「数値問題タイプ」の版間の差分

提供:MoodleDocs
移動先:案内検索
(Done ... :-))
 
(同じ利用者による、間の7版が非表示)
1行目: 1行目:
{{問題}}
{{問題}}
作成中です - [[利用者:Mitsuhiro Yoshida|Mitsuhiro Yoshida]] 2008年4月11日 (金) 10:49 (CDT)


学生の観点から、数値問題は記述問題のように見えます。両者の違いは、数値問題がエラーを受け付けることにあります。このことにより、連続的な答えの幅を設定することができます。  
学生の観点から、数値問題は記述問題のように見えます。両者の違いは、数値問題がエラーを受け付けることにあります。このことにより、連続的な答えの幅を設定することができます。  
22行目: 20行目:
#「問題テキスト」フィールドに問題を入力してください。問題には方程式を含むことができます - Moodleには、いくつかのテキストフィルタがあり、あなたが入力した方程式は、適切な文字として表示されます。代数表記法フィルタは、一般的に簡単な数式の記述に最適です。さらに複雑な数式は、[[TeXフィルタ]]を使用して記述することができます。[[フィルタ]]ページには、これらのフィルタを管理者が有効にする方法が記載されています。あなたが問題に画像を追加したい場合、代わりに表示する画像を選択することもできます。
#「問題テキスト」フィールドに問題を入力してください。問題には方程式を含むことができます - Moodleには、いくつかのテキストフィルタがあり、あなたが入力した方程式は、適切な文字として表示されます。代数表記法フィルタは、一般的に簡単な数式の記述に最適です。さらに複雑な数式は、[[TeXフィルタ]]を使用して記述することができます。[[フィルタ]]ページには、これらのフィルタを管理者が有効にする方法が記載されています。あなたが問題に画像を追加したい場合、代わりに表示する画像を選択することもできます。
#あなたが問題に画像を追加したい場合、表示する画像を選択してください。学生に対しては、問題テキストの後および選択肢の前に画像が表示されます。
#あなたが問題に画像を追加したい場合、表示する画像を選択してください。学生に対しては、問題テキストの後および選択肢の前に画像が表示されます。
#「評点のデフォルト値」を設定してください (例 この問題につける評点の最大値)。
#「評点のデフォルト値」を設定してください (例 この問題の評点の最大値)。
#「ペナルティ要素」を設定してください (下記の[[数値問題タイプ#ペナルティ要素|ペナルティ要素]]をご覧ください)。
#「ペナルティ要素」を設定してください (下記の[[数値問題タイプ#ペナルティ要素|ペナルティ要素]]をご覧ください)。
#Moodle 1.7以降: 「全般に対するフィードバック」を追加することができます。このテキストは、小テストの解答後、受験者に表示されます。
#Moodle 1.7以降: 「全般に対するフィードバック」を追加することができます。このテキストは、小テストの解答後、受験者に表示されます。
#それでは、最初の答えを入力してください。メモ: 23.4のような浮動小数点は、23,4 または 2.34E+1 のように記述することもできます。.
#それでは、最初の答えを入力してください。メモ: 23.4のような浮動小数点は、23,4 または 2.34E+1 のように記述することもできます。.
#答えに関して、受け入れることのできるエラー範囲を入力してください。これは、Moodleが正解を判断する場合の答えの上限値および下限値です。例えば、答えが「5」の問題で、「4」または「6」も受け入れる場合、エラー範囲は「1」となります。
#答えに関して、受け入れることのできるエラー範囲を入力してください。これは、Moodleが正解を判断する場合の「答えの上限値および下限値」です。例えば、答えが「5」の問題で、「4」または「6」も受け入れる場合、エラー範囲は「1」となります。
#この答えの評点を入力してください。
#この答えの評点を入力してください。
#正解のフィードバックを入力してください。これは、学生がエラー範囲の解答を入力した場合、表示されるテキストです。
#正解のフィードバックを入力してください。これは、学生がエラー範囲の解答を入力した場合、表示されるテキストです。
#あなたが受け入れたい、それぞれの答えの入力を繰り返してください。「Moodle 17+」以降のバージョンでは、ワイルドカードを使用することで、「すべての誤答」に対するフィードバックを設定することができます。例えば、アスタリスク文字 (*) は、評点を持たない答えです。
#あなたが受け入れたい、それぞれの答えの入力を繰り返してください。「Moodle 17+」以降のバージョンでは、ワイルドカードを使用することで、「すべての誤答」に対するフィードバックを設定することができます。例えば、アスタリスク文字 (*) は、評点を持たない答えです。
#単位を指定することもできます。例えば、あなたが単位「cm」をここに入力して、答えに「15」を入力した場合、「15cm」および「15」が受け入れられる答えです。また、乗数を指定することもできます。ですから、あなたのメインの答えが「5500」、単位が「W」の場合、乗数「0.001」および単位「kW」を設定することもできます。これは、答え「5500」「5500W」または「5.5kW」が正解とされることを意味します。Note that the accepted error is also multiplied, so an allowed error of 100W would become an error of 0.1kW.
#単位を指定することもできます。例えば、あなたが単位「cm」をここに入力して、答えに「15」を入力した場合、「15cm」および「15」が受け入れられる答えです。また、乗数を指定することもできます。ですから、あなたのメインの答えが「5500」、単位が「W」の場合、乗数「0.001」および単位「kW」を設定することもできます。これは、答え「5500」「5500W」または「5.5kW」が正解とされることを意味します。エラー範囲にも乗数が適用されることに気をつけてください。受け入れられるエラー範囲が100Wの場合、0.1kWもエラー範囲となります。
#Click 'Save changes' to add the question to the category.
#問題をカテゴリに追加するには、「変更を保存する」ボタンをクリックしてください。


=== ペナルティ要素 ===
=== ペナルティ要素 ===


The 'penalty factor' only applies when the question is used in a quiz using adaptive mode - i.e. where the student is allowed multiple attempts at a question even within the same attempt at the quiz. If the penalty factor is more than 0, then the student will lose that proportion of the '''maximum''' grade upon each successive attempt. For example, if the default question grade is 10, and the penalty factor is 0.2, then each successive attempt after the first one will incur a penalty of 0.2 x 10 = 2 points.
「ペナルティ要素」は、小テストの問題がアダプティブモードで動作している場合のみ適用されます - アダプティブモードでは、小テストの同じ受験に関しても、問題に対して学生が複数回の受験を許可されます。ペナルティ要素がゼロ以上の場合、それぞれ連続する受験の「最大」評点から一定割合の評点を失います。例えば、問題のデフォルトの評点が10点で、ペナルティ要素が0.2の場合、初回解答の後の連続する受験では、0.2×10 = 2点のペナルティが課されます。


==Tips and tricks==
==Tips and tricks==
*Remember that numerical questions in the Quiz module are slightly different than those in the Lesson module.
*小テストモジュールの数値問題は、レッスンモジュールの数値問題と若干異なりますので覚えておいてください。


[[en:Numerical_question_type]]
[[en:Numerical_question_type]]

2008年4月21日 (月) 15:22時点における最新版


学生の観点から、数値問題は記述問題のように見えます。両者の違いは、数値問題がエラーを受け付けることにあります。このことにより、連続的な答えの幅を設定することができます。

例えば、答えが「30」、認められるエラーが「5」の場合、25から35の間の数値が正しい解答として認められます。

Moodle 1.6以前のバージョンの数値問題では、大文字小文字の区別をする数値以外の答えを設定することもできました。これは数値問題の答えが「N/A、+inf、-inf、NaN等」の場合、便利です。

穴埋め問題 ( Cloze )問題タイプには、この数値問題に類似した数値問題タイプもあります。

Moodle 1.7

Moodle 1.7以降、数値問題は異なる精度のレベルの答えを持つことができるようになりました。これにより、「x^2 - 3x + 2のルートは?」のような問題を作成することができます。そして、 答えの正確さにより、異なるレベルの評点を与えることができます。

Moodle 1.7以降、テキストの解答は許可されないようになりました - 代わりに記述問題タイプをご利用ください。

問題設定

  1. 問題カテゴリを選択してください。
  2. 記述的な問題名を入力してください - このことにより問題バンクで問題を識別しやすくします。
  3. 「問題テキスト」フィールドに問題を入力してください。問題には方程式を含むことができます - Moodleには、いくつかのテキストフィルタがあり、あなたが入力した方程式は、適切な文字として表示されます。代数表記法フィルタは、一般的に簡単な数式の記述に最適です。さらに複雑な数式は、TeXフィルタを使用して記述することができます。フィルタページには、これらのフィルタを管理者が有効にする方法が記載されています。あなたが問題に画像を追加したい場合、代わりに表示する画像を選択することもできます。
  4. あなたが問題に画像を追加したい場合、表示する画像を選択してください。学生に対しては、問題テキストの後および選択肢の前に画像が表示されます。
  5. 「評点のデフォルト値」を設定してください (例 この問題の評点の最大値)。
  6. 「ペナルティ要素」を設定してください (下記のペナルティ要素をご覧ください)。
  7. Moodle 1.7以降: 「全般に対するフィードバック」を追加することができます。このテキストは、小テストの解答後、受験者に表示されます。
  8. それでは、最初の答えを入力してください。メモ: 23.4のような浮動小数点は、23,4 または 2.34E+1 のように記述することもできます。.
  9. 答えに関して、受け入れることのできるエラー範囲を入力してください。これは、Moodleが正解を判断する場合の「答えの上限値および下限値」です。例えば、答えが「5」の問題で、「4」または「6」も受け入れる場合、エラー範囲は「1」となります。
  10. この答えの評点を入力してください。
  11. 正解のフィードバックを入力してください。これは、学生がエラー範囲の解答を入力した場合、表示されるテキストです。
  12. あなたが受け入れたい、それぞれの答えの入力を繰り返してください。「Moodle 17+」以降のバージョンでは、ワイルドカードを使用することで、「すべての誤答」に対するフィードバックを設定することができます。例えば、アスタリスク文字 (*) は、評点を持たない答えです。
  13. 単位を指定することもできます。例えば、あなたが単位「cm」をここに入力して、答えに「15」を入力した場合、「15cm」および「15」が受け入れられる答えです。また、乗数を指定することもできます。ですから、あなたのメインの答えが「5500」、単位が「W」の場合、乗数「0.001」および単位「kW」を設定することもできます。これは、答え「5500」「5500W」または「5.5kW」が正解とされることを意味します。エラー範囲にも乗数が適用されることに気をつけてください。受け入れられるエラー範囲が100Wの場合、0.1kWもエラー範囲となります。
  14. 問題をカテゴリに追加するには、「変更を保存する」ボタンをクリックしてください。

ペナルティ要素

「ペナルティ要素」は、小テストの問題がアダプティブモードで動作している場合のみ適用されます - アダプティブモードでは、小テストの同じ受験に関しても、問題に対して学生が複数回の受験を許可されます。ペナルティ要素がゼロ以上の場合、それぞれ連続する受験の「最大」評点から一定割合の評点を失います。例えば、問題のデフォルトの評点が10点で、ペナルティ要素が0.2の場合、初回解答の後の連続する受験では、0.2×10 = 2点のペナルティが課されます。

Tips and tricks

  • 小テストモジュールの数値問題は、レッスンモジュールの数値問題と若干異なりますので覚えておいてください。