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このブロックとモジュールは Dmitry Pupinin 氏の Attendance block/module (v1.0.8, 2007) を改造したものです.
このブロックとモジュールは Dmitry Pupinin 氏の [[Attendance block]]/module (v1.0.8, 2007) を改造したものです.


元々の手動で出席をとる手動出欠モードに加えて,自動出欠モード(Moodleのアクセスログより),半自動出欠モード(ユーザがリンクをクリック)での点呼も可能で,これらのモードを組み合わせることにより,かなり柔軟に出席を取る事が可能です.
元々の手動で出席をとる手動出欠モードに加えて,自動出欠モード(Moodleのアクセスログより),半自動出欠モード(ユーザがリンクをクリック)での点呼も可能で,これらのモードを組み合わせることにより,かなり柔軟に出席を取る事が可能です.


自動出欠モジュール([[autoattendmod>Autoattendance module]]) との併用を強くお勧めします.
自動出欠モジュール([[Autoattendance module]]) との併用を強くお勧めします.


Version 2.x のデータは Version 1.x のデータベースデータと互換性がありませんが,v2.1.4 以降では授業を登録しなおせば,古いデータも正しく表示されるはずです.
Version 2.x のデータは Version 1.x のデータベースのデータと互換性がありませんが,v2.1.4 以降では授業を登録しなおせば古いデータも正しく表示されるはずです.


==Installation==
==インストール==
* Download page is https://moodle.org/plugins/view.php?plugin=block_autoattend
* ダウンロードページ: https://moodle.org/plugins/view.php?plugin=block_autoattend
* Install as all other [[Blocks]]
* 他のブロックと同様にインストールします.
* Remeber to install also the [[Autoattendance module]]
* [[Autoattendance module]] もインストールしてください.


==Use==
===Glossary===
* Session: Lesson to be performed at a certain time.
* Class: Classification of students at a session.


===Automatic mode===
== 学生用マニュアル ==
=== ブロック表示 ===
* 出席率: 既に出席が取られている授業での出席率
* 出席点: 既に出席が取られている授業での出席点
* 詳細...: 詳細データへのリンク


* Attendance is taken automatically when the student has access (login) to the course.
* 出欠モジュール(autoattendmod)のリンク
* As the access log is checked by [[Cron]], when you want to get the newest information, ther will be a time lag.
** 現在出席を取っている半自動モードの授業がある場合: 出席ボタンへのリンク
* It is also possible to obtain the newest information by clicking the "Refresh" button manually.
** 現在出席を取っている半自動モードの授業がない場合: 詳細データへのリンク
* You can add a restriction by IP address.
* You can also prohibit the attendance by several students from the same PC.
* If Moodle [[Logs]] are kept, you can retry to attend at any time.


===Semi-automatic mode===
=== 自動モードで出欠が取られている場合 ===
* The teacher can take the student's attendance by clicking the link of attendance.
* 出席は直ぐには反映されません.
* It is required that the student clicks the link of attendance.
* 授業開始時間前から,コースページを参照している場合は,ページがブラウザにキャッシュされているかもしれません.念のため ''Ctrl+F5'' でページをリロードしましょう.
* The teacher can confirm the attendance in real time.
** F5 を連打しないように!!
* The teacher can add a restriction by IP address and/or key words.
* 友達のPCを借りてコースにログインした場合,すでに友達がそのPCでコースにアクセス済みの場合は,IP重複エラーで出席は取られません(教師がこの機能をOFFにしている場合を除く)
* The teacher can also prohibit the attendance from the same PC.
** 代返はやめましょう!!
* The attendance module (autoattendmod) must have been previously installed, otherwise it will be in attendance link instead.
* IP制限されている場合は,自宅でコースにアクセスしても出席は取られません.IP制限されていない場合でも,接続元IPは記録されていますので,後で手動で欠席にされるかもしれません.
* If you have not installed the attendance module, it is necessary to paste the following link as an attendee link.
** ちゃんと授業に出ましょう!!
* If there is no class of semi-automatic mode is taking attendance in the appropriate time, attendance link displays the detailed data of attendance.


===Manual mode===
=== 半自動モードで出席がとられている場合 ===
* キーワードを確認して,出欠確認ページからキーワードを送信しましょう.(通常は先生が授業の中で教えてくれるはず)
** キーワードは 英字のみです(数字や特殊記号は含まれません)
** キーワードなしの場合もあります.
* 友達からキーワードを聞いて自宅から出席を取っても,IP情報が記録されていますので,後で手動で欠席にされるかもしれません.
** キーワードを自宅でサボっている友達に教えるのは止めましょう.
* そもそもIP制限されている場合は,自宅からは出席は取れません.
** 授業にはちゃんと出席しましょう!!
* 友達のPCを借りてキーワードを送信しても,すでに友達がそのPCでキーワードを送信済みの場合は,IP重複エラーで出席は取られません(教師がこの機能をOFFにしている場合を除く)
** 代返はやめましょう!!
* 先生によっては,一回の授業で二回キーワードを入力させる場合があるかもしれません.
** 最後まで授業を聞きましょう.


* Teachers will record by taking the roll call manually. It is flexible, but cumbersome.
=== 出欠の記録について ===
* Please use in the classroom and do not use the computer or use in the correction after taking the automatic and semi-automatic mode
* 出席の結果についてどうしても納得できない場合は,先生に相談してください.もしかすると,autoattend のバグかもしれません.
** 貴方の行動イベントは全て Moodle に記録されれいますので,autoattend のバグの場合でも,Moodle のログをチェックれば詳細は判明します.
** 自動,半自動モードで出席の結果が間違っていた場合,それは先生の責任ではありません.autoattend のバグです.




== 管理者用マニュアル ==
=== モード ===
==== 自動モード ====
* ユーザがコースにアクセスした場合に自動で出席が取られます.
** cronなどによりアクセスログをみて出席の確認を取るため,最新の情報を得たい場合などにはタイムラグが生じます.
** 手動で 「''リフレッシュ''」ボタンをクリックして最新の情報を得ることも可能です.
** IPアドレスによる制限を追加できます.
** 同一のマシンからの出席を禁止することもできます.
** Moodleのログさえ残っていれば,いつでも出席を取り直せます.


==SETTINGS tab==
==== 半自動モード ====
===Attendance===
* ユーザが''出席リンク''をクリックすることにより出欠を取ります.
* This menu displays a table of course attendance. If the class is defined, you can also select the display class.
** 学生が意識して出欠リンクをクリックする必要があります.
* Refresh button: This button will update the information attendance start and end time. Also, in automatic mode, update the attendance information from the Moodle [[Logs]].
** リアルタイムで出席を確認できます.
* (Select All), (Clear All) and Delete Select button. You can remove the session that is selected in the check box.
** IPアドレス,キーワードによる制限を追加できます.
* Operation button [[File:autoattend_button.png]]
** 同一のマシンからの出席を禁止することもできます.
** Attendance icon: View the attendance information for each student, and edit it if necessary. (Red circle: session does not start. Square of orange: in session. Green circle: session was finished.)
** Edit icon: Edit session information.
** Check box: Check the session you want to delete.


===Add (one)===
* 出欠モジュール([[Autoattendance module]]) をインストールしていれば,それが''出席リンク''代わりになります.
* Add one session.
* 出欠モジュールをインストールしていない場合は,''出席リンク''として以下のリンクを貼り付けて置くことが必要です
* Late Time: Students who delay time greater than or equal to this will be "late" with automatic or semi-automatic mode.
** MOODLE_URL/blocks/autoattend/semiautobutton.php?course=[コースID]
* keyword: Please see below Keyword section.
* ''出席リンク'' は,該当時間に出欠をとっている半自動モードの授業がなければ,出欠の詳細データを表示します.
* Allowed IPs: Please see below Allowed IPs section.
* Deny same IP: Ignore the roll call from the IP address that attendance has been taken already. This is for prevention of answer a roll call for a friend.


===Add (multi)===
==== 手動モード ====
* Add some sessions.
* 教師が手動で点呼を取って記録します.融通が利きますが面倒です.
** コンピュータを使わない授業や自動・半自動モードで取った後の修正で使用すると便利でしょう.


===Report===
=== ブロック表示 ===
* Show the attendance report of all students. Each period, each class is also available.
* 出欠管理: 登録授業一覧(出欠表)へのリンク
* レポート: 学生の出席情報へのリンク
* クラス分け: 学生のクラス分けの設定画面へのリンク


===Classifications===
=== コース別各ブロックの設定 ===
* Classify students. (grouping)
==== 授業一覧 ====
* There are exceptional classes, No Class and Exclusion.
* コースの出欠表を表示します.クラスが定義されていれば,表示クラスの選択も可能です.
** No Class: This is a default student class. If you do not perform the classification, there is no problem that all students are in this class. Students of no class can belong only to the session for All students.
* 「リフレッシュ」 ボタン
** Exclusion: Students of exclusion never belong to any class and attendance is not displayed.
** 出欠開始,終了などの情報をアップデートします.また自動モードでは,Moodleのログから出欠情報をアップデートします.
** Unknown Class: Class to which student belong has been removed, belonging class of student will be Unknown Class.
** cron の実行時間の間で情報をアップデートしたい場合にクリックします.
* [全て選択], [選択の解除],「選択したものを削除」ボタン
** チェックボックスで選択した授業を削除します.
* 「Excelフォーマットでダウンロードする」ボタン
** 表示されている出欠表のデータを Excel形式でダウンロードします.
* 「Textフォーマットでダウンロードする」ボタン
** 表示されている出欠表のデータを テキスト形式でダウンロードします.
* 操作ボタン
** 授業アイコン : 各学生の出欠情報を表示し,必要なら編集します.(赤丸:授業がスタートしていない.橙の四角:授業中.緑の丸:授業は終了した.)
** 編集アイコン : 授業情報を編集します.
** チェックボックス : 削除する授業をチェックします.


===Class Settings===
==== 追加(1項目) ====
* When performing classification in class, add the name of the class, edit, and delete.
* 授業一つ追加します.
* All students is a default session class. This is not displayed at this setting.
** ''遅刻許容時間'' : 自動・半自動モードにおいて,この時間以上遅れた学生は「遅刻」となります.
** ''出欠キーワード'' : 半自動モードで出欠を取る場合,学生が入力すべきキーワード(アルファベット)を指定します. 「ランダムキー」にチェックを入れた場合は,5文字の小文字が自動生成されます.空白にした場合は,キーワードなしになります.
自動モード・手動モードの場合は,設定しても無視されます.
** ''教室のIP'' : 出欠(点呼)を許可するIPアドレスのリストを指定します.[[指定可能なIPの形式の詳細はここ>#tb18ea41]].
** ''同一IPの禁止'' : 既に出欠が取られたIPアドレスからの点呼を無視します.代返防止.


===Grade Settings===
==== 追加(複数)====
* Set the score attendance, late, leave early and absence.
* 複数の授業を追加します.
** 設定項目は「追加(1項目)」とほぼ同じです.


==KeyWord==
==== レポート ====
* When taking attendance with the semi-automatic mode, the keyword (alphabet) which a student should input is specified. When you check the "Random Key" checkbox, the small letter of five characters is generated automatically. In the case of automatic and a manual mode, this is disregarded.
* 学生全体の出欠レポートを表示します.
* 期間ごと,クラス毎の表示も可能です.


==== クラス分け (学生のクラス分け)====
* 学生をクラス分(グループ分け)けします.
* 特殊なクラス(?)として,「''クラスなし''」,「''出欠から除外''」 があります.
** ''クラスなし'' : デフォルトのクラス.特にクラス分けを行わないのであれば,全員このクラスで問題ありません.「''クラスなし''」の学生は「全学生用」クラスにのみ所属可能です.
** ''出欠から除外'' : コースをオープンにしている場合,履修者以外の学生もコース登録をする場合があります.「''出欠から除外''」の学生はどのクラスにも属することはなく,出欠データ中に現れることはありません.
** ''クラス不明'' : 所属していた授業クラスが削除された場合,学生の所属クラスは「''クラス不明''」となります.


==Allowed IPs tab==
==== クラス定義 (授業のクラスを定義)====
* 授業でクラス分けを行う場合に,クラスの名前を追加,編集,削除します.
* 既にクラス分けを行っている場合,クラス(名)を削除すると,そのクラスに属していた学生のクラスは「''クラス不明''」となります.
* 1度でも出席が取られたクラス(名)を削除すると,自動モード以外では元に戻すのは非常に複雑になります(根性があれば可能です).なお,削除したものと同じ名前のクラスを再登録しても,違うクラスとして扱われます.
* デフォルトで授業には「''全学生用''」クラスが用意されています.「''全学生用''」クラスはクラス定義ページには表示されません.


* The range of the allowed IP addresses of student PCs which permits attendance. Basically, the format is a list of "IP address/submetmask" which are separated by a blank space or a comma. But you can use the following formats, too.
==== 評点定義 ====
* 出席,遅刻,早退,欠席に関する評点を設定します.


** The prefix length notation is also possible instead of a subnetmask.
==== 授業情報の編集 ====
        202.26.155.0/16 => 202.26.0.0/255.255.0.0
* 出欠表で,編集アイコンをクリックすることにより,授業情報を編集できます.
** When a part of IP address is omitted, it is regarded as 0.
* 「''未了状態に戻る''」ボタン
        202.26./255.255.255.0 => 202.26.0.0/255.255.255.0
** 授業が終了(出欠が完了)した授業に対し,授業開始前の状態に戻します.これは自動モードでの授業で,出欠を再点呼したい場合に有効です.
** When a part of subnetmask is omitted, it is regarded as 0.
** 手動,半自動モードでの出欠情報は,授業を未了状態に戻しても変化しません.
        202.26.100.2/255.255. => 202.26.0.0/255.255.0.0
        202.26./255.255.255. => 202.26.0.0/255.255.255.0
** When all subnet masks are omitted, the portion omitted by the IP address is 0.
        202. => 202.0.0.0/255.0.0.0
** Example of one setting:
        92.168.100. 202.26.144.0/255.255.255. 202.26.148.122


==autoattendmod module==
==== 授業登録時,「教室のIP」 で指定する IPアドレスの形式 ====
It works only in the block, but if you add a module, the following functions are added:
* 出欠を許可する端末のIPアドレスの範囲を指定します. 基本的には「IPアドレス/サブネットマスク」の形式を空白またはカンマで区切って並べたものですが,以下の形式も使用することが可能です.
* Attendance is added to the grade.
 
* Cron works.
===== サブネットマスクの代わりにプレフィックス長表記も可能 =====
* It can be used as a link attendance entry in semi-automatic mode.  
* 202.26.155.0/16 => 202.26.0.0/255.255.0.0
===== IPアドレスを一部省略した場合,省略された部分は 0 と見なされる =====
* 202.26./255.255.255.0 => 202.26.0.0/255.255.255.0
===== サブネットマスクを一部省略した場合,省略された部分は 0 と見なされる =====
* 202.26.100.2/255.255. => 202.26.0.0/255.255.0.0
* 202.26./255.255.255. => 202.26.0.0/255.255.255.0
===== サブネットマスクを全て省略した場合,IPアドレスで省略された部分が 0 と見なされる =====
* 202. => 202.0.0.0/255.0.0.0
 
===== 設定例 =====
* 192.168.100. 202.26.144.0/255.255.255. 202.26.148.122
 
 
=== autoattend ブロック全体の設定 ===
* タイムゾーン情報の使用 (管理者のみ)
** Moodle のインストール状態によっては,管理者のみ表示日時がおかしくなる場合があります(2.4で確認).この場合に,管理者のタイムゾーン情報を使って日時を補正します.
** 日時表示については「出欠表」の一番下の表示で確認できます.この日時が,現日時を正しく表示していない場合は,プロファイルのタイムゾーン情報を正しく設定し直して下さい.
** 「出欠表」の一番下の日時表示が現日時を表示しているにも関わらず,ブロックの日時がおかしくなる場合はプログラムのバグですので,バグレポートをお願いします.
** 通常はデフォルトのままでOKです.
 
=== 表示 ===
* 学生がコース登録を行う以前に点呼を取った授業があった場合,その出席は教師には「未(了)」と表示される場合があります.
* 「未(了)」の場合の評点は「欠(席)」と同じ扱いになります.


==Wiki==
==Wiki==
* Wiki page is at http://www.nsl.tuis.ac.jp/xoops/modules/xpwiki/?autoattend%20%28E%29
* Wiki: http://www.nsl.tuis.ac.jp/xoops/modules/xpwiki/?autoattend


[[Category:Block]]
[[Category:Block]]

2013年6月8日 (土) 14:32時点における最新版

このブロックとモジュールは Dmitry Pupinin 氏の Attendance block/module (v1.0.8, 2007) を改造したものです.

元々の手動で出席をとる手動出欠モードに加えて,自動出欠モード(Moodleのアクセスログより),半自動出欠モード(ユーザがリンクをクリック)での点呼も可能で,これらのモードを組み合わせることにより,かなり柔軟に出席を取る事が可能です.

自動出欠モジュール(Autoattendance module) との併用を強くお勧めします.

Version 2.x のデータは Version 1.x のデータベースのデータと互換性がありませんが,v2.1.4 以降では授業を登録しなおせば古いデータも正しく表示されるはずです.

インストール


学生用マニュアル

ブロック表示

  • 出席率: 既に出席が取られている授業での出席率
  • 出席点: 既に出席が取られている授業での出席点
  • 詳細...: 詳細データへのリンク
  • 出欠モジュール(autoattendmod)のリンク
    • 現在出席を取っている半自動モードの授業がある場合: 出席ボタンへのリンク
    • 現在出席を取っている半自動モードの授業がない場合: 詳細データへのリンク

自動モードで出欠が取られている場合

  • 出席は直ぐには反映されません.
  • 授業開始時間前から,コースページを参照している場合は,ページがブラウザにキャッシュされているかもしれません.念のため Ctrl+F5 でページをリロードしましょう.
    • F5 を連打しないように!!
  • 友達のPCを借りてコースにログインした場合,すでに友達がそのPCでコースにアクセス済みの場合は,IP重複エラーで出席は取られません(教師がこの機能をOFFにしている場合を除く)
    • 代返はやめましょう!!
  • IP制限されている場合は,自宅でコースにアクセスしても出席は取られません.IP制限されていない場合でも,接続元IPは記録されていますので,後で手動で欠席にされるかもしれません.
    • ちゃんと授業に出ましょう!!

半自動モードで出席がとられている場合

  • キーワードを確認して,出欠確認ページからキーワードを送信しましょう.(通常は先生が授業の中で教えてくれるはず)
    • キーワードは 英字のみです(数字や特殊記号は含まれません)
    • キーワードなしの場合もあります.
  • 友達からキーワードを聞いて自宅から出席を取っても,IP情報が記録されていますので,後で手動で欠席にされるかもしれません.
    • キーワードを自宅でサボっている友達に教えるのは止めましょう.
  • そもそもIP制限されている場合は,自宅からは出席は取れません.
    • 授業にはちゃんと出席しましょう!!
  • 友達のPCを借りてキーワードを送信しても,すでに友達がそのPCでキーワードを送信済みの場合は,IP重複エラーで出席は取られません(教師がこの機能をOFFにしている場合を除く)
    • 代返はやめましょう!!
  • 先生によっては,一回の授業で二回キーワードを入力させる場合があるかもしれません.
    • 最後まで授業を聞きましょう.

出欠の記録について

  • 出席の結果についてどうしても納得できない場合は,先生に相談してください.もしかすると,autoattend のバグかもしれません.
    • 貴方の行動イベントは全て Moodle に記録されれいますので,autoattend のバグの場合でも,Moodle のログをチェックれば詳細は判明します.
    • 自動,半自動モードで出席の結果が間違っていた場合,それは先生の責任ではありません.autoattend のバグです.


管理者用マニュアル

モード

自動モード

  • ユーザがコースにアクセスした場合に自動で出席が取られます.
    • cronなどによりアクセスログをみて出席の確認を取るため,最新の情報を得たい場合などにはタイムラグが生じます.
    • 手動で 「リフレッシュ」ボタンをクリックして最新の情報を得ることも可能です.
    • IPアドレスによる制限を追加できます.
    • 同一のマシンからの出席を禁止することもできます.
    • Moodleのログさえ残っていれば,いつでも出席を取り直せます.

半自動モード

  • ユーザが出席リンクをクリックすることにより出欠を取ります.
    • 学生が意識して出欠リンクをクリックする必要があります.
    • リアルタイムで出席を確認できます.
    • IPアドレス,キーワードによる制限を追加できます.
    • 同一のマシンからの出席を禁止することもできます.
  • 出欠モジュール(Autoattendance module) をインストールしていれば,それが出席リンク代わりになります.
  • 出欠モジュールをインストールしていない場合は,出席リンクとして以下のリンクを貼り付けて置くことが必要です
    • MOODLE_URL/blocks/autoattend/semiautobutton.php?course=[コースID]
  • 出席リンク は,該当時間に出欠をとっている半自動モードの授業がなければ,出欠の詳細データを表示します.

手動モード

  • 教師が手動で点呼を取って記録します.融通が利きますが面倒です.
    • コンピュータを使わない授業や自動・半自動モードで取った後の修正で使用すると便利でしょう.

ブロック表示

  • 出欠管理: 登録授業一覧(出欠表)へのリンク
  • レポート: 学生の出席情報へのリンク
  • クラス分け: 学生のクラス分けの設定画面へのリンク

コース別各ブロックの設定

授業一覧

  • コースの出欠表を表示します.クラスが定義されていれば,表示クラスの選択も可能です.
  • 「リフレッシュ」 ボタン
    • 出欠開始,終了などの情報をアップデートします.また自動モードでは,Moodleのログから出欠情報をアップデートします.
    • cron の実行時間の間で情報をアップデートしたい場合にクリックします.
  • [全て選択], [選択の解除],「選択したものを削除」ボタン
    • チェックボックスで選択した授業を削除します.
  • 「Excelフォーマットでダウンロードする」ボタン
    • 表示されている出欠表のデータを Excel形式でダウンロードします.
  • 「Textフォーマットでダウンロードする」ボタン
    • 表示されている出欠表のデータを テキスト形式でダウンロードします.
  • 操作ボタン
    • 授業アイコン : 各学生の出欠情報を表示し,必要なら編集します.(赤丸:授業がスタートしていない.橙の四角:授業中.緑の丸:授業は終了した.)
    • 編集アイコン : 授業情報を編集します.
    • チェックボックス : 削除する授業をチェックします.

追加(1項目)

  • 授業一つ追加します.
    • 遅刻許容時間 : 自動・半自動モードにおいて,この時間以上遅れた学生は「遅刻」となります.
    • 出欠キーワード : 半自動モードで出欠を取る場合,学生が入力すべきキーワード(アルファベット)を指定します. 「ランダムキー」にチェックを入れた場合は,5文字の小文字が自動生成されます.空白にした場合は,キーワードなしになります.

自動モード・手動モードの場合は,設定しても無視されます.

    • 教室のIP : 出欠(点呼)を許可するIPアドレスのリストを指定します.[[指定可能なIPの形式の詳細はここ>#tb18ea41]].
    • 同一IPの禁止 : 既に出欠が取られたIPアドレスからの点呼を無視します.代返防止.

追加(複数)

  • 複数の授業を追加します.
    • 設定項目は「追加(1項目)」とほぼ同じです.

レポート

  • 学生全体の出欠レポートを表示します.
  • 期間ごと,クラス毎の表示も可能です.

クラス分け (学生のクラス分け)

  • 学生をクラス分(グループ分け)けします.
  • 特殊なクラス(?)として,「クラスなし」,「出欠から除外」 があります.
    • クラスなし : デフォルトのクラス.特にクラス分けを行わないのであれば,全員このクラスで問題ありません.「クラスなし」の学生は「全学生用」クラスにのみ所属可能です.
    • 出欠から除外 : コースをオープンにしている場合,履修者以外の学生もコース登録をする場合があります.「出欠から除外」の学生はどのクラスにも属することはなく,出欠データ中に現れることはありません.
    • クラス不明 : 所属していた授業クラスが削除された場合,学生の所属クラスは「クラス不明」となります.

クラス定義 (授業のクラスを定義)

  • 授業でクラス分けを行う場合に,クラスの名前を追加,編集,削除します.
  • 既にクラス分けを行っている場合,クラス(名)を削除すると,そのクラスに属していた学生のクラスは「クラス不明」となります.
  • 1度でも出席が取られたクラス(名)を削除すると,自動モード以外では元に戻すのは非常に複雑になります(根性があれば可能です).なお,削除したものと同じ名前のクラスを再登録しても,違うクラスとして扱われます.
  • デフォルトで授業には「全学生用」クラスが用意されています.「全学生用」クラスはクラス定義ページには表示されません.

評点定義

  • 出席,遅刻,早退,欠席に関する評点を設定します.

授業情報の編集

  • 出欠表で,編集アイコンをクリックすることにより,授業情報を編集できます.
  • 未了状態に戻る」ボタン
    • 授業が終了(出欠が完了)した授業に対し,授業開始前の状態に戻します.これは自動モードでの授業で,出欠を再点呼したい場合に有効です.
    • 手動,半自動モードでの出欠情報は,授業を未了状態に戻しても変化しません.

授業登録時,「教室のIP」 で指定する IPアドレスの形式

  • 出欠を許可する端末のIPアドレスの範囲を指定します. 基本的には「IPアドレス/サブネットマスク」の形式を空白またはカンマで区切って並べたものですが,以下の形式も使用することが可能です.
サブネットマスクの代わりにプレフィックス長表記も可能
  • 202.26.155.0/16 => 202.26.0.0/255.255.0.0
IPアドレスを一部省略した場合,省略された部分は 0 と見なされる
  • 202.26./255.255.255.0 => 202.26.0.0/255.255.255.0
サブネットマスクを一部省略した場合,省略された部分は 0 と見なされる
  • 202.26.100.2/255.255. => 202.26.0.0/255.255.0.0
  • 202.26./255.255.255. => 202.26.0.0/255.255.255.0
サブネットマスクを全て省略した場合,IPアドレスで省略された部分が 0 と見なされる
  • 202. => 202.0.0.0/255.0.0.0
設定例
  • 192.168.100. 202.26.144.0/255.255.255. 202.26.148.122


autoattend ブロック全体の設定

  • タイムゾーン情報の使用 (管理者のみ)
    • Moodle のインストール状態によっては,管理者のみ表示日時がおかしくなる場合があります(2.4で確認).この場合に,管理者のタイムゾーン情報を使って日時を補正します.
    • 日時表示については「出欠表」の一番下の表示で確認できます.この日時が,現日時を正しく表示していない場合は,プロファイルのタイムゾーン情報を正しく設定し直して下さい.
    • 「出欠表」の一番下の日時表示が現日時を表示しているにも関わらず,ブロックの日時がおかしくなる場合はプログラムのバグですので,バグレポートをお願いします.
    • 通常はデフォルトのままでOKです.

表示

  • 学生がコース登録を行う以前に点呼を取った授業があった場合,その出席は教師には「未(了)」と表示される場合があります.
  • 「未(了)」の場合の評点は「欠(席)」と同じ扱いになります.

Wiki