Moodleのインストール

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作成中です - Mitsuhiro Yoshida 2007年5月18日 (金) 16:52 (CDT)

最初に、パニックにならないでください! :-)

このガイドは最初に Moodle をインストールする方法に関して説明したものです。ウェブサーバの広範囲に渡る細かな違いをカバーするために、この文章は長く複雑に見えるかもしれません。パニックにならないでください。方法が分かりさえすれば Moodle を数分でインストールできますから!

問題がある場合は、このドキュメントを時間をかけて読んでください - ほとんどの解決方法はここに書いてあります。問題を解決できない場合は、moodle.org Using Moodleを通してMoodleコミュニティに相談してください。

別の選択肢は、あなたのために Moodle を完璧に管理するウェブホスティングを提供しているMoodle Partnerに連絡することです。あなたはインストール等に関する問題にとらわれることなく、教育に専念することができます! Moodle Partnerは好ましいオプションですが、あなたがCpanelを使用するホスティング会社を選択する場合は、ホストの選択からCpanel経由のMoodle設定に関するチュートリアルをご覧ください。

あなたが自分のコンピュータでMoodleを動作させたい場合、またこのページを少々難しく感じる場合、次のガイドをご覧ください: 「Apache、MySQLおよびPHPのインストール」「Moodleコンプリートパッケージのインストール」 これらのガイドでは、人気のあるプラットフォームにMoodleをインストールするためのインストラクションが提供されています。

システム要件

当初、MoodleはApacheMySQLおよびPHP (LAMPプラットフォーム) を使用してLinuxで開発されました。また、定期的にWindowsXP/2000/2003 (WAMP)、Solaris 10 (Sparc、x64)、Mac OS X、Netware 6でもMoodleの動作テストされています。Moodleでは、PostgreSQL、OracleおよびMicrosoft SQLサーバのデータベースもサポートしています。

メモ - あなたがホスティングサービスを利用する場合: ほとんどのウェブホスティングでは、デフォルトで必要条件を満たしていると思われます。契約する前に、Moodleに非常なシステム要件を満たしているかどうか、ウェブホスティングサービスのサポートデスクに連絡して確認してください。「PHPメモリーリミット (PHP memory limits)」および「MySQL最大問い合わせ数 (MySQL question limits)」は特に重要です。あなたの希望するホスティング会社がMoodleのシステム要件を満たすサービスを提供しない場合、またはすでに契約してしまった場合、理由を尋ねてください。そのホスティング会社がシステム要件を変更しない場合、他のホスティング会社の利用を考えてください。

Moodleのシステム要件は下記のとおりです:

ハードウェア (ホスティングを使用しない場合)

  • ディスク容量: 空き容量60MB (最低)。あなたの教材を保存するには、さらに空き容量が必要です。
  • メモリ: 256MB (最低)、1GB (推奨)。一般的な経験則では、1GBのRAMごとにMoodleは50名の同時接続ユーザをサポートします。しかし、この値はハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせで変わります。

ソフトウェア

  • ウェブサーバソフトウェア: ほとんどの人はApacheを使用しますが、MoodleはPHPをサポートするWindowsプラットフォームのIISでも動作します。PHPはウェブサーバのバージョンに依存します。あなたが選択したウェブサーバで動作する最新バージョンのPHP使用をお勧めします。
  • PHPスクリプト言語:. (PHP-AcceleratorとMoodleをインストールすると問題が生じる場合がありますので注意してください。) 現在2つのバージョンのPHP (またはブランチ) があります。2つのバージョンは、PHP4およびPHP5で、必要条件は下記のとおりです
    • Moodle 1.4以降: PHP4 (4.1.0以降) または PHP5 (5.1.0以降) がサポートされます。
    • Moodle 1.6以降: PHP4 (4.3.0以降) または PHP5 (5.1.0以降) がサポートされます。
    • Moodle 2.0以降: PHP4はサポートしません。PHP5 (5.1.0以降) が必須です。
    • PHP設定
      • 「safe_mode」をOFFにしてください (php.iniまたはApache設定ファイルを確認してください)。
      • 「memory_limit」は少なくとも40Mにしてください。Moodle 1.8以前のバージョンでは40Mより少ない設定値で大丈夫です。大規模なMoodleサイトでは、128M以上の設定値が必要な場合があります。PHP 5.2.xでは以前のバージョンのPHPより多くのmemory_limit設定値を必要とします。64bitのオペレーティングシステムでは更に多くのmemory_limit設定値を必要とします。
      • 「session.save_handler」をfilesに設定してください。
    • PHPエクステンションおよびライブラリ
      • Moodle 1.6以降ではmbstringエクステンションの使用をお勧めします。
      • Moodle 1.6以降ではiconvエクステンションの使用をお勧めします。
      • ログページが作成するグラフを閲覧するため、GDライブラリFreeType 2ライブラリおよびエクステンションが必要です。
      • あなたがMySQLデータベースを使用する場合、mysqlエクステンションが必要です。いくつかのLinuxディストリビューション (Red Hat等) では、これは任意のインストールとなっていますので注意してください。
      • あなたがPostgreSQL データベースを使用する場合、pgsqlエクステンションが必要です。
      • zip/unzipを動作させるため、zlibエクステンションが必要です。
      • Moodle 1.8以降では、curlエクステンションの使用をお勧めします。
      • Moodle 1.8以降では、tokenizerエクステンションの使用をお勧めします。
      • Moodleネットーワークを動作させるため、curlおよびopensslエクステンションが必要です (Moodle 1.8以降)。
      • 特に外部認証やユーザ登録等のMoodleのオプション機能を動作させるためには、他のPHPエクステンションも必要です (例 LDAP認証用のLDAPエクステンション、Chatサーバ用のsocketsエクステンション)。
  • データベースサーバ: どのバージョンのMoodleにおいてもMySQLおよびPostgreSQLが完全にサポートされていますので、使用をお勧めします。Microsoft SQLサーバおよびOracleのサポートは、Moodle 1.7で追加されました。多くのユーザが選択している点で「MySQL」は選択肢として最適ですが、あなたが特に大規模のMoodleサイトを構築する場合、PostgreSQLを使う理由はあります。
    • Moodle 1.5以降: MySQL (バージョン 3.23以降) または PostgreSQL (7.4以降)
    • Moodle 1.6以降: MySQL (バージョン 4.1.12以降) または PostgreSQL (7.4以降)
    • Moodle 1.7以降: MySQL (バージョン 4.1.12以降) または PostgreSQL (7.4以降) または Microsoft SQL Server 2005 (バージョン 9 またはSQL Server Express 2005)
MySQLノート : Moodle 1.6以降では、あなたがラテン語のみを使用している場合、MySQL 4.1.12を使用することができます。非ラテン語を使用している場合、MySQL 4.1.16以降を使用してください。今のところ、MySQL設定ファイルの設定「SQL_MODE」はOFF ('' または 'MYSQL40') にしてください。
PostgreSQLノート: PostgreSQL 7.4以降のバージョンを使用してください。 多くのMoodleサイトでは、8.0および8.1が使用されています。

ユーザ数は?

ハードウェアおよびソフトウェアの必要条件に加えて、何名のユーザがあなたのMoodleを利用できるか考える必要があります。ユーザ数に関して考慮すべき2種類の数値があります。

  • 閲覧ユーザ数: あなたのMoodleサイトを同時に閲覧できる最大ユーザ数です。この値は、あなたの組織の人数またはユーザ数が最大のコースで計算してください。
  • データベース同時接続ユーザ数: データベースに同時接続する (小テストを含むMoodleの活動モジュールに必要な) 最大ユーザ数です。この数値は、Moodleを同時に使用するユーザ数です。教育機関では、この数値を取得するため時間割/出席簿等を使用してください。

これらの数値を取得できたら、あなたのMoodleがこのユーザ数をサポートできるかどうか分析を開始できます。はっきりしたユーザ数は、ハードウェア/ソフトウェア/ネットワークの組み合わせに依存します。通常、サーバに搭載されているメモリ容量 (RAM) が決定的要素となりますが、速いプロセッサ速度もページロードの待ち時間を減らす要素となります。

単一のサーバでの一般的な最大同時接続ユーザ概数 = RAM (GB) * 50
最大閲覧ユーザ数 = 最大同時接続ユーザ概数 * 5

例えば、キャンパスのコンピュータの合計数500台、同時接続ユーザ数が常時100名の大学の場合、サーバに2GBのRAMを搭載することにより、同時接続ユーザ数をサポートすることができます。

あなたがホスティングアカウントを使用している場合: データベース同時接続数およびプロセッサロードに関する制限をプロバイダに問い合わせてください。この問い合わせにより、あなたのMoodleが管理できるユーザ数を適切に見積もることができます。

所定の位置にファイルをダウンロードおよびコピーする

Moodleを入手するには、「圧縮パッケージ」または「CVS経由」の2つの方法があります。

圧縮されたMoodleをダウンロード後、

tar -zxvf [filename]

または

unzip [filename]

のコマンドを使用して、書庫を解凍してください。

あなたがCVSを使用している場合、CVS Checkoutコマンドを実行してください。

多くのファイルおよびフォルダを含んだ「moodle」という名称のディレクトリが解凍されます。

あなたのMoodleサイトが http://yourwebserver.com/moodle のように配置されている場合、すべてのフォルダをウェブサーバのドキュメントディレクトリにコピーすることができます。また、http://yourwebserver.com のように配置されている場合、フォルダ内のコンテンツをすべてウェブサーバのドキュメントディレクトリにコピーすることもできます。

あなたがMoodleを自分のコンピュータにダウンロードして、それからウェブサイトにアップロードする場合、アーカイブ全体を1つのファイルとしてアップロードした後、サーバ内で解凍した方が良いでしょう。Cpanelのようなウェブホスティングインターフェースでも、「File Manager」等を使用してアーカイブを解凍することができます。

 Moodleディレクトリ構造

このセクションは読み飛ばしても安全です。しかし、より深い理解のための、Moodle フォルダコンテンツに関する簡単な概要を記します:

config.php - 基本的な設定を含んでいます。このファイルは Moodle のダウンロードに同梱されていません - インストール時に自動的に作成されます。
install.php - config.php を作成ために実行するスクリプトです。
version.php - Moodle コードの現バージョンを定義しています。
index.php - サイトの表示です。
admin/ - サーバ全体を管理するコードです。
auth/ - ユーザ認証のためのプラグインモジュールです。
blocks/ - 多くのページに表示される小さなサイドブロックのプラグインモジュールです。
calendar/ - カレンダーを表示・管理する全コードです。
course/ - コースを表示・管理するためのコードです。
doc/ - Moodleのヘルプドキュメントです (例 このページ) 。
files/ - ファイルを表示・アップロードするためのコードです。
lang/ - 英語の言語パックです。他の言語パックは、config.php で設定する$CFG->datarootlangディレクトリに入ります。
lib/ - Moodle コードのコードライブラリです。
login/ - ログインとアカウント作成を行うためのコードです。
mod/ - Moodle コースモジュールの全コードはここに入っています。
pix/ - Moodle サイトに使われる一般的なイメージファイルです。
theme/ - Moodle サイトのデザインを変更するためのテーマ/スキンです。
user/ - ユーザを表示・管理するためのコードです。

あなたのシステムをセットアップする

Moodleが正常にインストールされることを確認した後、ウェブサーバの設定が正しいかどうか確認してください。Moodleのために空のデータベースを作成して、最後にあなたがMoodleのコースにアップロードしたファイルが保存されるディレクトリを作成してください。.

ウェブサーバ設定を確認する

  • 最初に、あなたのサーバのデフォルトページが「index.php」に設定 (恐らく、index.html、default.htm等も含めて) されていることを確認してください。Apacheでは、httpd.confファイルのDirectoryIndexパラメータを使用して設定します。私の設定は次のようにしています:
DirectoryIndex index.php index.html index.htm
index.phpが記述されていること確認してください。また、効率が良いように、リストの最初にindex.phpを記述することをお勧めします。
  • 次に、「あなたがApache 2を使用している場合」、http://server/file.php/arg1/arg2'のように引数を渡すことができるよう、AcceptPathInfo を有効にしてください。これは、リソース間の相対リンクを使用できるようにする重要な設定です。また、あなたのMoodleウェブサイトを使用するユーザに対して、パフォーマンスを向上させます。有効にするには、httpd.confファイルに下記の行を追加してください。
AcceptPathInfo on

PHP設定を確認する

Moodleを動作させるためには、数多くのPHP設定を有効にする必要があります。ほとんどのサーバでは、これらの設定は、すでにデフォルトとされています。しかし、いくつかのPHPサーバ (および最新のPHPバージョン) では、異なる設定をする必要があります。これらの設定は、PHP設定ファイル (通常、php.iniと呼ばれます) で設定します:

magic_quotes_gpc = 1    (必須ではありませんが、お勧めします)
magic_quotes_runtime = 0    (必須)
file_uploads = 1
session.auto_start = 0
session.bug_compat_warn = 0
あなたがphp.iniをすでに編集しているのでしたら、任意で次の設定を追加してみてください。例えば、通常デフォルトで2MBに設定されている、添付ファイルの最大アップロードサイズを次のように16MBに変更できます:
post_max_size = 16M
upload_max_filesize = 16M

ウェブサーバおよびPHP設定のために .htaccessファイルを使用する

直接サーバファイルを触れるようでしたら、直接上記ファイルを編集してください。あなたがウェブホスティングにMoodleをインストールして、他のアプリケーション用の異なる設定が必要なため、サーバの httpd.conf または php.ini にアクセスできない場合、デフォルト設定をオーバーライドできる可能性もありますので心配しないでください。次の方法は、オーバーライドが許可されたApacheのみで動作します。

  • Moodleメインディレクトリに .htaccess というファイル名のファイルを作成してください。ファイルの内容には、次のように記述してください。
DirectoryIndex index.php index.html index.htm
<IfDefine APACHE2>
    AcceptPathInfo on
</IfDefine>
php_flag magic_quotes_gpc 1
php_flag magic_quotes_runtime 0
php_flag file_uploads 1
php_flag session.auto_start 0
php_flag session.bug_compat_warn 0
  • 任意で、次のように最大アップロードファイルサイズを設定することもできます。
LimitRequestBody 0
php_value upload_max_filesize 2M
php_value post_max_size 2M
    
  • 最も簡単な方法は、Moodleの lib/htaccess を '.htaccess としてコピーした後、あなたの環境に適切な形で編集する方法です。コピーしたファイルの中には、詳細なインストラクションが記載されています。例えば、Unix shellでファイルをコピーするには、次のコマンドを実行します:
cp lib/htaccess .htaccess

空のデータベースを作成する

あなたのデータベースシステムに、空のデータベース (例 "moodle") およびデータベースにアクセスできるユーザ (例 moodleuser ) を作成してください。テスト用にアカウント「root」を使用することはできますが、運用サイトでの使用はお勧めできません: サーバの不正侵入者によりパスワードを発見された場合、1つのデータベースのみでなく、データベース全体が危険に晒されます。

警告: Moodle 1.5.x は、ストリクトモード設定 (STRICT_TRANS_TABLES および STRICT_ALL_TABLES) では動作しませんので注意してください -- http://moodle.org/mod/forum/discuss.php?d=58552 を参照。ですから、あなたがMySQL 5.xを使用している場合、MySQL設定ファイル (Windowsでは my.cnf、Unix/Linuxでは my.cnf) を編集して、ストリクトモードのオプションをコメントアウトするか、 sql-mode="" (シングルモード) を追加してください。 設定変更後は、MySQLをリスタートしてください。

あなたがサーバに直接アクセスできない場合、PHPMyAdmin (または他のMySQLクライアント) を使用して、次のコマンドを入力してください: SET global.sql_mode='';

ホスティングサーバを使用する

あなたがウェブホスティングを使用している場合、恐らくデータベースを作成できるウェブインターフェースのコントロールパネルが提供されています。

cPanelシステムは、最も人気の高いウェブインターフェースのコントロールパネルのひとつです。Cpanelでは、データベースを下記の手順で作成してください。

  1. 「MySQL Databases」アイコンをクリックしてください。
  2. データベースフィールドに「moodle」と入力して、「Add Database」をクリックしてください。
  3. 該当するフィールドにユーザ名およびパスワード (あなたがCpanelで使用するものではありません) を入力して、「Add User」をクリックしてください。
  4. 「Add User to Database」ボタンを使用して、データベースのすべての権限を持つユーザを追加してください。
  5. ユーザ名およびデータベース名には、あなたのCpanelアカウント名が接頭辞 (例 moodle_username、moodle_moodledb) として追加されますので注意してください。この情報をMoodleのインストール画面に入力する場合、接頭辞を含んだフルネームを入力してください。

コマンドラインを使用する

あなたがUnixまたはWindowsのコマンドを実行できるのでしたら、MySQLクライアントプログラムでコマンドを入力することにより、同じような作業を行うことが可能です。

以下にMySQLクライアントコマンを記します (赤い文字は、Moodle 1.6以降で使用します。Moodle 1.5以前のバージョンでは無視してください。):

  # mysql -u root -p
  > CREATE DATABASE moodle DEFAULT CHARACTER SET utf8 COLLATE utf8_unicode_ci; 
  > GRANT SELECT,INSERT,UPDATE,DELETE,CREATE,DROP,INDEX,ALTER ON moodle.*
          TO moodleuser@localhost IDENTIFIED BY 'yourpassword'; 
  > quit 
  # mysqladmin -u root -p reload

あなたがMySQL 4.0.2以降を使用している場合、GRANTと同時にCREATE TEMPORARY TABLESも指定してください。

  > GRANT SELECT,INSERT,UPDATE,DELETE,CREATE,CREATE TEMPORARY TABLES,
          DROP,INDEX,ALTER ON moodle.* 
          TO moodleuser@localhost IDENTIFIED BY 'yourpassword'; 

順を追ったインストラクションは、MySQL installation for Ubuntu(Debian)でご覧いただけます。

以下、PostgreSQLのコマンドラインのサンプルです:

  # su - postgres
  > psql -c "create user moodleuser createdb;" template1
  > psql -c "create database moodle with encoding 'unicode';" -U moodleuser template1
  > psql -c "alter user moodleuser nocreatedb;" template1
  > psql -c "alter user moodleuser with encrypted password 'yourpassword';" template1
  > su - root
  # /etc/init.d/postgresql reload

上記コマンド (>psql -c "create database moodle...") を使用たしPostgresのデータベース作成でエラーメッセージが表示された場合、次のコマンドをお試しください:

psql -c "create database moodle with template=template1 encoding = 'unicode' owner =  moodleuser 
location = '/var/mydata';"

データベース作成コマンドでパスワードの入力を要求された場合、最初に「encrypted password」を入力してください。

順を追ったインストラクションは、Postgresql installation for Ubuntu(Debian)でご覧いただけます。

データディレクトリ (moodledata) を作成する

Moodleでは、コースドキュメントやユーザの写真等、アップロードしたファイルを保存するための、サーバのハードディスクスペースも必要です。Moodleインストールプログラムは、ディレクトリの作成を試みますが、失敗した場合、この目的のためのディレクトリを手動で作成してください。

セキュリティに関する警告: セキュリティ上、データディレクトリはウェブ経由でアクセスできない場所に作成してください。簡単な方法は、データディレクトリを単純にウェブディレクトリの外に作成する方法ですが、 (Apacheを使用して) ウェブディレクトリ内に作成する必要がある場合、下記の行を含む「.htaccess」ファイルをデータディレクトリ内に作成してください:

deny from all

パーミッション: Moodleがディレクトリにアップロードしたファイルを保存できるかどうか確認するため、ウェブサーバソフトウェアがこのディレクトリにみ書き実行権を持つようにしてください。Unixマシンでは、これはディレクトリオーナーが「nobody」または「apache」で、読み書き実行権を持っていることを意味します。次のコマンドでオーナーを変更できます:

chown -R nobody:nobody moodledata

ホスティングシステムでは、他人 (others) にパーミッションを与えるのに対して、グループにパーミッションを与えないでください。次のコマンドでグループのパーミッションを取り除くことができます:

chmod 707 moodledata

ウェブディレクトリにMoodleデータディレクトリがある場合、Moodleはデフォルトで警告を表示します。ウェブディレクトリ以外でしたら、あなたが好きな場所にこのディレクトリを配置することができます。後でこのディレクトリを移動することができますが、移動に応じて「config.php」の内容を変更してください。Moodleデータディレクトリを「/var/www/moodledata」から「/data/moodledata」に移動した場合、「config.php」内のMoodleデータディレクトリに関する記述は、次のようになります:

  • 変更前
$CFG->dataroot  = '/var/www/moodledata';
  • 変更後
$CFG->dataroot  = '/data/moodledata';

CPanelおよびウェブホスティング: cPanelシステムでは「File Manager」を使用してフォルダを探すことができます。「File Manager」をクリックして、「Change Permissions」を選択してください。ほとんどの共有ホスティングサーバでは、他のウェブホスト利用者から、あなたのファイルを変更されないように、他人 (others) に対して読み書き実行権を与えるのに対して、「group」からのファイルアクセスを制限する必要があります。他人 (others) に対して読み書き実行権を与えることで、ウェブサーバがあなたのファイルにアクセスできるようになります。この設定を安全に行うには、あなたのサーバ管理者にお尋ねください。特に、「Safe Mode」として知られているPHPの設定がなされているサーバでは、利用可能なMoodleデータディレクトリを作成することができない場合があります。

config.phpを作成するためインストールスクリプトを実行する

インストーラースクリプトを実行するため、ブラウザを使用してあなたのMoodleメインURLにアクセスするか、http://yourserver/install.php に直接アクセスしてください。

(The Installer will try to set a session cookie. If you get a popup warning in your browser make sure you accept that cookie!)

Moodle will detect that configuration is necessary and will lead you through some screens to help you create a new configuration file called config.php. At the end of the process Moodle will try and write the file into the right location, otherwise you can press a button to download it from the installer and then upload config.php into the main Moodle directory on the server.

Along the way the installer will test your server environment and give you suggestions about how to fix any problems. For most common issues these suggestions should be sufficient, but if you get stuck, check in the Installation Forum for more help.

管理 (admin) ページに移動して設定を続ける

Once the basic config.php has been correctly created in the previous step, trying to access the front page of your site will take you the "admin" page for the rest of the configuration.

The first time you access this admin page, you will be presented with a GPL "shrink wrap" agreement with which you must agree before you can continue with the setup.

Now Moodle will start setting up your database and creating tables to store data. Firstly, the main database tables are created. You should see a number of SQL statements followed by status messages (in green or red) that look like this:

CREATE TABLE course ( id int(10) unsigned NOT NULL auto_increment, category int(10) unsigned NOT NULL default '0', password varchar(50) NOT NULL default '', fullname varchar(254) NOT NULL default '', shortname varchar(15) NOT NULL default '', summary text NOT NULL, format tinyint(4) NOT NULL default '1', teacher varchar(100) NOT NULL default 'Teacher', startdate int(10) unsigned NOT NULL default '0', enddate int(10) unsigned NOT NULL default '0', timemodified int(10) unsigned NOT NULL default '0', PRIMARY KEY (id)) TYPE=MyISAM

SUCCESS

...and so on, followed by: Main databases set up successfully.

If you don't see these, then there must have been some problem with the database or the configuration settings you defined in config.php. Check that PHP isn't in a restricted "Safe Mode" (commercial web hosts sometimes have safe mode turned on). You can check PHP variables by creating a little file containing <?php phpinfo() ?> and looking at it through a browser. Check all these and try this page again.

Scroll down the very bottom of the page and press the "Continue" link.

You should now see a form where you can define more configuration variables for your installation, such as the default language, SMTP hosts and so on. Don't worry too much about getting everything right just now - you can always come back and edit these later on using the admin interface. The defaults are designed to be useful and secure for most sites. Scroll down to the bottom and click "Save changes".

If (and only if) you find yourself getting stuck on this page, unable to continue, then your server probably has what I call the "buggy referrer" problem. This is easy to fix: just turn off the "secureforms" setting, then try to continue again.

Next you will see more pages that print lots of status messages as they set up all the tables required by the various Moodle module. As before, they should all be green.

Scroll down the very bottom of the page and press the "Continue" link.

The next page is a form where you can define parameters for your Moodle site and the front page, such as the name, format, description and so on. Fill this out (you can always come back and change these later) and then press "Save changes".

Finally, you will then be asked to create a top-level administration user for future access to the admin pages. Fill out the details with your own name, email etc and then click "Save changes". Not all the fields are required, but if you miss any important fields you'll be re-prompted for them.

Make sure you remember the username and password you chose for the administration user account, as they will be necessary to access the administration page in future.

(If for any reason your install is interrupted, or there is a system error of some kind that prevents you from logging in using the admin account, you can usually log in using the default username of "admin", with password "admin".)

Once successful, you will be returned to the home page of your new site! Note the administration links that appear down the left hand side of the page (these items also appear on a separate Admin page) - these items are only visible to you because you are logged in as the admin user. All your further administration of Moodle can now be done using this menu, such as:

  • creating and deleting courses
  • creating and editing user accounts
  • administering teacher accounts
  • changing site-wide settings like themes etc

But you are not done installing yet! There is one very important thing still to do (see the next section on cron).

cronの設定

Cronインストラクションをご覧ください。

バックアップの設定

バックアップインストラクションをご覧ください。

新しいコースを作成する

Now that Moodle is running properly, you can try creating a new course to play with.

Select "Create a new course" from the Admin page (or the admin links on the home page).

Fill out the form, paying special attention to the course format. You don't have to worry about the details too much at this stage, as everything can be changed later by the teacher. Note that the yellow help icons are everywhere to provide contextual help on any aspect.

Press "Save changes", and you will be taken to a new form where you can assign teachers to the course. You can only add existing user accounts from this form - if you want to create a new teacher account then either ask the teacher to create one for themselves (see the login page), or create one for them using the "Add a new user" on the Admin page.

Once done, the course is ready to customize, and is accessible via the "Courses" link on the home page.

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