Moodle伝説トップ10

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Moodleが安定版 (stable) になった場合、ライセンス下に置かれます。そのMoodleがいくらか役に立つ場合、それらはすでにライセンスに委ねられています。

Martin Dougiamasは、Moodleは常に無料であり、GPLライセンスの下にあると述べています。 もしそうでなくなったとしても、コミュニティは最新のGPLコードを取得して、そこから開発を進めることができます。Moodleが素晴らしい理由の一つとして、Moodleがオープンソースソフトウェアであり、世界中の教育コミュニティがMoodleをさらに良くするため貢献できることにあります。

あなたのスタッフとしてフルタイムのPHP開発者がいない場合、Moodleのコードを見ることに意味はありません。最低限でも組織内に多くのテクニカルサポートを必要とします。

多くの教育研究機関が組織内にPHP開発者を持たずにMoodleを運用しています。ダウンロードしたMoodleを走らせるだけなら、プログラミングに関して知っている必要はありません。選択肢としてPHPは本当に簡単なプログラミング言語であり、Moodleコードには十分なコメントが添えられているとしても、あなたが開発に関してサポートが必要な場合、それはかなり緩やかな学習曲線となります。

あなたのMoodleを安全に動作させるためには、一定の技術的な専門知識を必要とします。しかし、Moodleスクリプト自体より、ウェブサーバ、SQLデータベース、スクリプト言語を統合して動作させることの方が、さらに技術的な専門知識を必要とします。あなたが自分のウェブサーバを稼動させることができる場合、Moodleを運用しても大丈夫でしょう。

実際、Moodleを組織内で運用する必要はありません - あなたのためにMoodleを運用する、評判の高い Moodle Partners が存在します。Moodleに関して、さらに知識を持った地域公共団体および英国のRBC (Regional Broadband Consortia - 地域ブロードバンド・コンソーシアム) がMoodleホスティングを提供します。また、Moodleは数多くの商用ホスティングでも動作します。

Moodleには私たちの他のシステムおよびソフトウェアとの互換性がありません。

Moodleは、Linux、WindowsおよびMac OS-X上で動作します。ADODBを通して多くのデータベースと互換性があります。LDAPを含む多くの認証および登録メカニズムがあります。Moodleにおいて、教師はSCORM、Foash、MP3およびRSSフィードを含む一連の異なるコンテンツを統合することができます。将来的なリリースのロードマップでは、他のウェブベースのアプリケーションとの統合を実現するWeb APIを計画しています。

最後に、Moodleは十分なドキュメントおよびファイル構造を含んだオープンソースソフトウェアであることを記憶してください。現在、Moodleは特定のアプリケーションに互換性があるわけではありませんが、統合するための開発を開発者に依頼するか、あなたの組織内で開発することができます。

Moodleには私たちが探している商用サービスの経験がありません。

partnerを確認してください。現在、Moodleは著名な法人顧客のCPD (Continuing Professional Development - 組織内技術者継続教育) に使用されています。

Moodleをすぐその日から使うことはできません – 基本的なMoodleインストールは、それほど洗練されていません。

標準的に含まれるMoodleの機能一覧をご覧ください。 さらに、テーマ、ブロックおよび活動モジュールを簡単にインストールすること、多くのオープンソースコードを追加することもできます。

ドキュメンテーション、トレーニング、テクニカルサポートはありません - あなた自身で解決する必要があります。

Moodleには、ユーザおよび開発者コミュニティが提供する、素晴らしい (そして拡張し続ける) オンラインドキュメンテーションがあります。Open UniversityのJason Coleが執筆した、Moodleの素晴らしい教師向けイントロダクション『Using Moodle』がO'Reillyから出版されています。

日本国内では、井上博樹、奥村晴彦、中田平の3氏によって執筆された、Moodleの素晴らしい入門書『Moodle入門―オープンソースで構築するeラーニングシステム』が海文堂出版から出版されています。

Moodleのインターフェースは直感的であり、これがトレーニングの必要性を減らしていると、ほとんどのユーザは理解できることでしょう。組織内でトレーニングを実施することは可能であり、多くの機関ではこの方法が成功裏に適用されています。また、いくつかのMoodle Partners moodle.com では、トレーニングも専門としています。

良質でタイムリーなテクニカルサポートは、ユーザおよび開発者のコミュニティ、「moodle.org.のUsing Moodleコース」でも利用できます。 いくつかのLA (地域公共団体) およびRBC (英国の地域ブロードバンド・コンソーシアム) もエリア内でMoodleのサポートを提供しています。公認のMoodle Partner moodle.comと商用サポート契約を結ぶこともできます。

完全に商用のプラットフォームと比べると、実際のMoodleの総所有コスト (Total Cost of Ownership) は高額になります。

少しの間、考えてみてください。Moodleおよび商用プラットフォームの両者とも、あなたはホスティングサポート、トレーニング、コンテンツに対して対価を支払う必要があります。Moodleの場合、プログラムコードはオープンソースであり、オンライン活動を作成するためのツールが教師に提供されているため、これらのコストは「組織内でまかなう」こともできます。しかし、あなたが組織内で対処しなければならないということではありません。

両者の違いは、Moodleには支払うべきライセンス料が「存在しない」ことにあります。あなたが支払うお金は、ソフトウェアの開発および改善に使うこともできますし、教育界の共通の利益のため残すこともできます。また、株主の配当利益に支払う必要も、ベンチャーキャピタリストに払い戻す必要もありません。さらに、商用プラットフォームの提供者が一方的にライセンス料を上げたり、店じまいをしてしまうリスクにさらされることもありません。

それゆえ、英国政府機関「Becta」が英国の教育機関におけるオープンソースソフトウェアの総所有コスト (Total Cost of Ownership of open-source software) を机上で分析した結果、商用のソフトウェアと比べて著しく費用を削減できることが分かったことは驚くにはあたりません。サポートコストにおける費用削減は特に目立ちます。これらの費用削減は、Moodleのようなウェブベースのアプリケーションでは、さらに大きくなると思われます。

私が属しているような大きな組織には、Moodleは適していません。

つまり、その組織は学生数180,000名の英国のOpen Universityよりも規模が大きいということでしょうか? OUは、組織内のVLE (仮想学習環境 Virtual Learning Environment) をMoodleに移行することをアナウンスしました。また、他の数多くの大規模な教育研究機関が公式にMoodleを使用していますし、 かなりの数の部局でも使用されています。

Moodleは、私の学習者または顧客のグループに対して利用できるよう設計されていません。

Moodleは初等教育から大学教育まで、芸術、言語、人文科学、数学を含むすべての科目領域で成功裏に使われています。また、生涯学習、教師のCPD (継続教育 Continuing Professional Development) および企業内教育でも使われています。

私たちのすべてのスタッフは ******* を使用しています。ですからMoodleに転換するのは困難です。

SCORMを含む幅広い標準的なフォーマットのコンテンツを適切にインポートすることができるため、Moodleでは転換自体はそれほど困難ではありません。また、継続教育および高等教育機関でのMoodleへの移行数は増加しています。

単にリソースおよび活動を提供するより、社会的、共同的な学習を中心に置くVLE (仮想学習環境 Virtual Learning Environment) へ移行することは、学習者が重要な役割を演ずる必要がある点、教師に効果的なオンライン学習コミュニティを構築するツールを提供する点において、教育学上、得るものが決して少なくありません。

財務の観点から、ライセンスフィーの削減を通して、Moodleへの移行コストは急速に取り戻すことができます。