ユーザのアップロード

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作成中です - Mitsuhiro Yoshida (トーク)

テキストファイルでユーザをアップロードする

この方法では情報 (ユーザに関連付けられるフィールド) のアップロードに多くのオプションがあります: 複数のコースへの特定のロールによるユーザ登録、ユーザプロファイルのユーザ情報の更新、サイトからのユーザの削除

ヒント: 通常、一括でユーザをアップロードすることは必ずしも必要ではありません。メンテナンス作業を減らすため、あなたは最初に既存の外部データベースへの接続またはユーザ自信にアカウントを作成させる (自己登録) ような手動メンテナンスを不要とする認証方法を探るべきです。詳細は認証をご覧ください。

アップロードユーザファイルのファイルフォーマット

アップロードユーザファイルではカンマ (または他のデリミタ) のみで区切ったフィールド (スペースなし) を持つことができます。最初の行には有効なフィールド名を記述してください。残りの行 (レコード) はそれぞれのユーザに関する情報を含みます。

ヒント: フィールド情報に引用符または他のカンマのような特殊文字を避けてください。大量のアップロードの前に1レコードのみのファイルてテストしてください。

ヒント: あなたは必要なカラムおよびフィールドのファイルを作成するためにスプレッドシートプログラムを使用することができます。そしてファイルをCSV (comma separated value) 形式で保存してください。これらのファイルは確認のためにシンプルテキストエディタで開くことができます。

テスト用の有効なアップロードファイル

以下、シンプルかつ有効なアップロードファイルの例です: (この例ではファイルの最初の行のカラムヘッダのみ他のデータ/ユーザ詳細から目立たせるために太字でハイライトしています。

username,password,firstname,lastname,email,course1,group1,cohort1
jonest,verysecret,Tom,Jones,jonest@someplace.edu,math102,Section 1,year 3
reznort,somesecret,Trent,Reznor,reznort@someplace.edu,math102,Section 3,year 4

含むことのできるフィールド

ヒント:あなたが使用を計画しているフィールドを踏むファイルに1ユーザを記述して、 ファイルをアップロードする前に事前テストすることを強くお勧めします。

  • 必須フィールド:

username,firstname,lastname,email

以下のフィールドに関して妥当性チェックが実行されます:
  1. usernameは半角英数字、ハイフン「-」、アンダースコア「_」、ピリオド「.」またはアットマーク「@」のみ使用することができます。
  2. emailは次のようなフォーマットにしてください: name@example.com .

  • パスワードフィールド: 「必要に応じてパスワードを作成する」設定が選択された場合 (デフォルト)、「password」フィールドは任意です。
    • 含まれる場合、値はサイトのパスワードポリシーに合致する必要があります。パスワードの変更を強制するにはパスワード (password) フィールドにchangemeを設定してください。
    • 省略された場合、パスワードが生成されて次のCronジョブでウェルカムメールが送信されます。
    • メモ: ウェルカムメールのテキストは言語設定内にあります。詳細はこのフォーラムスレッドをご覧ください。
  • 任意フィールド: 以下に含まれるデフォルト以外の他の情報を提供したい場合に使用します。

institution,department,city,country,lang,auth,timezone,idnumber,icq,phone1,phone2,address,url,description,mailformat,maildisplay,htmleditor,autosubscribe

  • 追加氏名フィールド
  • 国 - 国の2文字コードを使用してください。
  • サイトがLDAPのような代替認証方法を使用する場合に「auth」フィールドを使用してください。そうでない場合、認証方法はデフォルトの手動が選択され、別の認証方法を使用するユーザはログインできなくなります。
  • いくつかのフィールドでは許可される最大文字数が設定されています (特にインスティテューションは「最大でも半角英数字40文字」の長さにしてください)。詳細は下記ヒントをご覧ください。
  • 「Maildisplay」「htmleditor」「autosubscribe」はインポート画面で設定することができます。
  • カスタムプロファイルフィールド名: (任意). xxxxx は実カスタムユーザプロファイルフィールド名です (例 ユニーク省略名)。

profile_field_xxxxx

インポートの前にカスタムフィールドを作成してください。あなたの「shortname」のカスタムフィールドは「xxxx」です (「shortname 」はすべて半角英文字にしてください。そうでない場合、認識されません)。最初のレコードには「profile_field_xxxxx」を含む必要があります。
: 「genre」というカスタムフィールドを作成する場合、あなたは新しいフィールドの省略名「genre」を入力して、CSVファイルのヘッダに「profile_field_genre」と記述する必要があります。
カスタムプロファイルフィールドがメニューの場合、対応するフィールド名を使用してください。

日付のカスタムプロファイルフィールドに関して、ISO標準フォーマット「YYYY-MM-DD」を使用してください。例えば、2016-08-11は画面上で適切にローカライズされます。

: カスタムフィールド「Department」 (部署) には3つの値「HR」「マーケティング」「トレーニング」があります。フールドの値として3つの中から1つを入力してください (例 「トレーニング」)。
  • 特別フィールド: ユーザ名の変更またはユーザの削除に使用されます。

oldusername, deleted, suspended

  • 登録フィールド: (任意):
course1,type1,role1,group1,enrolperiod1,enrolstatus1,course2,type2,role2,group2,enrolperiod2,enrolstatus2
  • コース1 → コース1コースn → コースnのように適用するため、すべてのヘッダフィールドには次のように接頭辞が必要です: type1role1group1enrolperiod1enrolstatus1
  • course はコースの「省略名」です。存在する場合、ユーザはそのコースに登録されます。
  • type では登録時に使用するロールを設定します。1はデフォルトコースロール、2はレガシーの教師ロール、そして3はレガシーの編集権限のない教師です。
  • role はロール省略名またはID (ロールの数字名は未サポート) により直接ロールを指定するために使用することができます。
  • group はロール省略名またはID (ロールの数字名は未サポート) によりコース内のグループにユーザを割り当てるために使用することができます。
  • enrolperiod ではそれぞれのコースの登録存続期間を設定するために使用することができます。
  • enrolstatus はユーザをコースから登録解除するために使用することができます。登録解除する場合は「1」を設定、登録を継続する場合は空白にしてください。
  • Cohort field: (任意):
cohort1
既存のコーホートの内部コーホートIDナンバーまたは非数字コーホートを使用する必要があります。コーホート名を使用することはできません。
  • mnethostid (任意)

下記のようにコース、グループまたはコーホートに既存のMNetユーザを追加することができます:

  1. コースに登録する: username+mnethostid+course 必須
  2. グループに追加する: username+mnethostid+course+group 必須
  3. コーホートに追加する: username+mnethostid+cohort 必須
  4. アカウントを停止/停止解除する: username+mnethostid+suspended 必須

他の処理はすべて無視されます。あなたはユーザを追加、削除および更新 (氏名、メールアドレス、プロファイルフィールドの変更等) することはできません。

  • System role (任意)
sysrole1,sysrole2,sysrole3

ロールの省略名を入力することによりユーザにシステムロール (通常、マネージャまたはコース作成者) をアップロードすることができます。すでに「システム」コンテクストに割り当てられている場合のみ、他のロールをアップロードすることができます。詳細はカスタムロールの作成をご覧ください。複数ロールはsysrole2sysrole3等を使用して割り当てることができます。数字の接頭辞は登録フィールドの数字の接頭辞に全く関係していないことに留意してください。数字は1から始まって1つずつ増加する必要があります。

接頭辞にマイナス記号「-」を付けたロール省略名を入力することにより、システムロールを削除することもできます。現在、ユーザがロールに割り当てられている場合、そのロールから割り当て解除することができます。現在、ユーザがシステムロールに割り当てられていない場合、フィールド値は無視されます。しかし、フィールド値はシステムに存在するシステムロールを参照するため、そうでない場合、エラーが発生してしまいます。

グローバル/システムロールのユーザをアップロードするためのファイル例

フィールド内のカンマは「&#44」にエンコードしてください。スクリプトがカンマにデコードします。

ブール型フィールドには「0」を「false」、「1」を「true」に使用してください

ユーザがコースおよび強制購読のフォーラムからから大量のメールを受信することを防ぎたい場合、「メールダイジェスト」を使用してください。このフィールドのオプションは次のとおりです: 0 = ダイジェストなし、1 = 完全なダイジェスト、2 = 件名のみのダイジェスト

ユーザアップロード手順

  1. アップロードするファイルを作成してください。
  2. 「サイト管理 > ユーザ > アカウント > ユーザをアップロードする」に移動してください。
  3. アップロードするファイルを追加してください。
  4. ユーザアップロードプレビュー - 設定およびユーザプロファイル設定を確認してください。
  5. ユーザアップロードプレビュー - 「ユーザをアップロードする」をクリックしてください。
  6. ユーザアップロード結果 - ユーザ一覧、アップロード時の例外およびユーザ数の概要を表示します。
  7. ユーザアップロード結果 - 「続ける」をクリックしてください。
  8. ユーザのアップロード画面に戻ってください。

ユーザプレビューの更新

希望するアップロードの挙動をコントロールするために様々な設定があります。これらの設定は「アップロードユーザプレビュー」ページにあります。 注意: 既存のアカウントの更新時にエラーが発生した場合、あなたのユーザに大きく影響しますので更新に注意してください。

アップロードタイプ

アップロードタイプでは既存のアカウントをどのように処理するか指定します。

新しいユーザのみ追加する、既存のユーザをスキップする
Moodleのデフォルトアップロードタイプです。ここではアップロードされたファイルから新しいアカウントの新しいレコードを作成します。既存のユーザ名 (username) が見つかった場合 (例 アップロードファイル内の「username」が既存の「username」と合致した場合)、そのレコードは「スキップ」されます。既存のアカウントをスキップすることにより、既存のレコードに触れられることはなく (「すべてを追加する、必要に応じてユーザ名に番号を付加する」オプションとは対照的に) 2番目の新しいユーザアカウントは作成されません
すべてを追加する、必要に応じてユーザ名に番号を付加する
アップロードされたファイル内のレコードに新しいユーザのアカウントを作成します。既存のユーザアカウントが見つかった場合、「username」に番号が付加された新しいアカウントが作成されます。例えば、「username」が「jsmith」のユーザアカウントがすでに存在するにも関わらず、アップロードしたファイルに「username」が「jsmith」のレコードが含まれていた場合、新たに「1」を付加した「username」が「jsmith1」のアカウントが作成されます。
新しいユーザの追加および既存のユーザを更新する
アップロードするファイル内のそれぞれの新しいユーザに関して新しいアカウントを作成します。既存のアカウントと同じ「username」が見つかった場合、アカウント情報はアップロードされたファイル内のデータによって更新されます。
既存のユーザのみ更新する
アップロードファイル内で見つかった新しいユーザは無視します。また、アップロードファイル内の「username」レコードに合致した場合、ユーザアカウントを更新します。

新しいユーザパスワード

新しいアカウントを作成する場合、Moodleはアップロードファイルで新しいパスワードを作成 (提供されていない場合) またはパスワードの入力を要求することができます。

必要に応じてパスワードを作成する
アップロードファイルでパスワードが提供されない場合の新しいユーザアカウントのパスワードのデフォルトを作成します。
ファイルのパスワードフィールドを使用する
アップロードファイルにパスワードが含まれている必要があります。パスワードが提供されない場合、エラーが表示されてユーザアカウントは作成されません。

既存のユーザ詳細

既存のユーザ詳細オプションはアップロードタイプが既存のユーザアカウントを更新する場合のみ利用することができます。ここではMoodleがどのように既存のユーザ詳細情報を処理するか指定します。

変更なし
アップロードファイル内のユーザ詳細を無視して、既存のユーザアカウントデータを変更しないままにします。
ファイルでオーバーライドする
アップロードファイルで提供されたデータを使って既存のユーザアカウントのデータを更新します。
ファイルおよびデフォルトでオーバーライドする
アップロードファイルで提供されたデータを使って既存のユーザアカウントのデータを更新します。また、アップロードファイルで提供されていなデータに関して、デフォルト値で既存のデータを更新します。
不足しているデータをファイルおよびデフォルトで補填する
フィールドが空の (データが含まれていない) 場合、アップロードファイルで提供されたデータを使って既存のユーザアカウントのデータを更新します。アップロードファイルにデータが含まれていない場合、デフォルト値を使って既存のユーザデータを更新します。

既存のユーザパスワード

「既存のユーザパスワード」オプションでは既存のユーザ詳細をデータで上書きするよう設定されている場合、どのように既存のアカウントのパスワードデータを処理するか指定します。

更新なし
アップロードされたユーザファイルのパスワードフィールドを無視して、既存のユーザアカウントのパスワードはそのままにします。
更新
既存のユーザアカウントのパスワードはアップロードされたファイルで提供されるパスワードで上書きされます。

パスワードの変更を強制する

「パスワードの変更を強制する」オプションではユーザの次のログイン時にパスワードの変更を要求するかどうか指定します。

弱いパスワードを持ったユーザ
ユーザアカウントがサイトのパスワードポリシーで定義されたパスワードのように弱いパスワードを持っていた場合、ユーザは次回ログイン時にパスワードの変更を強制されます。サイトにパスワードポリシーがない場合、このオプションは表示されません。言い換えれば、このオプションを表示するには「$CFG->passwordpolicy」を設定する必要があるということです。
なし
次回ログイン時に誰もパスワードの変更を強制されません。
すべて
アップロードファイルのすべてのユーザは次回ログイン時にパスワードの変更を強制されます。

リネームを許可する

アップロードファイルにoldusernameフィールドがある場合、ユーザをoldusernameから新しいusernameにリネームすることができます。デフォルト設定ではリネームを許可しません。ユーザ名を変更することにより、ユーザはログイン時に新しいユーザ名を使用する必要があることに留意してください。

No
oldusernameフィールドは無視して既存のユーザアカウントusernameのフィールドを変更しないままにします。
Yes
既存のユーザアカウントのusernameをアップロードファイルのデータで提供されたusernameフィールドで更新します。oldusernameを検索のために使用してusernameカラムで提供されたデータによって更新されます。

削除を許可する

アップロードファイルに特別フィールドdeletedが含まれる場合、アップロードファイルを使用して既存のユーザアカウントを削除することができます。デフォルトの設定では削除を許可していません。ユーザカウントを削除することにより、そのユーザはログインできないようになることに留意してください。保護のため、サイト管理者のユーザアカウントはこの方法では削除できません。

No
アップロードファイルのdeleted特別フィールドを無視して既存のユーザアカウントを変更しないままにします。
Yes
deletedフィールドが「1」の場合、既存のアカウントの削除を許可します。

アカウントの一時停止および一時停止解除を許可する

Iアップロードファイルの特別フィールドsuspendedが含まれている場合、既存のユーザアカウントを一時停止または一時停止解除することができます。デフォルト設定では既存のユーザアカウントトの一時停止および一時停止解除は許可されます。既存のユーザアカウントを一時停止することにより、そのユーザはログインできないようになることに留意してください。

Yes
suspendedフィールドの値が「1」の場合、既存のユーザアカウントの一時停止を許可します。
No
アップロードファイルのsuspendedフィールドを無視することにより、既存のユーザアカウントの状態を変更しないままにします。

メールアドレスの重複を防ぐ

これは可能ですが、メールアドレスの重複しているユーザのアップロードはお勧めできません。デフォルトでは重複メールアドレスのユーザのアップロードは禁止されています。この件のディスカッションに関してMDL-38104をご覧ください。MDL-41115 ユーザがメールアドレスでログインできるようになったため、重複メールを防ぐことはさらに一層重要となりました。

重複メールアドレスを許可するには「管理 > サイト管理 > プラグイン > 認証 > 認証を管理する」に移動してください。詳細は認証の管理ドキュメントページをご覧ください。

Yes
アップロードファイルのemailカラムに既存のユーザアカウントのメールアドレスが見つかった場合、アップロードファイルによるユーザアカウントの作成を防ぎます。
No
アップロードファイルのemailカラムに既存のユーザアカウントに取得されている同一メールアドレスが見つかった場合でもユーザアカウントを作成できるようにします。

ユーザ名を標準化する

ユーザ名の標準化はユーザ名を小文字にしたり、不正文字を取り除くためにデフォルトで使用されます。ユーザ名を標準化しないことも可能ですが、お勧めできません。

Yes
ユーザ名に小文字および数字のみを含むよう、既存のアカウントを更新または新しいアカウントを作成する前にアップロードファイル内のユーザ名を標準化します。
No
アップロードファイル内のユーザ名を厳密に含むよう、既存のアカウントを更新または新しいアカウントを作成する前にアップロードファイル内のユーザ名を標準化しません (お勧めできません)。

技術的な説明が必要な方へ。ユーザ名の標準化処理ではすべての文字をUTF-8 (fix_utf8) エンコードして、ユーザ名を小文字に変換した後、 ($CFG->extendedusernamecharsが有効にされてない限り) 非文字/非数字を取り除きます。次と同じようになります:

$username = preg_replace('/[^-\.@_a-z0-9]/', , $username);

バルクユーザ処理の選択

アップロードファイルが処理された後 (すべてのアカウントが作成されて既存のアカウントが前の設定で更新された後)、下記のような追加のバルクユーザ処理を選択することができます:

  • 確認 - Eメールによる自己登録によって登録された確認未了のアカウントを確認します。
  • メッセージを送信する (要メッセージングの有効化)
  • 削除 - ユーザアカウントを削除します。
  • ページに表示する - ページにユーザ一覧を表示します。
  • ダウンロード - ユーザデータをテキスト、ODSまたはExcelファイルフォーマットでダウンロードします。
  • パスワード変更を強制する - ユーザのパスワード変更を強制します。
  • コーホートに追加する - ユーザをコーホートに追加します。

デフォルトでは バルクユーザ処理のためのユーザは選択されません。

No
ユーザはバルクユーザ処理で選択されません。
新しいユーザ
新しく作成されたユーザアカウントのみバルクユーザ処理で選択されます。
更新済みユーザ
更新済みユーザアカウントのみバルクユーザ処理で選択されます。
すべてのユーザ
アップロードファイルで見つかったユーザ (既存のアカウントの更新および新しく再生するアカウント) すべてがバルクユーザ処理で選択されます。

デフォルト値

あなたはアップロードファイルに含まれていなデフォルトのユーザ値を提供することができます。フィールドは以下のとおりです:

  • メールアドレス公開
  • フォーラム自動メール購読
  • 都道府県
  • IDナンバー ID
  • 所属組織
  • 部署

ユーザアップロード結果

プレビュー設定を確認して「ユーザをアップロードする」をクリックした後、あなたにはユーザアップロード結果の画面が表示されます。

すべてに成功した場合の画面です!

この画面ではそれぞれのユーザのアップロード処理で発生したすべての例外および変更が表示されます。例えばあなたがユーザ情報を更新する場合、更新された情報が表示されます。またはユーザが追加されなかった場合、そのレコードは強調表示されます。

画面には弱いパスワード数およびエラー数を含む何名のユーザがアップロードまたは更新されたかに関する要約が表示されます。

ユーザアップロードに関する高度な可能性

テンプレート

「メモ: このセクションはMoodle 2.0に合わせて必要に応じてチェックおよび更新する必要があります。作業終了後、このメモを削除してください」

テンプレート内でデフォルト値に置換されるコードは下記のとおりです:

  • %l - は「姓」に置換されます。
  • %f - は「名」に置換されます。
  • %u - は「ユーザ名」に置換されます。
  • %% - は「%」に置換されます。

パーセント文字 (%) およびコード文字 (「l」「f」「u」) の間に次のモディファイアを使用することができます:

  • (-) マイナスサイン - コード文字の次に記述された情報は小文字に変換されます。
  • (+) プラスサイン - コード文字の次に記述された情報は大文字に変換されます。
  • (~) チルダサイン - コード文字で指定された情報はタイトルケースに変換されます。
  • 小数 - - コード文字で指定された情報はその文字数に切り詰められます。

例えば名が「John」、姓が「Doe」の場合、指定されたテンプレートにより次の値を取得することができます:

  • %l%f = DoeJohn
  • %l%1f = DoeJ
  • %-l%+f = doeJOHN
  • %-f_%-l = john_doe
  • http://www.example.com/~%u/ は次のようになります: http://www.example.com/~jdoe/ (ユーザ名が「jdoe」または「%-1f%-l」の場合)

テンプレート処理はデフォルト値のみで実行されます。CSVファイルから検索された値は使用されません。

正しいMoodleユーザ名を作成するため、ユーザ名は常に小文字に変換されます。さらにサイトポリシーページで「ユーザ名に拡張文字を許可する」が無効にされた場合、文字、数字、ダッシュ (-)、ドット (.) ではない文字が削除されます。例えば名が「John Jr.」、姓が「Doe」、拡張文字が許可されている場合、ユーザ名「%-f_%-l 」では「john jr._doe」が表示されます。拡張文字が許可されていない場合、「johnjr.doe」が表示されます。

「新しいユーザ名の重複処理」にカウンタを付加するよう設定された場合、テンプレートにより作成された重複ユーザ名に自動増分カウンタが追加されます。例えばCSVファイルに氏名「John Doe」「Jane Doe」「Jenny Doe」が含まれている場合、デフォルトユーザ名は「%-1f%-l」、追加カウンタを付加した新しく生成される重複ユーザ名は「jdoe」「jdoe2」「jdoe3」となります。

アカウントの削除

「deleted」フィールドがある場合、値「1」が設定されているユーザは削除されます。この場合、「username」を除いてすべてのフィールドは除外されます。ファイルをアップロードした後、「アップロードタイプ」を「既存のユーザのみ」、「削除を許可する」オプションを「Yes」にしてください。

ヒント: 同様にフィールド「suspended」を使用することができます。これはユーザアカウントを完全に削除するのではなく、一時的に無効にします。

アカウントの削除およびアップロードは単一のファイルで実行することができます。例えば次のファイルはユーザ「Jones」を追加してユーザ「reznort」を削除します。

username,firstname,lastname,deleted
jonest,Tom,Jones,0
reznort,,,1

ファイルフォーマットのエンコーディング

あなたはユーザアップロードの初期画面でプルダウンリストよりファイルエンコーディングフォーマットを選択することができます。これにはUTF-8 (デフォルト)、ASCII、ISO-8859-1からISO-8859-11、または他の36以上のフォーマットを含みます。

ヒント

スプレッドシート

あなたがExcelのようなスプレッドシートプログラムを使ってCSVファイルを作成する場合、アップロードする前にテキストエディタで内容を確認してください。最後にファイルを保存する前に情報のカラムを追加または削除した場合、それぞれの行に空白のフィールドから末尾のカンマを取ることができます。文字エンコーディングも確認してください。CSVファイルはユーザのアップロードに使用できるシンプルなテキストファイルです。

Excelは「-」(マイナス) または「+」(プラス) で始まるパスワードをゼロに置換します。たとえ.csvとして保存して「このフォーマットを保持して互換性のない機能を除外する」を「Yes」にしたとしても置換されます。 アップロード処理時のゼロ除算 (zero halt) を避けるため、これを事前に確認してください。

あなたがExcelのフィールド作成に関数を使用している場合 (例 ユーザ名を作成するための連結関数)、関数を含むセルをコピーした後、形式を選択してCSVファイルで使用できる形式のみ貼り付けるようにしてください。

あなたのデータフィールドの末尾にスペースが入っている場合もアップロードに失敗します。多くの場合、これは単に「" "」と検索して「""」と置換するだけでは取り除くことはできません。情報がウェブソースからコピーされている場合、あなたのアップロードを正しく完了できない改行なしスペースが含まれる場合があります。見えない空白を探すにはExcelの検索および置換機能を使用してください。検索フィールドで「alt」キーを押したまま「0160」と入力してください。置換フィールドを空白のままにしてください。

国は半角英大文字2文字で記述してください。例えば日本の場合、JA、ベルギーの場合、BE、オランダの場合、NLを使用します。国コードに「ja」「be」「nl」「USA」を使用した場合、結果としてデータベースエラーとなります。

ヒント: 2文字の国コードに問題がある場合、あなたはISOウェブサイトで利用できる国名およびコードの一覧を確認することができます。一般的なエラーは英国 (United Kingdom) に「UK」を使ってしまうことです。実際は「GB」です。

フィールドサイズ制限

いくつかのフィールドには最大文字長が設定されています。一般的にファイルはプレビュー画面にインポートされて処理が完了するわけではありません。長すぎるフィールドを確認するにはデバッグモードを有効にしてください。一般的に問題が生じるフィールドは40文字に制限されている「インスティテューション、20文字に制限されている「市」です。エラーは「ユーザは追加されませんでした - エラー」のように表示されます。

タイムゾーン

エントリは大文字小文字を区別します。そのため、「Europe/London」は動作しても「europe/london」では動作しません。

以下、すべてのフィールド一覧です

あなたが作成したカスタムフィールドを除き、すべての有効なフィールドは以下に一覧表示しています。

firstname, lastname, username, email, city, country, lang, timezone, mailformat, maildisplay, maildigest, htmleditor, ajax, autosubscribe ,institution, department, idnumber, skype , msn, aim, yahoo, icq, phone1, phone2, address, url, description, descriptionformat, password, auth, oldusername , deleted, suspended, course1, course2, course3, course4

ユーザをコーホート (システムグループ) に登録する Enroll users to Cohorts (system groups)

あなたは「username」および「Cohort ID」のみを使ってコーホート (システムレベルのグループ) にユーザを登録することができます。 以下、CSVファイルのサンプルです: Here is a sample CSV file:

username,cohort1
teacher1,system-teachers
teacher2,system-teachers
teacher3,system-teachers

Make sure you set "Upload type" to "Update existing users only" (So you are not asked to add firstname, lastname and email fields too)

関連情報 See also

Using Moodle forum discussions: