始,終了などの情報をアップデートします.また自動モードでは,Moodleのログから出欠情報をアップデートします.
- cron の実行時間の間で情報をアップデートしたい場合にクリックします.
- [全て選択], [選択の解除],「選択したものを削除」ボタン
- チェックボックスで選択した授業を削除します.
- 「Excelフォーマットでダウンロードする」ボタン
- 表示されている出欠表のデータを Excel形式でダウンロードします.
- 「Textフォーマットでダウンロードする」ボタン
- 表示されている出欠表のデータを テキスト形式でダウンロードします.
- 操作ボタン
- 授業アイコン : 各学生の出欠情報を表示し,必要なら編集します.(赤丸:授業がスタートしていない.橙の四角:授業中.緑の丸:授業は終了した.)
- 編集アイコン : 授業情報を編集します.
- チェックボックス : 削除する授業をチェックします.
追加(1項目)
- 授業一つ追加します.
- 遅刻許容時間 : 自動・半自動モードにおいて,この時間以上遅れた学生は「遅刻」となります.
- 出欠キーワード : 半自動モードで出欠を取る場合,学生が入力すべきキーワード(アルファベット)を指定します. 「ランダムキー」にチェックを入れた場合は,5文字の小文字が自動生成されます.空白にした場合は,キーワードなしになります.
自動モード・手動モードの場合は,設定しても無視されます.
- 教室のIP : 出欠(点呼)を許可するIPアドレスのリストを指定します.[[指定可能なIPの形式の詳細はここ>#tb18ea41]].
- 同一IPの禁止 : 既に出欠が取られたIPアドレスからの点呼を無視します.代返防止.
追加(複数)
- 複数の授業を追加します.
- 設定項目は「追加(1項目)」とほぼ同じです.
レポート
- 学生全体の出欠レポートを表示します.
- 期間ごと,クラス毎の表示も可能です.
クラス分け (学生のクラス分け)
- 学生をクラス分(グループ分け)けします.
- 特殊なクラス(?)として,「クラスなし」,「出欠から除外」 があります.
- クラスなし : デフォルトのクラス.特にクラス分けを行わないのであれば,全員このクラスで問題ありません.「クラスなし」の学生は「全学生用」クラスにのみ所属可能です.
- 出欠から除外 : コースをオープンにしている場合,履修者以外の学生もコース登録をする場合があります.「出欠から除外」の学生はどのクラスにも属することはなく,出欠データ中に現れることはありません.
- クラス不明 : 所属していた授業クラスが削除された場合,学生の所属クラスは「クラス不明」となります.
クラス定義 (授業のクラスを定義)
- 授業でクラス分けを行う場合に,クラスの名前を追加,編集,削除します.
- 既にクラス分けを行っている場合,クラス(名)を削除すると,そのクラスに属していた学生のクラスは「クラス不明」となります.
- 1度でも出席が取られたクラス(名)を削除すると,自動モード以外では元に戻すのは非常に複雑になります(根性があれば可能です).なお,削除したものと同じ名前のクラスを再登録しても,違うクラスとして扱われます.
- デフォルトで授業には「全学生用」クラスが用意されています.「全学生用」クラスはクラス定義ページには表示されません.
評点定義
- 出席,遅刻,早退,欠席に関する評点を設定します.
授業情報の編集
- 出欠表で,編集アイコンをクリックすることにより,授業情報を編集できます.
- 「未了状態に戻る」ボタン
- 授業が終了(出欠が完了)した授業に対し,授業開始前の状態に戻します.これは自動モードでの授業で,出欠を再点呼したい場合に有効です.
- 手動,半自動モードでの出欠情報は,授業を未了状態に戻しても変化しません.
授業登録時,「教室のIP」 で指定する IPアドレスの形式
- 出欠を許可する端末のIPアドレスの範囲を指定します. 基本的には「IPアドレス/サブネットマスク」の形式を空白またはカンマで区切って並べたものですが,以下の形式も使用することが可能です.
サブネットマスクの代わりにプレフィックス長表記も可能
- 202.26.155.0/16 => 202.26.0.0/255.255.0.0
IPアドレスを一部省略した場合,省略された部分は 0 と見なされる
- 202.26./255.255.255.0 => 202.26.0.0/255.255.255.0
サブネットマスクを一部省略した場合,省略された部分は 0 と見なされる
- 202.26.100.2/255.255. => 202.26.0.0/255.255.0.0
- 202.26./255.255.255. => 202.26.0.0/255.255.255.0
サブネットマスクを全て省略した場合,IPアドレスで省略された部分が 0 と見なされる
- 202. => 202.0.0.0/255.0.0.0
設定例
- 192.168.100. 202.26.144.0/255.255.255. 202.26.148.122
autoattend ブロック全体の設定
- タイムゾーン情報の使用 (管理者のみ)
- Moodle のインストール状態によっては,管理者のみ表示日時がおかしくなる場合があります(2.4で確認).この場合に,管理者のタイムゾーン情報を使って日時を補正します.
- 日時表示については「出欠表」の一番下の表示で確認できます.この日時が,現日時を正しく表示していない場合は,プロファイルのタイムゾーン情報を正しく設定し直して下さい.
- 「出欠表」の一番下の日時表示が現日時を表示しているにも関わらず,ブロックの日時がおかしくなる場合はプログラムのバグですので,バグレポートをお願いします.
- 通常はデフォルトのままでOKです.
- br
表示
- 学生がコース登録を行う以前に点呼を取った授業があった場合,その出席は教師には「未(了)」と表示される場合があります.
- 「未(了)」の場合の評点は「欠(席)」と同じ扱いになります.