「オンラインテキスト」の版間の差分

提供:MoodleDocs
移動先:案内検索
 
(同じ利用者による、間の15版が非表示)
1行目: 1行目:
{{課題}}
{{課題}}


作成中です - [[利用者:Mitsuhiro Yoshida|Mitsuhiro Yoshida]] 2010年4月12日 (月) 16:03 (UTC)
この課題タイプでは、学生に標準的なMoodle編集ツールを使用したオンラインテキストの提出を求めます。


この課題タイプでは、学生に標準的なMoodle編集ツールを使用したテキストの提出を求めます。
教師は、提出されたテキストをオンライン上で評定することができます。また、コメントを追加したり、変更することも可能です。オンラインテキストおよび[[ブログ]]は、非標準モジュールの[[日誌モジュール]]と入れ替えられました。
 
教師は、提出されたテキストをオンライン上で評定することができます。また、コメントを追加したり、変更することも可能です。オンラインテキストおよび[[ブログ]]は、非標準モジュールの[[日誌モジュール]]と置換されました。


==設定==
==設定==


[[課題を追加/編集する]]にて課題の概要を設定するのに加えて、以下の設定があります。
オンラインテキストには、「[[課題を追加/編集する]]」での概要設定に加えて、以下の設定があります。


===課題の再提出を許可する===
===課題の再提出を許可する===
デフォルトでは、教師が評定を終わった場合、学生は課題を再提出することができません。あなたがこのオプションを有効にした場合、提出課題の評定後であっても、学生による課題の再提出が (あなたにとっては再評定が) 許可されます。これは、教師が学生に対して、繰り返し作業により、より良い仕事をできるよう励ますことに関して有用です。
デフォルトでは、教師が評定を終わった場合、学生は課題を再提出することができません。あなたがこのオプションを有効にした場合、提出課題の評定後であっても、学生による課題の再提出が (あなたにとっては再評定が) 許可されます。これは、教師が学生に対して、繰り返し作業により、さらに良い作業を実現できるよう、励ますことに有用です。


===教師にメール通知する===
===教師にメール通知する===
27行目: 25行目:
==教育的効果==
==教育的効果==


本日、内省的学習および形成的評価は教育において、強い存在感を醸しだしています。その意味で、オンラインテキスト課題は、学生が特定のトピックまたはMoodle環境自体のテーマに関する考えおよび感想を記録する有用な手法であることが証明されています。教師は、修辞学、または学習アウトカムまたはゴールに関して割り当てられた問題の両方に対して、学生に熟考するよう求めるオンラインテキスト課題をセットアップすることができます。
今日、内省的学習および形成的評価は、教育において、強い存在感を醸しだしています。その意味で、オンラインテキスト課題は、学生が特定のトピックまたはMoodle環境自体のテーマに関する考えおよび感想を記録する有用な手法であることが証明されています。教師は、修辞学、または学習アウトカムまたはゴールに関して割り当てられた問題の両方に対して、学生に熟考するよう求める、オンラインテキスト課題をセットアップすることができます。
 
オンラインテキスト課題は、コースチューターからセットアップされる、学生が自分の選択を熟考するためのフリースペースとして使用することができます。場合によっては、オンラインテキスト課題をプライベートスペースおよび内省の場 (例 チューターのフィードバックなし) 、またはチューターおよび学生の協同学習の場 (例 チューターフィードバック、コメントおよび短いディスカッション) として活用することは、十分に受け入れることができます。Pedagogically, both methods of using the activity are good learning models for the former allows students a reflective space of their own to develop their ideas, whilst the latter gives them a space of private support with you that provides them with reliable feedback.


How you decide to monitor online text activities is, of course, up to you. The most significant element of monitoring is to provide students with clear guidance of when and how this will take place. For instance, if you do not plan to monitor the activity at all, be sure to inform the students that this is a private space for their own personal use (although tutors will be able to read entries) and be clear that no feedback will be provided. Alternatively, if you wish to make contributions in the form of feedback, be sure to inform the student that, for example, they can expect feedback and comments from you once a week or every two weeks. In terms of feedback and expectation levels, keeping communications between you and students very clear will ensure a level of trust necessary to build and maintain a community in your e-learning environment.
オンラインテキスト課題は、コースチューターからセットアップされる、学生が自分の選択を熟考するためのフリースペースとして使用することができます。場合によっては、オンラインテキスト課題をプライベートスペースおよび内省の場 (例 チューターのフィードバックなし) 、またはチューターおよび学生の協同学習の場 (例 チューターフィードバック、コメントおよび短いディスカッション) として活用することは、十分に受け入れることができます。教育学上、前者が学生に自分のアイデアを進展させるための内省の場を与えるのに対して、後者が信頼できるフィードバックを、あなたから学生に与えるためのプライベートスペースにすることができます。これら両者の方法において、オンラインテキスト課題を使用することは、有用な学習モデルだと言えます。


どのようにオンラインテキスト課題をモニタリング (観察) するか、もちろん、あなた次第です。モニタリングに関する重要な要素は、「いつ」「どのように」モニタリングが実行されるのか、学生に対して明確なガイドラインを示すことです。例えば、あなたが一切の活動をモニタリングしない場合、(チューターはエントリを読むことができますが) ここは個人的に利用するためのプライベートスペースであり、フィードバックは提供されない旨、学生に伝える必要があります。代わりに、あなたがフィードバックのフォームに投稿したい場合、例えば週に1回または2回、フィードバックおよびコメントが投稿される旨、学生に伝えてください。フィードバックおよび期待レベルに関して、あなたと学生間のコミュニケーションを明確に継続することにより、学習環境コニュニティを構築および維持するために必要な信頼レベルを確保します。


[[Category:課題]]
[[Category:課題]]


[[en:Online_text_assignment]]
[[en:Online_text_assignment]]

2010年4月28日 (水) 15:14時点における最新版


この課題タイプでは、学生に標準的なMoodle編集ツールを使用したオンラインテキストの提出を求めます。

教師は、提出されたテキストをオンライン上で評定することができます。また、コメントを追加したり、変更することも可能です。オンラインテキストおよびブログは、非標準モジュールの日誌モジュールと入れ替えられました。

設定

オンラインテキストには、「課題を追加/編集する」での概要設定に加えて、以下の設定があります。

課題の再提出を許可する

デフォルトでは、教師が評定を終わった場合、学生は課題を再提出することができません。あなたがこのオプションを有効にした場合、提出課題の評定後であっても、学生による課題の再提出が (あなたにとっては再評定が) 許可されます。これは、教師が学生に対して、繰り返し作業により、さらに良い作業を実現できるよう、励ますことに有用です。

教師にメール通知する

有効にした場合、学生が課題を追加または更新するたび、教師にメール通知されます。例えば、コースが分離グループを使用している場合、他のグループに属する教師は、特定のグループの学生の課題提出に関して、メール通知が制限されます。

インラインコメント

このオプションが選択された場合、評定中、インラインで (恐らく異なる色を使って) コメントまたはオリジナルテキストを編集するため、オリジナルの投稿課題がフィードバックコメントフィールドにコピーされます。もちろん、教師がインラインコメントを投稿したり、コピーされたオリジナルテキストを編集したとしても、学生のオリジナルの投稿課題は、変更されることはありません。

インラインコメントが許可されていない場合、教師は、学生の投稿課題を閲覧することができ、異なるエリアでコメントを投稿することもできます。

解答テンプレート

ブランク (空白) ページの代わりに、教師は学生に対して、テンプレートを提示することができます (バージョン1.9.xにパッチが当てられた場合: http://tracker.moodle.org/browse/MDL-19299 )。

教育的効果

今日、内省的学習および形成的評価は、教育において、強い存在感を醸しだしています。その意味で、オンラインテキスト課題は、学生が特定のトピックまたはMoodle環境自体のテーマに関する考えおよび感想を記録する有用な手法であることが証明されています。教師は、修辞学、または学習アウトカムまたはゴールに関して割り当てられた問題の両方に対して、学生に熟考するよう求める、オンラインテキスト課題をセットアップすることができます。

オンラインテキスト課題は、コースチューターからセットアップされる、学生が自分の選択を熟考するためのフリースペースとして使用することができます。場合によっては、オンラインテキスト課題をプライベートスペースおよび内省の場 (例 チューターのフィードバックなし) 、またはチューターおよび学生の協同学習の場 (例 チューターフィードバック、コメントおよび短いディスカッション) として活用することは、十分に受け入れることができます。教育学上、前者が学生に自分のアイデアを進展させるための内省の場を与えるのに対して、後者が信頼できるフィードバックを、あなたから学生に与えるためのプライベートスペースにすることができます。これら両者の方法において、オンラインテキスト課題を使用することは、有用な学習モデルだと言えます。

どのようにオンラインテキスト課題をモニタリング (観察) するか、もちろん、あなた次第です。モニタリングに関する重要な要素は、「いつ」「どのように」モニタリングが実行されるのか、学生に対して明確なガイドラインを示すことです。例えば、あなたが一切の活動をモニタリングしない場合、(チューターはエントリを読むことができますが) ここは個人的に利用するためのプライベートスペースであり、フィードバックは提供されない旨、学生に伝える必要があります。代わりに、あなたがフィードバックのフォームに投稿したい場合、例えば週に1回または2回、フィードバックおよびコメントが投稿される旨、学生に伝えてください。フィードバックおよび期待レベルに関して、あなたと学生間のコミュニケーションを明確に継続することにより、学習環境コニュニティを構築および維持するために必要な信頼レベルを確保します。